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暇人ぶぅのブログ一覧

2013年04月30日 イイね!

ユンボ再稼動!

 ・今日はユンボの最終仕上げ、修理したレバーアームを入れ直し、各部リンケージを結び直し、油圧ホースをエアで吹いてゴミが入らないように組み直す。そしてオイル、シェルのテラスS2#46を入れる。大まかに作動ラインまで入れたらユンボを動かしてアームとショベルを縮ませた状態にして地面に下ろし、作動油の量を正確に規定内に入れる。なんでアームを全部縮ませるか?油圧シリンダーは伸び側も縮み側も油圧でやっているのでトータル油量は同じに思えるが、実際はロッドの体積分縮めた方がオイルが戻る。だからタンクに戻ってるオイルは多い。ま、それに合わせるってラインに合わせておけばいいんだけどさ。一番気を使ったのはユンボを仮油量で作動させる時で、空気がコントロールバルブの配管に入っているので、どういう動きをするか読めない。油圧配管もタグを付けているので繋ぎ間違いはないと思うが、それでも万一なんかあったらと思ったが、ここらへんはあっけなく作動してくれて良かった。オイル量はやっぱり前のは3リッターほど無くなっていたようで、今回は15リッターぐらい入った。実際はあのタンクって別に10リッターもあれば動くとは思うんだけどね。一応エア抜きにもなるかと思って操作してみたが、こっちの機体の方が動きが良くて全然不満など無かった。例えば3cm単位でバケットを上下させるとかが不自由なく出来る。他の機械も一緒だが、調子がいい悪いは全開よりも微少角の操作で分かる気がする。もっとも、こいつもキャタピラのレバーの戻りが悪くて勝手に回ってしまったり、もう少し手直しは必要かな。エアエレメントも古いままだし。

 ・午後は改良普及センター主催の新規就農者激励会に出てきた。そういう筋合いではないと思うし、このクソ忙しい時に・・・って思うのだけれど、改良普及センターも実績が必要だし、そっちで顔を出しておく事はそれなりにプラスになると判断。遠い場所でやるのでVT250Fを出して行ってきたのだが、全般的にはまあまあ良くなったVTだが、いくつか不満も出てきた。最大の問題はキャブセットで、5000rpmあたりでゆっくり走っている時はいいとして、その上でアクセルあけると薄い症状が出てきて、振動が多くて乗っていて疲れる。よくこれでロングツーリングしたなーと思ったり。もう一つの不満はクラッチで、繋がりが唐突。1速が高い事もあり、比較的長く半クラを使うのだが、最後の繋がりで違和感があるので、あんまり上手く繋げない。

 ・私は基本的にはクラッチは繋ぎっぱなしで乗る方なので、走り出してから半クラは使わない。でも白バイとかトライアル関係は半クラを多用するし、バランス系競技では半クラの扱いやすさと技能は結果に直結する。今日も信号待ちで極力バランスさせて立ってようとしたのだが、全然持たなかった。自分のバランスも悪くなっているとは思うけど、一番は半クラの操作性が悪いって事だ(あと、スロー系の調整不足もちょっとだけある)。考えられる原因としては、フェーシングの摩耗、異常なアタリ、ハブダンパーのガタ、クラッチレリーズの動作不良、そして不適オイルによる動摩擦係数の変化だ。どのみちクラッチをバラして見ないと分からないし、不適オイル問題は摩擦調整剤がフェイシングに残ってオイル交換で解決しない事もあるそうなので、フラッシングしてオイル交換して直るかどうかだろうな。あとはクラッチプレートの組み替えとか、ハウジング修正とかもあるんだが。あと少し余裕があれば換えたのはブレーキホースで、VTのは制動力はあるけどフィールが・・・とくにホースを柔らかくして初期タッチを柔らかくすると、強くする時に調整しづらいだけでなく、リリース時にワンテンポ遅れてリリースされるような、リリースが分かりづらい感じが残る。個人的にはステンメッシュはいかにもいじってます感があって苦手なのだが、社外にゴムホースはないからな。

