2016年01月31日
・今日は親類で老人施設にはいっている伯母を見舞いにミライースで1時間ほどの所に行ってきた。昨日はうちの市のうちの地区の奥地でも着氷で倒木が発生して通行止めになり、百人ちょっとが足止め、というか孤立していた。倒木の1,2本ならすぐにチェンソーで切り刻めば動けるのにヘンな話だと思っていたのだが、倒木本数が「不明なほど多い」と新聞に出ていた。今回行ったルートは場所は違うが標高が同じぐらい高くて冷える事で有名な峠越えがあったのだが、行ってみて驚いた。本当に木が氷細工というか飴細工のようにクリスタルで出来上がっていて、朝日に輝いてキランキランしている。そして、重さで折れ曲がっていたり、倒れたり、電線や街灯巻き込んでたりする。幸いその道路は二車線の大型バイパスで路上落下物もなくスムースに流れていたのだが、帰路だと酷い渋滞になっていて通過だけで1時間ほどかかった。
この時の渋滞で感じたのだが、「登坂車線はどういう物か?」という問題。高速道路だと左が走行車線、右が追い越し車線なので、基本的には左を走る。渋滞していると順序が前後するだろうが、まあ並走するにしても左が普通だと思う。一方下道の二車線は左は登坂車線で右が走行車線であり、実質は右が追い越しとは言え、普通は右を走る事になっている。んで、渋滞でも右が混雑して左は空いていたりした。さて、左を走るべきか否か?私は左側車線に渋滞の要因になりうる障害物(倒木等)がある事を警戒して右車線を走ったが、左車線を大きなトラックなどはバンバン通過していったりもした。結果的に左車線に障害勿もなく、事故などもなく、無駄に行列しただけだった訳だが、左車線は登坂車線なので最終的には右車線に合流している訳で、登坂車線すり抜けて右車線の渋滞の原因になっていった人達に恨み言も言いたくもなる。がケースバイケースなのでどっちが正解なんだろうな?とも思った。
フェアでスムースなのは渋滞時に走行車線に並ぶ事だと思う。高速だと基本的には車線規制などは頻繁にはないし、合流でのリスクも少ない。ただ、道路に目一杯車を流すって意味だと二車線を規制するのはもったいない、しかし、合流で自然渋滞しやすいし、トラブルにもなりやすい。皆さんならどっちを走るだろうか?あるいはどういう判断をするだろうか?
・ミライースは燃費計が14kmとかなり寂しい数字を示していたが、今回の移動で22kmまで上昇、もし渋滞がなければ平均でも30近い数字も出たかも知れない。ただ渋滞だとアイドルストップや弱いクリープなどで結構疲れる。軽トラの方が楽だ。またハンドルのアシストがすごい不自然に感じられた。低速だと錆びたベアリングでも回しているようにギシギシというかガクガクしている。騒音も割と気になるし、フロントピラーが寝てて近いのでAピラーの死角が大きい。
そして今更気がついたのだが、ATセレクターのBレンジって何?普通
D Drive
S Second
L Low
あるいはSの上に3とかが入っている事もあるが、Lじゃないの?Lじゃダメなの?って思ったのだ。検索するとプリウスのような回生ブレーキがある車種だとBはBreakとなっており、回生制御でエンジンブレーキも併用するモードとある。ハイブリッドだと普通はエンブレは使わず回生制御でエンブレ代わりにしている(発動機を繋いだままだと運動エネルギーを単純にポンピングロスで捨ててる)とある。しかしミライースはCVTのガソリンエンジンで回生制御はオルタ制御としてはあるだろうが、ハイブリッドではもちろんない。一部では「CVTは固定ギアがないからエンブレを任意で発生させたい時に選べ」とあるが、これはトヨタの一部の理屈である。ステラや他社のCVTモデルにはちゃんとSとか3とかがあるし、坂道制御もあるので勝手にエンブレを強くしたりする。しかしミライースではDはもちろんSでもそういう制御が割り込む様子はなく、放置するとどんどんギア比がロングになってフットブレーキに頼る事になっていた。まあ軽自動車だからそれでフェードするって事はまずないけどね。
ともかく、登坂制御用であるならば、なんでオートで判別しないのか?そうでないなら、Lとか1という一般的な表記に何故しないのか、紛らわしくて嫌だった。だって、Bに入れてへんなギア制御になって事故になったら嫌だし、SでDとBの間の制御にならない理由も分からないし。
少し穿った見方をすると、「登坂制御すると燃費が悪くなるからかも」とも思う。JC08モードなどモード燃費だとDに入れっぱなしで計測するが、登坂制御が入れば当然カタログ燃費が落ちる。となると登坂制御を切りたくなるが、それがないとブレーキがフェードしたり速度が載りすぎたりする。じゃあそれをLでやろうとすると、今度本来のLの機能であるローギア・ハイトルクって訳でもない(要はBはD+登坂制御という認識)。なので、LでもないBというモードを入れたんじゃないかと。
余談だが、伯母は物忘れはかなり激しくなっていたが、施設で快適な暮らしをしている模様、人の認識や行動なんかも別に悪い所はなかったし、家族もよく来てくれるらしい。ただ、ご家族の話だと、こういう施設は方針が色々な所があって、機械的に扱われて老人が嫌がる所とか、施設が家族の来訪を喜ばない所とか、夫婦で入所できる所、出来ない所とか、色々あるらしい。家族の来訪は感染症対策(私らもうがい手洗いマスクをした)は分かるが、入所者間での僻みとか、スタッフが外部の目を嫌うような要素もありそうで、難しい問題だなあと。そして、入所者とスタッフの数が同じという恵まれた所も、逆に見るなら一人の痴呆老人に一人の若者が拘束されているとも言える。年金分を払っているそうなので、別にブラック企業みたいに若者が食い物にされている訳ではないが、産業として見ると老人人口がそのまま介護人口になる訳で、モヤモヤする。せめて合計特殊出生率2.0ぐらいで推移するなら分かるんだけどねぇ。
