
今週は月曜日が雨でした。火曜日の朝は濃霧でした。昼は晴れ間が見えたものの夕方にはちょっぴり雨が降りました。今日明日は晴れるようですが、週末にはまた雨の予報です。私の気分は一週間を通して雨のようです。
今日は典型的な西高東低の冬型の天気図でした。日本海側は雪マークが並んでいましたが、太平洋側は晴れでした。足利も雲一つない晴天でした。「私の心の中は雨が降っている…」とぼやいていると、同僚のリエさんが「ツゥさんの心も必ず晴れ晴れとしたものになりますよ♪」と慰めてくれました。
「12月の雨の日」(作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一)は、1970(昭和45)年に発売されたはっぴいえんどのファーストアルバム『はっぴいえんど』に収録されています。通称「ゆでめん」と呼ばれる名盤です。イントロの鈴木茂のギターにはふっとびました。衝撃的でした。鈴木茂は当時なんとまだ19歳だったのです。
はっぴいえんどは細野晴臣、大瀧詠一、松本隆、鈴木茂の四人グループです。活動期間は3年ちょっとで、レコードがヒットしたわけではありませんが、日本語によるニューロックの創始バンドとして高く評価されています。解散後はそれぞれの分野で活躍しているのは周知の通りです。
私がこのバンドの存在を知ったのは「よしだたくろう オン・ステージ ともだち」の中で拓郎が岡林信康のバックバンドと言及していたのを聞いてです。その後は意識して聞いてはいなかったのですが、大学生になりバンド仲間のイサオ君に「ゆでめん」や「風街ろまん」を貸してもらい聴きました。
それにしても松本隆の詞はすごいです。彼は天才です。一度聴いただけでは凡才の私にはわかりません。
私の心象風景を見事に描いています。でもこんな表現は私にはできません。
今年もあとわずかになりました。あまり良いことのなかった年ですがハッピーエンドとなってくれればいいのですが…。
Posted at 2012/12/19 18:57:18 | |
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