2006年09月28日
・GSXのキャブセッティングもそこそこ出てきたので、ついでにリレーハーネスを取り付けてみた。これはサンヨーテクニカのGT5000Bと言う商品で、よくあるリレーハーネスだが安い。自動車用で3000円ぐらいなので、バイクだと実質1500円になる。しかし実際にはハーネスがたった0.85mmと細い。チューブで巻いて誤魔化してるけど、これでは純正に多い0.75mmからたった0.1しか増えない。計算上0.85mmでも4A程度は流せるようなので、60Wは安全率ギリギリで大丈夫なハズだが、これを1.25mmなり2mmにしてどれだけ値段が違うと言う物でもないし、ハーネス噛ましているからと80Wや100Wを入れるケースもある訳だし、さすがHIDの噂通りの会社と言う感じ。
と言う訳で純正のハーネスの一部(長い部分)は1.25mmのVFF線で引きなおした。こうしないと余剰ハーネスが生まれる(自動車用なので)と言う問題もあるけれど。さて実際にどのぐらい電圧が降下しているのか調べると、純正のコネクター電圧は11.4V,バッテリーは12.3Vだった。約1Vドロップしている。ハーネスを噛ますとこれが12.4V出たので、ドロップは限りなくゼロと言えるだろう、消費電力によって違うはずだが。メーカーHPによると電流は電圧の二乗で流れるそうなので、約1割の向上は2割の効率アップに相当するそうな。メーカーは最大30%程度は違うと言っているので、私のGSXは中間位なのかな?
ところが実際にライトを点けて見ると2割なんてみみっちい数字は吹っ飛んでしまうほど明るい。まず色温度が上がって、イエローバルブなのに見た目は白に緑が混じって見える。と言うのは高効率バルブは元の色温度が高いのでイエローに着色していても発生する元の光が青系統にシフトするので、結果として緑っぽく見えるのだ(逆にブルーバルブを電圧が低い車に組んでも、元の光が黄色くなるためか緑のハレーションが出る)。ま、照射した先では黄色だし車検でも文句は言われないレベルだと思う。
照射範囲も広くなった。バイクは1灯で車の2灯相当の照射を行うので、どうしても周辺部は暗くなりがちだが、はっきりと横道まで照らしてくれるので安心して走れる。ライト位置自体は高いので見通しはバイクの方がいいくらいだ。そしてハイビームだと到達範囲も伸びているようなので光束も上がっているのだろう。あるいは実際にオルタの電圧を使っていると、さらにドロップがあるのかも知れないので、後で調べてみる予定。あとスモールも切れていたので、これも4Wから6Wの物に交換した、手持ちだったので。ともかく、リレーハーネスは超オススメである。下手に高効率バルブなんかに3000円払うなら、リレーハーネス付けなさい、特に古い車は。あと停車時にもライトの明るさが落ちなくなった。バッテリーから上手く持ち出しているのだろう。
問題は高効率バルブの場合、バルブ寿命が短くなるかも知れないので予備バルブを携帯した方がいいかも知れない。あとバッテリー負担も多少増えるかも。ともかくこれまで様々なバルブを使ってきて、色自体は楽しめたが明るくなったとはっきり言える物は無かったので、これでやっと本当のバルブ性能が発揮出来るとと嬉しくなる。と同時にバイクメーカー,リレーメーカーともに製品の改善を期待したい。
Posted at 2006/09/28 18:28:13 | |
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バイク | クルマ
2006年09月28日
・弱点ってほどでもないけれど、神経質なレースキャブに近いと言われるBST,私は嫌いじゃない。でも、「またか」と思った問題が起きた。それはキャブのダイヤフラムキャップとボディーとの間の負圧同調用取り出し口の気密パッキンの脱落。こればっかりはスズキ/ミクニの欠陥設計としか言いようが無い。本来ここは脱落しないようにキャップ側にボッチを設け、ボディー側も充分にへこませる必要があるのだが、何にも無いので外すたびに落ちる(グリスでひっつけといても)。取り付けて時にもずれたりして落ちる。こんな馬鹿みたいな部品を毎度注文するのも面倒で買い置きしてあるのだが、落ちるとなかなか厄介な所に行くので拾う気になれない。仕方ないので接着して使う予定だが、知らずにばらした人はパッキンがあった事自体知らないで原因不明の不調に苦しむと思われるので、早めに接着した方がいい。かく言う私も不調からキャブの2次エアを疑って調べて発見した。結構いい音してるから分かるとは思うけどね。あるいは、こんな物無視してテープで目止めしても同じかも知れない。
・カローラのナックル一式、ブレーキ移植に向けて分解をしようとしているのだが、ボルトがどれも硬くて苦労している。強度が必要なのは当然なのだし、物は割と状態がいいのだが(純正パッドがまだ8分残ってる)、自分なら取り外す前に緩められるパーツも、車体からはなれるときつい。万力があればいいと思うこの頃。
Posted at 2006/09/28 12:03:49 | |
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バイク | クルマ
2006年09月27日
