2015年03月30日
・ソーラーは部材は届いたが肝心のある物がない。厳密にはあるっちゃあるんだが・・・それはACインバーター。ソーラーは大抵のが一枚は12V規格で作られている。チャーコンの制御方法は様々だが、18Vぐらいまでのを12Vに落として使っている(というか制御で12Vに落とすタイプと、18Vをスイッチングで入れるタイプがある)。それらを複数使う場合、並列で12Vのまま使う方法と直列で24Vにする方法がある。ソーラーパネルの方は並列でも直列でもそれほど大きな問題にはならないが、バッテリーが問題で並列だとマッチング問題がでるので直列で24Vにしたい。しかし、12Vのインバーターは沢山あるし持ってるが、24Vってのはなかなか無いし高い。ただ、効率から言うと全て直列で作った方がいいのは間違いない。
・ところで不思議なのは、売電しているソーラー施設の接続だ。あれは背面見ると直列しているのが多い。これは配線の短さを補う意味もあるし、太さも細くていいので、直列なのは分かるが、あれをどう変換して接続しているのかが分からない。パワコンでAC100Vにしているらしいことまでは分かったが、セルの接続枚数・能力はまちまちであり、それぞれにあったパワコンを製造するのも大変だろう。それともセルが2Vぐらいで、枚数重ねてる・・・はずないよな。
・他に売電の仕組みで面白かったのは、あれ売電回線みたいなのはなくて、ただ配線にソーラーの電流を流し込むだけだから、AC100Vそのままだと流し込めない。若干でも電圧を高くして入れてやる必要があるみたい。現在はその量が知れているからベースの電圧を若干低くしてやっとけばいいけど、これがソーラーの方が多いってことになると電圧が上がってしまい受け入れられなくなってしまうそうな。スマートグリットでより細密に管理する時代になるんだろうな。
・地元の種苗屋さんで、アーティチョーク、リーキ、フェンネル、もちもろこし、シシリアンルージュ(加工トマト)、ビート(てんさい)の種購入、さて、どれだけが物になるだろうか。果菜類は定植は遅霜が来なくなる5月ごろになるので、それまでに育苗だが、ハウスはないのでトンネルかなぁ。でもうちの畑はトンネルかけると土がまったく保水性がないので硬化して駄目になる。かと言ってサイド開けられるようにしておくと飛ぶ。あと、これが一番困るのだが、透明マルチすると雑草がおっそろしい勢いで発生してマルチを爆発的に持ち上げて破壊してしまう(当然苗は死ぬ)。最初やったときは腐海があふれ出したような光景に言葉を失ったわ。ハウス予定地の方が土も立地もあらゆる点で畑向きなのは皮肉。そっちで育苗も考えるけどね。
・仕事はデラ園とスチューベン園で除草剤使用、これは雨前にやりたかったので前倒し。次にデラ園でトップジン塗るが、こっちは仕上げ剪定が甘かったので大分やりづらい。巨峰園もトップジン塗り忘れがあったので塗った。最後にパープル園の仕上げ剪定とトップジンM塗りやってたらタイムアウトで農協の会議に出てきた。今の時期だから大分ダラダラと話すのも親睦っぽくていいし、実際一部メンバーがかわって割と和やかな雰囲気で話が進んだと思うのだが、2時間はいらなかったわな・・・あ、あとおがくずをもらってきた。
・明日こそハウスパイプ塗って、巨峰園を耕運機かけたい。てかデラ園やパープル園も耕運機かけないと大分蛾が発生していた。もう入ってるの見えるから打ち漏らしはないんだけど、減っている事は減っているしね。
Posted at 2015/03/31 21:57:02 | |
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2015年03月30日
・巨峰園の仕上げ剪定終了、堆肥はまだ発酵してない。園の周囲の雑草焼かないといかんな。ハウスパイプの根本のサビは1日チマチマとグラインダーで磨いた。強力ワイヤーカップは研磨力がすごいだけに反動や振動も大きく、かるくかすっただけで軍手がズタボロになったので、握力などと相談しながら作業した。やっぱりハウスは使い捨てで、直すなら継いだ方が確実だろうなと思った。
・パープル園でも棚下の誘引をしゅろ縄で補強した。棚下平行整枝について改めておさらいになるが、かなり密に誘引しとかないと後で曲がってからの修正がかなり大変だし、その時は新梢にばらつきが出てしまっているので元には戻らない。だから一度目から出来るだけ綺麗に揃えてやりたいってのがあるのだ。ここもカゼクサがそこそこ出てていかんなぁ。そういやトンタンク買ったはいいが、配水ホースもさることながら、短いポンプからのホースがないな。サニーホースだとキンクするからパイプで入れた方がいいが、ああいうの良く曲がるしなぁ。そういやドレンに使うコル管って適度に曲がるのであれを揚水や送水に使うって出来ない物なんだろうか?ポリ管なんかよりずっと安いし。
