2013年08月31日
・日本のゲームではチェンソーが武器として大人気だが、あれってどうなんだろう?たしかにチェンソーは大変危険な機械で、それによる事故は重大な事が多いが、それでも手持ち武器としてチェンソーはそれほど強いという印象はない。フィクション最大の問題はチェンソーの切断力の過大評価ではないだろうか?確かにぶっとい樹を切り倒したり、特殊な刃を使って金属を切断したりも出来るのだが、それはチェンソーの刃が固い物に対応しているからであって、ソフトスキンに対して無尽蔵の切断力を持つという訳ではない。そりゃゾンビだって時間かければ切れるだろうけど、映像のようにはまず行かない。逆に銃が弱すぎる件はまあゲームバランスだろうけどね。現実通りにしたら、大抵のFPSはワンショットデスというシビアモードになっちゃうから。
・艦これは何故かクリティカルが非常に出づらいというバグモードに入った感じ。どうなってるのだ?そして駆逐艦のレベル上げ、厳しいなー。一発かすれば大破だからなぁ。一隻戦艦を入れて1ターンでの殴り合い回数を増やして撃沈せずに経験値を稼ぐ形にしてはいるが、雷撃までもたないっていうね。今は4-2のように潜水艦が多い所でレベル上げ。潜水艦は打撃力が小さく駆逐艦は天敵の関係なので、水上艦を戦艦が叩き潜水艦は駆逐艦が叩くという役割分担が出来る。何故か戦艦って真っ先に駆逐艦を叩く事が多く、よく話題になる。弱い物いじめが好きな金剛さん、みたいな。
・アストロプロダクツでロールキャビネットの一番小さい可搬の物を買った。以前からソケットツールの管理に手を焼いていたので、もう一個買っちゃおうかと。ソケットツールは便利なんだが、コマが埋没しやすく、3/8と1/2(と1/4も少々、こっちはあんま間違わないが)が混じって欲しいのが出て来なくなる。さらにドライバーだのスパナだのも絡まってくるので、どんな容量があっても引き出し型のじゃないとダメだと分かったのだ。
・他に最近買って良かったと思ったのは草刈機のツタの絡まり防止のカッター。普通のローターの上に小さいカッターを取り付けるだけで、どの程度効果があるか疑問だったが、クズ相手だとかなり有益。確かに絡まる確率は1/10以下になったので作業がはかどる。伐った草をよっける時も草が乗っていても絡んでこないで、二重の意味で便利。ただ、カッターが余計な物を切るので、若干だが回転高めで使う必要がある。2ストオイルはホンダのウルトラが切れたのでスズキのCCISにした。最近はCCISの缶のデザインもかわったのな。誰が乗り続けているか分からないが、2スト農機具使いとしてはバイクの2ストオイルは信頼性が高いわりに安いので助かる。
・近所の畑で鹿が出て葡萄を食われて困るというので罠を仕掛けてきた。前から配給受けていたんだけど、使うのははじめて。笠松式というのを5個貰っているのだが、従来のくくり罠と構造が違うので(使うのはどのみち初めてだが)箱書きを見ながら勉強。従来のくくり罠はロープの固定はせず、ロック解除プレートと踏み板が別になっていた。一応スプリングの向きによって、ロープが飛び上がる動きもあったのだが、基本的にはその場で締め上げるので、かかり浅くてはじく(空作動)事もあるそうな。笠松式など最近のモデルは、トラバサミのような対向アームの周囲にロープをかけておき、テンションもその時点でかけてある。つまりロックプレートが存在しない。アームは踏み板に取り付けられていて、踏み板が落ちるとアームに角度がついてロープの縮まる力で閉じる。と同時にアームが上に向かうのでロープが飛び上がるように上にかかる・・・らしい。踏み板が落ちる落とし枠がついてきて、爪楊枝をかけて板を支えている。この爪楊枝が折れる程度の力で踏むと作動するので、最初「爪楊枝が強すぎて落ちないんじゃないか?」と心配したが、実際は枠に全部刺さなくてもいいので、2、3本折れる程度で作動するように調整は可能。まあ、本当にど真ん中踏めばうり坊でもタヌキでも掛かるだろうけどさ。
