2007年09月29日
自分で調べて目星はついていたが、ディーラーに行ってリフトアップして調べてもらった。結果だが、やはりソレノイドが死亡で、それで作動するダイヤフラムのアクチュエーターも怪しいとの事。なんでソレノイドが死んでるだけなのにダイヤフラムを言うのか分からない。ダイヤフラムは2万もするのでついでで交換するような部品ではないはずだが、本当にそう思う根拠があるなら是非聞いて見たい、割と真面目な意味で。そうでなければ、どういう魂胆なのか気になる所。ちなみにバルブ自体は1万位、工賃は7千円だと。ところで、4WDのソレノイドバルブなんてそんな複雑でもなければ頑丈である必要もないと思う(てか壊れてるけど)。だったら、どんなソレノイドバルブでも使えるんじゃなかろうか?取り外して諸元を調べられればいいのだが、こいつの設置場所も狂ったような場所だ。
Posted at 2007/09/29 20:02:43 | |
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エブリィ | クルマ
2007年09月29日
某所で「KeiがマイチェンでターボBにワークスと同じエンジン積んでるw買いだ!」って話があったので調べたら、カービューではマイルドターボだったけど、本家サイトだとちゃんとSターボになっとりました。どう言う事かと言うと処分価格のBターボの値段でワークスが買えるって事であります。もちろん内装や足が違うのでワークスではないけれど、レカロに関しては中途半端なのよりフルサイズでいいだろうし、エアロは私は必要ないと思うので、足の差がそれだけあるか。と言うか、その値段で出せるだろうとは思っていたけれど、実際にやられるとへんな気分になる。Keiは結局新規格後何にもされないまま売られつづけていえスズキのやる気のなさを表していたが、一方でスイフトのベースにもなり、今見ても流行りのSUVスタイルとスズキのチョロQデザインが上手く融合していて悪くない。まあ、私はスズキ車はもう新車で欲しいとは思わないけれど・・・つか軽自動車捨てると言っても、ここまで露骨にやるかね>スズキ。一つ考えられるのは軽自動車規格に関してそろそろ何らかの優遇措置撤廃が動き出しているんじゃなかろうかと言う心配。
軽自動車の優遇措置と言うか、普通車が異常な罰則的税制に晒されているだなんだが、まあそこらへんは軽自動車が馬鹿売れすればいずれ見直される時期にきていただろう。また世界一になりかかっているトヨタは軽自動車を出していない。ダイハツが出しているからいいとも言えるが、世界規模の自動車開発の中で軽自動車はいかにもイビツだ。まあ、軽自動車の規格を世界に売り出すと言うやりかたもあると思う。スマートは現に軽規格に収まるんだから、そう言う自動車先進国にプレミアムーミニマムカーが売れる余地はある。
しかし日本の軽は考え方がファーストカー指向だし、どっちか言えば後進国の方が伸びている市場だ。しかし後進国に限ってボディーの塗装とかくだらん部分だけ評価する(かつての日本がそうだ)。すると軽自動車はやや分が悪い。
確かにダイハツはミラとストーリアに兄弟関係があったが、今のミラとパッソ(のダイハツの。ブーンだっけ?)でそう言う話は聞かない。エンジンに関しても突き詰めれば専用がベストだろう。特に最近のコンパクトはもはやコンパクトじゃないので1リッター程度じゃ走らないし。スズキはすでに軽市場を減らしていくと言っている。三菱のアイは噂ではもう少し大きいサイズに派生する余地があるそうだし、ライフなんか7年も売ってる。ダイハツ以外は明るいニュースは少ない気がする(ライフはFMCの話もあるが)。つまり軽自動車は一定のサイズアップを更に許される代わりに優遇割合が下げられるんじゃないかと思うのだ。あるいは軽と普通車の間に小型ジャンルが出来るか(移行措置として現行サイズは保護されんと困るし)。
Posted at 2007/09/29 00:53:03 | |
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2007年09月27日