 ・講演会に話しを戻すと、斉藤農園さんという水田メインの大規模経営で中日新聞賞だかを取った所の話しで、農家の三代目が若い時から後継者として自覚して普通に発展させていって、様々な活動もしているという物で、まあ面白かったけれど新規就農者として具体的に生かせるかと言われるとまあ難しい気もした。もちろんエッセンスとしては色々面白い所もあるんだけどね。ただ、それ以外の話しが多く、なんというか新規就農者のために開かれた会合というより、役職持ちや各種団体が会議実績のために開いた会議という感じがひしひしとした。スーツでくんなと言いたい。まあ、経営者協会とか4Hクラブとかはまあいいさ。アグリマスターとかと絡めるのも仕方ない(もう少しまとめといて欲しいが)。

 ・しかし、これだけは声を大にして言いたいのだが、斉藤農園さんへの批判っぽく聞こえてしまうので質疑のコーナーでも言えなかった事がある。「大規模経営で六次産業化すりゃ売り上げ上がってウハウハ」みたいな例ばかりを持ってくるのは本当に止めて欲しい。あれは特殊だし、日本農業の本筋だとも私は思わない。こういう事例ばっかりを取り上げて、新規就農したら規模拡大で六次産業化しないとダメだよみたいな事を、圃場にも来ないでしたり顔で偉そうに講釈する奴が絶対出てくる。どんないい会議でも一回圃場に行く事には全くかなわない。会議室だと米一粒、ほうれん草一束だって出来ない!新聞で大臣賞をもらった?そりゃTPP推進派はこういう事例大好きだからな。こういう肩書きがある人がやった方が会議のハクも付くだろうけどさ、俺達農家は知っている訳、地域で匿名で頑張っている農家さんに周囲の人がどんだけ世話になっているか、貧乏してても立派な農家さんがいるって事をさ。あるいは夢破れて農家はやめた人からいかに多くの事を学べるか。

 ・実際、斉藤農園さんも講話の中で、大規模化が出来るのは土地利用型農業だけだと言っているし、さらに言えば土地利用型の中の条件が良い一部だけだとも言っているし、六次産業化のデメリットも私が以前書いた通りの問題を指摘している。土地利用型、つまり水田とか大規模機械化がしやすい農業では経営資産の共有化のために大規模化はしやすいが、それだって条件が悪い水田があれば転作している。経営母体が大きいから多少の赤も埋められるから、大規模化というより集落営農による護送船団と言える。農協の小さい版を作っているような物だ。確かに農協はあちこちで批判されるように中間手数料もかかるし、不祥事の温床になっている部分もあるが、この手の大規模化の話しは最終的に「じゃあ農協規模でやっちゃえばいいんじゃね?」って所に落ち着く。直売所も確かに売り上げは倍々で増えているかも知れないが、それが可能なのは系統出荷が最低ラインを支えていてくれるからで、直売所が総生産の5割を売るようになったら差別化とか無理になる。もちろん、農協の評価システムが気に入らないから対抗策として新農協を作るって意味ならいいけど、少なくとも価値の創造ではなくてニッチだ。

