
1974(昭和49)年に開催された第7回ポプコンから会場がつま恋エキジビションホールになりました。グランプリは小坂 恭子の「恋のささやき」でした。翌年に発売された「想い出まくら」は大ヒットしましたね。最優秀賞は「今では」(山崎朗)、「木曾は山の中」(葛城ゆき)です。山崎朗さんは知りませんが、葛城ゆきさんはその後「ボヘミアン」をヒットさせました。入賞には「貨物列車」(ピーマン)、「プラタナスの丘」(庄野 真代)、「お早うございますの帽子屋さん」(谷山浩子)、「キューピーちゃん」(吉川団十郎一座)、「待ちわびて」(中沢京子)などがいます。その他の出場者には、ウィッシュ、小泉まさみとこんがりトースト、松崎しげるなどがいました。
今回紹介する曲は、葛城ゆきの「木曾は山の中」や吉川団十郎一座の「キューピーちゃん」も考えたのですが、やっぱりこの人ですね。
「お早うございますの帽子屋さん」(作詞/作曲:谷山浩子)は、1975(昭和50)年に発売された谷山浩子の2枚目のシングルです。谷山浩子さんはポプコンの申し子のような存在なのですが、ポプコンに入賞する前に既にレコードデビューしていたのです。
ポプコンやコッキーポップがらみでしかテレビなどで紹介されない、どちらかというとマイナーな歌手ですが、私にとっては大切な存在なのです。「
カントリーガール」はヨシコちゃんとの思い出の曲ですし、10枚目のアルバム『眠れない夜のために』は仕事で不眠症気味になった時によく聴いていました。どんなときでも私を癒やしてくれるのが谷山浩子さんなのです。
Posted at 2019/07/23 06:25:48 | |
トラックバック(0) |
流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