2015年11月30日
・どうでもいい話その1
航空機の事故ドキュメンタリーだとスコーク7700という単語が良く出てくる。管制官が事故が起こった機体に「スコーク7700を宣言しますか?」みたいな聞き方をする。これ、てっきりハムの「73」(通信終了の略語)みたいな物かと思っていたら結構意味が違った。
航空機というのはレーダー通信を受けると自動的に返答するトランスポンダという機材を積んでいて、管制官から4桁の任意の番号を割り振られるそうだ。これで機体の位置なんかを把握するそうで、パイロットが数字を入力する。その数字の一部を特定の状態にある機体に割り振るそうで、7500がハイジャック、7777がスクランブルとかになってる。だから管制官が勝手に特定の機をスコーク7700にしてしまう事は出来ないと思われるし、そこまで手が回らない状態の物もスコーク変更は出来ないだろう。
スクランブルの軍用機のスコークもあるように、これは本来は軍用の識別コードで、モード1、2とIFFを含めた技術の内のモード3のみを民生用に義務化している。私も以前パイロットの友人がトランスポンダがどうこうって話をしていたので、「それってIFFみたいなもん?」って聞いたのを覚えている。どんな返事だったか忘れたが、事実としてはIFFもトランスポンダの一部である。民間機はモード3のみで応答するだろうから、そこからも識別出来るはずである。民間機の誤認というのはトランスポンダ不調か、意図的な無視なり人為的な物か、偽装とかでなければ無いのだろうと思う。
・新規園の作業をはじめた。まず畑にして畝を作っていたので、除草がてら均平取るべくトラクターで回る。古い切り株があって警戒していたのだが、かなり脆くなっていてトラクターで踏んだら簡単に粉々になるのに気がついたのは、丁寧によけて耕し終わった後だった。ユンボで抜根しないで済んだので良いんだけどさ。間柱が異常に高く飛び出て置いてあるので、棚線が緩んでガバガバなのかと思ったが、どうも柱を1度全部抜いてから今の場所に置き直したらしく、深く埋めて無かった。持ち上げずに置けば多分半分の線はそのままの張りでいける気もする。
棚線は「半鋼線」と「ステン線」があって、美観や耐久性、ツルの除去の容易さからステン線が人気だが、コストが5倍ぐらい掛かるし、1サイズ上のを使っても緩みやすい。子線はステンでいいが親線は鋼の方がいいと思うけれど、異種金属を使うと錆びるので統一するなら鋼線かなぁ。古い奴でも30年は使えている感じだし・・・人件費をかける場合は同じ作業で済むステンかも知れないが難しい所だ。不思議なのはたるみに関しては1度伸ばせば何度も伸びるって話はなくて、1度だけかなり伸びる感じのようなのだが、そういうのって事前に引っ張っておくとかで解消しないのだろうか?
次に「測量」、と言っても既存の園の場合は新植する場所の目安などのために既存の柱の位置を把握する作業になる。この園は割と不整形な所だったので、グリッド紙を使えば良かったが、見つからなかったので適当なのに書いて来てパソコンのペイントで書いて色々やったが、やっぱりアナログメディアでコピーおいてやった方が楽だったかなぁ。まあ不整系と言っても平行四辺形に歪んでいるだけだったので、配置自体は全然迷う所は無かった。丸かったりすれば当然迷うが、そういう園は滅多にない(部分的にカーブだけの辺がある園はある。
樹形だが、今回はシンプルにH型の逆L枝にしようかと思っている。理由としては、「王の字型はやっぱり作りづらい」「H型のT型はすれ違いが面倒」「絶対に間柱がない所には植えない」「比較的房持ちが良く一文字でも出来る品種にする予定」「早期成園化したい」って所がある。いや、まあそれだったら一文字でもいいよね。平地園だから一文字配置の方が潅水なんかは楽か・・・成長もめっさ早いし、密植ではあるから枝先が遠くなりすぎると言っても15mにはなんとか収まるし。まあ、最大の理由は「早期成園化」に尽きますね。これは何度も新植してみて感じたんですが、理想的なT型Hとかは生産は安定するし品質もマシなんですが、ともかく木の生長が遅い。というか木が遅いから果実流転が多いと言う理屈に近い。でも、新植して成園化が遅いとですねぇ、管理がめっさ大変なんですよ、園も遊んじゃうし。管理というのは誘引と、草退治でして、苗の頃って養分競合しやすいし害虫にも弱いので極力草は生やしたくない。しかし木が影を作るようにならないと草が容赦無く伸びてきます。近くをビーバーで刈れば間違って苗を切る危険もあるし、マルチしてても穴から雑草がすごい出てくる。除草剤も苗に影響が出やすいので使いづらい。まあ、2年苗に養生しておいて新植が理想ではありますけどね、移植するので果実流転が早まるし。だから台木だけ伸ばしておくのが良いとは思います。でも、台木の管理はそれはそれで面倒になりますけどね。
