
「緊急事態宣言」がいよいよ全都道府県に拡大されました。私の生活は変わることはありませんが、影響を受ける人は多いのでしょうね。
「緊急事態宣言」が発令されてから多くの人々が外出を自粛しています。スポーツ界や芸能界も例外ではありません。多くの著名人がSNSやYouTubeなどにいろいろな動画を発信しています。一番話題になったのは星野源さんの「うちで踊ろう」でしょうね。安倍首相とまでコラボしたのですから大したもんです。嵐、木村拓哉、ピコ太郎などが「手洗い動画」を公開しています。これは素晴らしいですね。人気者がこうした啓蒙をするのは素晴らしいですね。
他にもたくさんありますが、一番驚いたのは女優の杏さんが歌う「教訓Ⅰ」でした。驚いた理由は二つあります。一つ目は杏さんは「教訓Ⅰ」を知っていたのかということでした。私より30歳近くも若い彼女が加川良を歌うことに驚いたのです。二つ目は、実は私の学生時代のフォークバンドのリーダーが、加川良トリビュートと題して4月9日からFBで加川良の歌を紹介しているのです。その最初の曲が「教訓Ⅰ」でした。
リーダーは昨日(4/16)までに、「
教訓Ⅰ」「できることなら」「
悲しい気持ちで」「夜明け」「戦争をしましょう」「働くな」「
その朝」「求めます」を紹介しています。これを全部知っていたら完璧な加川良ファンです。私は「できることなら」と「求めます」は題名だけではわかりませんでした。
今日は加川良を取り上げたいと思います。「教訓Ⅰ」はすでに紹介しているので、ここでは「働くな」にします。
「働くな」(作詞:寺島珠雄 作曲:加川良)は、1971(昭和46)年に発売された加川良のデビューアルバム『教訓』のAの6曲目に収録されていました。
曰く付きの歌でリーダーは「最初のレコードにはあったけど、CDには無くなっていた歌。」と紹介しています。少し詳しく説明しますと、初回盤には作詞/作曲:加川良とあったのですが、実は作詞は寺島珠雄という人でした。それが問題となりセカンドプレスでは「その朝」という曲に変更したのです。ですから当然復刻版のCDにはないのです。「その朝」については、なぎら健壱の「
永遠の絆」の中で紹介しています。
それにしてもお国から働くなと言われる日が来るとは思いませんでした。10万円あげるから動くなということですからね。しかしながら財務大臣閣下が「要望される方、手を挙げる方に配る」とのたまっているそうです。
私は手を挙げさせていただきます。ありがたく使わせていただきます。
Posted at 2020/04/17 16:50:23 | |
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