 ・斉藤農園さん自体への疑問としては、地域貢献と農地集約をどう考えるかという問題と、ライフワークバランスへの違和感を上げておきたい。ここがやっている金にならない事業はきっと素晴らしい部類だろう。道祖神を飾るとかそういう事じゃなくて、遊休荒廃地をサツマイモ畑にするとか、景観作物で守るとか、そういう事はね。ただ、構造改善で離農農家が増えて、その受け皿で規模拡大をする。そうやって農家の人数をどんどん減らす事は結果として地域を弱くする事になってないだろうか?「そんな事言ったって、兼業農家が赤字出して農地にしがみついて、そういうのが補助金をもらって生き延びても良く無いだろ」と言われそうだが、農業人口を保ち、農家でしか出来ない結びつきを地域に残し、雇用口を小さくても多く残している事も事実なのだ。そりゃ宅地化されるよりはいいし、斉藤農園さんがどういう言う話しではないけれど・・・あと、六次産業化、つまり加工に手を出すと、大規模化の相手は世界になり、そういう世界だといくら大規模にしてもコストカットには限界がある。アメリカが大規模経営でやっているというのは、悲しい話しだが、アメリカの農家は真っ先に資本主義に飲み込まれて過当競争をしちゃったからなのよ。そうやって大規模で綱渡りの農業をした結果、対外輸出で余剰を売らないと補助金をどんどん浪費する形になってしまった訳。今日本が同じ轍を踏んでどうするんだと。ライフワークバランスはスイスの研修であっちが農業と生活をドライに切り分けていた事を好印象に捉えていた事への違和感なんだが、他のえらいさん達も「農業を職業として選んでケッコウ」みたいな言い方をしていたのだが、私の農業観とは大きく異なる。ただ、これは後継者と新規就農者での感覚の違いもあるだろう。やっぱり農村の因習的なつきあい方や保守的な後継者観からすると、農業を普通の仕事の一つとして捉えられるスイスの農家の懐事情はうらやましいだろう。特に専業化して特定の作物を換金目的のみで作っているような所は、そういう職業としての農業という感覚がすげー強い。確かに農家は大雑把すぎる嫌いはあるので、損得勘定とか経営理念はもう少し持つべきかも知れない。ただ、外部から入ってみれば農業ってのは単なる職業ではなくて、生活部門も取り込んだ一つの生き方の分類であって、それはサラリーマンとは大きく異なる。例えばサラリーマンならカチグミと負け組に分かれてもいいし、利益を追求してもいいし、基本地域を離れてもサラリーで代替出来る事が多い。一方農家は地域を敵に回すって事は絶対出来ない(やってる人もいるけどさ)。斉藤農園さんが規模拡大してもやっていけているのは、不採算事業もやるし地域貢献もするしって事がある訳で、えり好みして換金性が高い作物だけやってたら嫌われて終わってただろう。それは私生活だって同じで、休日に賃金が払われない畦掃除やるとか、下手したら葬式に出るとかその手のシャドーワークがお互いを支えていたりする。

 ・まあ、そんなんで、会議が終わった後は解散する人と、二次会に出る人に別れたのだけれど、私は解散してから斉藤農園さんの直売所に行ってみた。ここが農業の結びつきの場となればと作られたログハウス風の建物なんだそうだが・・・閉じてた。営業日カレンダーだと開いているはずなのにねぇ。正直、お店としての風体を保っているとは言い難く、「荒れている」という印象。法人の車庫や倉庫もあったので外から見たが・・・うーむ、って感じ。まあ、今は繁忙期だし、30Haの作業はそりゃ大変だろうからな。でも六次産業の難しさは感じるよね。言っていたように、タイアップ程度にとどめた方がいいように思った。さて、会議に出た人達の何人が現場に足を運んだだろうか?二次会の飯の生産地をどの程度考えただろうか?

Posted at 2013/04/30 21:58:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年04月29日 イイね!

サクションストレーナーってどこだ!?

 ・ユンボには整備ラベルが貼ってあって、整備サイクルが書いてある。それによると油圧系統は作動油交換とリターンフィルター交換が1000時間、もっと短いサイクルで作動油の水・汚れドレンを整備せよと書いてある。まあ、いい、それは。困るのはサクションフィルターがどこに入っているか分からない点である。サクションフィルターはオイルポンプと作動油タンクの間にあるはずで、そこにホースはあり、その基部はごっそり外せそうではある。だが、その基部の手前に高圧側ホースが走っているのは何だね?ホースよっければ基部外せるかナーと悩んだが、どのみちホースの汚れを逆に入れてしまいそうだし、他の部分の設計のクサレっぷりから外すのはあきらめた。きっと書いて見ただけだろ。オイルフィルターも外したが、マジで作った奴はアホだと思ったね。メンテハッチはあるんだが、狭すぎてチェーンやバンド系ホルダーは使えない。カップは79㎜だかの15角で「そんな特殊なの今は無い」とか言われた。頼みの綱の貫通ドライバーもメンテハッチが小さいので回せる角度が足りず、フィルターホルダーも回るし・・・ま、ここはフィルターの底側からたたけるという普通は無いやり方が通じたので、なんとか交換出来た。てか、このユンボの整備、貫通ドライバーしか使ってなくね?ま、リターンだけでも交換出来たので、これでリンクを元通りにしホース繋いでオイルを入れれば復活である。リンクだが、防錆塗料塗ってシャフトに通したらガタガタで二度とさび付いたりはしなさそう。昨日気がつかなかったが、外した後に銅のカラーが落ちていたので、間に銅が挟まっていたのかも知れない。全く意味がない話だけど。