・罠をかける時だが、従来のロックプレートタイプはプレートが安全装置なのだが、笠松式はアームが動けばはじいてしまう。そこで敷設する時は安全ピンでアームを固定してかける。罠をかけて埋めて最後に安全ピンを抜く時は結構ドキドキだ。なんか地雷とかをかけている緊張感がある。そうそう、以前手伝いに行ったときにも感じたのだが、地雷というのは防衛兵器ではあるが、自国で使うのはほんと大変だと思った。かけた後、そこにちゃんとあるかどうかが分からないのだ。罠の場合は標識でマークするしアンカーワイヤーがあるので一応探せる。しかし地雷は隠して設置するものだし、対人用は小型なので紛失しやすいと聞く。せめてトラバサミ程度にしてやらないものかね。もう一つ思うのは、罠って高いって事。このタイプで一個8000円ぐらいする。部品代だけだと2000円ぐらいだから、まあぼってる訳でもないんだけど、これで半永久的に使えるかと言うと、60kg以上の鹿がかかると高い確率で罠が破損してしまう(特にスプリングガードらへん)。自分で修理できる人まだいいが、駆除の補助金で罠の損耗を補填しているような気がする。まあ、私のように罠の配布を受けている人は数年やってりゃ罠のストックが設置の上限(たしか15個)になるのだろうけど。
Posted at 2013/08/31 20:31:07 | |
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2013年08月31日
・昨日別のブログで「ヤマハだけが250ccクラスにオンロードスポーツを投入してない。過当競争しろとは言わないが、国内ラインナップがしょぼくてR1やR7みたいなSS、XJRやVMAXみたいな収益性が高い大型だけだと「他のメーカーが育てたユーザーを横取りする形で汚くね?」と書いたら、翌日の速報で「マジェスティーのシャーシに150ccのエンジンのマジェスティS発売」とかやってった。まあヤマハはマジェでこのジャンルを爆発させた戦犯だから、またやらかすとは思っていたが、これほど中途半端な市場なめくさったモデル出すとは思わんかった。
・スクーターである事はまあ目をつぶろう、一応需要はあるんだし、PCX売れてるし。でも250の車体はほんと邪魔、痛バイクにするのに面積が大きい、積載性が高いのがメリットで、動力性能は低くなる。250ccでさえ車より遅いのに、150ccて何考えているんだ。コマジェのような125ccを正規で入れるならまだしも、150はアンダーパワーもいい所だろ。ただ写真見ると、これPCX150ぐらいのサイズじゃないのか?とも思う。また以前から言われているが、スクーター人口はバイクには結びつかず、スクーターブームはバイク人口を先食いしてダメにしてしまったという批判が強い。だったら250ccでロードバイクスタイルのAT,例えばDN01とかNX700とかストリートマジックのような「バイクのようなスクーターのような」って物を出すべきじゃなかったのか?あと、ほんと、金田バイクのようなキャノピータイプ作るとかさ・・・あれだったら性能低くても許せると思う。まあ、これは台湾製だから、あっちのスクーター天国から取りあえず入れた形だし、今後ラインナップを充実させると言っているので、もっと意欲的なモデルを投入して欲しい。まあ、ヤマハはセロー出しているだけでも価値はあるんだろうけど、ロードだったらスズキ、カワサキはパラツインのカウルモデルやストファイ、ホンダはシングルのフルカウルやクラシックなので、ごく普通のネイキッドが競合しないんじゃないかな?YBR125の250版を安く・・・ってプロジェクトは必ず売れない結果になるんだけど、SR風の250にするとかどうだろう?