水利は発見してありましたが、水尻は残念ながら見つけられず。というか、落差がないのでどのみち水尻からの排水は無理っぽいですね。水尻がない暗渠は停滞水が出て逆に根腐れしてしまう恐れもありますけど、動力使う訳にもいかないし、深く穴掘って抜けるようにしようかどうしようか。あんまり地下浸透って効果がないとは聞くんだよなぁ、飽和するような状況だとさ。平地園はこの手の問題がある。
・あとは今更ながらソーラーパネルを接続してみる事に。コネクターも準備してあるのでバッテリーにチャーコンとパネルを接続するのだが、日中はなんか電力出力してそうで怖いので夕方に行ったけれど、バッテリー接続時に火花が出て怖い。そりゃ接続するんだからショートするんかも知れないけど、チャーコンのトランジスタとか平気とは思えないんだけど・・・特にうちのは24Vシステムにしたので、電圧高いんだよなぁ。普通の接続ですら怖いわ。ネットを調べたらパネルを後から接続すればいいような話もあるんだけど、本当なんかな?そんな事どこにも書いてなかった。
さて、蓄電出来ても使えなければしょうがない訳で、24Vのインバーターもあるのだが、こいつがソケットコネクターしか無い安物。気が効いたタイプは汎用のコネクターで先を選べるようになってたりするのに。悪い事にソケット内部にヒューズ入れてるので、ヒューズもインラインタイプを買わなければいけなかった。ソケットのメスを買うって手もあったのだけれど、オスと違ってコード交換が出来ない構造なのに60W程度のほっそいコードしか付いて無くて、しかも12V対応のみの商品が高い値段という状況だったので、素直にクリップ買ってソケット切り離す事にしました。これで明日の朝から充電できるか楽しみです。
・あとはハウスの天幕を2棟上で縛りました。昨年の経験で4スパン程度ですら雪や水が溜まってずり落ちたがるのが分かったので今年は2スパンごとに固定です。それでも既に水が結構溜まってたりする。一棟だけは剪定講習会の会場として被覆するかも知れないので放置ですが、いつもトラブル起こすので一番触りたくないかも。下草もモアで軽く刈りましたが、ハウスなので土がガチガチな所は成長が悪いし、かと言ってロータリー掛けると今生えているのも切ってしまうので難しい所です。ホース潅水はデメリットばかりだったので、すっぱり諦めて切り捨てる事にしました。パイプ持っていて棚上だな。
・明日は午後に水田側の堆肥持ち出し準備して、そっちでブドウの病気房捨てる(水田だと病気は関係ないので)。逆に堆肥持ち出して植え穴とかに持っていく。モアで巨峰園も草刈りしてからロータリーかな、カゼクサばかり増えて嫌になる。夜は時計型ストーブに圧力鍋で鶏鍋作って放置、お湯も魔法瓶満タンになって食器洗いも出来た。もちろん室温も10度だったのが25度に(ただし、床のセンサーは15度止まり)。
・ひげそり、ずっとシックがジレットの物だと思ってたダイソーのが、本当にダイソーオリジナルのだった。道理で替え刃が一般の店にないはずだが、困った事にダイソーにも無い(というか、ダイソーにあったらそっちで買ってる)。結構これは良くそれて良かったのだけれど、今のシックとかジレットのは異常なほど刃がついてて値段もする。迷っていたら、替え刃式でなく柄さら使い捨ての物が安かったので購入。ゴミが増えてしまうのはもったいないけれど、替え刃の互換性問題を考えないで済むし、昔のと違って今のは交換出来ないタイプでも首振りとかするし、安っぽくない。
Posted at 2015/11/30 22:32:41 | |
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2015年11月28日
・PS3に弟が入れっぱなしにしてくれてたアサシンズクリード4 ブラックフラッグを軽くプレー。MGS4と対照的になってるタイトルで期待していたのだが、実際かなりの部分で不満点を解消していた。逆に物足りなかったり不満な部分もあったりするので、そこは好き好きかなぁ。私はアサクリは1だけかなり後半までプレーしていたのだが、ディスクがバグったので止まっている程度で他はやってない。
・アサクリがMGS4に対して大きく優れている点としては
「動きがサクサク」 MGS4はスネークの動きがモサモサで反応が鈍く、そのラグをゲームとして組み込んでいる所があってイライラしたが、アサクリは主人公がラグなく動くのでアクションがしやすい。普通に考えたらラグがあって当たり前の船の主砲ですら瞬間に出てくる。
「フィールドが広くて移動自由」
上とも関係するが、走り回ってもなかなか端に付かない広大なフィールドで自由感というか、その世界にいるという感じがする。MGS4は不自然に行き止まりすぎて、いかにもゲームやらされている感があった。
「綺麗なグラ」
テーマが暗殺という暗いゲームだけれど、画面が驚くほど綺麗で、熱帯の島々の空と海の美しさに目を奪われる。それ見ているだけで楽しい。MGS4が戦場の息苦しさのために見づらい画面なのに、こっちは見やすくて楽しい。
「短いムービー」