 ・そのオイルジョッキだが、ノズルの根本が壊れた。まだ使おうと思えば使えるけど、そろそろダメだろうなと思って新しいのを買いに行った。前買った場所が見つからなくて、車コーナーだと古くさいのしか置いて無い。やっと工業油脂コーナーの棚の上で見つけたが、ちょっと感動した。瑞穂というメーカーのジョッキで、これは入り口にキャップがあって汚れが入らないようになっているのだけでも天才的だったのだが、新型は割れたノズルスクリューがPP樹脂からABSかなんかのゴツイ黒い樹脂に変わっていた。混合タンクなんかもそうなんだけど、高密度PPでも耐ガス性は限度があって、使っていると締め込むノズルキャップが真っ先に割れる。割れるのに全ての製品がそこに対策品は使ってない。はっきり言えば壊れてくれてアリガトウぐらいに思っていると思う。その点瑞穂さんはマジ天使です。今後他のオイルジョッキは(ブリキのは除いて)星ひとつになるな。

 ・薪を積んだらストッカー2号もすでに満杯、ラフに4立米ぐらいか。綺麗に割って詰めている訳じゃないから隙間も多いのだろうけど、これだけあれば完全に乾燥させた薪が使いたい放題って事じゃね?さて、昨年から薪ストーブライフを初めて分かった事をいくつか書きたい。まず薪だが、綺麗に割れているナラかカシを買って使うってリッチでファッショナブルな人は別として、そこらの廃材や伐採枝を使いたいって人は時計型が超オススメ。ともかく無価値な廃材ってのは形がいびつで、それらを燃料に加工するまでが面倒な訳。で、出来るだけ燃焼室が大きい方がいい。1cmでも長く1㎜でも広く。特に廃材類は乾燥は割としているので、割って乾燥とかは考えたくないから、ますまる割るってのは面倒なのね。そうすると、丸太のまんま玉切りしてぶち込む方法が取れる事は必須。時計型は投入口は小さいけど、上蓋外せばかなり太いのも入れられるから、一日1本でもそういうのを燃やせるのは便利。
  燃焼効率は正直時計型は低いはずだけど、もっと重要なのは薪の乾燥。薪が乾いていれば煙も出ないし燃焼もスムース。それに燃焼材はかなり手に入るので、それを集める労力だけが問題。効率を気にするのは、綺麗な薪を買っている人達だろう(まあ、環境問題とかあるけどさ)。でも高効率ストーブって長時間燃やして温度が上がってからの話しなので、かなり長時間暖房に使った場合の違いだと思う。時計型はストーブ本体の立ち上がりは瞬間だし、それで1時間も燃やせば大概の寒さなら問題なくなる。残りは熾火でノロノロと燃やしている訳で、その時には効率なんかはあまり関係ないだろう。

 ・煙突の詰まりだが、うちは比較的横引きが少なく、ストレートな構造にしたからかも知れないが、一重ステンの105㎜でも清掃するほどの汚れは出なかった。木酢液も取れるほど無かった。二重にすれば厳冬期に立ち上がりは良くなるだろうけど、どうしてもって程必要ではないという感じだ。二重にするコストで高くする方が煙りの発散では良さそう。もちろん自作二重ならいいけどね。

 ・煙は恐れているほど匂わなかった。近所でも聞いても反応が無いほど煙突の煙の問題はないみたい。まあ比較的空いている場所だし、薪の乾燥が良かったのも大きいだろう。もちろん薪以外は燃やしてはいけない。焚きつけはボケ親が使い勝手のいい撥水ワックス紙を捨ててしまったので後半大変だったが、慣れれば新聞紙やダンボールでも出来る。でも紙はちょっと煙がきつい気がする。理想はワックス紙で、水素と炭素に分解するので本当に匂わないし火力が馬鹿でかい。