・そろそろヘルメットが10年以上使っているので怖くなってきた。3年で買い換えるのは相当なリッチマンか趣味でサーキット走行する人ぐらいだと思うし、フルフェだったら「そうそう」ダメにはなったりしないと思うけど・・・で、調べたら今はJIS-Cは無いのな。SG=PSC<JIS2種<SNELL(今は2010なのかな?)だろうと思う。ただJIS2の試験内容が分からず、PSCだけというのもよくある。命が惜しくない訳ではないが、JIS2を10年使うのとPSC採っていれば5年とか不毛な比較を考えてしまうわ。それにしてもヘルメットって高すぎると思う。帽体をファイバー系で作っている所は多少高くても分かるが、それでもあんなの技術的には1万もありゃ出来る物で、実際無名メーカーはそのぐらいで作っている。3万とか5万は高いブランド料で、逆に安くていいヘルメットってのを遠ざけている気もするなぁ。一方ボディープロテクターも興味がある。私のジャケットは肩と肘には気休めが入っている(多分転がったら効果ない)し、脊椎パットもあるが、プロテクタースーツ買うかプロテクター入りジャケットにしようか悩む。スーツだと外がMA1でも皮ジャンでも良くなるがタイト、ジャケットは多少防御力に不安はあるが、今のジャケットもダメになってきているので更新の時期ではある。
・昼間に会議があって、草刈のあと帰宅して一眠りしたら12時間たっていた。180度向きもかわっているし、「一体何があった」って感じだ。夜中選別やってたから、夜型生活にしてはいたんだけど、そうすると出荷しない日に昼間の仕事が出来ないな。ここから畑に行く訳にもいかんし・・・
Posted at 2013/08/31 03:05:44 | |
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2013年08月30日
・今年の梅干しも熟成を経て食べているが、本当に酸っぱくて本当にしょっぱい。減塩なんてまるっきり考えてないから、保存性はいいのだが、一個で丼飯が食べられそうだ。でも、なんとなく中毒になるような美味しさもあるかな?しゃぶっていれば相当楽しめる。
・夏の漬け物と言えば昨年教わって美味しかったのが「唐辛子のしょうゆ漬け」だ。保存性はそもそもある食材なので、ただ唐辛子を刻んでしょうゆに漬けるだけ。唐辛子が相当辛いので、醤油の中に混ぜると言った感じなんだが、これがあると普通の醤油を使う料理が全部旨辛味になるので、ジュースの小瓶で作ったら全然足りなかった。という事で2リッター瓶に醤油1リッター使って仕込む。
・という風に私はあんまり減塩をしていない。長野県は今は長寿県だが、過去は高血圧による脳卒中での死亡率が高かった時代があり、減塩したから伸びたという人も多い。まあ歳取ると気になってくるかも知れないが、個人的にはそんな塩分の取りすぎは健康に害はないのではないかとも思う。大体さ、一日に汗を滝のようにかいている人と、クーラーの効いた部屋で暮らしている人とじゃ塩分の要求量は違うし、他の食材との割合でも変わってくる。絶対的に食べる量だって違う。実験での塩の害というのも証明が難しかったそうだが、食品は長期的な観点で見る必要があるので、まあ統計的に証明されていれば「そうだね」としか言えない。
長野県の脳卒中の減少の原因を他に求めるなら、同じく脳卒中に即効性があるアルコールの摂取量は減ってるよね。昔は一升瓶を抱えて飲んでいるオッサンは沢山居たが、最近はほとんど見ない。絶対ではないけど・・・また家の造りが多少はマシになっている。かつての長野県の民家は断熱はしてないし風呂や便所が外という事もままあった。ヒートショックで死にやすかったのだ。また温暖化が進んでかつてのように一面雪という日は年に一週間程度になったし、マイナス20度って事も滅多になくなった。もちろん流通が良くなって冬でも新鮮な野菜が手に入るようになり、また冷蔵庫の普及で極端な保存食もなくなった。とは言え、関西圏の食事を食べると、塩味が足りないと感じる事があるように、味覚はやや濃いままかも知れない。
・デラ園でまたヒヨドリがネットにかかった。ぷくぷく太りやがってサンショウウオか!いい気味だ。食べようと思えば食べられるのだろうけど、なんか悔しいのでやめた。あと、コガネムシがまたトラップに4匹も入っていたので、お酒と酢をトラップに入れた。これまでリンゴ酢使っていたけど、さすがに3年たったら腐ってきて誘引効果が落ちているので。でも、本物のリンゴ酢は香りとかが市販品とは全然違う。スチューベン園のはバケツ3個が目一杯でした、オエッ。こっちもさらに酢とお酒入れて誘引してみるけど、全然減ってないのは明確なので、なんか意味あるのだろうかとも。だって、昨年も軽く数百は採ってるのに今年も同じぐらい取れてるって事は、全く減る要素がないって事だからな。でもコガネムシって天敵がいないし、食料も競合しないのに、爆発的に増えないって事は、やっぱり数を減らせば地味に効いてくるんじゃないかとも思うのだが。