・ウェイトトレーニングは35kgまで増やしてみた。二日おきな分、ちょっときついぐらいの部位もあるのだが、それだけパンプアップしてトレーニングした実感がある。やっぱりビッグ3(今はベンチは入れてないけど)は消耗がはげしく、特に以前なら筋肉が先に限界に来ていたのに、循環器やスタミナが辛くなる。筋肥大を目的にするなら11~15回程度出来るミドルレプスの負荷が必要な訳だが、そんな長く動いてられない。かと言って高強度トレーニングはまだ安全バーなど無いので怖い。という事で、ビッグ3の間にチマチマしたトレーニングを挟んでスタミナの回復を待ちつつセットを回すって感じになる。
ウェイトは大まかに能力を覚えていて、どれも軒並み半分ぐらいになっている(限界までやってないけど、多分)感じだが、一つだけ全然変わってない部分があった。上腕三頭筋である。もしかしたら肩も若い頃を大差ないかも知れない。農作業で肩を上げている運動が多いからかも知れないが、上腕三頭筋を良く使う実感はないので不思議だ。
・本棚を作ろうとマキタのスライド丸ノコを使う準備をしていたのだが、スライドが妙に重い。このままだとスライドする抵抗で丸ノコが動いて作業が出来ない恐れがあるため、底にあるガイドを分解して清掃してみた。以前ここに木くずが山ほど入って同じような感じになった事があったからだが、ボックスの中は綺麗な物だった。しかし、スライドは重い。なんと組み立て式ガイドが冷えてクリアランスが縮まってしまったようだった。組み立てボルトを緩めてもあまり良く鳴らず、ガイドプレートを逆組して気持ちマシになったので組み直した。製品ってのは温度も様々な状況で使うから大変だ。
この丸ノコには他に2点不具合があった。一つはブレーキが利かない事、もう一つは回転時にすさまじいキーというノイズが出る事だった。折角なのでばらしてみたが、モーターのコアがハウジングから抜けなかったので全バラは出来なかった。ただ、スイッチ自体は反転スイッチも生きていたので、よくあるスイッチ焼けではない事は確認。あとはコアに行ってる配線の断線だろうか?このブレーキって物理ブレーキではなくて、モーターの逆転による電磁ブレーキだが、その電力を空転しているモーターからの回生エネルギーで得ているというのが面白い。具体的な配線は全然分からないんだけど。
高周波ノイズは耐え難い音で、イヤマフで消音して使っていたが、本体にも良く無いだろうから、ばらしがてらグリスアップしてチェックしていく。これは素直な組み方なのであまり難しい事もなくばらせていく。音はチップソーの近くから出ているので、モーターの付け根付近だと思っていたのだが、中身はリダクションギアを噛ませていたのでモーター直って訳ではなかった。リダクションギアは6203と規格不明のニードルローラーをプラのハウジング側に使った構造で、ニードルはグリスが切れていたっぽいが不都合はなく、ベアリングも分解はしなかったが怪しい所無し。モーター側はこっちも外れなかったのだが、幸いギア側のベアリング(6201 V)がえらい軽く回る。グリスが全く無いとクリアランスが若干広がり粘性抵抗がなくなるのでスカスカと良く回る。ベアリング交換は面倒だったので、とりあえずシール外して中にNNLグリスを入れた所、ベアリングがかなり重くなった。どうやら破損するほどガバガバにはなってなかったようだ。
他にも清掃して組み直した所、ノイズはイヤマフ無しでも使えるレベルまで下がった。またブレーキは直らなかったが、回転抵抗が上がったためか、いつまでもダラダラと回る事は無くなったので良しとしよう。そんな事している内に夜が深くなって寒くなってきてしまって終了。
・バッテリーがダメになってしまった電動ハサミだが、以前からコネクターの特殊ピンのサイズがギボシ端子っぽいなーと思っていた。もし同じなら端子で接続してケーブルを切らないで澄むと思ったら、やっぱり同じサイズだった。という事でコネクターの極性だけ確認してケーブル買ってきた。これで12Vでのテストが出来る。
電気関係だとシロッコファンのケーブルが単線対応のみだったのが困った。確かに空調や照明なんかは差し込み結線なんだけど、そうなるとスイッチが電気工事になってしまって資格など問題なので、寄り線のコンセント+スイッチを考えていた。うーん、ワンタッチコネクターに寄り線使うにはどうしたらいいんだろう?と思ったら、棒端子というのを使うといいそうだ。また一つ勉強になった。
・近所のホームセンターがプレーナー仕上げの荒材を取り扱いはじめた。ちょっと何を言ってるか分からないと思うが、ほんと荒材にプレーナーかけただけみたいな杉板があるのだ。個人的には荒材ような素材でもまともな板になりそうなのも多いので歓迎したいのだが、二点ほど問題が。まず板厚が10㎜になっている。荒材の板は12㎜が多いが、製材すると当然目減りしてしまう。しかし10㎜というのは板の強度としてはいかにも弱く感じられる。プレーナーで仕上げるなら最初から14㎜ぐらいで切って12㎜の板を残してくれないと、飾り板ぐらいにしかならない。もう一つの問題は予想通り値段が高くて一畳相当が2500円ぐらいする。荒材なら1000円ぐらいなので、2.5倍にもなる。12㎜厚のために2割ぐらい材を捨てているのならまだしも、1000円の素材をプレーナーかけて2.5倍は高すぎないだろうか。どうせ自動カンナに2度通すだけだろうに。とは言え、やはり無垢材の板というのは見ていて気持ちいい。赤身というより黒っぽい杉材で目が詰んでいて高級感がある。良い荒材を見繕って適当に片面だけプレーナーかけて壁として使うのはアリのような気がする。
