・今日は昨日調子悪かったスロー系の再清掃を行いエンジンが無事ランニングを続けるようになった、良かったよかった。ところで、一つ不思議な事があった。それは機械の指定馬力について。
・この山本製作所のシュレッダーはG-15DREで、所要馬力は1/2~1馬力、回転数は630~830rpmとある。一方ついているエンジンはクボタのGS160Gで、定格が2.8馬力/1800rpm、無負荷回転数が2000rpm、最大4馬力となっている。関係ないが製造番号はシュレッダーが82番であるから、かなり初期ロットなのだろう。この馬力のギャップがいつも不思議だった。エンジンがオーバースペックすぎるのではないか?
・ところが、本体に別に「モーター1馬力、エンジン3馬力を使用」とちょろっと書いてある。試運転して感じたのだが、この機械というのはほとんど負荷を考えないで作ってあるのではないだろうか?つまり、本当にこの機械を駆動させるには、1馬力程度で良いのだと思う。ただエンジンの出力特性の問題があって、3馬力級をつかわないと低速トルクが出ないのが一つ。ほんと、軽々と回している程度じゃないと使えなさそうな感じだ。
またハンマーでの切断は瞬間的なインパクトできるので、あまりトルクをジワジワとかける訳にはいかない。モーターなら回転数を一定にしてトルクだけ上下させる事も出来るかも知れないが、エンジンの場合トルクを操作すると回転数も変わってしまう。明日はこいつでブドウの剪定枝でもシュレッドしてみよう。
・畑は支柱を引き起こす作業をしていたのだが、あまりはかどらなかった。一つの支柱が他の支柱と針金で絡んでいるので、よっぽどロープが強くないとウィンチが針金を引きちぎってしまいそうで怖い。また倒壊した柱と折れた柱の違いが分かった。
本来は柱は強固な地盤に立てるべきで、折れた柱はそういう場所に建っていた。手折れた柱は園内の傾斜を横切るように作られた道路の谷側に立っていたのだが、その通路は盛り土で作られていたので柱を折るほど固定する力が無かったのだと思う。というか、盛り土があまりにも柔らかくて驚いた。一番良い土のような気がする。一番古い通路だそうで、人力で拓いたと思われるが、苦労がしのばれる反面、崩壊が激しくまた元のように盛らないと持たない気もする。
柱の重さは中型クラスでも人力での運搬は無理。ただ起こす作業は1tウィンチだとそれほど大変ではない。問題は穴堀りで、クズやアカシアの水平根などが張っているとスコップが入らない。あと野焼きした部分からは盛大に何かが発芽していた。野焼きすると発芽する種子があったのか、進出にちょうど良かったのか分からないが、まるで種まいたかのようになっている。今日は雨降ったので私も明日は少し野焼きしてクズを減らさないと作業が進まない。クズの引っ張り強度は相当な物で、18番の腐った針金よりはるかに始末におえない。クズは普通の木も絡まって枯らしてしまうそうだが、納得だ。
・近所の短梢栽培の畑を見たが、やはり設計は1間ごとで長さは15m程度の余裕があった。これなら出来そうだ。トタン用塗料は高いままだった。一時期安いのあったんだけどなぁ?
Posted at 2010/04/16 19:00:14 | |
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