
6月5日(水)は、いよいよ西へと車を走らせます。しかし、実際は甲府から国道20号線でとりあえず北西に向かいます。
茅野市、塩尻市のあと、どのルートで行くか迷いました。国道153号線で飯田市を通るルートも魅力でした。飯田市には青春時代にバンドを組んでいたメンバーがいるので会いたかったのです。でも忙しい立場の人なので、暇人の私と平日などに会えるわけはありません。国道19号のルートにしました。木曽路を走るのもイイなと思ったからです。実は学生時代にその友人の車の助手席にのせてもらい、一度だけ木曽路は通ったことがあります。
島崎藤村は小説『夜明け前』の冒頭で「木曽路はすべて山の中」と記しています。車も少なく快調に走ります。でも「寝覚の床」「妻籠宿」「馬籠宿」といった有名観光地には寄りません。「
道の駅 賤母(しずも)」で昼食です。

「杖温泉 弘法湯」で朝食をがっつり食べたのでお腹はあまりすいていませんでした。かけそば(450円)にしました。こういうのも好きなんです。
さて、琵琶湖に向けてまっしぐらと行きたいところですが、ちょっと寄り道をします。

椛の湖です。今回の旅の目的の1つに聖地巡礼があります。ここも来てみたかった場所です。なんの聖地かわかりますか?わからない人は次のブログをお読みください。
車は椛の湖から国道19号に戻り、さらに国道21号を走ります。土岐市、美濃加茂市、各務原市、岐阜市、大垣市、地図でしか見たことのない地名です。わくわくしてしまいます。名所の看板などを見ると興奮してしまいます。

関ヶ原などという言葉には敏感に反応してしまいました。板東武者の末裔としての血が騒ぐのでしょうか。もちろん嘘です。関ケ原古戦場も道路からすぐの所にありましたが我慢です。ちなみに写真は信号待ちや渋滞の時だけ撮ります。わざわざ車から降りては撮りません。
かくとだにえやは伊吹のさしも草
さしも知らじな燃ゆる思ひを 藤原実方朝臣
伊吹山が見え始めると目的地の長浜市までもうすぐです。宿に行く前に寄る所があります。「
はしもとや」さんです。

「
居酒屋 小町」さんが取引している酒屋さんです。滋賀のお酒「七本鎗」(冨田酒造)をこちらから購入しているようです。気さくなご主人さんが迎えてくれました。「居酒屋 小町」さんに頼まれたお酒を送りました。もちろん我が家のお酒も購入しましたよ♪

今宵の宿は「須賀谷温泉」です。宿の紹介は別ブログとします。
走行距離は315㎞です。ちょっと疲れましたが、まだ元気です。
Posted at 2019/06/14 21:07:38 | |
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