・艦これは3-2が駆逐艦育成ミッションで辛い。駆逐艦で戦艦や正規空母相手にどうせいと!って所だ。でも、特型でも改になればスペック的には軽巡洋艦よりは上、重巡よりは下って所に行くし、練度を合わせればなんとか。雷撃は重巡洋艦より上だから、トータルでは重巡洋艦並かな?ていうか戦艦に地味にダメージ与える駆逐艦娘スゲー。装甲が紙なのがアレだが、入渠しても30分で戦線復帰だからかじりつきプレーなら楽だろうな。とは言え航空機に先制されるのだけはなんとも。駆逐艦に航空機が運用出来れば・・・あるいは五十鈴牧場やるか(笑)。このミッションで資材枯渇からはかなり開放されているのは事実だが、第一艦隊の編成が面倒だ。100隻近くになると探すのも結構大変だし、組み合わせのプレセットがあると楽かなーと思ったりする。ま、それが無いから艦名覚えるってのはあるだろうけど。
Posted at 2013/08/30 01:30:43 | |
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2013年08月28日
・イプシロンロケットの打ち上げが延期された時に真っ先に思ったのは「カワサキか・・・・」。いや、調べたらカワサキのはエプシロンだったし、ロケットの製造はIHIだったけどね。カワサキ重工は是非ロケットでエプシロンを作って頂きたい。そして、盛大に失敗して日本全国に「カワサキか・・・」ってのを広めて頂きたい。あ、スズキのOE,いいんだよ、スズキは次ぎのイトカワ探査衛星、隼を作るんだから。こっちも宇宙の塵になりそうだけどな。
・NHKラジオ子供電話相談で印象的だった質問・「宇宙の中心はどこですか?」「分かりません」。いやねー、これは結構高度な質問で回答もそうなんだけど、子供には一つ大きな常識が抜けているから分からなかったと思うんだ。宇宙の中心がそもそもあるかどうかだが、ま、ビッグバンセオリーからするとビッグバンが始まった場所が拡大の中心であったろうとは推測される。その時の物質の分布で全方位に等速で広がっているかどうかを完全には保証出来ないと思うけれど、質問はまあそういう宇宙一丁目一番地のX0Y0Z0軸はどこが適当ですか?という事なのね。
解答は「観測宇宙は全方位光の速度で広がっているので、ベクトル変換が出来ないから分かりません」「でも、どこを中心にしてもいいんじゃね?」という事だった。スゲー正しいけど、子供分かんないよね。一応解説すると、宇宙の膨張速度は光速で、一番遠い光、138年前の光は観測出来る。しかし、光は光速以上でないので、その一番古い光がどっちの方向に進んでいたのか分からない。そういう訳分からない光が宇宙のすべての方角に見えるんだろう、背景放射みたいに。そうすると、座標軸の中心も予想する事が出来ない。まあ、大雑把には星団の分布を見てその遠ざかり方のベクトル変換である程度分かるかも知れないけど、正確ではない。そして、仮に中心が分かったとしても、どのみち絶対座標で位置を決めようと思っても今の宇宙は膨張し続けているので、あんまり意味がない。むしろ観測者から見てどう見えるか?という観点で定義した方がいい。これまでの宇宙観はまさにソレで、それが太陽が中心だとか、銀河系が中心だとか言っているのは、巨視的に見るなら恒星の公転を説明しやすいってだけだった訳だ。ちょうどヤジロベイの片手にさらに小さいヤジロベイが乗っていて、その上にまた小さいヤジロベイが乗っている格好で、じゃあ中心はどこ?と言ったら小さいヤジロベイでも大きいヤジロベイでも見方によっては正しい。
・コンプレッサーのオイルを補充した。そしてついでなので補充タイムを見たらびっくりした。こっちは中古でもらってきたナカトミのCP1500なんだが、6kgから8kgの区間タイムが35秒だった。以前新品で買ったナカトミの同じ機種(二台ある)で計測した時は、84秒も掛かっていたのだが・・・考えられるとすれば4点
ゲージの異常:こいつはもらった時に充填圧力が低くてスイッチを調整している。その時は当然ゲージで合わせているので、ゲージが狂っていれば圧力が同じかどうか分からない。うちに8kgも計れるゲージが無いので検証は出来ない。
標準オイルの異常;CP1500の標準オイルってヘンな黒い液体で、粘度も高めでした。確かそれを途中で交換したような気もするけれど・・・あ、今回はAZのVG68のコンプレッサーオイルという物を使っています。1リッターで600円ぐらい。防錆効果があるとかなんとか。
