
皆さん、こんばんは。足利は酷暑の一日でした。
今日は「花おん」に行ってきました。第一木曜日は歌声喫茶の日です。冷房の効いた部屋で歌ってきました。童謡の「しゃぼん玉」「めだかの学校」から始まりました。その後昭和歌謡やフォークソングを歌います。「真夏の出来事」「
魅せられて」「
ルビーの指環」「
まちぶせ」「
太陽がくれた季節」などです。後半は「白い珊瑚礁」「さすらい人の子守唄」「能古島の片思い」「
別涙」「
海を見ていた午後」「
心の旅」でした。今回はちょっとマイナーな曲が多かった気がします。この歌もそうでした。もちろん私は全部歌えました♪
「赤い花白い花」(作詞/作曲:中林三恵)は、1970年(昭和45年)に赤い鳥のセカンドシングル「人生/赤い花白い花」として発売されました。このシングルは買ったことはありません。私が赤い鳥のレコードを初めて買ったのは4枚目のシングル「
竹田の子守唄」で、B面は「
翼をください」です。中学生でした。「赤い花白い花」を知ったのはいつだったでしょうか。フォークソングに熱中していた高校生の頃だと思います。
皆さんはこの曲を作詞作曲した中林三恵という人をご存じでしょうか。知らない人の方が多いと思いますが、私にはとても身近に感じられる人なのです。
旧姓遠藤三恵さんが生まれたのは群馬県山田郡毛里田村です。現在は太田市になっていますが足利市のすぐ隣です。初めて見る人は(けりた)と読んでしまいそうですが、(もりた)と読みます。三恵さんは太田女子高校時代に家の近くのあぜ道でこの曲を口ずさんでいたそうです。そして群馬大学在学中に学校祭でこの曲を披露したところ好評を博して、徐々に全国の学生に広まっていきました。そしてついに赤い鳥まで届いたのです。
三恵さんのことは高校時代に雑誌か何かで知りました。生まれ住んだのがすぐ近くということと群馬大学に在籍していたことで親近感を覚えました。ちょうど大学受験を考え始めた頃でした。家から一番近い国立大学が群馬大学でした。家が裕福でなかったので群馬大学が第一希望でした。赤い鳥の曲を作った人が群馬大学教育学部を卒業しているのだと知ってとても嬉しく思いました。ただ当時は一期校・二期校という制度で群馬大学は二期校でした。受験では一期校が無事合格したので二期校の群馬大学は受験しませんでした。
三恵さんは前橋市在住で銅版画家として活躍されています。実は娘が群馬大学を卒業していて在学中は前橋に住んでいました。そんなところにも繋がりを感じるのです。一度で良いから三恵さんにお逢いしたいものですね。
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2024/07/04 21:34:55