・「キコネイ」とか書いてありますが、イネコキ、脱穀の道具です。もう50代ぐらいじゃないと知らないんだろうーなー、私もまさか自分で使うとは思って無かったけれど。簡単に言えば足踏みミシンと同じクランクによってストローク運動を回転運動にする機械ですが、滅茶苦茶重くて50kgぐらいあります。そうでないと回転慣性がかなり大きいので危ないんでしょうね。プレス鋼板で、精度はかなり悪い感じですが、チェンソーオイル使ったら滅茶苦茶良く回るようになってしまい、ほっとけばかなり回ってます。
・あと、とある業種の面接に行って来たけれど最初からやる気がない感じだったのでつくづく時間の無駄だなーと思ったので、わざと志望動機を拾われないように履歴書と違う形にして答えておいた。でも、本音として公共事業関係者は採算性が悪い事を公益性によっかかりすぎる気はする。
山下惣一さんの本を読んでいても、確かに農家の伝統的、環境的意味は充分分かるので、私としても日本を大規模経営農家ばかりにして国際競争力云々は言いたくない。また、本来的に1次産業は成長もしなければ衰退もしちゃいけない産業で、ヘタに経済性に走るとロクな事にならないし、日本の安全管理って意味だと一番先にくる分野だ。
が、一方で厳しい専門家の意見を読むと、経営努力を全くしてないと言う事実も伝わってくる(無論、頑張っている人達は少数かも知れないが居る)。今日本の1次産業の多くは公的資金によってなんとか存続させられている格好で、悪く言えば他の産業で儲けて出た税金を食いつぶしている訳だ(でも、儲けているというわけではない)。そこを攻めすぎている経営者と言うのも、なんかやり手すぎて付いていけないのだが、旧態依然なのを半ば自慢されてもなー。
Posted at 2009/02/18 23:49:37 | |
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