・軽トラはブレーキの整備の後、妙に調子がいい気がする。ブレーキの抵抗がそんなあったとは思いづらいんだが、エンジンの調子も良くなっているかのようだ。
Posted at 2016/01/31 22:28:15 | |
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2016年01月30日
・溝切り機のガイドを作って見た。素材は準備してあった12㎜の全ネジ棒、アングル材、ちょっとした木片2枚(今回は荒材)、M12のナット4個。アングルに12㎜の穴あけてナットで挟んで固定、そのアングルに板をサンドイッチするように固定するだけ。どの程度ガイドを奥に入れるのか迷ったが、結構深く入るようにしておいた。仮に板に横切りして入れる時はガイドは違う形の物を使うだろうから、これは細い棒専用と割り切る。1度使ってみて不具合があったらはさむタイプに反対側にも同じパーツを付ける事になるだろう。あとは本棚のパーツを購入してきた。最近近所のホームセンターは東証に上場したそうで元気がある。逆に昔からある所は一応全国展開だが、全然ダメ。同じパーツがまたしても3割も高かったし、品質も悪い。
・燃料コックが届いた。以前のはちゃんと分解しなかったので、こいつは分解して中身を見たら、まさにカブ系と同じ構造になっていた。これなら耐久性や信頼性も高そうだしヘタに純正使うより良さそう。ただ欠点も二つほどあって、一つめはコックが重い。二つめはコックを固定するためのボルト穴が一つしかない。なので、取り付けてコックを開け閉めする時、片手でコックを押さえてないと回ってしまって出来ない。今回は耕運機に共締め出来そうなボルトがあるので、ここにステー噛ませてコックを取り付けようと思うが、なんでもう一つボルト穴を設けなかったのか不思議だ。今回は少し本体削ってステーと干渉するようにして回り止めしといたけど。今回は個数もあるので、気になる機材は全部これで修理出来るな。
・チェンソーのオイル漏れおよび調整はやっとボルトを発見したが、本当に狭い場所にある。あんまり調整する必要はないのだろうけどね。オイルポンプはスプロケと同軸でそこから動力取るかなんかしているのだが、リョービとかのは防振ラバーの外側、スプロケカバーを外すとすぐ見える場所にある。一方うちの丸山のは防振ラバーのハンドル側、スプロケ外さないと見えない側にある。で、以前はオイルやガスが漏れるのが嫌で横にして置いてあったが、よく考えたら吐出口がそれだと下になるので、結局水平に置く事にした。
・今回の豚汁が上手く言って美味しい。エノキを今回はじめて入れて見たが、歯ごたえがシャキシャキしていて食べ応えがあって非常によろしい。豚肉もやっぱり多少は脂身がある肉の方がスープにも肉にもこってり感が出て美味しい。ただ、にんじんやゴボウを切らしていたので、土臭さが物足りない。そろそろトレーニングの効果が出てくるというか、筋力が1度落ちるので、毎日のトレーニングではなくく同じ場所は1日おきのトレーニングに切り替えた。それにしても寒い。
・先日から日本が没落の道を歩む時にどうなるのか考えていたのだが、一番の自衛策は自給能力があるほど景気に左右されづらくなるって単純な事だった。つまり、資産運用は国内に住む限りどれも安心できない。簡単に言うと日本円自体の価値がもう信用出来ないから。最悪なシナリオとして利率下がって安定する投資先がなくなって現金で持っててもデノミ(貨幣切り替え)で炙り出しとかね。まして証券・債権な訳で、それだったら自給コストに回した方がマシ。不動産?それがちょうど前のバブルでの資産運用の安全パイだった訳ですが、どうなったか私は覚えている。確かに総量が変わらない不動産は安定した資産になるが、景気が悪化して運用出来なければ単なるお荷物で、地価が下がれば目減りするリスクがある。その土地で何かを生むのであれば話は別だけど、今すでに投資がかなり入っているから今更という感がある(たとえば元から土地を持って居る人が不動産経営するならリスクが少ないが、新規で土地買って運用する人おらんでしょ?そこが賃貸マンション経営会社なんかの格好の餌場になってる訳だけど)。
何かを生み出すというと農業が真っ先に思い浮かぶが、食糧自給だけなら大した面積はいらないけど、投入コストとそこから得られる物の比率はかなり低いって問題はある。ぶっちゃけ米を一年一人300kgもらえると言っても、貨幣経済だと困る訳だこれも(本格的に円が暴落したらチャンスだけど)。で、日本で通貨危機が起きて困るのは、外部に依存している物に貴重な外貨を払う事であり、その最たる物がエネルギーである。エネルギーがなければ何にも出来ないと言っても過言ではないから。つまり自給エネルギー開拓に投資する事が一番堅実な資産運用、という結論にたどり着いたのだが、実際問題自給エネルギーなんてないよね。水田から石油が取れるとかならいいんだけど、実際はまだ藻の一部から実験的に油が出来たり出来なかったりしているレベルで、仮にそれが可能になったとしても、個人所有の土地でそんなの採算に乗らない。出来るとしたらエネルギーを販売はしないまでも買わないで生きていける程度の話になるんだろう。例外としてソーラー発電だけは売るに値するクリーンなエネルギー(ピュアと言った方がいいか)を出せるけど。あとは薪などグリーンエネルギーが復権すればある程度はエネルギー得られる訳だが。
