2010年09月27日
・アッピア街道というのは、ローマ街道でも特に有名な道だが、先日退任した長野県知事の村井さんが、ラジオの対談番組で、私は公共事業とはアッピア街道の維持のような物だと言っていた。ローマは1500年頃には滅んでいるが、ローマ街道はローマの治世が終わったあとも維持され続けていたという。一応設計そのものの優秀性がローマの土木技術は世界一ィィィ!といわれるが、地元の人達の努力というのを忘れてはならないという話である。
・が、村井がやろうとしていたダム建設はちょうどその反対、上物建築の方である。アッピア街道はアレは実は公共事業で建てられたのではなく、私設道路だったという話があった。それがノブレスオブリージュの例でウィキで出ていたのだが、自分で建てた道なのでアッピウス・クラウディウス・カエクスが名前を冠したらしい。それを後世の人間達が運用し続けたって訳だ。どのみち、公共関係は、自分らが犠牲になったりしている訳ではなく、むしろ管理施設を建てれば建てるほど役所をでっかく予算を多く取れるようになっているんだから、何寝ぼけたこと言ってるのかと。
・旧勢力で表立って残っているのは長野市長でこの人も工事と利権ズブズブらしいので、知事に色々言ってるらしいが、新知事もちょっと八方美人的というか、今どっちに倒れるかで今後数年の方向性が決まるよなぁ。後ろ盾が薄いし、国政とのねじれがあるので、難しいなぁ。
・芝生を張っている。2坪ぐらい張って疲れた。土砂を取り除くのが手間。そして石が抜ける分体積が目減りする。目土が無い。そして、私は最初からオーバーシードを試みるという超変則植え付け。ここらへんも温暖化してきたし、日本芝でいいのだけれど、西洋芝の方が基本的に好きなので、日本芝の目土に西洋芝を蒔いて、競合させるわけだ。まあ、真冬に変なレンガ模様になるのは予想できるけれど。あるいは、芝のブロックを小さくすればいけるかなぁ?発芽まで湿度を保つために寒冷紗をカバーしておいた。新しく買った芝生はコンディションが良いのでまず着くだろうが、前買ったのはダメかも知れない。その分西洋芝の種は多目に蒔いたが。
Posted at 2010/09/27 08:18:33 | |
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2010年09月24日
妄想だけならいくらでもタダなので、雨でやることがないので構想。畑ではかなりの土を使うのだが、ブドウ園だと砂利が混じっている。特に山の園だと風化した岩石層の上にかるく土が乗っているような物だ。別にそこに何か植える訳ではないので大丈夫だが、園の際の部分は管理に苦労している。
園の際というのは棚の下ではないので日陰にならず、雑草が繁茂してしまうのだ。緑肥植物などで管理する手もあるのだが、たいてい園の際は拾った小石を積んであり、耕作は困難なのに雑草が出る事が多い。一部の園だと、そこに防草シートを張ってあったりもするが、それを張るにしても平坦にしなければならないし、出来れば砂利を積んで効果を完璧にしたい。際は棚のアンカーが張ってある関係で除草機械をとても使いづらいし。
今考えているのは、一度土を掘り取って、土砂分離して、防草シートを敷いて、上に砂利を戻すという方法。砂利の代わりにウッドチップを使うと、さらに見栄えは良さそうだが。そして、部分的にバラなどを植えてメンテフリーになってくれると尚良い。そうすると、欲しいのがユンボと土砂分離機。まあユンボは自作する訳にはいかないし、アテもないのでアレだが。
・これまでは大きな土ふるいを一輪車の上において分離していたが、この方法はとても疲れる。連続で作業も出来ないし、せいぜい庭いじり程度でしか使いたくない。この上となると、メッシュの回転ドラムを傾斜させて、中に土を入れる方式になる。この原理のふるいを「トロンメル」と呼ぶそうな。このドラムを長くしたり、傾斜角度をかえたり、メッシュ番手を変える事で、さらに細かい分別が出来る。投入口側は回転軸を置くと投入できないので、こっちは枠をローラーで支え、回転は排出口で行う。もしくは枠そのものに動力を伝える方式もある。回転数は任意のようだ。