というか、MGS4が無駄に長いだけだったけど、ムービーシーンが適度である事がこれほどプレーで楽なのかと。
「失敗してもリプレイが楽」
MGS4は一応リアルの世界という設定だけれど、アサクリは全てアニムスという遺伝情報から過去の世界をVR体験するという設定のため、死亡はVR上の物という割り切りがある。これは暗殺にしても何にもしても同様で、劇中劇な訳で、かなり気楽にプレーして失敗してぬっころされても「アハハハ」と笑ってられる。小さいイベントなんかの再挑戦にも優しい。
「音楽が邪魔しない」
以前からアサクリは環境音楽的でエキゾチックだったりしていたが、SEなども自然、町の喧噪なんかもリアルで、爆音といやらしく神経を逆なでする音響効果に頼り切ったハリウッド風MGS4の音楽より大分良い。
逆に現時点で弱点として感じられる事としては
「サブイベントがコピペ」
前のアサクリなり、ステルス暗殺ゲームでは、一つ一つの暗殺に凝ったギミックやトリックが用意されていたが、ブラックフラッグだとゴリ押しが通用してしまうので、イマイチサブイベの意味がない。1だと味方が増えて楽になるってのもあったけど、実際あれもそれほど活用しなかったしなぁ。またサブイベのスイッチが入るとエリアを離れると不自然にミッション失敗になってしまうので、他の所から爆弾持って来て投げてから撃つみたいな事はしづらい(偶然そのフィールドにあれば出来るだろうけど)。ミッションが複数進行しない訳ではないのだけれど・・・
「町もコピペ」
オープンワールドに近いが、町並みも画一的に感じられる。まあ現実のソレも割とそんな感じだったのだろうけど、よく迷子になる。1の方がもう少し街に多様性があったような・・
「モブがほんとモブ」
メインストーリーはちゃんとキャラが立ってるが、サブイベの敵はもちろん、一般の通行人(渋谷並にウジャウジャいる)が完全に空気。劇中劇なので分からないでもないが、音声が外国語のままなので本当に異国情緒だけで何言ってるのか分からない。敵のルーチンもPS2時代の「忍道 戒」のような感じがする。というかグラが綺麗な「忍道 戒」だわ、アサクリ自体が。爆薬頼みになってしまっていたので、なんか投げたくなってしまう。
・仕事はリンゴ収穫、傾斜がきつい部分で慣れない方の機種でやって踏ん張っていたからか、それとは関係ないのか、帰ったら腰が痛くなった。出荷規格が滅茶苦茶厳しいそうで、秀品率が「ちょっとおかしくないか?」って数字に設定されてたりするみたいで、贈答用の価格維持という目的も感じる。レギュラーでも味が良ければいいと私は思うのだが、出荷農家さんからすると収入に直結する話なので複雑だ。
高所作業車は旧型で物が良いのが2台あるのだが、同型番にも関わらず操作系がかなり違って、片方に慣れていると別のは迷う、というか、いつも使っている方はかなり作業性が良い操縦レイアウトになっていて、製品が進歩しているんだなーと感じる。アクセルやスイッチ、イグニッション類が右側に統一されていて持ち替えがいらないとか、イグニッションの向きとかもそうだが、一番「これは逆転の発想だな」と思っているのが扉の開閉。
高所作業車はゴンドラの扉があって、落下防止になっている。かなり寄りかかって身を乗り出すので重要な安全部品だ。片方(多分まだ練られてない方)は扉は左開きで、閉じると自動的にロックされ、リリースハンドルが若干低い位置に付いている。私が普段使うのは右開きで、ロックは掛けがねを人間が掛ける必要があり、リリースも掛けがねを自分で上げる仕組みだ(簡単なロックはあって、掛けがねが自然に外れてしまう事はない)。
普通に考えたら自動的にロックしてくれた方が進歩に感じられるだろうが、私は逆にマニュアルの鍵の方が安全に感じられた。というのは、シンプルすぎる掛けがね式が、目が届く高い場所にあるので、ロックしてあるか否かが簡単に分かる。自動ロックの方も普通に閉じれば100%掛かるだろうけど、その状態が分からない。中途半端に閉じてロックしてなかった時が怖い、というか今日そうなりかけた。またリリースが自動でロックする方は遠くて面倒。これは誤って開けてしまう事を恐れたのと、スイッチ類の配置の関係でそうせざるをえなかったのだろうけど、掛けがね式が高い所にある方がやりやすい。右側に操作スイッチが集中しているので、左側にゴンドラ扉ロックを集中させられたのだろう。うろ覚えだけど、新型も確かこっちの方式に近かった気がする。たとえば違うメーカーだとどうなっているのか興味がある所だ。
Posted at 2015/11/29 23:46:51 | |
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2015年11月26日