・「とことんやさしい熱設計の本」
熱設計といいつつ、大半は電子機器の話、著者がPS3の初期型の開発に携わっていたらしい熱コンサルで、あの重い筐体の中身にヒートパイプが使われているのが図解で出てくる。大半は知っている話だが、それを整理して教えてもらって勉強になった。さて、この中で「世界三大発明」の話が出てくる。普通は「火薬」「羅針盤」「印刷」だそうだが、機械に限ると「ネジ」「ギア」「ヒートパイプ」と言っていたのが印象的。
いろんな冷却方法があっても最終的には空気に発散する空冷であるという指摘があり、回路なり熱源がどんどん複雑に入ってくると外部に熱運搬するしかないので、ヒートパイプが必然になるのだそうだ。面白いのは、工業界でのヒートパイプは冷媒に揮発性ガスを使う(常温液体で簡単に揮発するアルコールとかナフサとかフロンとか)のだが、この人は真空にして水を入れるのを使うと言っていた。真空にすれば水も沸点が下がるので冷媒として充分に使えるし、水は今度比熱が大きくて運搬量が多く、発火などの安全性も大丈夫だからだろう。
実際うちにもヒートパイプのソーラーがあるが、あれの熱ダイオードとしての性能と熱の搬出能力の高さはすごい。三大発明と呼びたい気持ちも分かる。面白いのは、他の発明は発明者が不明だったり個人だったり、特許がかけられてたりするのだが、ヒートパイプはGEが発明してNASAが実用化したけれど特許が切れたのかそこらへんの事はうるさくない事だ。軍事利用とかは聞かないけれど、これってすごい技術なんじゃないのかなぁ?あまり秘密にしたとか聞かないけど。
Posted at 2016/01/30 23:58:45 | |
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2016年01月29日
・ほったらかしになっている新技術にスプリンクラー防除がある。傾斜園でやろうと配管までしたのだが、共同棚で一部が棚線切ったので、耕作あきらめて放置しているので止まっていたが、他の急傾斜園も増えたので再び検討している。スプリンクラー防除は柑橘類ではすでに採用されていて、次は棚などでの実績検討がはじまっている技術だ。棚下はスイングスプリンクラーというのが共立から出ていて、棚上は普通の物が使われている。んで、スプリンクラーのメリットは「農薬に汚れない」「低コスト(SSに比べて)」「早い」「作業が一定」「低騒音」ってな所、デメリットは「防除価が劣るケースがある」「棚下の付着が少ない」という所。
特に昔は棚下スプリンクラーが無かったので、付着量対策として散布量を増やすという荒技が使われていて、散布量2倍とかやっていた。安い液剤使っていた頃はまだしも、今そんな事やったらランニングコストがかかってしょうがないだろうが、調べて見ると散布量が対照区のSSでも元から比較的少なかった気もする。また、防除価が劣ると判断された内容も、よく見ると主要病害でもないような・・・一応手元資料がかすれだしているので覚え書き
スプリンクラー
初 2 3 4 5 6
サビ 15.3 7.4 0.1 7.4 0.3 16.6
褐斑 8.9 11.4 17.4 0.3 1.3 0.7
ベト 2.1 1.2 1.2 0.3 1.8 12.0
SS
初 2 3 4 5 6
サビ 4.9 4.9 0.2 18.1 0.2 13.7
褐斑 2.2 3.4 18.6 1.1 4.3 0
ベト 0.6 1.2 1.1 3.2 5.1 31.4
初・2年が散布量が慣行と同じ、残りは2~3倍です。ベトはすでに1年目から両方に差はほぼありませんというか、勝ってますね。典型的な雨媒病であるベトに棚上散布が有効という事を教えてくれます。次、サビは2倍散布でほぼ同等、通常だとかなり「劣る」という結果に見えますが、ブドウ農家からするとやや疑問です。この数字は調査数と被害数の割合なんですが、えらい多発傾向が見えます。この病気は発生に特徴があって「乾燥年」「園の周囲から」多いのです。内因性というより外因性が大きくて、防除の違いがさほど出ない。証拠にSSの4年度が明らかに高い。乾燥性って事で葉裏防除が重要なのでSS区のが良いはずなので、これはおかしい。そして、もっと重要なのは、サビこんな出ないですし、被害も保険適用になるほど落ちる事は滅多にありません。防除さぼれば他の病気とミックスで出て被害出ますけど。
褐斑はこれは落葉しやすくなるので結構重篤な症状になりますね。これもSS区で3年目が多いってのが気になります。これは生育終わりで出る病気なのですが、ベトやサビは少ないし、悪条件って感じがしない。
最後にベトですが、これも多発するってのは余程悪条件・管理不良でなければデラでは出ません。元からの発生数がこんな多いのが不思議ですね。場所は山形だそうです。他に一番重要な「果実での病気」に関しては、一番被害が大きい晩腐に関して「発生がとても少なかったので有意差が認められなかった」という結論でした。少なくともスプリンクラー防除だから多発という訳ではないとも述べています。うーん、これは信じて良いのか非常に悩む。というか、病気がこんな出ているのに果実障害が無いってのは、ある意味理想なんですけどね。
