前回の音楽ブログ「
耳をすませてごらん」はNHKの朝ドラ『藍より青く』の主題歌でした。ということで朝ドラについてちょっと調べてみました。
NHK連続テレビ小説(朝ドラ)の第1作は「娘と私」です。1961(昭和36)年の放送ということで全く記憶にありません。まだ我が家にはテレビがなかったのですから当然です。記憶に残っている最も古い朝ドラは昭和41年の第6作「おはなはん」です。樫山文枝さんはしっかりと憶えています。倍賞千恵子が歌う主題歌「おはなはん」さんも大好きでした。昭和45年度の第10作「虹」からは憶えていました。ただ全てを観たわけではないので内容はほとんど忘れています。「虹」では南田洋子さんが主人公を演じていました。昭和46年度第11作「繭子ひとり」は山口果林さんでした。昭和47年度第12作「藍より青く」は真木洋子さんですね。昭和48年度第13作「北の家族」は高橋洋子さんです。昭和49年度第14作「鳩子の海」は藤田美保子さんですが、斎藤こず恵の方をよく憶えています。昭和50年度前期第15作「水色の時」で大竹しのぶが主演でした。その後は観ていないのですが昭和58年度第31作「おしん」は別格ですね。乙羽信子、田中裕子、小林綾子が主人公を演じましたが小林綾子の演技が凄かったです。現在の「ブギウギ」は観ていませんが主演の趣里がランちゃんの娘だということは知っています。
今回はこの曲を紹介したいと思います。大好きな赤い鳥が歌いました♪
「風は旅人」(作詞:楠田芳子 作曲:三枝成章)は、「北の家族」の主題歌で 1973(昭和48)年に発売された赤い鳥の14枚目のシングルです。「風は旅人」の内容は全くと言っていいほど忘れてしまったのですが、赤い鳥が主題歌を歌っていたこと憶えています。もちろん主演の高橋洋子さんも好きです。しかし高橋洋子さんはその前に知っていました。1972年に公開された映画『旅の重さ』で主演だったからです。この映画は観ていません。ではどうして高橋洋子さんに注目したのかというと『旅の重さ』の主題歌が拓郎の「
今日までそして明日から」だったからです。拓郎に夢中になり始めた私にとっては拓郎に関することはみんな知っておきたかったのです。高橋洋子さんはその後女優として映画・テレビで活躍するのですが、1981年に『雨が好き』で中央公論新人賞を受賞し小説家としても活躍するようになったのでした。現在は高橋洋子というと「残酷な天使のテーゼ」を歌った歌手を思い浮かべる人がほとんどだと思いますが、ちょっと残念です。
「北の家族」には「白い花」(作詞:楠田芳子 作曲:三枝成章)という挿入歌があります。山本潤子さんではなくて平山泰代さんがメインで歌っています。これも大好きな曲です。NHKの「
朝ドラ100」には『主題歌は2曲あった(赤い鳥「風は旅人」、森るみ子「白い花」』とあるのですが、森るみ子という名前は知りませんでした。ネットで調べると「二代目若大将」の恋人役に第一位入賞して芸能界入りし、国立音大在学中で歌も上手だったようです。残念ながら森るみ子さんの歌はYouTubeにありませんでした。
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2023/12/08 16:34:03