
訃報です。東映会長の岡田裕介氏が亡くなりました。71歳でした。謹んでお悔やみ申し上げます。
映画はほとんど観ませんので、岡田氏について語る立場にはありません。しかし、一つだけ語りたいことがあります。
小椋佳の初期のLP『青春 〜砂漠の少年』『雨』『彷徨』は、友人のお兄さんからまとめて借りました。デビューアルバム「青春 〜砂漠の少年」のジャケット写真は当時は役者をしていた岡田裕介でした。2枚目の「雨」では顔が大きく写っています。当時はそんなこととは知らない私は、それが小椋佳のものだと思っていたのです。小椋佳の顔を認識したのはNHKで放映された初コンサートの時でした。
「あいつが死んだ」(作詞/作曲:小椋佳)は、1971(昭和46)年に発売されたデビューアルバム『青春 〜砂漠の少年〜』に収録されています。『青春』と『雨』を再構成したサードアルバム『彷徨』にも収録されています。題名の通り暗い内容の歌です。小椋佳のファンでもこの曲を取り上げることはあまりありません。根が暗い私はふと思い出すことがあるのです。
『彷徨』は売れましたね。このアルバムによって小椋佳の名は一躍全国に広まったのでした。井上陽水の『氷の世界』がLPレコードとして初めて販売100万枚突破したのは有名ですが、それに次ぐのが『彷徨』なのです。
小椋佳は76歳、陽水は72歳になりました。拓郎はその間の74歳です。みんな歳をとりましたね。まだまだ活躍してほしいものです。
Posted at 2020/11/21 06:39:22 | |
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