これ見ていて思ったのですが、もしかしたら防除って果実病害に対してはむしろマイナスなんじゃないか?って感じます。いや、葉っぱが落ちると果実品質は確実に下がるので残っている方がいいのは間違いないんですが、うちなんか多分これで見ると葉っぱの病気なんてほっとんど無くても果実がグザグザに腐る園があります。感染メカニズムは分かっていますし、果実部分も葉っぱ部分も同じような病原菌による被害なので、二つを分ける意味はないように思っていましたが、これで「果実に有意差がない」とか言われると、「防除頑張るほど葉っぱは良くなるけど果実はダメになる」ような感覚を覚えます。
もう一つの研究は正直実地の防除価が出ておらず、ただただ数式と試験紙で防除を比較したようなつまらない研究なのだが、一つ面白いのは二次飛沫と距離や落下量の比較がある点である。スプリンクラー防除の基本は大きな粒で飛ばして衝突時に飛沫になって飛び散ってくっつくという事を考えている。最初から細かい粒にしないので、飛距離もあるしドリフトもしづらいが、命中しない物や余剰衝突分が落ちやすい事を示している。まあ、そこが気になるならスプリンクラーの口径下げて高圧で散布してもSSよりは飛ばないと思うけどね。そして、葉っぱの裏への付着を期待して倍量散布してんだから、そりゃ付かない分は落ちますわなという気もする。表面張力で葉っぱの裏にも付くし、余剰分は飛んでいってしまうSSと比較すると分が悪い。
・トヨタがスズキとも提携、ダイハツも完全子会社化とか言ってる。確かに車の開発規模が大型化してきているから、オールジャパンで頑張るように共通のリソースを使う事は賛成だが、トヨタがある技術でスズキが欲しい物、あるいはその逆があるんだろうか?とも思う。それにスズキとダイハツおさえたら軽自動車メーカーはホンダだけになる(スバルは自社生産してない、三菱日産?しらん)。自動車って枠だと寡占ギリギリだが、軽自動車だと完全にアウトだろコレ。今後のシナリオとしては、トヨタの小型車を売るため、軽自動車枠を廃止して登録車と陸続きの税制にして、軽自動車は一ジャンル1モデルになるのが見えるかのようだ。それでトヨタ車買う人が増えるとは到底思えないけどな。私だったら程度がいい軽自動車保存して永遠に軽自動車枠で乗るわ。
それにトヨタが売れていると言っても、トヨタの車作りがいいなんてこれっぽっちも思えない。ハイブリッドは初期投資の大きさや実績などから認めるにしても、トヨタの小型車って私は思い浮かばない。その上のワンボックスとかワゴン系は分かるんだけど。そう思ってHP見たら、ヴィッツって名前の見た事もないコンセプトカー崩れがあってびっくりした。今、これがヴィッツなの?他のは無駄に大きかったり無駄に高かったりして、ベーシックコンパクトと呼べそうなのはパッソぐらいだが、これダイハツのOEだよね。先代はあまり良い車とは思えなかったが。
Posted at 2016/01/30 02:18:07 | |
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2016年01月28日
・これ退却じゃないから!転進!そう、転進だから!(震え声)
という事でダイエットの罰ゲームの話なのだが、「目標達成出来なかったらオゴる」という掛けをやったら、みんな無理矢理私にたべさせて太らせようとしてくる。わざとコロッケとかメンチとかバタークッキーとかよこすし、滅茶苦茶食事くれる。私から見ると、どうしてあんな沢山食べてみんな小さいままなのだろうかと不思議になる。体重2/3でも私と同じぐらい平気で食べるからな。という事で、「ダイエット成功したらおごってもらう」とか「相手もダイエットをして痩せなかったらおごる」みたいな対価を要求しないとダメみたい。無理矢理対価を要求するのもアレなんだけどさ。
・さて、体重なんだが、1キロ・・・増えた。マジかよ!と言いたくなるのだが事実だ。数回の飲み会や懇親会でここまで増えるのか・・・とショックである。炭水化物もかなり減らしているし、プロテインと運動で消費カロリーも増やしているはずなのにである。食べ方が良く無かった気もするけれど、なんなのこれ。トレーニングは30kgでスクワット20回ぐらいは余裕で出来るようになった。回数を増やすのも手だが重量を上げた方が効率はいい。でもつぶれるリスクを考えると回数稼いだ方が安全。
・稲関係の資料もらってきて来年の苗作りを勉強しているのだが、コンバインが欲しいような欲しくないような。苗自給するので浮くコストで買えるぐらいの値段で袋取りのはあるんだけど、メリットデメリットがあるんだよなぁ。それぞれのメリットデメリット
バインダーとハーベスタ コンバイン(袋) コンバイン(タンク)
刈り取り 刈り取りのみ 脱穀まで一気 ←
はさかけ はさかけ 不要 ←
乾燥 不要 必要 ←
脱穀 ハーベスタ 不要 ←
運び出し 袋 袋 タンク
移動 軽トラで可能 自走・積車 ←
他に必要 はさ木 袋 袋・乾燥機 乾燥機
コンテナ車
藁の処理 藁束まるける 畑にカットして散布 ←
まあ、余程大規模にやらない限り、タンク式は導入コストをペイしないので問題外。特にライスセンターに米積んで往復って人が必要だし、センターの都合に左右されてしまう。袋詰みももちろん似た所があるが、乾燥は遅く刈って自作の乾燥機でやってしまう人もいる。風を送れば割と乾く。はさかけは味は一番いいが、ともかく手間と人工がかかる。藁が手に入るので、自家用に若干量をやるにはいい。