・「日本のブドウ ハンドブック」というのが今年の7月に出ていた。最新のブドウ本というだけでなく、書いたのが日本の種苗会の横綱、植原さんだったので非常に興味深く読ませていただいた。まあ本の2/3は品種カタログ、前振りは歴史の話で、本当に面白かったのは後半のプチコラムだったのだけれど、ブドウの文化的側面まで考えて育苗を頑張ってこられている事は尊敬というか感謝というか。今更「そういえば」って気がついたのはブドウの芽の話で、黒系ブドウは芽が初期は赤い(葉緑素の発達以前にアントシアニンが多いため)と言う部分。これ、改めて考えて見ると、枝や紅葉もそうで、真っ黒になるスチューベンやパープルは紅葉が赤い。逆に白ブドウのナイアガラなどは黄色で、デラもそうだが枝は赤い。巨峰は黒葡萄だが葉っぱは黄色で枝が赤なのでデラと同じだ。
他に重要な話題として「裂果」と「病気」の話が出ていた。ただ病気にバンプが載ってない事はどうかと思う。ベトはボルドーなどで防げるので、欧州系の特別弱い奴でなければ問題にならないと思うが、バンプはもう出る奴は出るし被害も甚大になる。で、灰色カビ病など果実が腐る系の病気の対策として「房洗い」というのが紹介されていた。これは花ガラを洗い流す事でガラの部分が病気の温床になる事を防ぐのだそうだ。確かに指導でも花ガラを流す事は重要と言われていて、トルキャップはメリット黄色による薬剤処理、ジベのカップ処理で流す技術などは紹介されている。別個に洗う事はジベが飛んでしまう事や病気を逆に広げそうな危険も感じるのだけれど、お困りの人は試してみる価値はあるかも知れない。コンプレッサーがあればエアで拭いちゃうのが楽だと思うけどね。
裂果に関しては「水耕栽培でもベレーゾン以降で窒素を切れば弾けない」という事で、窒素の多さが裂果に影響を与えているのと、当然ながら大玉傾向も弾けると言っている。だからジベも満開後で太らせすぎない事だと言う。窒素に関しては施肥自体やめて石灰とかだけにするような感じを受ける。これはスレ果に似ているカスリ病でも同様だそうで、果実細胞を強くする事だそうだ。なるほど、確かに窒素が多そうな豊饒な土ほど裂果が出やすい気はするが、じゃあ窒素を切れるかと言うと難しいだろうな。私は化学肥料の窒素は元肥では使わず、葉面散布でちょっとだけ使うぐらいだが、それでもはじける。堆肥など土壌の腐植増加を考えると全く無施肥にはしづらいし、樹勢が落ちやすい。樹冠を狭めて1本あたりの窒素割合を増やすなどで微調整する事になるが、計画密植で窒素量から樹冠面積をきめ細かく調整するのは難しいんじゃないかな、実際には肥沃な土地なら疎植とか普通にするけどさ。また降雨と窒素の関係もあり、やっぱり雨が降ると水だけじゃなく窒素も吸い上げてしまいがちだ。
そうなると、適度な痩せ地に樹勢が強くも弱くもならない中庸ぐらいを目指して植えるって、ごくごく普通の事になるだろうな。
・今日はとうとう雪が降った。とうとう、というか、これまで異常に暖かかったのでやっとという意味。積もらなかったので、明日の軽い青年部活動は普通にやる事になりそう。
・MGS4二週目プレー、ムービーがいかに多いのかを思い知る中身だった。さて、ノーキルノーアラートは無理でもノーキルぐらいいけるかと思ったが乱戦での誤射が若干あって3人だった。被発見はもう誰が見たのか分からないような感じだからなぁ。
Posted at 2015/11/28 00:58:54 | |
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2015年11月25日
・PS3の大作を続けてプレー、「そろそろ大作プレーするの辛くなってきたね」と大人の人達の間で話題になったりして、じゃあスマホアプリがいいのかとは思わないのだけれど、お手軽にゲームが出来る物の方が壮大なストーリーと莫大なプレー時間の物より好きになってきているのを感じます。大作化は一種の恐竜化ですわ。はまれば強いんだろうけど。
さて、そのMGS4ですが、ムービーゲーと言われていたのとオクトカムだけは知っていましたが、かなり辛い評価が多いのは知っていました。んが、プレーしてみたら想像以上に酷かった。ムービーが長くても面白ければいいんですが、本当に詰まらなくて冗長で1周目からスキップしたくなりましたよ。ストーリーの必然部分じゃないのを水マシして水マシして、シャブコンうちまくって鉄筋抜いて膨張させたようなムービー。しかもシリアス路線すぎてついてけん。MGSシリーズってもっと笑いがあったと思ったのですが、3が異常だったのか。改めて「スネークはビッグボス、それ以外は認めん!」って人の気持ちが分かりました。正直、3の次にプレーしているので、ソリッドだという認識が辛いんですよね、見た目も一番爺さんだし。シリーズ定番ネタもありましたが、自己パロディーだけって感じですし、ちょっとだけ出来るMGS1の方が面白かったなとつくづく思いました。
話してるのもほとんど2の後の話、愛国者達とAIとIDの世界なんですが、これも破綻が多すぎて、支離滅裂になってきています。1,3、PWまでは物語の軸はメタルギアと核爆弾でしたが、2,4はシステム社会が敵です。スパイス程度だった物を、メインディッシュにした感じで、コショウだけ食べろとか無理ですよ無理。これまだ続くんかとウンザリしてます。
