
学生時代に西千葉駅近くにあった『イエローサブマリン』という喫茶店に入り浸っていました。そこは週末はライブハウスになっていました。タウン情報誌「ぴあ」にも掲載されるお店でした。音楽好きが集まっていたので自然とバンドを組み、そこのステージに立つことになりました。2回か3回演奏したと思いますが、若き日の輝かしい記憶です。
ライブハウスを初めて意識したのはやはり拓郎です。1972年に発売された『たくろう オン・ステージ第二集』は『渋谷ジァン・ジァン』で収録されたものです。『ジァン・ジァン』てどんなところだろうと思っていたものです。『ジァン・ジァン』には行きませんでしたが、学生時代にいくつかのライブハウスに行きました。千葉を代表するライブハウス『マザース』で加川良を見ました。東京では『新宿ルイード』でRCサクセションを見ました。清志郎は元気でした。青春時代の良き想い出です。
「花言葉」(作詞/作曲:仲井戸麗市)は、1972(昭和47)年に発売された『唄の市 第一集』に「
大雪のあとで」とともに収録されています。このアルバムはエレックレコードが主催した「唄の市 旗揚げコンサート」の実況録音盤で、我等が拓郎の「
ハイライト」が収録されている幻のアルバムです。他には小室等、六文銭ピピ&コット、泉谷しげるなどの曲も収録されています。
この『唄の市』で人気の出た古井戸のデビュー曲が「
さなえちゃん」です。この曲で古井戸を知ったのですが、バンド仲間に古井戸をコピーしていたハルオちゃんから「
ポスターカラー」や「
ちどり足」等を教えてもらいました。それから古井戸に嵌まったのです。「花言葉」は私もコピーし、ステージで歌ったこともあります。
渋谷に「青い森」という音楽喫茶がありました。井上陽水、オフコース、ガロ、イルカがいたシュリークス、来生たかおなどが出演していたようです。そこで凄まじい演奏で人気を博していたのがRCサクセションです。加奈崎芳太郎、仲井戸麗市、泉谷しげるといった連中がRCのステージに衝撃を受け、そこのステージに立つことになります。泉谷しげるは説明する必要はありませんね。加奈崎芳太郎と仲井戸麗市が組んで結成したのが古井戸なのです。1970年8月のことでした。そして泉谷・古井戸・RCは3バカと呼ばれるようになります。
Posted at 2022/04/18 07:40:35 | |
トラックバック(0) |
流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