デミオとスノコが馴染んだところでインプレ備忘録。月が綺麗なので峠を軽く流してみたのだが、デミオっていいなぁと今更思った。新車時はほんと酷い車だと思ったけれど、こうして慣らして見ると、大本は真面目に作られた車だと思う。そりゃ凄い複雑なマルチリンクでもないし軽量ボディーでもないけれど、骨太な感じ。まあエブリィやアルトに乗りなれるとそう感じるわな。で、スノコだが、やっぱりトルクが出ている感じがする。あまりまわしてないのに相当良いペースで走る事が出来た。ただ、アイドルで不整脈っぽい感じを受ける事があるので注意が必要だ。
エブリィはスローを1/4回転ほど開けて走っているが好調。エンジンの掛かりが非常に良くなったので、多分濃くなっていると思うが(SUキャブだと普通スローはエアじゃなくて混合気のはずだし)。ただ燃費的にはもう少し絞った方がいいかも知れない。アイドルも高いし。ともかくエブリィは普通の交通の流れに乗るのでも結構真面目にドライブしないといけないので楽しい。意外だが乗り心地は割と良い。キャブオーバータイプで古い貨物だから突き上げやピッチング、ローリングは大きいのだが、不思議と大きなギャップに対してもストロークの奥があってガツンとこない。普通の車高の車でこの位のしなやかな足をつけてくれればいいのに。
Posted at 2007/09/27 23:08:34 | |
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デミオ | クルマ
2007年09月23日
分解清掃したエブリィで走ってみた。いきなりタペット音がすごい。どこか調整を間違えたかと思ってもう一度ヘッドカバーをはぐったら1番のインのタペットのアジャストスクリューが抜け落ちてた。締め付けトルクが足りなくて落ちたらしい。幸い部品はヘッド内に残っていたので事なきを得たが・・・
さて、そんなこんなでタペットばっちりのインプレだが、音が静かに感じる(当たり前だ)。回転も心持ち滑らかになった気もするが、洗浄なのかタペットなのか不明。高回転は少し伸びが良くなった気はするが、やっぱりレッドの手前1/3ぐらいはうるさいだけであまり使いたくない。元通り組んで軽く走った感じだとまだスロー近辺は濃いような焼けだったのでスクリューをいじったが、ここで難しいのはエブリィのキャブのスクリューは閉じると薄くなるのか、開けると薄くなるのか。なんとか隙間から調整出来るので、少し上下に振って走り回って調べてみたい。
あと意外なのはエンジンの掛かりが良くなった。シフトの入りが良くなった。逆に気になったのは助手席側のワイパーブレードかな。またエブリィのウィンカーレバーは乗り込む時によく膝蹴りしてしまう位置にあるのが困る。
そう言えばヘッド内部のオイル汚れが強い原因について少し分かった。普通ヘッドと言うのはオイルが大量にたまっている。しかしエブリィはエンジンを斜めに搭載しているので、ヘッドのオイルはすぐに落ちてしまう。多分カムはちゃんと潤滑していると信じたいのだが、クランキングした限りだとそれほどオイルが大量に循環している様子もないので、ヘッド内部の上の方はオイルが滅多に行かない=洗浄されないんじゃなかろうか?だからフィラーから覗いた部分(ヘッドの下側)だけは綺麗だったんだ。
Posted at 2007/09/23 20:55:46 | |
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2007年09月22日
エブリィの4WD修理はひとまず置いて、原動機系の修理を優先する事にしたのだが、ほんと設計した奴の顔が見たいような作り方で、相変らずスズキは変態だなぁーと思った。バイクでもスズキのマシンはメンテ性に関しては評判が悪い(私のも悪い)が、バランスが崩れるのも早い。つまり頻繁に分解整備が必要なのに、それがやりづらいと言う欠点がある。断言は出来ないがミクニの部品が入っていると、ああやっぱりと思う。なぜならエンジン本体に手を入れる事は滅多にないので、ミクニと認証設計やっていると感じるからだ。だから他社の車の整備内容を参考にスズキを整備するのはやってはいけない。