 ・防火壁はケイカル板で充分だった。温度計をあちこちに置いたが、旋風ファンで風を送っても壁の後ろが30度を超える事は希。ただケイカル板は割れやすいので扱いは注意。

 ・トラクターで上の水田も起こした。そこで先日勉強した「逆打ち」をやってみたのだが、なるほど具合がいい。トラクターはロータリーを牽引するので、旋回時には耕せない場所、いわゆる枕地が出来る。私は隣地耕作法で回ってから、円周法で2周して消しているが、円周でも四隅だけはロータリーを降ろし始める場所なので残耕が出来る。これを無くすのに、真っ先に円周法の旋回と逆回りで四隅を耕しておく、それだけである。しかし、これだけで残耕がなく気持ちいい仕上がりになった。トラクターの調子は最高で、今500時間ちょっとなので(20年以上前のだけど)エンジンは慣らしも終わって最盛期だろう。そしてスノコのエンジンオイルとGRPを入れたおかげでますますエンジンは調子良く回っている。普通はPTO2で速度2ぐらいで回る物だけど、速度5で1600rpmで回れる。ただし細かく耕したい訳ではないのでPTOは1だから、結構ゴロゴロな土だけど、これでもエンジンが唸るって場面は一度も来なかった。普通は耕す時はガバナーが割り込むのでエンジン音が変化してから回転も影響を受ける物だが、まーったく変化せず終わってしまった。この分だとスピードをハイの1にしても平気そうだが、そうするとPTOも2ぐらいにしないと粗すぎるし、それはトラクターにかわいそうなのでやめた。これだって別に浅く耕している訳じゃなくて、10cmぐらいはやっている。あとは水を張って均平を取りながら代掻きして植える予定。どうも皆丁寧に本代やりたがるが、あれは本当は良く無いんだそうだ。私も昨年は均平が取れず不本意ながら3回は回ったが、あんなの無駄な作業だ。
Posted at 2013/04/29 20:44:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年04月28日 イイね!

あづい

 ・今日は昼は晴れて風は涼しく、バイクには最高な天気だなーと思いながら畑仕事、あつくて辛い。もう田植えも間近で、そっちの準備も必要なんだよな。先日おこしたのでスズメのテッポウは枯れ気味だが、もう一度細かくしてから荒代の方が良さそう。ジャガイモもマルチも一枚剥がれてしまったし、忙しい。水田にはまだ薪が残ってるし、畦の補修も結局できてないしな。田植え機のクラッチワイヤーだってそのままだし・・・

 ・ユンボのコントロールレバーの固着はやっとアームを外した。結局カラーを割ることにして、ドリルで穴を集中的にあけた場所に貫通ドライバーを打ち込んでカラーを割ったら、やっと動いた。途中で「いくらなんでもこんな動かないなんて、このレバーはダミーなんじゃないか?」と不安になったほどだ。外したカラーの中だが、すさまじい錆だった。ドリルに砥石つけて研いでも、いくらでも錆が出てくる。特に中程がボロボロで、一体どうしてこうなったのかと。さて、修理だが、このぶっ壊したカラーでも、レバーの操作には何の問題もないだろうから、とりあえずこれを防錆しなおしてシャフトも磨いて入れようかと思っている。ユンボの他のパーツなら万一誤作動すると危ないのだけれど、バイド板はそんな危険じゃないからな。ドリルビットは大活躍だった。都合30cmは穴はあけたと思う。多分、そんな一つのビットを使ったのは初めてだ。

 ・もう一台のユンボは畑で穴堀、こっちはレバーの調整がおかしいのか操作への反応が薄い事もままある。あとは油圧が低いかな。最初リリーフ圧が下がっているのかと思ったのだが、実際にはリリーフで止まるって事はなく、本当に油圧が足りなくて遅くて弱い感じ。そんでも人間様よりはよっぽどいい仕事してくれてるけどな。サクションフィルターはそれらしい場所を見つけた。見つけたが、これをどう外せと・・・オイルポンプがどっか行くのか?おかげでポートランドとネオマスカットと巨峰の移植は終わった。今頃移植とか言わない。山羊の糞の堆肥もあと少しになってきた。運搬車も大活躍で、これがなければ使おうとも思えない。あと一台は溶接だ。

 ・ミニキャブは8万キロ突破。
Posted at 2013/04/28 21:54:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年04月27日 イイね!