それでもゲームパートが面白ければいいんですが、MGS4はハードがこんだけ進歩したのに、こんだけしか変わってないの!?むしろ劣化してない?ってのが正直な感想です。3がプレーヤーの様々な想像やルート開拓の余地があって、まるで敵が生きているかのような感じがあったのに対し、4はマップが狭く敵の視界が悪く、携帯機開発のPWじゃないかと思うほどわざとらしい。なのに足跡追跡とかHDで見ても分からないんだけど・・・ゲームに必然の画質向上がなく狭いマップをノロノロと進まされるだけで飽きます。隠れるギミックも特に新しいのないしね。むしろ敵兵をホールドアップやCQC捕獲してからボディーチェックとか言う面倒な動作があるだけで、尋問とか伏せさせるとか出来ないのかよとウンザリしました。逆にメットかぶってるのに麻酔団はヘッドショット出来ちゃうし(胴体での効きもかなり良いですが)。
唯一面白いなと思ったのはリキッド側のPMCとの戦いに、反政府組織と共同で当たるという仕組みで、今回スネークは単独ミッションではあるけれどゲリラに肩入れして突入の陽動だのに利用出来ます。最初ゲリラの民兵から色々言われて気を良くしていたんですが、何故かゲームデザインでは「民兵のサポートはここまで!」ってラインがしっかり引かれていて、普通にゲリラで基地制圧しようとすると、敵が無限湧きして進めなくなったりします。ヘリまで無限湧きとかMGS3の山岳ステージより酷いですわ。もう民兵サポートは得られないかと思うとまた他の場所から民兵もポップしてくるし、もう雑すぎ。
ゲームデザイナーの考え方としては、スネークはあくまで第三勢力というか戦場で一般通過ニキになって欲しいので、民衆を率いる英雄にはなって欲しくないのだろうと思います。ゲリラに紛れているって感じで、一種のソーシャルステルス(物理的には見えてるけど敵と認識されない)のが理想なんでしょうが、戦場でソーシャルステルスには無理がありました。ある程度情報共有できるPMCですらリアルタイムでは難しいと思うけど、さらに民兵がどうして麻酔銃でソフトキルやってるスネークを初見で味方だと分かるのか。ついでに言えばスネークも敵味方の識別はかなり無理がありまして、ソリッドアイをつけてれば 辛うじて色見であっちかな?って分かる程度なので、素だとわっかんないですね。発売は後ですが、この概念はアサシンズクリードの方がずっと良いというか、MGSシリーズが劣化してアサクリの方が元気だったのか良く分かります。
操作性はMGS2が一番近いですね、動きノロノロ細かい仕草はあるけど戦闘だと非常に使いづらい。とくにカメラワークが常にブレッブレで勝手に肩越し移動して照準が左右に行ったり一人称視点での動きがのろかったりと、さすが老化進んでるだけの事はあるな!って感じですね。もっともっとヨボヨボのカクカクの老人の方が良かったんじゃないでしょうか、その方がリアリティーがある動きしてます。
ストレスシステムは良く分からない所でストレスを受けてるって感じを受けます。従来で言うスタミナなんですが、食べて回復という手段が限られるため休んで回復しようにも、ストレス状況下だと回復しない。ところが、ストレッサーを取り除こうにも「敵に尾行されているから」とかユーザーにはどうしようもない理由でストレス受けてたりして、このスネークやっぱり精神薄弱だよママン。まあムービーで余命の話とかされて気力がガクーンと落ちたりするのはちょっと笑った。むしろあそこでナオミの谷間見て回復とかさ、そういうのがMGSの面白さだったと思うんだけど、プレイボーイを設置して眺めて回復なのはどうなんだろ。アイテム説明で言う必要はないと思うが。
人物はまあみんな性格破綻というか、コジマは皆没落させないと気が済まないのか?ってほど性格異常者に成長してます。ロイ・キャンベルは部下の恋人を横取りして娘ほどの女性と結婚、アーセナルギアのAIの発狂大佐がそういうネタを口走るシーンがあるんですが、本家がそれなのはどうなんだと(一応終盤で解説はありますけど、どうなんだろ)。オタコンは今回もサポートですが、多分オリガの娘とおぼしきサニーという天才幼女と暮らしていて、ぶっちゃけサニーの方が技術的には優秀で、ただの解説オジサンに。こいつ、いつも女性に一目惚れしてから裏切られて泣くパターンだな。
ドレビンはMGS3におけるシギントみたいな物ですが、PWによるパラシュートよりリアルタイムで武器を購入出来るというシステムの裏方という設定でありまして、新キャラだけに新鮮味はあります。シギント本人はダーパのドナルドアンダーソンなのでMGS1でもう死んでますからね。本筋キャラで遊べない分、ドレビンで遊びまくった感じもあります。ただ、BB部隊の解説だったり、実際は愛国者の手先だったりと良く分かりませんわ。らりるれろってナノマシンで発音出来なくさせられているのかな?
