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暇人ぶぅのブログ一覧

2020年03月31日 イイね!

ワイナリー見学

 ・昨日はまだ寒くて久々にストーブ焚いて接ぎ木作りやって、昼過ぎにワイナリーの友人に会いに行ってみた。新しい施設や畑、広げる予定の所など色々見せて頂いたが、こりゃー大変だなぁというのが正直な感想。確かにワイン用ブドウは生食ほどは手がかからないけれど、逆に収穫はチマチマ取っていいしそれを販売してしまえば後は作業はない。一方ワイナリーは収穫がゴールではなく、それをワインにして熟成して販売するまでがゴールだ。夢があるのはいいし、この人は成功すると思うし、条件はうらやましいほど良好ではあるけれど、農家は特に保障はないので、健康壊したらかなり大変な事になる。それだけは気がかりだ。
  すでにあるアイテムも買って後で飲んだが、パワフルで「この産地が注目されてなかったのはすごいな」とびっくり。先取性もある所なのだが、やや手広くやりすぎてる感もあるので、この人が上手く軌道修正出来ればという感じ。あーでも最低あと1人は営業が足りないわな。しかし経営者は経営のプロだし、目指す方向が違うのかも知れない。実際、それはそれで合理的って部分も結構あるのだ、視野が広いというか。それを学べるのもうらやましい。
  その後、別の知り合いのワイナリーに行ったら、ワインショップの人もいて色々現状を話したが、一番みんな気にしてるのは現在の武漢ウィルスの影響の拡大範囲がどうなるのかだ。産業の場合、雇い止めとか配置転換とかあるけれど、農業の場合生産調整は一応出来る。しかし果樹の場合は単年度作物みたいな真似は出来ないから、多少は減らせても限度があるし、固定費もかかる。他に聞いたのはとある殺菌剤について、これ土壌殺菌に使える事は知っていたが、つまり環境負荷が大きいのではないかという事で使わない所もあるそうだ。実際、これへの依存が高すぎるのは課題だとは思っていた。使用液量が少ないのであまり気にせず使ってきたし、古いタイプの農薬も言うほど効いてるのか疑わしい所もあった。特に性能的には新しい殺菌剤の方が高いという認識もあり、古いタイプのを使わない事もあった。しかし、逆のケースでも問題なかったし、むしろ、古いタイプのをもっと積極的に効かせる方策に集中した方がいいのかもな。コスト的にはそっちの方が安いはずだし、害虫対策では古い物の方が有効だし。

 ・今日はH園の剪定、誘引、虫の駆除をしていた。近所の畑ではラビキラーと思われる農薬の散布もしていた。個人個人での防除だから大変な話しだ。私は水路に水があったのでホースでサイフォンでタンクに取ったら結構な量が取れる事が分かった。1t程度の貯蔵は出来るので、夏期に使えたらいいな。夜中に寝室のドアを閉めて無くて猫に襲われたので、昼間にすごい眠くて寝てしまった。睡眠不足がきつい。

 ・農機具のパーツも届いたが、肝心のキャブのメインジェットがまさか欠品とかびっくりした。ミクニは恥ずかしくないのか!?特殊なメインジェットでトラブル続きでやめたのは英断だが、新規生産をやめたからって部品供給とめるなよ!古い農機具ならともかく、まだ10年ぐらいだぞ?代替部品もあったが消えたとか言う説明だったが、ほんとそんな事あるんかねぇ。最悪ネジ立てて普通のメインジェットで合うのを入れる手も考えられたが、ジェットの番手すら書いてないゴミ中のゴミ。それを採用するヤンマーも最近あんまりいいイメージがなくなった。パーツ価格がオンラインで出るのが間違ってるとか、これもう企業内のIT部門が死んでるようなもんだ(事実ならだが)。デザイナートラクター作ってる場合かねぇ、クボタにますます水をあけられ剛健なのは井関に取られ、結局小規模向けのへんなのだけじゃん。

 ・ヒヨコ、4羽目はさらにおとなしい感じの子で、まだぼんやりしている。先の2羽とも接触させて慣らしておいたが、特に問題はなかった。ただ寒さがまだ残っているので孵卵器と行ったり来たり。ヒヨコはすくすく成長して、すでに卵には絶対入らないだろうというサイズになっている。
 
 ・コメディアンの志村けんさんが武漢ウィルスで亡くなられた。ご冥福をお祈りしたい。私はドリフとひょうきん族の過渡期を見ていたが、ドリフのネアカな感じやバラエティー番組として笑い以外の部分も好きだった。特に志村さんの子供に好かれる力というのはすごかったと思う。後にカトケンとして加藤茶さんと二人で番組をもたれていたが、あれも実験的な作品(伝説のスイカゾンビとか)があった。その後はテレビでコメディーをあまり見なくなり、近年はテレビも見なくなったので、志村さんが司会としてどう活躍されていたのかは知らないので、いつも思い浮かぶのはヒゲダンスや半被を着た若い姿だけである。長く苦しい闘病生活でなかった事が唯一の救いだが、改めて武漢ウィルスの恐ろしさを感じる。
  連日ニュースでやっている死者数や感染者数だけ見るなら、恐らくもっと多くの数の死因の病気や事故はある。自動車事故の方が多分まだ直接的には危険だ。しかし、封じ込められているからこそ、そういう楽観的な見方が広がるのであって、これが爆発した海外は決して他人事ではない。まさに日本を他人事のように見ていた当のアメリカやヨーロッパが今なっている事を見て欲しい。経済的には知人のお店などが開店出来てない事を見ると心苦しくもあるし助けたくもあるが、こればっかりは当局の指示に従って休業して欲しいし、それを要請する以上なんらかの補償を検討していかないと自粛したくても出来ないって事になる。

 ・明日 一日雨だそうなので家仕事。
Posted at 2020/03/31 20:39:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年03月29日 イイね!

