
訃報ブログです。
作詞家の伊藤アキラさんがお亡くなりになりました。謹んでお悔やみ申し上げます。昭和を生きた人間なら伊藤さんの作詞した歌を必ず口ずさんだはずです。提供した歌手は数多いです。ザ・リリーズ、上田知華、大場久美子、黒沢明とロス・プリモス、あおい輝彦、石野真子、矢野顕子、アン・ルイス、ピンク・レディー、野口五郎、梅沢富美男、森昌子、河合奈保子、小柳ルミ子、植木等、堺正章、山口百恵、大滝詠一、中原理恵、石川セリ、石野真子、森田公一とトップギャラン、フォーリーブス、浅野ゆう子、ダ・カーポ、大場久美子、やしきたかじん、ビートたけし、瀬川瑛子、高橋真梨子、日吉ミミ、浜田省吾、アイ・ジョージ、忌野清志郎などです。調べて驚きました。幅広いジャンルの歌手が歌っています。アルバム曲が多いためでしょうかヒット曲は多いとは言えません。一番売れたのは渡辺真知子の「かもめが翔んだ日」でしょうか。
このブログでは「
ビューティフル・ネーム」(ゴダイゴ)・「
恋人試験」(松本ちえこ)・「
嵯峨野さやさや」(タンポポ)を紹介しています。今回は何にしようかと考えたのですがこの曲にしました。
「白い寫眞館」(作詞:伊藤アキラ 作曲:クニ河内)は、1974(昭和49)年に発売された中村雅俊の2枚目のシングルです。この年の青春ドラマ『われら青春!』でデビューした中村雅俊はすぐにファンになりました。デビュー曲「ふれあい」も大好きな曲です。高校生だった私にとっては中村雅俊は兄貴のような存在だったのです。私が教員志望になったのも雅俊さんの影響だったのです。
伊藤アキラさんに話を戻します。伊藤さんはCMソングも数多く作詞しています。よく知られているのは日立の「日立の樹」(この木なんの木)、日本香堂の青雲「幸せの青い雲」、 明治製菓のイソジン「ただいまのあとは」、丸善石油の「オー・モーレツ!」です。昭和のオヤジは作詞家、作曲家、歌手が誰か知らなくても歌えるのです。私は栃木県民ですのでここではこの曲を紹介します。
伊藤さんは子供向けの歌も多く作詞しています。アニメの主題歌も作詞していますが私の知らないアニメばかりでした。NHK『みんなのうた』には「ビューティフル・ネーム」が採用されています。また、「南の島のハメハメハ大王」も伊藤さんの作詞なんですね。水森亜土が歌っていましたが知ってる人はいますか? 『ひらけ!ポンキッキ』では「はたらくくるま」シリーズが好きです。でもこの曲も忘れがたいので紹介します♪
先ほど漫画家の富永一朗の訃報が飛び込んできました。「お笑いマンガ道場」を見ていました。先日は俳優の田村正和さんの訃報に接しました。今の若い人には「田村三兄弟」と言ってもわからないでしょうね。ましてや「阪妻」なんて知るはずもありません。昭和がますます遠ざかっていきます…。
Posted at 2021/05/22 12:00:04 | |
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