
私の通った高校は家から遠かったので自転車通学でした。片道13キロもありました。登校は遅刻しないように必死に自転車をこぎました。45分ほどで学校に着きました。下校時はのんびりと1時間以上かけて家に帰りました。
高校生の時はいわゆる「帰宅部」でした。男子校でしたので学校は面白い場所ではありませんでした。高校3年間、何を楽しみに過ごしたのでしょうか。
私の高校生活は高校二年の秋を境に二つに分かれます。前半は音楽と文学にはまっていました。拓郎や陽水を浴びるように聴き、ギターを弾いていました。図書館に行き、太宰治などの小説を読みあさりました。後半は受験勉強です。読書量は減りましたが音楽については深夜放送で聴いていました。
「バス通り」(作詞/作曲:甲斐よしひろ)は1974年11月4日に発売された甲斐バンドのデビューシングルです。深夜放送で聴いたものと思われます。フォークロック調でしたが、あまり売れませんでした。甲斐バンドは2枚目の「裏切りの街角」のヒットで一躍人気ロックバンドとなり、「HERO(ヒーローになる時、それは今)」「安奈」の大ヒットで不動の地位を築いたのでした。
甲斐バンドの初期の曲が好きです。1979年に発売された『甲斐バンド・ストーリー』は今でも聴きたくなることがあります。
高校時代は男子校だったこともあって3年間女の子には無縁でした。愛をうまく語ることができないどころか、女の子と出会う機会さえありませんでした。ちょっと遠回りして近くにある女子高校の横の道を通り、女子高生とすれ違っただけでドキドキしていたものでした。
Posted at 2012/10/19 05:43:48 | |
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