現時点でムチャクチャなキャラNo1といえばナオミです。多分狂言で、新型ナノマシンも嘘か自分で打ったんじゃないかと思いますが、こいつ自分で作って復讐のために改悪したフォックスダイが暴走して大量殺戮兵器になるからスネークシネ(要約)とか言ってるんですがアホかと。MGS1のエンディングで偉そうに自分語りで酔っていたあの感動を返せと。MGS2で忘れられていた鬱憤を晴らさんがばかりの暴走っぷりで、こいつ発狂AIじゃないかと。オセロット(とリキッド)がいいかげん臭すぎるのでヘイトキャラ変えたんですかね。レックスのシーンで「さっさと注射しろ」って思いましたし、病気とかも自己申告でわざとらしすぎるんで、多分仮病です。私がオタコンなら、念の為レックスで踏みつけときますね。
以下世界観の問題点
ID銃:ガンダム世界だと武器のIDロックがあっても不思議じゃないというか、逆にロックしとけよと言う所ですが、現実の銃にIDロックがかかる必然も仕組みもありませんわ。一応ナノマシンユーザー「には」IDロックがあると人間側が精神的にロックされて引けなくなるという風にも取れます。これはMGS1でも弾頭保管倉庫で同じ事やってましたね。
でも物理的なロックで無いなら、そんなのID登録自体を削ってしまえばいいんですよ、実際無印銃は民兵もバカスカ撃ってますし。AIがリアルタイムで全部監視とかムチャクチャな設定もおかしいし。じゃあゲーム中でID兵器がすごい高性能かと言うと全然そんな事ありませんでした。まあ、そういう武器もあるかも知れないけど、火炎瓶とか古いAK系とかごまんとあって、あんまり現実味ありませんです。
ナノマシン:ナノマシンに夢見過ぎ。そのうちナノマシンでジャバウォックとかARMSみたいになるぞ。もしそんな万能ナノマシンが出来るんだったら、ウィルスとか普通にナノマシンで排除出来ると思う。大体、ナノマシンが自己増殖するのかしないのか不明なんですよねぇ、設定が作り込まれてない。
サニー:ぽっと出の幼女ですが天才すぎて、オリガの娘かと思われますが、存在が分からん。まだオタコンの妹の子供とかの方が分かるというか、ゴルルコビッチ大佐の家系に何故そんなのが生まれてるんかと。メイリンもそうですが、コジマは幼女は天才じゃないと気が済まないんですね。
国連:なんか色々やって挙げ句「国連が全部解決すればいいんだ!」みたいなのはどうかと。経緯や存在意義は結局「愛国者達」と同じなんですけど、現在の国連を見ればその限界とかが分かります。国連は国家の上位組織ではなくて、単なるオーガナイザーで、しかも調整失敗してどんどん権威も没落してますし。「あの世界」は色々違うにしても、もう少しまともな結論出なかったのかと・
ミズーリ:最新鋭兵器が何らかの理由で使えなくなって、ロートルが出てきて大活躍ってのは燃える展開ですよね、私は好きなんですが、ミズーリは色々とダメだった。まず、AIがダメになってSOPがダメになってレーダーなどSOPシステムに入った物は全部ダメだから目視ね!とか言ってるが、頭上で普通にレーダー回ってますがな!日本海軍じゃないんだから、アメリカは戦前からレーダー持ってます(それをそのまま運用はしてないだろうけど)。また、現実には衛星写真とかもあります。
さらに砲撃のくそAIM具合は泣けます。目視距離、せいぜい2km程度で盛大の外しまくる砲撃はアームストロング砲でしょうか?CIWSあるのに対艦ミサイル使わないし、逆にこれはアウターヘブン側も不思議ですが、シャードモセスで普通にハープーンでミズーリ返り討ちで一件落着だったのではないかと。
「本当の目的は○○だったんだよ!」:もう言い訳みたいにこの手の裏設定をどんどん後出しで重ねてるので、コジマ監督の印象がかなり悪くなりました。AIの裏をかくためにこれまでのシリーズは枝葉末節で4が本当の帰結だ!とか言われても、ザボス苦笑いでしょう。
BB部隊:うーん、メタルギアと言えば魅力的な中ボスをドンドン倒していくという文法があったのですが、BB部隊は2のデッドセル以下ですね。カエルもそうでしたが、男女平等なのだけは気に入りましたが。また、スタミナキルが出来るのか不明。ウルフだけは出来ました(というか、そうしないと無理)でしたが、他の奴らはそんな興味すら湧きません。
カモフラージュ:メインメニュー内にカモフラージュの切り替えがあります。オクトカムが万能すぎるので出番ないかと思いきや、ちゃんと切り替え出来ます。フェイスもカモだの他の人だの出来ますが、BB部隊の美人は中身がスネークだと下ぶくれのおたふく顔になってしまい気持ち悪い事この上ないので、途中からはオクトカムフェイス(罪袋みたいな奴)にしてプレーしてました。でもムービーだとキャンセルされるんだよなぁ。
