2011年07月31日
・みんからの広告バナーでゼロスポーツの新生を宣伝していた。おや?と思って見ると、やっぱり「あの」ゼロスポーツだった。ゼロスポーツと言えば・・・一応スバルと関係が深いアフターパーツ屋ではあるが、世間的に社会的に重要なのは、コンバートEVの会社であったという点だ。正直もうアフターパーツでメーカー車をいじくり回す時代じゃないと思う、元々スバルの完成度は高いし燃費は良くないし。
が、この新生ゼロは電気自動車事業を切り離しての再生だそうで、一体何のために舞い戻ったのかと言いたい。いや、ゼロスポーツは恐らく被害者なんだけどさ。ゼロと郵便EVサンバーとの問題はこうだ。郵便局がEVの配送車を超大量にゼロに発注、事実上すでにあるEVサンバーをちょっとモディファイする程度の内容だった。が、途中でスバルが軽自動車事業から撤退する事を表明、サンバーも最終型に先日なった(確か色が青になったはず)。ベース車両の供給は一応契約期間内は出来るはずだったが、郵便局が難色を示しハイゼットベースへの変更を主張。ゼロは新開発になるので納期に関して郵便局と非公式に延期する事で合意した。で、期間内に試作ハイゼットベースを納入するも、郵便局側は性能がサンバーベースと違うのと納入時期がサンバーベース時のより遅くなった事を理由に契約破棄、違約料を請求し、ゼロは大規模な発注のための借入金の問題もあり解散、という所だった。
どう見てもゼロに非があるような契約を結ぶメリットが見えず、恐らく郵便局お得意のポーズだけのエコを繰り返したら本気で食いついた中小企業が居たのでつぶしてみた、テヘって感じだと思うのだけれど、ゼロにしても脇の甘さがあった事は否定出来ないだろう。ベース車両の供給状態の補償とか、延期の時の契約を明確にしておくべきだったとか、被害者とは言えEV普及の阻害になったのは事実なのだ。郵便局のあくどさはつとに有名だった訳だし。
新生ゼロはまた新しくスポンサーを探したと言うけれど、EV事業の息の根を止めたのは銀行の融資打ち切りであり、すっごい小規模なメーカーというか残存事業になってしまったように思うし、そういう種類の切り離しはアリなんだろうかと思う。また、そこらへんの経緯が会社説明にないし、本来の会社説明の資料にあるべき資本金とか設立とかがHP上に書かれていない。従業員の維持のために新生したのは結構な事かも知れないが、こう降伏した敗残兵を寄せ集めて別の戦線で戦わせているような感じがするんだよなぁ。
・そういえば先日来、朝日新聞で日本の自動車産業を振り返る連載記事が載っていたのだが、その中でリチウムイオン電池の開発で日産とソニーが提携して、ソニーが開発して日産が使いフィードバックという形でやっていたと言っていた。すごいドラマティックかつ情熱的に日産がEV開発して、それがリーフに結びついた!みたいな書き方だが、どうなんだろうか?