最近のドライバーはさぁ

 ・昨日はユンボの整備で作動油キャップが28㎜という変なサイズの巨大ボルトだったので、それを買いに町に出た。ホームセンターだと時代遅れなKTCがまだ1300円という馬鹿みたいな値段で売られていてゲンナリ、ちょっと遠いがアストロに出かけたら27㎜でも430円だった。が、28㎜はレギュラーサイズではないのでレンチになかった。幸いTONEのインパクト用ソケットがセールで、それが1㎜刻みであったので購入、それでも950円だった。ほんとホームセンターはKTCのセット扱うの止めて欲しいわ。売れないから買わない、買わないから高いの悪循環。ま、おかげで作動油キャップがあいて他の作業も出来た。これが開かなければ他の作業をしちゃダメだからね。作動油は内圧が上がるのである程度の強度のボルトを使うのは分かるが、やっぱりIHIは嫌いだわ。レギュラーの27㎜を使うべきだろJK。

 ・んで、珍しく昼間に国道端を走ったのだが、駐車場から出ようと思っていたら、都合良く渋滞になって前から車が詰まりだした。車が止まれば入れてもらえるナーと思っていたら、目を三角にしたエボ7が前の車のケツにベタ付けで走ってきて、横も見ずに俺の車の前まで詰めてしまった。いや、こういう馬鹿は結構居るんだよなー、俺だったらそんなヘマやったら恥ずかしくって死んでしまうわ!と思って見たら乗って多のはお水系の若作りに失敗したオバサンで、「うわ、キツー」。自分でも失敗したのが分かったのから、すげー視線を微動だにさせずに前を見ている。渋滞の間中、そうやっていたと思うが、そんな恥ずかしいなら車乗るなよ。お前は○○の方が似合ってるよ。で、私は別に次ぎの車が親切に入れてくれたので別に問題無かったんだけど、こいつが長野ナンバー。先日も地元走っていたら、一時停止ガン無視で割り込んできたアヴェンシスがいたのだが、こいつも道路を真っ直ぐ走れずあちこちで意味不明なブレーキも踏むし、長野のドライバーってヘタクソばっかりなんだろうかと思った次第。きっと春の人事異動でこっちに来ている人とかなんだろうけど。

 ・もちろん松本にもヘタクソは大勢いる。昨日も信号で待っていたら、かっこつけてタバコふかしながら派手にコーナーリングアクション決めてとっちらかって、私の車の真ん前までフラフラとオーバーランしてきたモンキーもいた。いや、走ってたら避ける自信ないし、あの程度も曲がれない奴は早晩アスファルトの染みになるだろうから、人様に迷惑かけずにやって欲しいと思う。で、下手なドライバー・ライダーだが、男は操作自体が下手なのが多いと思う。自らを律する事が出来てない。一方女は路上の状況を読むのが下手なのが多い。自分一人で道路走っている気分。重ねるなら、道路走っているとほぼそこらへんは分かるようになってきたと思う。よくドライブシュミュレーターなんかで危険察知というのがあるけれど、あれは偶発的に起こる危険な運転行為を予測する物だけれど、多くのドライバーは潜在的に周囲のドライバーの意志や技量を読み取っているのだろうと思う。これが一台二台な田舎の道は気楽だが、都市部の渋滞路だとこれが同時に20台なり30台になってしまって、よほど特殊なのじゃないと無視してしまうか、人間が非常に疲れるので都市部は走りたくないのだが、そんでも最近はドライバーの意図みたいなのを読めるようになったなと思う。言い過ぎかも知れないが、ハンドル握っている間は他の人間の社会的な特性が見える。

 ・その上でちょっとまずいな、と思っている事を書いておきたい。最近人間を見分けるのが上手くなった(と本人は思っている)。大抵の人は顔見て大体どんな人間が分かる(と本人は誤解している)。まあ、基本的に素の顔をしている通りすがりの人というか、作ってない状態での話しではあるんだけれど、自分基準での良し悪しみたいなのが初見で分かる(と誤った自信を持っている)。え、そりゃ普通の事じゃないか?とも思うし、逆説的に自分がそういう印象を持っているからそれに合うような事実認識や誘導をやっているんじゃないか?とも思うけれど、初印象にかなり引っ張られているなぁと思う。ある意味自分の認識の世界が全てと思い出しているという事で、自家中毒というか独善的になっている、と思う。老人なんかコレのまんま進んじゃって、ある意味爺さんの思うとおりなんだけど、世間と相容れなくなってしまっている。