慣らしの影響:新品の個体は使用時間が短い時に計っているので、結構使ったであろうこの個体とは条件が違うはず。ただ、これも前の使用状況が分からないのでなんとも。今の新品のが慣らしが進んで同じぐらいになったらコレ。
アタリの個体差;上とは逆に使い込んでも良くならなければコレ。ただ、分解してみても、コンプレッサーに当たり外れがそんな大きそうな場所って無いんですよね。音だけの印象ですが、モーターは同じ速度で回っている感じなので、あとはピストンリングからの漏れが無いかと、リードバルブの密閉度が問題になります。リードバルブは以前ばらして確認しているので、そうそう個体差が生まれるほどではない。リングからの気密漏れが2倍の性能差ってのはニワカには信じがたいし、そうであれば慣らしで良くなるはず・・・
・メルローの「畑の番人」を出しているアペラシオンに人がいるので見学させてもらった。想像以上だった。想像の斜め上を行ってた。すごい手をかけているのは知っていたが、結果量が予想の1/2ぐらいだった。これ、いくら買い取り価格が高くてもペイしないわ・・・ただでさえ小さい醸造葡萄で、房尻を切り上げて糖度が高い部分のみ残しているそうで、一房重量は多分120g行くか行かないか。それをスマート仕立てで一新梢1房か2房、新梢間隔は25cmぐらいかなー。巨峰で言えば500gのを一個乗せる所に120gか240g、まあほとんど一房だから150g換算ぐらいか。巨峰が1.5tぐらい取るので、1/3だと500kgぐらいじゃないか?これは別の見方で、以前の畑の番人が600本程度だったので420リットル。ラフに言って原料葡萄は3割余計に必要だから600リットル。面積はラフに見て1反ぐらいだから、やっぱりそのぐらいの収量のはず。これはワイナリーのフラッグシップだからコスト度外視しているから出来る事で、多分普通にメルロー栽培すりゃ1.5tは取れているはずなので、キロ450円だとして50万ぐらいにはなるが、その上の買い取り規格はないので、こうすると収入が20万ぐらいになるはず。それじゃ契約農家ではやれないよな。また手間の方も相当かかっており、笠かけもしてあるし草生栽培で除草剤も使ってない。それでもここ2年は病気が多くて仕込みが出来てないと聞いているので、そうすると2年は契約栽培なら収入ゼロだぜ・・・今年全部仕込めたとして換金したら一年あたり7万で、そんなの農薬代や笠代など資材費で消える。想像以上に理想主義でめまいがした、ワインは美味しく飲んだけどね。これ、さらに仕込み段階で良く無ければ切り下げされるし、熟成期間も長いし、値段で言えば標準的なメルローが1890円で森の番人が3570円ぐらいだったと思うけど、1/2の値段はバーゲンなのが良く分かる。
ヨーロッパのワイナリーでは収量制限はAC法で決められている事が多い。まあ、高レベルな生産者だと一ヘクタールで40ヘクトリットルとか50ヘクトリットルとか聞くので、ラフに1反に直すと400リットルとか500リットルだよね。そうすると、あながち間違いじゃないと思うかも知れないが、こっちは棚栽培の低緯度地帯である。ざっとだけど、エネルギー換算すると1ヘクタールで30ヘクトリットルぐらいに制限しているのに等しい。何が言いたいかと言うと、「いくらなんでもやりすぎじゃないか?」って事である。結果として高糖度で完熟のメルローがその方法でしか出来ないとなれば、仕方ないね、と言う事になるのだが、私には何かが間違っているとしか思えない。クローンセレクトやウィルスフリー、台木選択などの種苗面がまず一つ。そして病気の多さへの疑問がもう一つ。あとは施肥や潅水かなぁ。私よりベテランがやっているので、もちろんそこらへんも分かって試行錯誤していると思うが、ワイン用は晩生で糖度を思いっきり上げるので、病気には元から弱い欧州種という事もあって弱いとは思う。ただ、葉っぱがかなり小さいのは気になった。まめに摘心などをしているとは思うが、黒葡萄で房に日光を当てたいにせよ、ちょっと棚が明るすぎる印象だ。葡萄の葉っぱは飽和光量が割と低いので、あれだと光合成が低いのではないか?また新梢の長さも(仕立てた時点で決まっちゃっているんだけど)短いような気がする。新梢長は短いほど果実流転はいいが、園全体で見ると黒木部分が増える事になるから、栄養成長に傾きやすくなる気がする。実際、こんだけ制限しているのに樹は元気そうだったから、養分は樹が結構取っているはずだ。それなのに葉が大きくないのは、品種特性もあるが施肥特に窒素は与えてないのではないかと思ったりする。それは一つのバランスではあるが、もう少し普通に管理して、その分果実を下げるって事ではバランスしないのだろうか?
