
「甲府詣で」で「
杖温泉 弘法湯」に来ています。温泉に浸かった後、ビールを呑みながらブログを書いています。
いつもなら荷物をすぐに置いて風呂に行くところですが、今日は確認したいことがあって玄関に入るとすぐにフロントに掛かっている色紙を確認しました。

誰の色紙だかわかりますか?森川正太さんのものです。すぐに女将さんに話をしました。
「森川正太さん、亡くなってしまいましたね…。」
「えっ?そうなんですか?知らなかった…。」
「12日の朝だったそうですよ。胃がんだったそうです。」
「まだお若いでしょうに…。」
「67歳です。」
「・・・。」
「色紙の日付は平成二十二年正月となっていますが、その後は来ていないのですか?」
「いえ、その2年後くらいにふらっと来てくださったのよ。一番最初は平成二十年頃だったので3回来てくださったのよ。」
「色紙は女将さんが頼んだのですか?」
「1回目に来たときに見たことがあるなと思ったのよね。2回目の時に思い切ってお願いしたの。私のような芸能界の片隅にいる役者でよければなんて言いながら絵まで描いてくれたの…。」
私が森川正太を初めて認識したのは、森田健作主演の『おれは男だ!』だったと思います。村野武範主演の『飛び出せ!青春』の頃はよく見る俳優になっていました。しかし主演級ではなく脇役でした。当時の芸名は沖正夫でした。一番印象に残っているのは「俺たちの旅」でのワカメ役です。カースケ、オメダ、グズ六の3人が主演でしたが、ワカメも良かったです。もしかしたら一番好きだったかもしれません。
森川正太さん、イイ役者でしたね。謹んでお悔やみ申し上げます。。
「ただお前がいい」(作詞/作曲:小椋佳)は、1975(昭和50)年に発売された中村雅俊の4枚目のシングル「
俺たちの旅」のB面でした。ドラマ『俺たちの旅』の劇中歌でした。トランザムが演奏していました。「
あゝ青春」もドラマの中で中村雅俊が歌っていました。
あの頃の私は純粋でした。ただあなたと一緒にいられるだけで良かったんですからね。
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2020/10/15 21:25:08