
訃報ブログです。敏いとうさんが、9月13日に亡くなっていたことがわかりました。享年84歳です。謹んでお悔やみ申し上げます。
敏いとうさんは、敏いとうとハッピー&ブルーのリーダーとして活躍されました。1960年代にムード歌謡というジャンルの音楽が流行し始めました。ソロ歌手ではフランク永井や石原裕次郎が代表ですが、コーラスグループもたくさんありました。その代表が敏いとうとハッピー&ブルーでした。「わたし祈ってます」「よせばいいのに」などをヒットさせました。
今日紹介するのはこの曲です。歌えますか?
よるよるよるよる 長い夜♪
かどかどかどかど 曲がり角♪
「星降る街角」(作詞/作曲: 日高仁)は、1972(昭和47年)年に発売された敏いとうとハッピー&ブルーの2枚目のシングルです。
あれ?
1977(昭和52)年に発売された10枚目のシングルです。多くの人が知っているのはこちらのバージョンですね。「ウォンチュー!」がないと物足りません。森本英世と篭島敏男のツインヴォーカルです。1981年には3度目のシングル、2012年には「星降る街角2012」なんても発売しています。ボーカルが交代していますからね。
今回調べてみて驚いたのはこの曲にはオリジナルがあるというのです。1972年に中井あきらという歌手がシングルを出しているのです。中井あきらとはだれか?「思案橋ブルース」をヒットさせた高橋勝とコロラティーノのメンバーだったそうです。このグループはよく知りませんが「思案橋ブルース」は歌えます。
「星降る街角」がスナックで盛んに歌われていた頃は貧乏学生でした。当時はスナックなどには行けませんでした。たまにバイト先の居酒屋のママに連れて行ってもらいました。ママはアリスが好きだったのでアリスの曲をよく歌わされました。
「夜のヒットスタジオ」です。お母さんを前にして歌っています。緊張しているのかお母様たちには笑顔がほとんどありません。敏いとうさんもお若いです。昭和の映像ですね♪
敏いとうさんはいなくなってしまいましたが、グループは新✩ハッピー&ブルーという名前で活動しているようです。ムード歌謡は令和の時代も歌われていくのですね。
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2024/09/14 18:28:39