 ・小難しい話しはさておき、ユンボの修理。アームとシャフトの固着は破壊して外す方向に決めて、ロングドリルを買ってきた。今度こそ純日本製のNACHI、4㎜の180㎜って奴である。その前にダイソーのチタンコートでやってみたが、まあ削れる事は削れるけど、砥石でやってるような感じだ。で、純国産のは確かに軽い力で押さえているだけでキョインキョインと長い切削カスだして削れて「おおー、すげー」と思ったのは一つ目の穴をあけたぐらいまでだった。刃先を見るとやっぱりダメになってしまっている。と、その前にダイソーのジルコンコートのも使ってみたのだが、こいつは1㎜も削れなかった。0.1㎜も怪しい。それは刃が云々の前に、シャフトがワンタッチビットに埋め込んであるタイプだったのだが、トルクが掛かった瞬間にビットから外れて空回りしてしまったからだ。一応ぶったたいて軽いトルクなら回らなくなったが、問題外。

 ・でも、今日はディスクグラインダーがあったので、刃先を研ぎながらやったら、だんだん慣れてきて、売っていた状態より綺麗な切り子が出るぐらいになった。まあ、偶然で、他の時は大抵純正より悪い事が多かったけれど。これでカラーは貫通する箇所が何カ所もある位に穴があいて、結構な錆が掘ってる途中に出てきたりしたのだが、まだカラーは動いてないし外れてもない。てか、破壊して外すって思った時に、ドリルでカラーを割るような穴を開けようと思っていたのだが、なんか途中でカラーとシャフトの間ばっかり気を取られて6本ぐらい4cmぐらいの穴を開けてしまったのよ。そのぐらい穴をあけても平気だから、やっぱり国産はいいと思う。ダイソーのは刃を研げば同じようには切れるだろうし、シャフトが空回りしなければ使えるのだが、いかんせん耐衝撃性が弱くて、刃先がぼっきり行ってしまう事がまたあった。穴拡大で少しづつ入れているのに、食いついたらボキンッ!てあんまりだ。想像だが、安いHSSと高いのは、耐摩耗性もさることながら素の硬度が違って、安いのはギリギリまで硬い焼き入れをして硬度を稼ぐため、靱性が犠牲になっているのではないだろうか?実際NACHIのロングなんかシャフトが結構歪んで回ってもなんともないし。明日はカラーの横から穴をあけて、鏨で叩いて開いて外す予定。ここがダメになった理由だが、触ってみたらカラーの下に落下防止にシャフトの下が一回り大きくなっているのね。そこがあるので湿気が抜けず錆びたか、旋盤加工で削って作っていて精度がおかしい&防錆処理してなかったとかじゃないだろうか。ま、外せば分かるはずだが、壊して外したら新品を自作せにゃならん。バイド板は精密な操作は全くいらないから、うごきゃいいんだ、うごきゃ。

 ・あとは友達の農家さんがワインを買ったのでお裾分けをもらいに行く。シラーが飲みたいって事で、1ダースシラーづくしだったので、それ一本とドルンフェンダー(ドイツのピノノアール)をもらう。あと、スーパー7でGWに山に行くから、一緒にいかないかとのお誘い。嬉しいけど、正直VTでスーパー7とツーリングは動力性能的に結構厳しいかナー。タイトセクションなら今うちのVTは最強の部類だが(主にタイヤのおかげで)、ビーナスラインも上に登ると軽く100km超える世界だからVTには辛いのよ、キャブだし。












Posted at 2013/04/27 19:47:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年04月26日 イイね!