E燃費を見りゃ乗用車で燃費が悪いのは日産がクライスラーかってぐらい日産の燃費は悪いのが続いているし、リーフ発売とイオン電池開発は15年ぐらい開きがある。その間ニッケル水素でHVが出ているし、日産はその間モーター開発とか訳分からんことやってお茶を濁していた。日産のリポ開発なんて、使うアテがない薄っぺらい看板程度だったろう。リポ開発なんて自動車じゃない分野で進んで戻ってきているような物だし。ちょうどNTTが光とISDNの間のADSLを色々邪魔して無かった事にしているのと同じような物だ。
ま、朝日新聞だって、最近は見開き広告とか増えて、もう広告ナシじゃやっていけないだろうからね。でも今日の東芝の4面見開きは意味がない分、インパクトはあった。もう見開きの意味はその意味がない事につきると思う。うちの町会で導入したLED電球なんか1年で故障したけど、あの中開広告、残り9年分が真っ暗だったら笑えたのに。東芝っちゃ原発やってる所だぜ・・・
Posted at 2011/07/31 08:25:50 | |
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2011年07月30日
・先日夜道を走っていたら、なんか異常な物体が前を走っていた。最初それが何なのか分からなくて、テールランプだと分かったのはかなり走ってから。あんまりにも視認性が悪いので、てっきり族あたりがカンペで適当に塗りつぶした族車だろうと思っていた。信号に止まって、やっとそれが軽トラだと分かったし、ステッカー類から純正塗装であろうという事まで分かった。まず間違いなくミニキャブ黒だろう。
車に黒い車が無い訳じゃないから、使っていけない理由はないのだけれど、ミニキャブ黒の視認性の悪さはちょっと常軌を逸している。まず黒がほんとのほんとに黒、しかもかなりマットだった(一応ブラックマイカって事になっているが、クリアはかなり薄と思う)。また軽トラはキャビンやリアグラスが小さいので、高い部分の視認性はかなり低い。さらにリアビューはアオリがある関係でスモールなどが端っこに寄せられており、これまた視認性や距離感の把握を困難にしている。飾りの類は皆無だし、ライトも意図的か知らないが暗く感じた。
こんなステルス車両が、しかも遅い軽トラで作られると、追突をされる危険がかなり大きいと思う。確かに軽トラは白ばかりで、かろうじて青とシルバーがある位だから、もっと冒険してもいいと思うけれど、それにはまず安全を確保してからでなければならない。三菱はもう何かを忘れてしまったとしか思えないな。あと銀はハイゼットがあるのでいらないです。やっぱり分かってないよなぁ・・・
・あとデミオのスカイアクティブの実燃費がそろそろ出だしているが、燃費は向上しているが、やっぱり30kmにはほど遠く、マツダのカタログ燃費の乖離率(達成率の逆)が浮き彫りになった格好だ。JC08が4月から表示のメインになったのに、まだ10/15で表示しているのが、マツダクオリティー。つうか、4月発表の車からJC08で測定しているはずだが、わざわざ10.15モードで測定していい数字を出してるんかねぇ?国交省の検定はどうなってるんだろうか?
Posted at 2011/07/30 11:09:57 | |
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2011年07月26日
・今更だが、山羊について研究してみた。山羊というと、入門書も少ないし、昔の粗放的管理の癖が残っていて、あまり研究している人がいない。酪農関係がかなり専門職を強めているのと対照的だ。また飼料についての自給的なアプローチも少ない。山羊は何をどれだけ食べさせたらいいのか?購入飼料でいいのか?
・まず飼料を購入するのは極力控えたい。特に輸入の飼料用を買う事は、実質日本の農業に反対しているのと同じだと言える。まあ、昨今放射線の問題があるので、その場合は仕方ないが・・・
・まず楽な雄山羊について考えてみる。正直こいつらは、死ななければOKぐらいの認識でいいかと思う(ヲイ)。食肉出荷を考えるなら別だが、それにしたってやっぱり大して金にはならないだろう。希に美味しそうなのもいるけれど、山羊って骨っぽいし、鹿でも捕った方が楽。ただ、肥大を考えても去勢は必須かと思う。去勢しないと盛りがついて成長が遅れるし、扱いが面倒になる。本当の種にするのは一頭いれば十二分のはずだ。
・雌に関しては、大型化して改良が進んだザーネン種は牛と同じ問題を抱えだしているように思う。つまりスラリー化だ。泌乳量が増えると必然的に栄養や水分も大量に摂取する事になるが、消化能力が追いつかないからか、下痢気味になる。乳用牛の糞ほどじゃないが、山羊のもそうなる。昔の乳量が低い山羊はその手の問題はなかったろうと思うが。また飼料が高カロリー化して粗飼料の食いが悪くなって、胃の調子を維持するのがまた面倒になっている。
粗飼料は一見すると栄養価が低くて配合飼料で代用できそうに思ってしまうが、第一胃で発酵させて有機酸にして吸収する事が出来るので、こっちを無視する事は出来ない。サイレージというプレ分解によって乳酸発酵を外部である程度行う事は出来るが、サイレージまで作っている山羊飼いはさらに少数だと思う。山羊が数万頭でほとんど個人だろうから、山羊飼いは多分全国で1万人いるかどうか。多分、その1割もサイレージ作りはしてないだろ
Posted at 2011/07/26 21:06:08 | |
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2011年07月24日
・免許取って初めて信号無視しちゃいました。それも1回ではなく5,6回!
