
7月に驚かされた訃報についてのブログです。
4日に中山ラビさんが亡くなりました。「女ボブ・ディラン」と呼ばれていました。70年代の女性フォークシンガーとしてカルメン・マキ、五輪真弓、中島みゆき、山崎ハコなどと同じくらい知っていたつもりです。今回は中山ラビを紹介しようと考えたのですが、すぐに思い浮かぶ曲がありません。ユーチューブで聴いてもこれだという曲がないのです。持っている音楽ファイルを検索してみるとラビさんの曲がありませんでした。これはどうしたことでしょう…。
13日に高橋健二さんがなくなりました。ジャッキー吉川とブルー・コメッツでベースを担当してました。ブルー・コメッツにしようかと思ったのですが、今回は見送りました。
16日に酒井政利さんが亡くなりました。音楽プロデューサーです。音楽ブログでは歌手、そして作詞・作曲者は紹介していますが、プロデューサーには触れていません。歌謡曲の代表的なプロデューサーが酒井政利さんでした。
「同棲時代」(作詞:上村一夫 作曲:都倉俊一)は、1973(昭和43)年に発売された大信田礼子の6枚目のシングルです。映画『同棲時代』の主題歌です。作詞の上村 一夫は『同棲時代』の原作を描いた売れっ子漫画家です。作曲の都倉俊一は言うまでもないヒットメーカーです。大信田礼子さんと結婚したのですがすぐに離婚していまいました。
このレコードをプロデューサーを担当していたのが酒井政利さんでした。当時CBS・ソニーに所属していたほとんどの歌手を酒井さんがプロデュースしてたのではと思っていました。浅田美代子、山口百恵、キャンディーズ、太田裕美、ジュディ・オング、松田聖子など錚々たる歌手たちです。その中でも酒井さんがプロデューした歌手と言えば山口百恵です。あの引退コンサートも酒井さんがプロデュースしたのですね。
『同棲時代』は由美かおると仲雅美が主演した映画です。大ヒットしましたが私は残念ながら観ていません。でも由美かおるのポスターはよく憶えています。テレビドラマ版『同棲時代』は観ました。梶芽衣子と沢田研二が主演でした。拓郎の「
リンゴ」が挿入歌として使われていました。
この映画・ドラマ以降、同棲は流行語になりました。私が学生になった頃には実際の同棲も珍しいものではありませんでした。身近な友人も同棲していましたが、私は同棲はしていません(笑)
Posted at 2021/09/13 21:44:15 | |
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