
10月11日(火)のことです。久しぶりに電車で東京にお出かけしてきました。足利市駅7時33分発の特急「リバティりょうもう号」に乗りました。リバティなんて聞き慣れない名前になっていました。
最初の目的地は上野恩賜公園です。上野駅に降り立ったのは久しぶりです。いつだったのか憶えていません。しかも恥ずかしいことに公園内を歩くのは初めてです。上野動物園にも入ったことがありません。東京都美術館で「第61回 現水展 -新しい水墨画の創生-」という展示会を見てきました。芸術の秋ですからね。本当はマァの付き添いです。途中で出てきてしまいました(苦笑)
「あゝ上野駅」(作詞:関口義明 作曲:荒井英一)は、1964年(昭和39年)に発売された井沢八郎の3枚目のシングルです。大ヒットしました。集団就職を歌った曲です。上野駅は東北や北陸に住む人たちにとっては東京の玄関口でした。金の卵と呼ばれた中学を卒業したばかりの若者が夢と希望そして不安を抱えて降り立ったのが上野駅だったのです。
昭和30年代は神武景気、岩戸景気などと言われたりしていましたが、日本がまだまだ貧しかった時代です。みんな必死になって働きました。そんな人のおかげで今の日本があるのだということを忘れてほしくはないですね。
私の親の世代の曲ですがこの歌を聴くと涙が出てきてしまいます。昭和に生まれ育った者にとっての心の歌であることは間違いありません。
フォトギャラリー:「東京都美術館」(2022年10月11日)
Posted at 2022/10/13 09:21:23 | |
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