・レストランにポーク煮込みだと思って行ったらグリルだったので、鹿肉ミートソースにした。前とは微妙に鹿肉の味が違うというか、若干野性味が強い感じだったが、それを見越してか春菊とチーズが多く使ってあってこれはこれで美味しくいただけた。ってカベルネフラン試せば良かったじゃないか自分のバカ。シェフにどんな野菜を使ってみたいか訪ねた所、色々面白い野菜をあげてくれたので試して見たい所。また、時期的な問題で通年は無理にしてももう少し供給可能期間が広がるといいような話もしていた、なるほど。調べると、いくつかの野菜はそれ可能っぽいよな。
・土嚢土入れ器も大分形になってきた。幸い蓋部分のパーツも倉庫に良い端材があったので出来そう。明日はこれ作って、ハウスパイプ塗って、園の周囲の枯れ草焼いて、1度耕してから播種したい。
Posted at 2015/03/30 22:31:31 | |
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2015年03月29日
・巨峰園で苦土石灰散布、運搬車を遠方デラ園にまず持っていって、軽トラに鶏ふん堆肥と苦土石灰と炭(昨年焼いた)のを乗せて混ぜて散布。思っていた以上に鶏ふん堆肥の量があって使いでがある。運搬車はクラッチがすべるので調整してバリバリに。あとは地元のデラ園で散布するぐらいだから、大分余る。水田にこれ使って、今作っているのは来年までとっとくか?
・午後はトラクター動かして水田の春起こしの荒くれ2反ほどやった。燃料タンクのリターンからそこそこ漏れてて締め直し、LLCも買ったから後で交換してやろう。ハウス予定地もトラクターで細かく耕した。まだまだ大きな草の株や石が出てくるのが困る。巨峰園にも入ったが、最初横方向に走らせようと思っていたが、その方向は棚下線をくぐる形になり危ないので、横にまず歩行耕運機で走ってからトラクターで仕上げる予定。最初から横に走っとけばよかった。最後にハウスの支柱を軽トラに積んでもちかえり、グラインダーに強力なワイヤーカップを買ってあるので、これで再生してやりたい。そういや、近所で雨よけ外している人いるから、いらないなら思っていた改造やってみたいな。
・トラクターは爪のチェックしたら緩みがあった。またネズミの糞があってエンジン回しているとひどい匂いがする。尾輪がまた固着しているんだが、これシバウラはもう少しまともな設計できないのかと思う。出来ないから倒産するんだろうけどね。田んぼははさ木棚がひどく崩落続けているので運び出してやらないといけない。
・昨年耕作放棄気味だった借地畑で何かしないといけない。直売所の契約が一応出来るみたいなので、それをやってから何か作るか。需要があるの何?って聞いたら「トウモロコシ」と言われたが、あれ肥料は食うわ害虫はたかるわ種は高いわで私はあんまり好きな作物じゃない。化成肥料沢山いれれば出来るだろうけどね。ただ、鮮度が命なので直売所的には外せないんだろうな。近所の知り合いの農家さんが隣りで作ってる出荷しているので、半分協力でやるか・・・でも色々難しい問題あるか。他にこの畑の契約は農家になる前だったので商業出荷はしないって名目になっているので、一言言っとかないとまずい。他に作れる作物としては芋は作業も被らないし自家消費も結構あるから魅力的。葉物野菜は作業的に無理、加工トマトは結構好きなんだけど、これは直売じゃなくて契約栽培向きだな。地元だと栽培が減っているそうなので、需要はあるんじゃないかと思うし、価格も結構いいんだが、作業がかぶるしなぁ・・・一番消極的な案としては堆肥用の緑肥作物作って有機物生産する事だろうか。
Posted at 2015/03/29 19:54:02 | |
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2015年03月28日
・昨年放置しちゃった園の刈った草を集め運び出して、鶏ふんまいてからトラクターかけた。さすがにあの量だと腐らないだろうとの判断もあったし、水分多すぎる堆肥の水分調整にもなった。ハウス予定地で集めた草も入れてたが、ユンボじゃなきゃ混ぜる気がしないほどすごいカサになった。