今の米の安さだと、正直自家用以上は作る価値が全くないので規模拡大もいらない。むしろ止めた方が効率は良いはず。
・今日もソーラーは水が上がらないので、安全弁が温度の関係でひらいて、蒸気だけ盛大に上げていた。さすがにコレはもったいないという事で、鞘管の間にお湯を入れて給水がはじまったらさっそくお湯が噴水、知ってました。給湯側も同じようにして溶かして、一応雪をどけて凍りづらくして、給湯させながら給水させて無事沸騰終わりました。久々にソーラーのお風呂です。
それにしても改めて鞘管付きで買ったのは間違いだった。給水はどのみち冷水なのでお湯を落水させていても暖まらない。両方がすれ違うぐらいにしておけば解凍も進むのに。でも鞘管って確か差額がほぼ無いんだっけ・・・と思って調べたら衝撃の事実が。バクマの架橋ポリの13Aの30mだと、鞘付きが9000円、鞘無しはなんと3700円だったorz 鞘無しの方がずっとマシだったよ。しかも今回はもうジョイント付けちゃってるから、鞘を外すのは多分無理。いや、無理して引っ張れば可能かも知れないけど。うーん。断熱材を20㎜ってのは後から付けるとしても面倒なので、鞘管を分解して二重巻きにしてから後付けの管に入れれば無駄にはならない。というか、それしか有効活用の方法が思いつかない。でも、二重巻きは隙間が必ず生じるので、あまり綺麗に収まる気がしない。
・ミニキャブのブレーキをOHしました。寒いので放置してたけど、今日は暖かかったのでサクサクっと。スライドピンが固着してた他は特に大きな不具合もなく、ミニキャブ(というか車一般がバイクや農機に比べて)耐久性あるなーと感心しました。ただ、古いフルードが終わって新しいの買ったら、さらっさらで色も見えなくてこぼしまくったorz。走ってみた感じ、引きずりがないってのはこんなに違うのかと感じましたね。決して走れない違いじゃなかったはずですが、こんな差があるのかと。ただ左ブレーキはオーバーホールしても回転が重いです。ブレーキもあるけれど、ハブとかドラシャらへんが結構きている感じ。右は1度ブーツ交換時にグリス交換とかやってるんですけどね。あとはリアもジャッキアップしてフルード交換して一安心です。
もう一つ懸案事項のエンジンですが、ついでなので下回り見て、どうやって外れるのか見て見ました。売ってるエンジンは単体なので外し方分かりませんでしたが、これサブフレームが4本の太いボルトで止まっていて、エンジンマウントはサブフレームに載ってるので、こいつさら降ろす事になりそう。んで、ミッションはデフの所とフレームに吊ってある所で繋がっています。取り外すのは楽そう。というか、4WDだとフロントデフへのシャフトがエンジン左を走っているので、ミッションさら降ろしてエンジンをサブフレームに載せ替える形になりそう。という事はフロントデフからドラシャを外す必要があるわけですね。それはそんな難しくなかったと思うけど、オイル交換だな。
マフラーは多分触媒手前が切り離すには良さそうです。他にも細かいワイヤー類はついてますが、ミニキャブはマフラーからなんぞ取ってるので、それが邪魔。他にはエンジン右側に冷却水の通路らしき物があります。もちろん本来の冷却水の循環もあります。うーん、これ外したら多分ラジエターも交換したくなるんだろうなぁ、年式的にも汚れ的にも。しかしU42Tのラジエターは滅茶苦茶高いんだよなぁ、U62Tの3倍はする。古くて安いのが取り柄なのに、本体だけは安いが維持は高いってのもなんだか。エンジン買う値段で本体さら買った方が良さそうだが、4MT(6バルブモデル)(U41Tの頃の初期の3G83エンジン、白煙云々より前にデスビのトラブルで大抵死亡)。
じゃあミニキャブのバンはどうか?この当時はバンとトラックは兄弟関係が強く流用は可能となっている。バンモデルをドナーにするなり、ドミノ移植するなりするって手は考えられる。しかし、トラック以上にバンのミニキャブは希少車というかマイナーな存在らしく、こっちも出物が少ない。思うに、エンジンの弱さはミニキャブゆずりで、販売チャンネルが農協だから数が出たトラックと違い別段大口顧客もいないミニキャブブラボーなんて買う人いなかったんだろう。一つだけチートとしてバン系には4発の4G82とか言うリッターエンジンがあるみたい。この後のタウンボックスなどでも4A30系のリッターエンジンモデルがあるが、こっちは多分シャーシから違う。
Posted at 2016/01/28 23:33:56 | |
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2016年01月27日
・ソーラー温水器が配管の凍結で使えなくなっている。落水もダメ、当然給水も凍っているだろうと思われる。最初からそうなるだろうなーとは思っていたのだけれど、予想より給湯能力があるだけになおさらもったいない。さて、ソーラー温水器には架橋ポリ給水管が使われる事が多い。柔軟なので配管が楽だし、最初から被覆してあるので凍結しづらい。しかし、凍結対策や凍結ダメージについて知らなかった(多分大丈夫だろうと思っていた)ので改めて調べて見た。
まず凍結ダメージは予想通り「樹脂の塑性で吸収されるので継ぎ手共々ダメージを受ける事は稀」だそうで一安心。次に凍結温度データーだが、そのまま抜粋すると
