
今晩は中秋の名月です。月を見ているといろいろな想いが湧き起こります。こんな詩句がふと思い出されました。
三五夜中新月色
二千里外故人心
白居易の『八月十五日夜、禁中獨直對月憶元九詩』の一節です。十五夜には誰でも空を見上げて同じ月を見ています。遠く離れたあなたも観ていますよね。逢いたいなぁ…。
十五夜の夜に月の都へ帰ってしまったかぐや姫は無事に月に帰れたのかしら。そもそもかぐや姫はなぜ地球に来たのでしょうか。酒を呑みながらつまらないことをあれこれ考えています。
「酔いどれかぐや姫」(作詞:阿久悠 作曲:南こうせつ)は。1970(昭和47)年に発売されたかぐや姫のデビュー曲です。この時のメンバーは南高節、大島三平、森進一郎で第1期かぐや姫と言われています。このシングルもこの曲が収録されている『レッツ・ゴー! かぐや姫』も買ってはいません。ですから1期かぐや姫は知らないはずなのですが、実は知っていたのです。そしてこの歌もテレビで聴いていました。
かぐや姫ファンなら知っていることですが、第1期かぐや姫は全日本歌謡選手権というオーディション番組に出場しているのです。五木ひろしや八代亜紀が10週勝ち抜いてスターの座をつかんだ番組として有名ですが、第1期かぐや姫も4週勝ち抜いています。その4週目がこの「酔いどれかぐや姫」だったのです。衝撃的でした。その後も観られると期待していたのですが、もう出場しませんでした。棄権したのです。
おいちゃんと坂崎さんとの「酔いどれかぐや姫」です。真面目に歌っていますね♪
この動画はいつ見ても笑ってしまいます。本名の南高節が南こうせつとなった理由や阿久悠さんの前のおいちゃんの詞が紹介されています。
♪ 貴女はかぐや姫なのか、それともババアなのか~ ♪
かぐや姫が月の世界で存命ならば優に千歳は超えています。そうそう、かぐや姫はなぜ地球に来たのか知っていますか?実は月の世界で罪を犯したからなんです。地球に来たのは島流しだったんですね。
また月を観てからもうすこしお酒を呑みましょうかね。
Posted at 2022/09/10 19:57:22 | |
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