悲しいお知らせです…

　昨日のランチは「いちい」さんで食べ損ないました。となれば夜に伺うのが常連としては当然です。まだ明るい6時にいつもの奥のカウンター席で吞み始めます。テーブル客や座敷席にもお客がいます。
　パートのお姉さんたちも忙しそうです。料理の注文をしたのですが、時間がかかりますよと言われます。ゆっくりで良いですよと言います。

　海老天ぷらとだし巻き卵で日本酒を呑みます。調理が一段落したのか大将と女将さんがお客さんに挨拶して廻ります。カウンター席のすぐ隣の座敷席には知り合いの家族がいました。その話を聞いていてがショックを受けました。最後に私たちの所に来ました。
「やっぱり限界だったよ。体が続かないんだ。」
「・・・。」
「もう少しやるつもりだったんだけれどね。」
　言葉が出ませんでした。次の客が入ってきたので大将は厨房に戻りました。
　女将さんと話をしました。
「そう言うことなの。今月いっぱいで閉めることにしたのよ。今までありがとうございました。」
「・・・。もりそばをください。」

　「日本一の蕎麦！」です。美味いです！
　7時を過ぎると客が入れ替わってまた次々と客が入って来ます。パートのお姉さんたちもてんてこ舞いです。帰ることにしました。

　レジの所にこんな知らせがありました。昨年からある程度覚悟はしていましたが、悲しいです…。