・LXを使い出して数日だが、一つ気が付いた事がある。それはヘッドレスト。LXはヘッドレストが大きく高い位置に付いているので調整機構は無い。一応外せるけど、ノッチが無いので調整用ではない。シート自体が大きいし高いのだ。そのメリットは別の機会に譲るとして、問題は後退時の視界で最初はホールドが良い事もあって使いづらく感じていた。が、ヘッドレストの網目から後を見れば、下手なシートよりよっぽど後退しやすい事に気が付いた。こう言う事を考えて未だちょっと時代錯誤な網目ネットを取り入れているのであろうか?ちなみにスペアはネットが外れているので更に後方視界が良い。さらにベルトホールとしても使える(それが正しい使い方か知らないが)。さすがレカロと言った所だろうか。もちろんレカロでも走りに振った機種では違うけど、あっちは後退に苦労する人は使っちゃいけないし、そう言う用途は諦めてるだろうからなぁ。
Posted at 2006/09/27 13:17:48 | |
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カローラ | クルマ
2006年09月26日
フェンダーを無遠慮に叩いたし、以前の傷も放置してたので塗装した。ウチのカローラのカラーNoは3K9なのだが、お店の在庫は4K1。若干4K1の方が薄く見えるので、退色を考慮すれば可能だろうと目立たない所でチェックすると、以前のタッチアップより目立たない。
サンドペーパーで磨いて軽くマスキングして豪快に吹いたのだが、ソフト99はガス圧がかなり高くて均一な粒子が得られる。かなり割高な車用塗料だが、いいんじゃない?で、ボカシを兼ねて早めにラッカークリア(こっちは安物)を吹く。困ったのは以前塗った奴がちゃんと攪拌しなかったのでシルバー粒子(マイカは雲母だが)のダマがあって、そいつが薄い色だとマスクされない。さりとて全部削るのも骨が折れる話だし、ホワイト吹くのも面倒。ま、いいか、遠目に普通なら。クリアはこれもまた値段と仕上がりに直結する素材らしくて本当なら良い物を使いたいのだが、良い物=ウレタンなので今日はラッカーアクリルで誤魔化す。これを使うと常々感じている事だが、コーティングに高い金払うのは馬鹿らしいと感じる。結局の所、仕上がりに関して言えばウレタンクリアにかなう物は無いのだが、塗装をはがせる必要性からコーティングを使っている気がする(もちろん違う理由も沢山あるだろうけど)。シランとかガラスとか言っても、水性シリコン塗料の事だしねぇ、結局。あとは天気が持ってくれる事を祈るだけだ。
フェンダーの方はなんとか修整が終わったけれど、これが限界で、これで擦るならインナーをグラインダーで切ってたたき出さないとダメだと思う。ちょうど缶詰の端のように折り曲げが強度を出していてハンマーでも曲がらないのだ。ここに限らないが自動車の鋼板の硬さには驚かされる。あるいは超張力鋼とか使ってんだろうか?
あとボディー補強に瞬間接着剤チューンをする。他の車でも効果が見られたがカローラはどうだろう?そう言えば三菱にランエボと言う車があって、あれが参考になる。普通のセダンがあって、それに補強を加える形でやってるので、カローラとも重なる部分が多い。今気になるのはトランクルームと室内の仕切りの補強でカローラはここは穴が開いているが(上級グレードだと分割可倒で長物が収納できたのか?)エボはここに補強を加えている。セダンでもワゴンよりははるかにあそこの剛性は高いのにやるんだから意味はあるんだろう。
Posted at 2006/09/26 11:43:49 | |
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カローラ | クルマ
2006年09月25日
・カローラのデッドニングをした。と言っても市販の制振材などは全く使わないお手軽でチープな方法。ブチルとアルミテープ、グラスウールとどこでもある素材だ。ウチのカローラはハンドルレギュレーターだったのだが、この外し方がちょっと大変だった。よくウェスを挟んで外すなど言うが(ディーラーでもそう説明するが)、それじゃ外れない。細いマイナスをハンドルの根元に差し込んでハンドルを回すと簡単に外れる。答えがわかればむしろ簡単な方法だが・・・
開けてみて驚いたのは左右のドアで中身が色々違う点。塗装さえ違う。実は助手席ドアは色あせも酷かったのだが、どう見ても違う部品を後から付けたって感じである。倉庫内でぶっつけたのか、部品生産か何かの問題か分からないが、気持ちよい物では無い。何故か防錆対策が凝ってる助手席側の方がボルトも痛んでるし、分解した跡も見られる。
スピーカーは運転席側がコーンに歪みが出ていた。富士通TENの15Wだったかな。特に悪くもよくも無い、フツーの1WAY。ベースもスラントしているけどデッドニングするとあまりの変貌振りにやはり驚く。どう見てもコスト掛ける部分間違ってる。そうそう、ドアの作りだが、カローラはインナーパネル(内装じゃなくて金属の内側の方)が少ない。軽量化のためだろうか?穴はとてもじゃないが塞げない大きさなので放置してある。アウターも何の制震材も使われていない。恐らく衝突安全用ビームがあるアウターパネルで強度を出しているのだろう。スピーカーマウント部分はプレスで絞られているので強度不足は無さそうだけど。
結果だが前はボリューム12でバスマイナス3でビビリが出ていたのが、バスノーマルのボリューム20超えでも平気で再生するようになった。古いテープなので再生音源がプアに感じる程度には再生する。もちろん息遣いや、リフの細かい音までの粒立ちも格段によく聞こえるようになった。ただ、片チャンネルで再生した時はあまり感じなかったのだが、両チャンネルをデッドニングすると基準があいまいになるからか、スピーカーが平凡なのが気になるようになる。
Posted at 2006/09/25 19:45:55 | |
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カローラ | クルマ