
昨日3月1日は「将棋界の一番長い日」でした。将棋の名人位に挑戦するA級順位戦の最終局が行われました。
森内俊之名人に挑戦する可能性があったのは羽生善治3冠三浦弘行八段でした。羽生が勝てば決まり、羽生が負けて三浦が勝てばプレイオフという状況でした。
残留争いは谷川浩司九段、高橋道雄九段、橋本崇載八段の3人が2勝6敗で並んでいました。米長氏のあと将棋連盟の会長になった谷川が残留できるかが大きな関心事でした。決着がついた時には日付が変わっていました。私にとっては真夜中です。うつらうつらしながら見ていました。
挑戦者を狙う羽生は残留争いをしている橋本との対局でした。ハッシーこと橋本崇載八段が見せ場を作るかと期待されましたが、羽生の勝利に終わりました。これで名人戦は3期連続では森内対羽生となりました。ハッシーは無念の降級となりました。
もう一人の降級者は谷川か高橋かとなったのですが、谷川と屋敷伸之九段が先に終わりました。結果は屋敷の勝ち。高橋が勝てば谷川の降級が決まります。その高橋は挑戦者を目指していた三浦弘行八段との対戦です。羽生勝利で三浦が挑戦者になる望みは消滅していたのですが対局者が知る由もありません。二人とも勝つことだけを考えて将棋盤に没頭しています。結果は三浦の勝ち。挑戦者には一歩届きませんでした。降級争いは3人とも敗れ2勝7敗となったのですが、順位の差で谷川が残留となりました。
こんな話ができる人は職場では主任のウッチーだけです(笑)
Posted at 2013/03/02 08:17:49 | |
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