マイナス5度 マイナス10度 マイナス15度
13A 3.5時間 2時間 1.5時間
20A 8時間 5時間 2.8時間
13A20㎜被覆 17時間 9時間 5.5時間
ちょっと最初の水温が何度なのか分からないのだけれど、これが本当なら架橋ポリってすごい寒さに強い素材と呼べそう。鉄管だったら、間違いなく1時間以内に凍る。そんなの実験するまでもなく明かだ。20㎜被覆だったら、うちの地域なら事実上凍らないのではないだろうかと思うが、20㎜被覆は一般的ではない。うちのは10㎜被覆なので、中間で見るとマイナス5度で10時間、マイナス10度だと5時間ちょいって所だろうか。これだと凍る。
凍結対策としては水を出しておく、ヒーターを使う、水を抜くなどがある。しかし、ソーラーの場合自然落水しちゃうので水を抜く事は無理。本体はまず凍らないので良しとしよう。ヒーターは電気式は初期コスト、施工性、維持コストなど全てが良く無い。電気は食うし、鞘管だとそもそもヒーター入れづらい。ソーラーだと行ってこいの2本分必要だしね。ただ、凍っても管にダメージはないので、「凍ったら溶かす」って使い方が出来るのが鉄管との大きな違い。少しでも溶ければ温水ですぐに溶かせる。水出しっぱなしは温水が無駄になるっちゃなるけど、一番確実かも知れない。
面白いと思ったのはさや管内部に温風を送るという方法。普通の白ガス管だと被覆材と管の間にスペースは作らないし、出来ていても安定してはいない。逆に乾かないし錆びるので、さや管と被覆材の間隔を利用しようという発想がない。一方架橋ポリはさや管があるのが当たり前で、しかも空間がかならず存在する。というのはポリ管は熱膨張があるのでタイトにさや管を付けられない。もちろん、その空間は解凍用にある訳じゃないので通気性など問題もあろうが、そこを通路にすれば熱を伝える事が出来るというのは目から鱗の発想だ。とは言え空気は冷媒としてはそれほど優れていないなどの問題もある。
という事で今後ソーラーを改良するアイデアとしては
1:20㎜被覆材を使う、あるいはパイプのみの架橋ポリを20㎜被覆材に一緒に突っ込む。
2:被覆材とパイプの間の通路に冷媒を流せるようにする。
理想としては2本まとめて被覆して、中に銅パイプなり普通のパイプを通してお湯を流せるようにする。あるいは、被覆材との間にお湯を流せるようにする。これ、図らずも漏水していた時がその状態だったので、どうすればなるかは割と簡単に分かる。オーバーフローパイプの出口をさや管に分岐出来るようにしてお湯を落とせば出来る。
しかし、ここには2点大きな大きな問題がある。まず1点は、お湯を落とすのは解凍時だが、凍ってしまったら給水出来ないので、タンクからもお湯が出ないという事(中にお湯があっても)。これは給水パイプを最初に三つ叉バルブあたりに付けて、寒くなったら解凍用の出口から出すという事である程度は解決出来るが・・・もう一つは「凍結する時は降雪してたり夜間だったりして屋根に登るのは危険」という事だ。リモートで使える小さなバルブからお湯を落とす・・・というのはそこそこ技術改題が大きい。ただ、うちのタンクは温度計用の穴を使ってないので、そこに小型バルブを付けて動かす事は可能かも知れない。ソレノイドバルブなどにして、必要になったら外部から開け閉めする訳だ。
とりあえず屋根に登ってみたが、比較的軟傾斜の所でもおっそろしく滑るので給水側だけお湯を入れてみたが、復活せず。給湯側は触る事も出来なかった。うーん、雪がなくなったらとりあえずチューブでも設置してお湯を遠くからプランジャーで押し込めるようにするか?と思ってバルブ周辺を見たら、なんと鉄管の方のヒーターのコンセントプラグが外れていた。以前からここきつくて、3本刺しになっているのが落ちてしまっていた。コックいじっても凍結部分がガチガチ、来てない部分はスカスカだ。ボイラーの電源外すと中で凍るのでこれは外せないし・・・と色々見てたら、 ボイラーの電源が別のコンセントから取れるようなので配線かえて復活。ただ、気温が高くてサーモが止まっているので雪ダルマにして強制作動かけている所。
・うちの軽トラのパナのバッテリーもCCAテストかけてみたら、CCA200だった。同じ時期に買ったユンボ用のも同じ数字だったから、CCAが元から低いのか、使い方が違っても同じように劣化するのか、最近寒くてセル回しすぎなのか不明。テスターはヘルス35%でNGマーク出てたけど、元から100落ちでそこまで評価下がるんだ、厳しいなと。実は今回様々なバッテリーでテストしている中で「こいつなんでこんないいんだ?」ってのがあって、それが日立のバッテリー。たしかユンボに入っていた奴だと思うけれど、平成20年って書いてあるのにCCAが元サイズとほぼ同じ。別に良い管理状態でもなかった。
・リンゴチップスは常時屋外凍結とベランダで凍結と乾燥を繰り返すサイクルので3日ではっきりとした違いが出た。前者は切った時のままというか、若干端っこが凍結と解凍を繰り返して凍みた状態(組織が痛んでしなっとなった状態)になってしまっていたが、乾燥サイクルを入れた方がかなり乾燥が進んでいていい感じ。短いピースはすでにカリカリの感じになっている。ここからなら火力で乾燥させるのも数分で全部がカリカリになるだろう。という事で全部ベランダに入れて乾燥続けている。あとは温風でも当てればいいかな。