ラッピング・コントロールバルブは生きてた

 ・以前から、なんでエンジン関係の磨きの事をラッピングと言うのか不思議だった。らビングコンパウンドと言うように「ラブ(擦る)」から来るのか、ラップフィルムのように包装がなんか関係しているのかと思ったが、東大阪市技術交流センターのサイトだと「ラップというのは研磨台」と書いてある。定盤の事だね。実際定盤ラップという重複した言い方もあって、研磨行為そのものもラップと呼ばれているようだ。定盤でラップする場合は表面粗度だけでなく平滑度も上げられるので、本来的な意味でのラップはそこらへんも包括していたと思うのだが、別のサイトでも書いてあったが、ラッピング研磨を技術的に他の研磨と峻別するとしたら、研磨材を浮遊状態にして研磨する事なのだそうだ。例えば定盤ラップでは研磨剤をたらした上ですりあわせるように、研磨剤は液体で浮いていてゆっくり研磨される。だから車体磨きなんかも場合によってはラッピング。

 ・肝心のクランクピン研磨をラッピングと呼ぶ事に関しては、組み上がったエンジンを運転させてゆっくり慣らしを入れていく場合は、あるいはラッピングと呼べるかも知れないが(オイルを研磨材と見なせばだが)、もちろん円柱はラップ定盤は使わないし、ベルト研磨なんかもラップと呼べるとテンションを落として研磨材ダラダラでやるとは思わない。ま、そうやるのが悪いなんて言う気は毛頭なくて、適切な語句がなくてラッピングと呼んでいるんだろうな、という程度の話しである。加工方法なんかはどうでもよくて、スーパーフィニッシュとかそこらへんでいい気もする。このスーパーフィニッシュ、ものの本では手作業ではやってはいけないと書いてある。平面度が狂うのでオイルクリアランスが不均一になるからだそうだ。まあ、それも分かるが、うちのディーゼルのクランクピンはいっくらなんでもそのまま組むには抵抗がある仕上がりだった。ピストンピンが10000番ぐらいの仕上がりだとすると、こっちは甘く見て500番ぐらいの仕上がりだから。じゃあ、これを10000番の傷が無くなるまで研磨するかと言うと、そんな技術があれば最初から自分でピン削ってるって話しで、一気に青棒で磨いてしまおうかと思っている。プラトーホーニングと一緒で、先端の尖っている部分が無くなればとりあえずオイルメタルとしてはいいだろうと。

 ・とは言え本当はメーカーはどうラッピングをやっているかは気になる。個人でやっている人のやり方はいくつかヒットしたが、基本的にはヒモや布に青棒塗ってクランクピンを包むように磨くやり方である。あと、ブロックにはめてメタル部分に研磨材を置いてやる人も居たが、子メタルでは出来ないやり方だ。

 ・ユンボのバイド板が下がり続けるトラブルは、作動オイルを抜いてホース切り離してリンケージにアクセス出来るようにて、鏨で一生懸命抜き出したのだが、少し頭は出てきたが、そっから全然抜けないし回らない。あー、もーいいやー、と思ってディスクグラインダーで頭飛ばして下に叩いて抜いた。抜いた瞬間バルブが元に戻って一安心、コントロールバルブは正常だった訳だ。抜けたピンはどう見てもそんな酷く錆びてないので、おそらくIHIがクリアランスをきつく設定しすぎた初歩的なミスだと思う。こんなんボルトで代用出来る。
  問題はその基部のアームだった。こっちも固着しているのは分かっていて、コントロールバルブを切り離したのは、ある意味こっちを思いっきりどついてバルブを壊さないという意味もあった。で、思いっきりどついているのだが、もちろんぴくりとも動かない。てか、作動に必要な力がせいぜい3kgとか5kgのバルブに対して、20㎜近いピンにアームが刺してあるのがまず分からないし、それが固着しているなんて最悪だ。これが小さいアームならぶっ壊して新しいのを取り付けようとか思えるけど、狭い場所で20㎜の鉄なんか切れないわ。原因はもちろんIHIが防錆もしてねーのにクリアランスギチギチで作ったため。他の操作部のアームも実は同じ構成なのだが、あっちは横置きだから錆が出づらいんだろう。
  考えられる破壊方法としては、ホースの隙間からドリルで揉んでアーム基部とピンの間に穴あけて、そこに潤滑剤を入れて叩くか、出来るならアームを全部切ってしまう事だ。グラインダーは入らない。もしエアソーとかあればそれで切れない事もないだろうが・・・
Posted at 2013/04/26 21:50:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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「[整備] #その他 脱穀機のエンジンオイル交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/217764/car/636308/6573958/note.aspx
何シテル?   10/04 00:00
 希に車の話しもしますが、ほとんどただの日記帳です
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