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　今日は昨日の春らしい陽気と比べると少し寒かったです。それでも東京では桜の開花が宣言されました。足利の桜の開花も早ければ明日かもしれませんね。
　今晩呑んだのは「屋守 純米 おりがらみ」（豊島屋酒造）東京のお酒です。「屋守」は「おくのかみ」と読みます。フレッシュなお酒です。これは旨いです。油断しているとくいくいと呑めます。休み明けはちょっと控えて呑むことにします。


　東京のお酒は久しぶりと思ったのですが、考えてみると記憶がありません。初めてということでしょうか。東京の酒蔵をネットで調べたのですが、どれも知りませんでした。「豊島屋酒造」は東村山市にある酒蔵です。となればこれですね♪

　

　３月１４日に渡瀬恒彦さんが亡くなりました。享年７２歳でした。心からご冥福をお祈りいたします。
　私が渡瀬さんを知ったのは、大ファンだった大原麗子さんと結婚した時でした。もちろん印象は良くありませんでした。５年後に離婚しますが私の中では最低の男という感じでした。
　次に渡瀬さんを見たのは、映画『セーラー服と機関銃』においてでした。もちろん目当ては薬師丸ひろ子ちゃんです。渡瀬さんは目高組の組長になった星泉役のひろ子ちゃんを体を張って守る代貸佐久間真役でした。星泉が機関銃をぶっぱなした後の台詞「カ・イ・カ・ン」は当時話題になりましたね。昨年角川映画40周年記念作品として『セーラー服と機関銃 -卒業-』というのが公開されたそうですが観ていません。

　「セーラー服と機関銃」（作詞：来生えつこ　作曲：来生たかお）は、１９８１（昭和５６）年に発売された薬師丸ひろ子のデビュー曲です。薬師丸ひろ子を知ったのは映画『野性の証明』ででした。高倉健が主演でした。といっても映画を見たわけではありません。角川映画のテレビのCMで見たのです。不思議な魅力を持った美少女でした。『セーラー服と機関銃』はテレビで観ました。ひろ子ちゃんは主題歌も歌ってくれました。その後女優として大活躍するのですが、歌手としてのひろ子ちゃんが好きでした。デビューアルバム「古今集」も聴きました。現在はお母さん役としてテレビや映画で活躍していますね。
　渡部恒彦さんも最近ではかつての悪い感情はなくなっていました。いつのまにかお兄さんの渡哲也さんよりも好きになっていました。『十津川警部シリーズ』や『おみやさんシリーズ』は全部ではありませんが観ていました。これからも演技派俳優として活躍してくれると思っていたのですが…。

　今日は昨日とはうってかわって春らしい日でした。いつもの場所に行くと活け花がありました。第一印象は？？？でした。なんか淋しく春らしくないです。モテちゃんとの会話です。
「これってどうなの？」
「なんか変ですか？」
「なんか淋しくない？」
「そんな風には思いませんが…。」
「プレバトの受け売りだけれど、剣山が丸見えだし。」
「花材が少なかったので仕方ないんですよ。」
「まあ、テレビと同じにはならないよね。」
「そうなんです。今回は埋め合わせとして花の名前と花言葉を教えますね～。」

「この花はさすがに覚えましたよね？」
「アイリスだよね。」
「正解です。花言葉は恋のメッセージです。」
「素敵な花言葉だね♪」
「そのうしろの花は知ってますか？」
「カスミソウではないよね。う～ん、なんだろう。」
「レースフラワーですよ。花言葉はほのかな思いです。」
「いいね～。ほのかの思いを寄せる人に恋のメッセージでも贈ろうかな？」
「好きにしてください。これはなんだかわかりますか？」

「花はないけれど…。」
「芽出しアジサイというんですよ。」
「これがアジサイなの？」
「今はまだ咲いていません。花言葉は浮気です。ツゥさんはまさか浮気なんてしないですよね？」
「も、も、もちろんだよ…。おじさんをからかうんじゃない！」