丸ごと状態のリンゴは屋外に出しておいたが、やはり表面が露出してないと全然乾燥が進まないのでこれはダメ。スライスで一枚の状態にする必要がありそう。そして一枚状態でこのスパイラルカットのはちょうど良い厚さのようで、振っても簡単にダマにならない。乾燥しているのでお互いくっつかないという要素もあると思う。
・クボタのMidyの修理、とりあえずガソリンホースを取り付けてキャブにガス送れるようにしたのでテスト。と、早速ガスが落ちてこない。見たら、タンク出口に細かいストレーナーがあって、それが目に見えない目詰まりをしている模様。ポリタンクだから、そんなゴミ入らないんだけど丁寧ではある。そして次はキャブから若干のオーバーフロー、これは使っていれば大丈夫かも知れない。そしてスターターロープを引っ張るも始動せず。プラグチェックすると一応燃料は来ている模様。直キャブでクリーナーを吹くと初爆だけあるのだが、爆発が連続してくれない。
二三気になった点としては、マフラーからの排気の出方が弱いので、マフラーが詰まっている可能性がある。特にこの手の農機は地蜂が中に巣を作る事が結構ある。ただ、マフラーの脱着がちょっと面倒な位置なので他を先に疑う。んで、圧縮はスターターの具合からそこそこ感じるし、ガスも来ているとなると点火系だろうとチェック。付属のはデンソーのW14F-Uというので、NGKだとB4Hにあたるそうだ。ほんど「分類番号の振り方」だけでデンソーは大きく世間から遅れているんだよねぇ、自業自得とは言え変革する気もないのかと言いたくなる。古いプラグでもちゃんと火花は飛んでるんだよねぇ・・・と思って何回かスターター引っ張っていてヘンな事に気がついた。・・・このプラグ、アースしてないのに電気飛んでるよ。
普通火花ってのはプラグの中心電極から、アースしていある金属パーツに電気が飛ぶ(当たり前の話ですまんが)。それがアースしないで落ちるって事はプラグコード側が通電しちゃってる事になる。え?このプラグコード、中にアースでも入ってるの?と思ってプラグキャップを外したらさらに困惑。普通はですねぇ、プラグキャップってコードの中心の細い電線にネジか何かが刺さるようになっているんですが、これ、横からぶっとい針金を突き刺してある。二箇所から。そして針金の中間がグルグル巻きになってプラグの端子に引っかかるようになっている。初めて見ましたわ、こんな構造。というか一瞬誰かが自作したのかと思った。でも、適当にこんな構造作る意味もないし、プラグキャップのガワが残っているので、最初からこんなんだったんだろう。ここらへんからコード外皮の汚れあたりをアースとして電気が流れたのかと予想して清掃したら大分飛ばなくなった。とは言え、まだ始動しないので、明日プラグ交換してテストかな。そろそろ軽トラの荷台からどいて欲しいし。
・仕事はそろそろ雪も歩いてつぶせる程度になったので、チェーンソー積んで伐採木を伐採して回った。ブドウでも幹になると20cm超えるのは珍しくないので伐採は結構大変だし、棚上の太い枝は本来はチェーンソーの作業範囲ではない。ヘタすると棚線を切るので丁寧に切るから木を使う。うちのチェンソーにはヘンな癖があって、バーの根本や先端はそこそこ切れるのだが、中間部分がどうも挟まれるのか切れづらい。挟まれて無くても横に上手く切れていかない。相手が切断された丸太なら全然問題なく切れるのに、立ち木だと何故か食わない。クサビ入れるまで切れないでも止まるのはこれ刃の目立て方法に間違いがあるんだろうか?
あと、チェーンオイルが漏れるのが地味に困る。チェンソーはチェーン潤滑用にオイルが出る構造になっているのだが、チェックバルブかどこかが壊れて噴出口から漏れているのかなぁ?と思ってばらしてみたのだが、まずオイル噴射量調整ボルトがピクトグラムはあるのに見つからない。え?と思って後で調べたら、とんでもない細い所の先にあるらしい。わからんわ!また、チェックボールなんかがある構造ではない事に気がついた。他の機種の整備を見ていて分かったのだが、ギア軸の根本にプランジャーポンプが埋め込まれているようだ。ここへの通路かポンプ周辺から漏れている感じがする。ばらせない事はないが、どのみち一回づつチェンソーにオイルとガス入れて使い切るならどうでもいいか?と思っている所。
・ダイエットは遅々として進まないが、トレーニングは30kgでそこそこ追い込んでいる感じ。あと、インシュリンは太る元だが、筋肥大にもいいそうなので、トレーニング後はプロテインと飴とか。昼間、ちょっと気になってマクドに行ってチキチーとシチューパイ食べたが、後で具合が悪くなった。味はチキチーはスパイス使いすぎだが美味い。Lチキのチーズはさめばあんなん。ただバンズは座布団のクッションみたいな味気なさ。シチューパイは予想以上に中身がシチューなのだが、具がなくて「これも全部小麦じゃねーか」って言われたら「グラコロ」の亜種という感じが。そして皮など、体にわるそーな油を感じる。店内は爺さん達がたむろしていて、オシャレにして浮浪者のたまり場になって、マックどこ行くんだろうと言った感じ。店員が(また汚いのが居座るのか?)みたいな感じの眼差しをくれるけど、スタバとかそっち系の内装は私は居心地悪くてダメだ。そういうの狙ってマックもアート系内装にしたんだろうけど。
・明日あたりはそろそろ外仕事出来そうだし、工場もいじれる。屋根は雪降ろした方がかわいて作業良くなるかもな。
Posted at 2016/01/27 22:27:11 | |
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