Posted at 2013/08/28 19:00:39 | |
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2013年08月28日
・いやね、艦隊これくしょん!のウェブ漫画で赤城が赤ふんどしという設定で、さらに秘密があるという事で、提督が「食べられるとか?」と聞くと、赤城が「飛行甲板に」ってネタがあったんですが、実は先日ラジオで笑えないような似たような話を耳にしました。それは1000人針の話しなんですが、1000人針は弾よけになるって事でお腹に巻くサラシみたいな物です(他にも弾よけのおまじないは卑属な物とかありますけど)。で、年寄りの戦争体験談話で「あの1000人針は最後に梅酢に漬けて何度か乾かしていた」って言っていたんです。私は最初「そうやって殺菌作用を持たせて、万一の時の消毒になるのかな?」と思ったら、梅酢で塩味に味付けしてあったので、非常食というか噛んで塩を出してなめてたって話しでした。いかに戦争が過酷だったのか、へんな風習があったのか、1000人針に実用的な意味があったのか、などなど考えさせられる話しです。まあ、ふんどしは、いくら身につけていても味付けして舐める訳にはいきませんからね・・・
・ニコ動で富士の総合火力演習の生放送をタイムシフト予約、結構先まで見られるみたい。なんでも最近はC4Iシステムという戦場でのデーターリンクというか戦術統合情報システムでもって、リアルタイムで情報を共有しているのがウリらしい。でも、実際にそれがどうなっているかは防衛機密だよね。ただ、現実にそれがどういうシステムかと言われたら、多分ゲームの中みたいな物なんじゃないだろうか?とは思う。ゲームのインターフェイスというのは、一人プレーでも複雑な動きを簡単な操作で出来て、なおかつ周囲のレーダー表示とかターゲットの強調やオートロックは当然のようにやっている訳で、現実がゲームに近づいているのではないだろうか?