　今晩呑んだのは「會津龍が沢　純米吟醸生原酒」（榮川酒造）です。福島県のお酒です。可愛い娘さんとの浮気を思い浮かべながら呑んでいるとすっかり酔ってしまいました。あっ！もちろん妄想ですよ！

　先週は公私ともにいろいろなことがあって疲れました。土曜日はそれも一段落したので、夜は「すずき」さんで常連とバカ騒ぎしてきました。大笑いしてストレスを発散してきました。
　昨日は温泉ドライブで心身ともに更にリフレッシュしたいと思いました。温泉ドライブは久しぶりです。３月になって初めての温泉ドライブでした。いつものように群馬の山の中に向かいました。
　まずは昼食です。東吾妻町にある「焼肉 燦」さんです。

　牛カルビランチを食しました。あがつま農協の直営店ということで素材が素晴らしいです。美味しくいただきました。

　温泉は「焼肉 燦」のすぐ裏にある「岩櫃城温泉 くつろぎの館」にしようかなと考えました。３月３１日で閉館してしまうからです。しかし、今日はこちらに行きたいと思っていたのです。

　「川原湯温泉　王湯会館」です。１月に行ったときはあたりは雪がいっぱいでしたが、昨日はほとんど残っていませんでした。間違いなく春は近づいているのですね。

　強烈な温泉で心身ともにしゃきっとしました。そのあと休憩所で３０分ほど仮眠しました。気持ちよく寝ました。
　帰りに「地酒の店　フクシマ」で日本酒を調達しました。

　呑んだのは「奈良萬　純米生酒　おりがらみ」（夢心酒造）福島県のお酒です。おりがらみは美味しいですね。
　今週も年度末ということで忙しい日々が続きますが、これで頑張れそうです。

　今日は足利市内の中学校の卒業式でした。職場で隣の席のツネさんはお嬢さんの卒業式ということでお休みでした。昨日「卒業おめでとうございます」とお祝いを言うと「ありがとうございます。でも、まだ高校も決まっていませんから…」とのことでした。高校入試の発表日は明日なんですね。
　「あゝ上野駅」（作詞：関口義明　作曲：荒井英一）という曲があります。１９６４（昭和３９）年に発売された井沢八郎の曲です。私が小学生の頃によくテレビで流れていました。井沢八郎なんて今の若い人は知らないでしょうね。この曲の中に「就職列車」というのが出てきます。これも死語となってしましました。日本が高度経済成長期の昭和３０年代から４０年代にかけて、多くの中卒者が就職列車に乗って農村から都市部に就職したのです。いわゆる集団就職です。「あゝ上野駅」はそうした人たちの応援歌として大ヒットしたのでした。
　高校進学率は１９７４（昭和４９）年度に９０％を超えて集団就職も影を潜めましたが、私の周りにはまだ中卒で就職した人はまだまだ普通にいました。かくいう私も高校入試に失敗したら母の実家の工務店に就職することになっていました。

　「制服」（作詞：岡本おさみ　作曲：吉田拓郎）は、１９７３（昭和４８）年に発売された吉田拓郎のアルバム『伽草子』に収録されています。高校に無事入学した私はそれまで以上にフォークソング好きになりました。一番好きだったのはもちろん拓郎です。このアルバムも発売されるとすぐに買いました。「伽草子」「蒼い夏」を弾き語りしたり、恋人もいないのに「春の風が吹いていたら」を聴きながらにやにやしていたものでした。
　しかし、この曲になると身の引き締まる思いになったのです。集団就職で東京に来た娘さんを歌った曲です。６分近くの曲をハーモニカとギター１本で歌い上げます。いつの間にか引き込まれます。岡本おさみの詞は心にしみますね。そして最後の「故郷の廃家」のハーモニカを聴くと涙が溢れてくるのです。
　「十五の春は泣かせない」という言葉がありました。格差社会が問題となっている今も、理不尽な理由で涙する十五歳はいるのでしょうね…。