・自作する場合問題なのはドラムと動力だろう。他に難しい物など無いのに、結構お高い。農作業や土木だと必須な場合もあると思うんだけど。枠関係はコンパネと木材でぜんぜん問題ない。投入口も自作できる。動力は商業電源のも小型なのにはあるが、屋外で使うのには向いてないだろう。適当なエンジンが望ましいが、無ければ人力だって回せない訳ではない。
ドラムが最大の問題だ。最初は昔公園などにあった、網のゴミカゴのような物が良いと思ったのだが、結構高いし扱いが少ない。やっぱり、テロ事件以降ゴミ箱は公共の場所から撤去されているからかなぁ?まあ、廃品で出てくる可能性もあるし、うちに似たような物はあるけれど、とりあえず他の方法を考える。
ドラムの自作はあんまりやりたくないが、枠だけドラム缶を使って自作する方法は考えられる。ただ、ドラム缶の輪切りはかなり技術難易度が高いというのが私の感想。網はなんでも結束でつければ使えるみたいだけれど。ただ、上下方向を異形丸棒とか木材で決めて作り、底だけドラム缶を使うなら、多少のゆがみが出ても円筒としては機能するのかも。
また、円筒ドラムではなく多角形トロンメルというのもある。角度がきついほど回転時に必要な力も増すはずだが、一方土砂がゆられる量も増えるので、より分別が進むとも考えられる。特に土砂の場合、表面に土がついていたり、破砕されてない土がそのまんま出てきてしまう問題があるが、多角形だと多少はその対策になるのではないかと思う。
またトロンメルのメッシュを二重にすると、小砂利と石と土に分けたりすることも出来るみたいで面白い。庭先もふるいでふるったが、砕石は固まるが石は揺れ動いて評判が悪いので、本当は石だけ取り除きたい。
Posted at 2010/09/24 22:38:16 | |
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2010年09月22日
・軽トラが色々手に入りそうなので、ちょっとスペックを調べてみる。ちなみにスバルは人気らしく最初から除外。そこまで欲しくないのでいいのだけれど。年代的には95年前後、うちのエブリィと似たり寄ったりだ。ここまで、私はトラックはバンといろいろ同じだと思っていたら、結構違っていて驚いた。
・たとえばエブリィのDB51Vは42馬力で830kgで燃費は60km定地で21.4km。同時期のキャリーDB51Tは38馬力で700kg内外、燃費は21kmとある。圧縮比が10.5のバンに対し、10.0のトラックは、回転数はまったく同じで馬力が4、トルクが0.5も下がる。また空力性能の差か、燃費も150近く軽いのに同じか下。
またタイヤにバイアスがまだ存在する。ただ登坂能力はすさまじく、中にはTanθ1.1とかある。45度を越えてるんですけど(笑)。これ、ほんと実験したんかなぁ?したとしたら、テストドライバーの度胸の方が賞賛に値するというか。確かにモトクロスコースの整備で軽トラに乗ったら、遅いけれど一周出来てしまい、クロッサーよりずっと感動したのだけれど、同時にとても怖かった。あれが出来る、と。
・それにしても圧縮比が低い意味はちょっと分かりかねる。最大馬力やトルクが同じだから、カムもいじってないような気がするので、ただ単純にヘッドガスケットだけ変えて圧縮を落としノックしづらくしているのだろうと思うが、そんな単純なデチューンをする意味があったのだろうかと。実際次のDC51だと普通に同じスペックになっている。ただ狂ったような登坂角度は当たり前の数字になっている(大抵のは、一部変なグレードもある)。
Posted at 2010/09/22 21:08:48 | |
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2010年09月21日