・福寿堆肥は何故か都合で今日届いた。4立米で11000円と安く、しかも成分が鶏ふんベース(大体鶏ふん1に副資材1ぐらいの成分)なので肥料の力が強い。タイヤ運搬車で巨峰園に3台と、堆肥切り返しに1台入れた。苦土石灰も大量に買ってきたので堆肥に混ぜてキレート化してから入れてやろう。
・猫シェルターは今いる成猫たちは、写真だと大人しそうに見えるけれど、現場だと大分人に慣れてない感じで、やっぱり子猫が持ち込まれ出してからみたい。最近は地域猫に対しても補助金が出るようで避妊手術を持ち込みでタダでやってくれるようになったそうだ。もっとも、猫をトラップで捕まえるってやったことないけどな。子猫だったら地域猫という定義にすぐに当てはまらないだろうし。
・最後にまた銭湯でゆったり、ここは冷泉だが鉱泉を湧かしているので、肌に刺激が少なく、温度がかなり高いのにゆったり入れて暖まる。昨日も大分ぽかぽかだった。
・晩ご飯には金芽米というパックライスをもらったので、ガーリックステーキなんかといただく。ヴァンドソレイユは酸味も適度にあるので、食中に合わせてもおいしい。林檎もいただいているが、小さい玉はまだまだ果肉もしっかり、酸味もあっておいしくて、毎食1玉のペースで食べられる。中にはまだ完熟ではなかったのか渋みがあるのもあるが、全体的にまろやかになっていて食べやすい。もぎたては確かに果肉も締まっているし酸味も目が覚めるほどフレッシュなんだが一玉食べると大分満足というか満腹になってそれ以上入らない感じ。そういや生産者還元でゴールドパックのジュースが販売きたので1パック買って先行販売のを一つ飲んで見たが、農家直売の奴に比べちゃうと味がイマイチに感じる。なんかぼけた林檎を搾ったような眠たい感じ、若干の塩味というか不純な味がする。それでも合成ジュースなんか比べものにならないほど美味しいので、消費拡大のためにも一本350mlにして農協系の自販機でうってもらえないだろうか。190mlは小さすぎるし、値段も90円ぐらいなので、120円で350mlはいいと思うのだが。
・明日は堆肥を他の園でも炭や石灰と混ぜて散布、トラクターでおこしてからライ麦播種の予定。
Posted at 2015/03/28 20:03:52 | |
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2015年03月27日
・山辺ワイナリー ヴァン・ド・ソレイユ 2009
色はオレンジがかった黄色、杏色、2008より薄いような気がする。香りは圧倒的に杏だが、暖めるとセメダインAの揮発酸の香りが若干する、当然だがワインの粘性はかなり高く涙が立体をもって流れる。味は・・・杏ですねコレ。2008はもう少しスモーキーというかキャラメル味があって、アルコール度数が14度らへんあった事もあり、もう少しダークな感じがしていた。2009は全体的にライトでクリーン、果実味が全面に出ている。良く出来たアイスワインと言った感じだ。
優劣は付けがたいが、2009のヴァンドソレイユには相対的に見て二つの大きなライバルがいる分、2008より評価が厳しくなるかも知れない。まず第一のライバルはアイスワインだ。2008は果実味が少なくフレッシュさに不満があったが、それが備わってみるとアイスワインとの差が良く分からなくなってくる。もう一つの、もっと困ったライバルはシンルチュウ、杏酒である。これ、シンルチュウだと言って出されたら私は間違える自信がある、それくらい似ている。ただ香りはずっと沸き立つように出てくるので、シンルチュウの親玉って感じかな。
こうして見ると2008は飲んどいて良かったと思うし、作り手の感じとしてはこんなだったんじゃないかと思う。まず2008は「乾かしすぎた」のではないだろうか。度数14あったそうだが、甘さは2009と同じぐらいあった記憶があるし、何より果実味が全部飛んでた。それだけ濃縮され乾燥していたと思われる。また、若干だが他の酵母の香りも感じられた。そのダークな感じに合わせて樽のローストを大分強くしたんじゃないだろうか、2008は色も濃ければビターなフレーバーが多分にあった。香りもそこまで強くないので逆にニュートラルな感じで飲めたかも。ただ、2008の作り方だと歩留まりが大分悪かっただろうし、ワイナリーのキャラクターとはちょっと違ったのかも。2009はそういう見方で飲むと、すごい普通な感じがする。