・そう言えば以前パワードスーツの話しを書いたが、実際にデモしている映像というかネタ動画みたいなのを見た。その中でギュゲスが出てきてちょっと嬉しかったが、ギュゲスは二つほど今のパワードスーツではクリアしてない問題を解決する手段を採っている。一つは関節移動の非リニア化というかで、例えば腕の動きはマスタースレイブ比を設けて等倍、リニア駆動にはしていない。可動域の制限を解消するためだ。もう一つは音声認識AIの搭載で、この手のマスタースレイブマシンのフィクションにおいては必須である。というのは、当然だが、内装火器にせよ各種アビオニクスにせよ、パワードスーツを使っている人が自分の動きでやれない事、やるとまずい事は、音声でやらなくてはいけない。まあ、一部フィクションではコマンドウィンドウを開くと仮想のディスプレイが機動して操作出来る(アイアンマンとか)もあるけど、リアルタイムで動かせないと困る物は音声認識だよね。まあ次ぎの段階として思考コントロールが出てくるのだけど。
・Free(アニメ)はなかなかいい、元水泳部だけど、水泳ってあんまり創作の題材にならないから嬉しい。あだち充の「みゆき」ぐらいしか知らないし、私は読んでないし、題材にしづらいかも知れないけれど他のスポーツ比べて不公平だったからだ。逆に映像になってみると、現代のデジタル技術がないと面白い絵になりづらかっただろう点とか、結構ムチャクチャなキャラ設定で盛り上げているとか、ハードルの高さも感じるけど。また、知らない人にとっては全く分からないだろうな、という点もあるのでチラ裏解説。今回、コース順がタイム順で4番が松江兄、5番がハルという描写がありましたが、これがどういう意味かについて。
競泳のスタート順はコースの中央から速い人を左右に並べるように配置します。例えば8レーンあると、速い順から4→5→3→6→2→7→1→8って感じですね。他の競技は良く知りませんが、陸上とかも似たような感じだろうとオリンピックなんか見ると感じます。が、水泳の場合はこれは現実的な問題というか駆け引きというかになります。それはプールの水というのは風に比べるともっと大きな運動エネルギーの伝達媒体になりうるので、並び順がおかしいと問題になるからなんです。まあ、平たく言えば波の影響を受けます。ちょうどカリや白鳥が飛ぶときにへの字の編隊を組みますよね?あれは空気を違いに受ける事で楽に飛ぶ工夫なのですが、水泳でも同じで、先頭が波を作ってくれるとそれに乗れると楽に泳げるようなのです。逆に編隊から落伍すると、今度は波が邪魔になって遅くなるという事もあります。これは特に大きな波を立てるスプリントほど影響が大きいのですが、他にもブレスする時に波やしぶきが邪魔になるとか言う問題もあります。長距離は波を立てない泳ぎ方が上手いので基本的にはそんな影響ありませんが、スパートのタイミングなんかで駆け引きになっているのかも知れません。ぶっちゃけ私のレベルだと、1500mのトップの人の区間タイムが100mのスプリントでやっと並べるかどうか!?って所だったので、そんな事を考える余裕も必要もありませんでしたけど。あ、でも中学だと多分全校で男で一番速かったですね、スイミングスクールとかは通ってませんでしたから、随分嫌がられました。でも全然そういうのは評価されませんでしたね。それは中学ぐらいだと女子の方が成長が早くて速いというのもあって、一番速い子はスイミングの女子だったろうと思います。まあ、種目が違うので直接比較される訳ではありませんが。そうそう、じゃあ4レーンの人は最初の波を起こすので不利なのかと言うと、基本的には波がない状態で泳げるので、ニュートラルです。人によるだろうけど、まあまあ有利なレーンがあてがわれていると言えますね。逆に端っこの1レーンと8レーンは不利と言われています。波が壁に当たって二重に当たるからです。これもいいプールだと端っこにもブイがあって空間が多く取られていて、波の返りは少なくなっていますが地方だとどうなんかな? 私はそういうレーンでレースしたことないのでタイム的に劣るか知らないのですが・・・