・貯水池(ため池)と言っても、なかなか設計理念など分からないので、簡単に検索して考えてみた。考え方としては、ロックフィルダムのようなのが近いかも知れない。ロックフィルダムだが、粘土が取れない場所だし運搬が困難なので、コア材による防水は期待せずアスファルトフェイシングが効率が良いかと思う。構造としては土塁を築いて岩石で表面を覆い、上流側に防水シートを張るわけだ。石に関してはここらは花崗岩の風化したのがゴロゴロと出てくるので、多分困ることはないと思われる。
・問題はその体積と防水材、取水口だ。ロックフィルダムは重力ダムなので、傾斜角度を浅くする必要があり、必然的に使う土砂の量も多くなる。かと言って傾斜角度を浅くするほど乗数的に土砂の量が増えるので、安全性とのせめぎあいになる。まあ、貯水量が知れてるから、そんな神経質にならんでもと思うけど。
防水もダム本体だけでいいのか、周辺までするのかで話が変わってくる。粘土質ではないので土地の浸透性が高い関係で、出来る限り防水したいとは思うが、防水材も安くは無い。一応ルーフィング用のアスファルトフェルトなどが20平米で3000円前後なのでバランスが良いかと思う(ゴムの防水シートはべらぼうに高くて問題外。ブルーシートは耐久性が無い)。ここも傾斜が緩いほど必要量が増えるジレンマがある。
取水口はロックフィルダムでは越水すると崩落しやすいらしく、ドレン用と通常用が2つ必要で、ここも底の方のは傾斜角度で長さが変わってくる問題がある。ただ、相当の降雨でも、そう簡単にオーバーフローするほど流れる訳ではないので(上流の森の状態にもよるが)、どのぐらいのサイズが必要なのかは謎。下流の側溝からすると、100φもあれば充分な感じだが。取水という意味だともっと細い方が都合が良いし、メンテの問題もあるし、防水層に穴あけたくないし・・・
・また貯水量に関して考えてみた。頻繁に降雨が予想できる期間は貯水量なぞ一反で3tもあれば充分だろうから、3反でも10tで足りる。一方渇水期には1反に3t入れても焼け石に水だった。一応毎日5mmというのが一応の目安で、今年は一ヶ月まるまる降雨はなかったので、30×5t=150t/一反となる。3反なら500tクラス。500立米の貯水となると、幅8m、深さ2mで、奥行き25m程度となる。人力じゃ無理だし、そもそもそれだけの利水があるのか不明。
Posted at 2010/09/21 05:59:05 | |
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2010年09月07日
・今年もそろそろ堆肥の仕込みの時期になってきた。別に年中出来るんだけど、この時期が一番暇で体力に余裕があるというだけだが。そこで今年は運搬車であるエブリィを改造したい。それがタイトルの荷室のコンパネ囲みだ。
・軽バンはほとんどの場合軽トラより便利なのだが、「荷台をはみ出すものを積む」のと「汚いものを積む」場合に限っては軽トラに負ける。まあ、前者は軽トラでもやりすぎは良くないのだが、あれって下手するとミニユンボとか載るからなぁ。またバイク乗せる時も人間が閉じ込められる事がないのは良い。ただ軽トラの場合助手席を倒して荷室を伸ばすという技は使えない。
堆肥作りの問題はむしろ汚物をつめるかどうかである。これまでもガラ袋とかに詰めて馬糞とか運んでいるが、あれは結構キツい。結局袋だと荷室に2つ置けるのだが、引っ張って行って置く関係で目一杯積む訳にいかない。簡易堆肥化した物を金出して買うなら、もう少しアンモニア臭は楽になるのだけれど。そこで考えたのだが、コンパネで荷台内にフレームを組めば、それを気にせず、どんどんほおり込めるのではないかと思う。もちろんブルーシートは敷くが。理想は5面コンパネだが、サイアク運転席との間にコンパネがあればブルーシートの固定方法でどうとでもなる気もする。
Posted at 2010/09/07 22:01:28 | |
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