
皆さん、こんばんは。足利は秋晴れの一日でした。散歩をしていると汗ばむくらいの陽気でした。
ネットの記事を見ていたら今日は「白秋忌」とありました。詩人である北原白秋の命日なのですね。「ゆりかごのうた」「この道」「あめふり」「待ちぼうけ」「ペチカ」といった童謡は昭和を生きたオヤジには馴染み深い歌です。
白秋はペンネームなのですがその由来を知っているでしょうか。これは古代中国の五行思想から生まれた言葉です。四季と色を合わせて「青春(せいしゅん)」「朱夏(しゅか)」「白秋(はくしゅう)」「玄冬(げんとう)」といった熟語が生まれました。そしてそれをさらに人生に当てはめました。青春は言うまでもありませんね。白秋とは老年期のことで人生の実りを楽しむ時季という意味です。私は間違いなく白秋を過ごしています。そんな白秋をもう少し楽しみたいものです。
北原白秋の童謡では「からたちの花」が好きです。からたちの花は咲いているのかなと考えたのですが、からたちは春に咲く花です。秋には実が生るのです。お馬鹿でした(苦笑)
「からたち日記」(作詞:西沢爽 作曲:遠藤実)は、1958(昭和33)年に発売された島倉千代子のシングルです。島倉千代子さんの歌の中でも好きな曲です。もしかしたら一番好きかもしれません。
1973年(昭和48年)の紅白歌合戦です。紅白を真剣に観ていた最後の年かもしれません。この頃は歌の寿命が長かったですね。生まれた年にヒットした曲を高校生になっても聴いていたのですからね。
余談になりますが、これから2年ちょっと後に千代子さんに出逢いました。チーちゃんと呼ぶことになる娘さんです。青春でしたね。
Posted at 2022/11/02 21:34:57 | |
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