そうは言っても濃縮度はすごい。ちょうどソーテルヌの貴腐ワインがあったので、最後に飲んだのだが、まるで「味がしなかった」。ソーテルヌ単体で飲んだらかなりの甘さを感じるのだが、まー、まるで水飲んでいるように感じる。貴腐ワインには貴腐ワインの良さがあるのだが、この方向性だとパワフルさは比較にならないだろう。そうそう、ソーテルヌはセミヨンとソーベニヨンブランで作る地区なので、そういう意味でも違いが分かる。価格は結構するが、もうしばらくは作れないようなので、少し残念な気もする。もう少しキャラが掴めて需要が大きければノンビンテージでコンスタントに作っていく手もあるんだろうけど、世界的に見てこの手のワインは販売で苦戦しているようだからなぁ。
・護衛艦いずもが就役したらしい。長さ250mのヘリ空母・・・護衛艦らしい。形から空母に分類すべきだと思ったのだけれど、実際はヘリを9機運用し他の護衛艦の指揮の中枢機能やら物資人員輸送などを受け持つそうで、艦コレで言えば「あきつ丸」が一番近いんじゃないかな、揚陸艇とかにするとまたいらんこと言われるだろうけど、大震災の教訓として「陸路は寸断されると被災の中央部分への輸送路が確保出来ない」「船舶も大きな港湾がないと接近が難しい(津波ガレキがあるとなおさら)」って事がわかってきたので、ヘリ搭載空母には震災対応の意味も充分あるように思われる。どんぐらい頻繁に出番があるか知らないけど。また空母作って欲しいという声も聞かれたが、まず搭載する戦闘機がない(F15は空軍仕様のみ、F4はさすがに古すぎだしF4Eは米軍ですら空母搭載は出来ないでかさ、F16には空母搭載型バリエーションの試作はあったが実際に積んだことない)し、陸地が不沈空母状態であるので、わざわざ高い空母を運用して防衛する意味がないようだ。大体、昨今は対艦ミサイルがすごい事になってるので、ヘタに艦船を正面戦力として使おう物なら、あっと言う間にミッドウェー。
私が感心したのは搭乗員数で、あの規模で450名だそうだ。大和は長さがほぼ同じ、排水量が2万以下のいずもに対し6万5千tぐらいあるにせよ、大和は3500人ほど乗ってる。長さが20mほど長くて排水量4万にちょっと足りない赤城で1600人だから、空母だから格段に人が少なくてすむって物でもない。軽空母ジャンルで見るとズイホウが200mちょいで1万tクラスなんだが、これでも750~1000人ほど定員がいる。いずもは収容人数は定員の二倍を見込んでいて、決して居住空間的に過去に大きく見劣りする訳ではないが、運行要員がかなーり減ってるのが分かる。少ない人材コストや自動化の促進の成果だろうか?
・ところで軽空母ですら200mで運用してたんなら、COIN機なら運用できんじゃね?とは思う。運動性はともかく、プロペラ機ならスーパーツカノあたり、ほぼ第二次大戦中の戦闘機と同じだし、と思って調べたらこれ離陸900,着陸850ととんでもなく長距離が必要でしたごめんなさい。ただOV10は空母運用も考えて作られているので、アメさんなら使えるんだろうな。実際問題軽攻撃機に正面戦闘させるのは無理なんですが、対潜哨戒や攻撃を海上でやるならヘリと生存性は大差ないでしょうし、逆に速度は高いので多少は逃げる事や長距離での作戦行動も出来ると思うんですよね。しかし、それを追求したら「水上機でいいじゃん」って事になるんだろうな、うん。あとは無人機の類の運用ぐらいは考えてもいいかも知れません。
・トラクターは苦労してやっと動かせた、大分精神的にきつかったので午後はあんまり仕事進まず。セルが回らない原因はクラッチスタートシステムのスイッチ配線のコネクターが劣化して接触不良になっていただけだったので修理出来て、新品バッテリーでセルは回りました。しかし白煙までは出るけどなかなか始動せず、リターンが破れた事でそんな燃料にエア噛んだとも思えませんが、かなりクランキングさせてやっと始動しました。もちろん1度じゃ無理で、あちこち触ったり外したりしてエア抜きしてたので、もうなんか根本的に間違ってたんじゃないかと言う感じで。未だにエア抜きが本当の原因だったのかも分かりませんけどね。明日再始動したらそうだったのだろうと言えますけど。爪が大分すり減っているので、東亜のスーパーゴールド爪注文しました、農協農機電話でないからもう嫌だ。
・巨峰剪定はそんな訳で中途半端になりました。肩痛いし、暑かったなぁ。堆肥は何故か明日配送出来るそうで、助かりました。他に畑の契約更新とか、猫の保護関係かなぁ。シェルターの管理の人見てきましたが、すごい信念がある人だろうから、あんまり正義が強かったら保健所からもらった方がお互いいいかも。
Posted at 2015/03/27 23:50:14 | |
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