ただ、予選落ち描写についてはかなり疑問ですね。水泳の予選はタイム順なので、予選で1着でも落ちる事もあれば8着でも通る可能性はあります。アニメの中では2着ですぐに予選落ちとGOちゃんが言っていたので、あれが予選最終組でタイム順が出ていたと言う事になります。でも、普通予選組もタイム順にならべて作るので、最終組って普通速いはずなのよ・・・まあ、いろんな事情で最終組が最速組でなかったと考えてもいいのですが、そうするとタッチの差で1位になって予選通過した松江兄はとんでもない雑魚という事になるんですよね。お前オリンピックとか言ってる場合じゃなくて地方予選通過が怪しいじゃねえか!って所です。決勝戦で松江兄は8レーンなんて、おかしくないか?それからGOちゃんは敏腕マネージャーどころじゃないですね、神です。100フリーは大会の花形で予選は最多であり、そのタイムは8人居たらストップウォッチで計れる訳ありません。有力な人だけに絞っても、あれってタッチ式ストップなので水中タッチとか目視出来ないので、大会でストップウォッチ使うのは長距離の人をリアルタイムでラップする時ぐらいです(指示は出しちゃダメだろうけど)。そうすると、プリントアウトされるタイムを見て予選通過を知るしかないんですよ。それをリアルタイムで見るのは無理です。もっと神なのは、レースで泳いで直後にギリで予選通過した事、ライバルはそうでない事を誇らしげに宣言する松江兄ですけどね、お前どうやって知った!?まあ、もっともリアルなのは、「プリントアウトされたタイム見たら違った、テヘ!」って奴ですけど、だったら前の引きはどうなのさ?って話しになります。あと、棄権を抜かせば決勝までに落とされるって事はまずありません。フライングは二回目とかは普通に泳がせてくれますが、失格でアナウンスなり告知も多分されます(見た事ないけど)。まさか敏腕マネージャーがそれを見落としたりはしないでしょう。ごく希でしょうが、決勝レースの組み合わせで連チャンになって、勝てるレースに出るので前のレースを棄権って事はあるかも知れませんが、そういう高レベルな駆け引きをする人はそもそも連チャンでもけろっと泳ぐ物ですし、100フリーを捨てるって選択はないかなー。例えばブレスプリント専門の人が100フリーでも勝って決勝が連チャンで、ブレを優先って事は理屈上はありますが、普通はブレの方は余裕で勝てるからそういう事やるんであって・・・
リアルだなーと思ったのは初心者のレイがバッタになった所でしょうか。作中でも言っていたかも知れませんが、水泳はクロールは皆最低限出来て当たり前で、そこから体が柔軟で腕よりも足の方が強い人はブレス(平泳ぎ)、細身で長身な人間はバック、筋力が比較的あるのがバッタに行くという感じになります。現実にはチームのエントリー枠の関係で速い人間から好きな所に入る感じになります。で、バッタは筋力がない小学生などはやらないので、比較的技術差がない状態であり、他の種目でも速くない人がなるという傾向がありました。もちろん、スイミングなんかでバッタ専門にやっている人は全然別なんですが、部活なんかだと取りあえず出場出来る枠には全部入れ!みたいな感じになるので。そうすると、バッタの予選の400mとかは、新入生が完泳出来るかどうかを競うという、不毛かつ争うところ間違ってるだろ!って感じなります。あれでトップから3分ぐらい遅れて拍手でゴールするなんて辛すぎですよ(笑)。なんか当時を思い出して見ている次第です。速い人は逆に全部出来るんですが、エントリー数に上限があるので、400バッタなんかで枠を使うわけに行きませんしね。地方の最初の大会で毎回終わっていたような私には想像も出来ませんが、基準タイムや順位で簡単にクリアーできる人達は、スプリントやったら連続で長距離みたいな「そんな死ぬだろ」ってなのをやってました。まあ、そんなの全市で男女それぞれ3名いるかどうかですけどね。
・畑行ったら去勢雄の若い山羊の様子がおかしい。フラフラしているし何か痛がっているようだが、先日経験した脚気ではないみたい。なんか目線がおかしいし、左目が腫れていてバランスがおかしい。どうも繋いであった所で暴れて支柱を倒して、それが自分に当たったのではないかと想像するが、飼い主にはどうにもならんね。てかお前ら暴れて支柱倒すから自業自得だ、ロープで自分めがけて倒れてくるだろ、そりゃ。
・バイクはチェーン清掃と給油、ブレーキ関係のコーティング、選果場はすだれ増設でかなり暗くなったから温度も下がるのではないかと期待。あとポンプの揚水パイプにワイヤーメッシュを取り付けてゴミよけにした。大きな石はこれで入らないだろう。巨峰園は結構太い枝がばっさり枯れて、その延長部分がダメになっていた。明確な原因が分からないのが気になる。あと味もなんか酸味が逆に強くなった感じすらある。その前に完熟デラを食べていたのもあるんだろうな。あとコンプレッサーの給油蓋を塩ビパイプで作ったので、これでオイルを入れる事が出来る。コンプレッサーオイルはレシプロは標準がVG68で、これは車のエンジンオイルだとシングルグレードだと20W,マルチグレードだと5W-20に相当する。ちょっと柔らかいのだ。手持ちであったっけなぁ?まあ適当なのブレンドしていれてもいいし、買っても安い物だけど。
Posted at 2013/08/28 07:05:09 | |
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