さてキャブだが、取り外しは勿論出来る事は出来るはずだが、あまりに人を食った設計と部品の耐久性(ホース類を外す先から切れる、まあ古い車だが)から完全には外さないで清掃する事にした。幸い最近のキャブクリーナーは逆さに吹けるし。何故普通に動いている車のキャブを清掃する必要があるかと言うと、キャブレターと言うのは汚れに極端に弱いと言う事が挙げられる。無論インジェクションも汚れは無い方が好ましいし、同様の問題は存在するのだが、最近のインジェクションは汚れ対策をある程度してあるし燃料圧力が高いので燃料に混ぜるクリーナーで結構汚れが飛んでくれるってのもある。しかしキャブレターの場合負圧で燃料を混ぜているので、ちょっとした汚れで燃料の気化特性に差が出てしまうのだ。そもそも霧化性能においてインジェクションよりはるかに劣るキャブレターでその差は致命的で、バイクなんかだと目視での汚れが確認できなくても一通りクリーナーで清掃するだけで吹け上がりが変わるのが分かる。
ではエブリィのキャブだが、上側の余分なホースを外してエアクリボックス(外すのが超めんどくさい)とのチューブを外せばインマニのマウントボルト(2本で奥のが長い)を緩めれば傾ける余裕が出来るので、ちょっとだけ触れる範囲が増える。まずキャブのベンチュリー側は普通にクリーナーが吹けるが、ここで汚れが取れるなら誰も苦労はしないだろう。ただ物凄い汚れているのは分かる。これはブローバイの還元のオイル汚れのようだが、使用距離やヘッド内部を考えると妥当かも知れない。次に一番デリケートなスロー系の清掃から。本来ならSJから通すのが良いがそれにはフロート室を分解しないと無理だろうから、調整ボルト(インマニ側のホースコネクターが沢山生えている場所の真上真中)からやります。こいつは戻し回転数がシビアなので先ずは締めこんだ回転数を覚えておきます。私のは1と5/8戻しでした。そしたら外します。先端のニードルを丁寧に拭いて、穴からクリーナーとジェットをぶっこみます。スローは若干濃いようなので、ここは調整の余地があるでしょう。
またインマニ側には上に負圧室との連結部(三日月型のと左右の丸穴、何故2個なのかワカランが繋がってる)の横にエアジェット(真鍮の)があります。これもジェットに繋がっているので細いですが中をクリーニング。最後にピストンバルブですが、このトップネジは固着している事が多いので、出来ればキャブをフリーにする前にインパクトで殴っておく事が好ましいです。抜いたらニードルを清掃し、ニードルジェットにもクリーナーを付けます。ここでクリップ調整も出来ますが、ハイはさほど問題を感じないので今回はパス。あとここからもいくつか吸気通路があるのでクリーナー打ち込むと意外な所に通じています。吸気側から見て左側の小さい穴はフロート室経由でニードルクリップに通じます。へんなのは、ニードルジェットの後にもう一つヘンな丸い出っ張りとジェットが見られる点。加速ポンプかなぁ?ここは繋がっている場所が不明。
有名なメインジェットはそもそも穴が大きいので燃料系のクリーニングで我慢します。一つ不思議だったのはスロットルバルブで、何故かエブリィの前側のスロットルバルブは全開しません。普通スロットルバルブは円盤をベンチュリー内で傾ける形式のが多いのですが(VM型は別)、エブリィのはヒンジドアと言うかLジェトロのエアフロのフラップみたいなんで、しかも開度がせいぜい1/5なんです。つまりベンチュリー径があったら、その下1/5程度しか流れてない事になる。つまりVM型のフラットスライドの半開みたいな感じなんです。これだと負圧がジェット関係に良く掛かる反面スロットルの抵抗は大きいし、リターンがスプリングに頼っているのでなんか不安ですし、スロットル裏が相当汚れそうな気がします。ミクニだからでしょうか?一応スロットルストップの調整で多少全開を調整できそうな気もしますし、そもそもエブリィーはそう言う改造は全然考えてはないのですが・・・ともかく何故スロットルが2個あるのかも含めて不思議な設計でした(ちなみに後のキャブは全開します。ただしベンチュリー径は相当小さく、まるで125ccのサイズです。
あとインマニ側を覗くと2番吸気口のサイズはまるでおちょぼ口のようなサイズです。不等長のインマニで吸気を均等に吸わせるためでしょうが、それでも限度があるだろと思う形状。マニの太さから考えると、何かの車種の共用設計なのを無理に絞った感じがしますが、ほんとびっくりする細さです。これを等長の太いのにすればそれだけでも相当変わりそうです。一応ここからもクリーナー入れますが、それだけだったらインマニに繋がっているパイプからでも吸わせられそう。
Posted at 2007/09/23 00:10:45 | |
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