IPOD:BGMを変えられる装備で、音楽を取得出来ます。本編の音楽が今作は全然良く無くて、定番のテーマはほぼ使われませんので、この装備で聞く必要がありますが、操作性などは最悪です。現実のプレーヤーのコマンド方法をそのままゲームに持ち込むなと言いたい。これは攻撃ボタンなんかもそうで、これまでのMGSが■とか○とかワンボタン攻撃やCQCだったのに、4だとL1+R1という2アクションをパンチとかでも強制されます。ソリッドは格闘はメインじゃなかったからしょうがないけど下手ですねぇ。
狙撃武器のエイミング:MGSシリーズでは通常の主観攻撃と、さらに覗き込んでのエイミングが切り替えられてましたが、絶対主観攻撃では使わない種類の武器は強制のぞき込みエイムでした、RGP7とか対空ミサイルとか狙撃銃とかね。逆にオートエイムはMGS1のトップビューでのみありました。ところが4だと全部同じ操作に統一されていて、「なんで狙撃銃あるのに普通に構えてるんだよ!」って事になります。エイミング中にオートエイム入れちゃっておかしくなるとか、SOPシステム誰もありがたがらないだろうと。
・現実世界だとロシアが程良く悪の枢軸化していて、ISIL爆撃とかこつけて反アサド勢力を爆撃していたら、トルコ軍にSu24が撃墜されてた、うぷぷぷ。いや、実際問題、これが単純に撃墜ならロシアが言うようにシリア国内を飛んでたからセーフとか言う話になってこじれるのだけれど。実際シリア領空だったのかトルコ領空だったのかと言われると、シリアだった可能性もあるとは思う。本当か分からないが、脱出パイロットが反アサド勢力により殺害されたというから、地上にいたのはシリアの民兵。ただ、シリアの民兵がいて殺害したという事から察するに、そのSu24は反政府組織を攻撃していたのであろう事も想像に難くない。そうなると領空云々よりロシア軍の動向自体に問題がすり替えられてしまいそうではあるし、それを見越しての情報操作の可能性もある。それでパイロットが死んじゃえば誰も領空侵犯に反論できる証人がいなくなるしね。
Posted at 2015/11/26 19:20:09 | |
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2015年11月24日
・今年は暖かいからか、今頃アゲハチョウらしきチョウが車の前を飛んでいた。出発する前だったので確かめようと探したが見つけられなかった。アゲハなのは間違いないと思うが、後ろの羽根の色見が普通のよりパステルがかっていたような気がしたので確認したかったのだが、アゲハ自体は11月までいると図鑑にはある。でも通常ならここの11月は葉っぱも枯れ果てて生きてられないとは思う。今年は異常だ。成長のアゲハの寿命は2,3週間だそうで、発生サイクルが増えたのだろう。うちはまだバラが咲いてる。
・仕事は荷物置き場の整理というか管理。伐採木で薪になる奴を自宅の薪ストッカーに積んだのだが、改めて宅地にそこまで木を積んでおくのも邪魔だなと思う。無駄使いというか、使う直前の分だけ置いておけばいいような。まあ冬に雪の下になると取れないから、1シーズン分だけでもいいけれど。今年も暖かそうで、積んである分を使い切れる気がしない。
それから炭にした分をユンボでほじくって無事炭になっている事を確認、昨年までのより歩留まりも品質も良くないけれど、とりあえず炭にはなった。またユンボでアメリカセンダンを大まかに引っこ抜いておいた。これで下の枝も運び出しやすいし、草も乾いてすぐに焼けるだろう。他にもへんな雑草があってカマで刈ったけれど、ここ二週間ぐらい右手の小指と薬指がしびれっぱなしだ。手根管のアレと似た症状だけど、特に痛いって事はないし、しびれは反対側に出てる。そんな使ったという訳でもないけれど、慢性化しちゃってるのかな。とりあえず頬杖はダメらしいのでやめた。
・明日はベッチの種が届くそうなので水田に蒔いて、ハウスの所でもう1度ハルミドリかな。ハウスは講習会場なので、大まかには草刈って整理しておきたい(ネットとか置きっぱなしだし)。あと、焼き穴を再び使えるように炭をユンボで軽トラに上げて圃場に持っていかないといけない。となると、水田の方の堆肥も軽トラに乗っけて持っていくか。ユンボそっちに持っていったらシャインの園の抜根やら修正、植え穴堀り、暗渠堀り、堆肥運びなんかも必要だな。
・機械整備ではミニキャブのLLCをフラッシング抜いてから交換したのだが、かなり内部が錆びているようで、黒っぽい廃液が出てきた。固形物がザラザラって訳ではなかったが、改めてLLC交換ではフラッシングやらないといけないなと感じたし、市販の薬液の濃度に若干疑問も持った。リザーブタンクのは劣化してないようにも思ったが、吸ったり出したりして循環もあるだろうから交換。ミニキャブはLLCが抜ける量が少なく、以前もらった2リットルのLLCでリザーブごとほぼ交換出来た。って事はエンジンブロックに結構残っているんだろうけどね。
