2012年12月17日
選挙は自民党の圧勝、民主党惨敗の結果に終わりました。第三極はいまいちでした。
このブログは「紅旗征戎非吾事」の立場で政治向きの話はあまりしないようにしています。もちろん言いたいことはたくさんあるのですが、今回も我慢します。その代わりに紹介するのが吉田拓郎のこの曲です。
「アジアの片隅で」(作詞:岡本おさみ 作曲:吉田拓郎)は1980(昭和55)年に発売された同名のアルバムに日本武道館でのライブ録音が収録されています。12分を超える大作でコンサートで人気の曲です。
1987(昭和62)年12月30日は拓郎ファンの私にとっては特別の日です。拓郎が「夜のヒットスタジオDELUXE」に出演したのです。前年に森下愛子と3度目の結婚をしたあと音楽活動を休止していた拓郎が、7年ぶりにテレビ出演し「アジアの片隅で」を歌ったのです。THE ALFEEをバックコーラスに従えてのステージは圧巻の一言でした。拓郎健在を印象づけました。数ある「夜ヒット」の名シーンの中でも白眉だと思います。
青山徹のギターが素晴らしいです。間奏の拓郎と青山のツインギターは私の中ではイーグルスの「ホテルカリフォルニア」に匹敵するものだと思っています。かまやつひろしはこらえきれずにコーラスに加わりました。いつのまにか出演者全員が立っていました。ザ・ブルーハーツの甲本ヒロトは演奏が終わった後も興奮していました。
30年以上も前の曲ですが、今日の状況と同じではないですか。日本はこの30年間進歩していないと言うことなのでしょうか。岡本おさみ、恐るべし。
日本はこれからどうなるのでしょうか。アジアで何か事は起こるのでしょうか。心配の種は尽きません。
ツゥは今夜も日本の片隅足利で狂い酒を呑むとしましょう。
Posted at 2012/12/17 18:21:47 | |
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