
正月早々暗い話で申し訳ありませんが、今年になって2件の訃報に接しました。1件は奥の伯父です。大正生まれで88歳ということですから天寿を全うしたといえるでしょう。もう1件は18歳の乙女です。数回しか話したことはありませんでしたが、バドミントンを楽しんでいた時の笑顔が印象的でした。若い人の訃報は辛いです。
♪ いのち短し恋せよ少女(おとめ)
朱き唇褪せぬ間に
熱き血潮の冷えぬ間に
明日の月日はないものを ♪
「ゴンドラの唄」(作詞:吉井勇 作曲:中山晋平)を口ずさんでしまいました。大正4年に発表されてから現在まで日本人に好まれている歌謡曲です。
「乙女のワルツ」(作詞:阿久悠 作曲:三木たかし)は、1975(昭和50)年に発売された伊藤咲子5枚目のシングルです。曲調は「ゴンドラの唄」をベースにしたものとされています。♪辛いだけの初恋♪とありますが、恋はいつでも辛いものなんです…。
伊藤咲子は「スター誕生!」で優勝し1974(昭和49)年、「ひまわり娘」でデビューしました。サッコの愛称で親しまれ笑顔の素敵な歌手でした。
黒沢映画『生きる』の中で志村喬が、雪の降る公園でブランコに乗りながら「ゴンドラの唄」を口ずさむシーンはあまりにも有名です。私もあの課長と同じくらいの年齢になりました。
酒でも呑みながら「ゴンドラの唄」と「ひまわり娘」を歌いましょう。あの娘のことを想いながら…。
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Posted at 2013/01/09 18:34:48 | |
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