・あとは六輪SSの方もポンプの凍結防止で不凍液(こっちはLLCじゃない)を入れて運転してきた。四輪のSSもそうなんだが、SSはどんなに本体を洗ってあってもなんか農薬の残液の臭さが残る。特に石灰硫黄合剤のような怪しい色の汚れは延々と出てくる気がする。六輪SSはLLCもオイルも交換してあるが、四輪のはそろそろメンテサイクルなので液体を全交換しないといけない。そろそろペール缶オイル切れるけど、こだわらなければ兼用オイルなんて6000円も払えばある(20リットルで)ので迷うな。長距離トラックならともかく、農機具のエンジンはまず寿命まで使えないし。
・銀行のATMが入れ替えで使えなくなったので、ちょっと遠くの所まで行ってきた。使う用事は給油だけだったので、その移動時間とか移動代考えたら特売のメリットなんて吹き飛ぶんだけど、まあどこにATMあるのか知っておくのも悪くはないかなと。で、久々に通帳を見たら結構入っていてびっくりした。最近は販売代金を直で生活費に回していたので預金残高見てなかったのだ。もちろん、私としては多いだけで、普通に見れば大した事ないというか、ここからまた1年収入が無い事を考えるとなんともだけど。
・ふと地元の第二次大戦の空襲ってなんだっけ?っと思って調べてみた。東京が重点的に狙われた空襲だけれど、地方都市も狙われている。私はB29は高々度爆撃で焼夷弾を無作為にばらまいていたのだろうと思っていたが、実際には2000m以下の低高度で精密爆撃もすれば夜間レーダー爆撃もしており、通常爆弾も使っている。つまり、どんな爆弾を使っていたのか分からない訳だが、子供の頃資料として見せられた爆弾や被害にあったという墓石については、今考えて見るとそんな小規模爆撃に何の意味があったのだろうか?という気がしないでもない。
確かに当時その地区は疎開工場が造られようとしており、軍需工場も若干あったようなので、それを知って爆撃していたとすればアメリカの情報分析能力は恐ろしいのだが、実際はどうだったのだろうか?小規模だった事もあり人的被害も記録されていないのだが、適当に偵察がてら爆撃したのか、他の地域の爆撃の第2目標か何かで残った爆弾を投機したのかどうも分からない。
調べる過程で東京大空襲による無差別爆撃とB29搭乗員捕虜の扱いについてウィキに出ていた。戦略目標のみを通常爆弾で爆撃していた頃のB29の撃墜された搭乗員への扱いは概ね良好で戦争捕虜待遇を受けられたが、無差別爆撃を初めてからは民間人からは私刑で虐殺され、上手く軍人や警察に捕虜にされたとしても処刑される事が増えてきたそうだ。民間人への攻撃を行ってるんだからしょうがないと思うのだが、処刑に荷担した罪で戦後の裁判で戦犯として処刑された軍人もいて、なんだかなぁと思う。どっかの国の正義とか自由って結局こんなんだよね。
・PS3の初期型使っているのだが、ソニーが廃れた理由を痛感する。最大の問題は上面がひどいラウンド形状で上に何も置けない事だ。置くなというソニーの気持ちかも知れないが、ゲーム機を数台同時に使う事なんてないんだから、一番上に詰むのがPS3になる嫌な設計だと思う。そんな詰んでダメになる放熱設計なら背面から捨てろよと思うし、根本的に熱暴走しやすいんかも知れない(無理してオーバークロックとかしてるとそうなる気がする)。もう一つの嫌な点は電源スイッチの場所だ。普通のゲーム機はスイッチは上面にはおかなくなってきている。ファミコンやPSで猫がスイッチ踏むという悲しい事故が発生したし、横置き縦置きコンパチのゲーム機の場合はスイッチは背表紙面に置くのが常識。ところがPS3は何をトチ狂ったか表紙面を窪ませてそこにスロットと電源スイッチを設置してしまった。一つ一つでも嫌らしいのに、組み合わさると「猫乗る、でも脚の置き場が平らじゃないので唯一平面の電源スイッチを踏む→電源入る」という事故が絶えない。電源スイッチも以前の物理的にしっかりした、長く押せるスイッチではなく、簡単に反応してしまうのも良く無い。実際にはコントローラー側で電源入れる事が大半なので、こんなスイッチ滅多に使わないので存在忘れたりするだけになおさら始末に悪い。もちろん猫をそこまで意識して製品作れとは言わないけれど、要は奇抜さを押し出した必然性のないプロダクトデザインは嫌われるし大抵失敗作という事だ。正直私はPS3の筐体のデザインは格好悪いナーと見るたび思ってるし。
Posted at 2015/11/24 20:13:57 | |
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