というのは、「緊急走行」だったからです。そう、はじめて消防団のポンプ車で出動の運転をしたからです。本当は部長がやるのですが、居なかったので、次の席次の私が運転する事に。全然想定してなかったので、いきなり緊急走行してても赤信号で止まろうとしてしまいました。運転していても赤信号の交差点に入ったり対向車線を逆走したりと、交通法規を破っている事にものすごい違和感がありました。でも、ほとんどの車が上手にスペースを空けてくださったので、現場にはスムースにつけました。ドライバーの皆さん、ありがとう。
ただ、消防団の出場に関しては時間的な緊急性はそれほど求められないというか、安全が第一であるので、スピードは法定速度でした。というか、スピード上げて走ったらかなりアンダーが出て怖かったです。消防車は夏場でもスタッドレスなので(地域で違うでしょうが)暑くなるとタイヤがクニャンクニャンします。地域によっては緊急走行でも信号を守るケースもあるみたいですね。難しいです。
現場はすでに消防士さんや地元分団が部署していたので、直近の水利への補給任務という後方作業で楽でした。ちょうど知りたかったいくつかの機構も調整出来たし、良い経験になりました。
Posted at 2011/07/24 17:25:18 | |
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2011年07月23日
・ミニカ(H42V)に乗っけてもらった。こんな事かいてどーすんだ、というしょうもない話なんだけれど、車関係の書くことが無いので。このミニカ、個人で買う人は皆無なのだけれど、社有車など業務用だと細々と売られているらしく、この地域では大口需要で結構走っている。というか、ぶっちゃけ農協しか使ってないのだけれど、農協もプレオにシフトしているので、いずれ消えるだろう。驚いたのは、型落ちだと思ったら現行だった。なんと98年からずーーーーーーと売られているのだ。もう放置していると言っていい。98年言ったら新規格以来ずっとという事だ。いくら商用メインと言ってもねぇ。
・乗ってみると、フロアが低いのがまず驚き。普段軽トラだからアレなんだけれど、ほんと軽バンってフロア低いし薄いのな。そして後席は申し訳以下、史上もっとも狭苦しい座席だった。こんなんで登録出来る事が驚きだ。アルト同様、シートベルトがシートに挟まれて使えなくなる病気も一緒。乗り心地も非常に悪い。ただ、適当な運転の割にスピードが結構乗るのは3G83の特性か?SOHCのF6Aが割と明確に頭を打つのに対して3G83はダラダラとだが上も回るので、トルクが勝つ状況だとスピードが結構乗るし、ギアリングも割と高い印象を受けた。実圧縮が低いのか、ノックも明確じゃないんだよなぁ。
・ただ、車体が低くて軽いという事は運動性には利しており、新型ミラとか完成度が高いのを出してくれば一定数の理解は得られると思う。どうも今の軽自動車は乗らない時の事を考えているような感じ。ところで、農協もここから離れるし、スバルも軽から撤退なので、スバル扱いのダイハツに移行するか、三菱の別の車種になるかになる。三菱はそこを見越してか軽トラは割とてこ入れしているけれど。スズキは農協でも耐久性が疑問視されていて、あんまり売りたくないらしい。確かにスズキはモデルライフが短いけれど、逆に言えばそのぐらいで買い換え需要が発生する程度の耐久性なんかも知れない。
Posted at 2011/07/23 06:08:17 | |
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