大雪・啐琢同時・接ぎ木

 ・今日は雪、重くて粘り着く雪で除雪も一苦労だったが、昼頃には弱くなって午後は日照もあってすぐ溶け出す。棚も特に歪んだりはしなかったが、一応全部チェックしてきた。スタッドレスのW300は雪での走行性能はかなり向上しているように感じたが、サンバー自体の素性の良さもあるかも知れない。
  夕方からはやっとそろったパーツで接ぎ木、ギリギリのタイミングだろうが、改めて資料を読み直すと自分の過去の失敗を避ける方法が満載だが、ちょっと疑問な部分もある。あとは届いたハサミの切れ味がイマイチだった。結局生産量が思ったより少なかったので、もう少し作り足したい。

 ・「啐啄同時」という言葉がある。啐は鳥の雛が卵の内側から殻をつっつく事で、啄は親鶏が外側から卵をつっつく事、これは禅の用語で教える側と教えられる側が上手く協調してやる事、あるいはシンクロニシティー的なサムシング、平易に言うなら渡りに船とか求めよさらば与えられんみたいな感じかなと思っている。まぁ、それはともかく、ヒヨコはそうやって生まれてくるんだが、私はまだ卵にヒビを入れる前にヒヨコがつっつく音は聞いたことがなかった。つっつく音自体は殻を破りながらずっとやってるので何度も聞いた訳だが、先んじてつっつくのを知るのは難しい。が、今日はやっとそれを聞く事が出来た。コリコリというかカリカリとした音がかすかに聞こえる。つまり、現在ヒヨコは意識が生まれて卵を一生懸命割ろうとしている訳だ。これ、親鶏が温めていれば当然そんなん聞こえる訳で、それに先んじて親鶏が割ろうとする事もないだろう。という事で4羽目も孵化中だ。

 ・ヤフオク使っていたんだが、とある仕組みがあまりにバカバカしくなってしまい、やっぱりヤフーと損正義は使わない方がいいなぁと思ってしまった。それは何かと言うと「自動延長」。普通オークションって入札があって競合があって高い数字に期限内に応札されなければ終わる。自動延長はずっと「より高い数字を入札された場合にのも延長」されるんだと思っていた。そうじゃないとギリギリにちょっとだけ高い値段入れられたら負けてしまうとか言う事になるからね。ところが、今日自動入札で結構いい値段入れて見ていたんだが、落ちる時間になってその価格を上回っているのに全然終わらない。どういう事なんだ??と思って調べたら、自動延長とか言うヤフーらしい狂った設定がある事が分かった。
  普通は入札して他の入札者より高い金額にならないと、「自動でより高い金額が入札されました」と表示されて無効でしたとなる。ところが、自動延長(ちなみに出品するとデフォはこれ)になっていると、無効な入札でも現在価格よりちょっとでも上がった事になり延長がかかる。どう考えてもおかしい。リアルオークションで言えば、100万って言ってるのに50万って入札が有効と見なされて「他に50万越える奴おらんか?」ってオークショナーが言い出したら、こいつは頭おかしいんじゃないか?ってなるよね。その頭おかしいオークショナーがヤフーだった訳だ。
  メリットデメリットだが、正直全く分からん。これで値が上がるかと言われると、本質的に自動入札で○○円まで出せるって冷静な金額を入れてる人には全く関係ない。あわよくば安く買えたらいいなって人にとっても、これで自動延長を繰り返しても落とせる訳ではない。ただただ時間を浪費してギリギリの所を狙う人にはいいのかも知れないし、そういう競りが成功すれば出品者も得はするが、それ以上に「オークションは時間の無駄だわ」ってなってオークション離れが進むだけだと思う。実際、オークションってもはや小さい物はメルカリに負け、輸入業者はアマゾンの方がマシ、大物(車とか)はトラブルが多すぎてまともな人は業販、オークションは基本ジャンクという世界になってる。さらに自動延長とか言うへんなシステムがあってオークション使う人いないだろ・・・ソフトバンクグループが成長出来たのは日本の保護主義的な部分に強引に穴をあけた所になると思うけど、最近落ち目だし、経営の刷新が図れてないし、いきなり倒れそうな感じもあるなぁ。

 ・明日も多分雪が残っていて外仕事はあまり出来ないと思われる(あと3日は雪が残るかも)。家仕事に専念だな、書類とか片付けとか接ぎ木とか。
Posted at 2020/03/30 02:30:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年03月28日 イイね!

ゲーム理論とリアルワールド

 ・仕事、I園のトラカミ退治、芽傷処理、メリット塗布、誘引でほぼ一日終わってしまった。案の定トラカミが結構出ていたので、丁寧に見る必要があったのだ。昨日、これは隣地での剪定枝の処理の悪さが原因ではないかと書いたが、結構遠くまで来ており、これ違うかもなぁと。ふと見ていて昨年「今年はトラカミが大発生するかもなぁ」と思った理由を思い出した。それは河川の樹木伐採だ。昨年は成長しすぎた流道内樹木の除去があって、かなりの木が切られた。切るだけならいいんだけど、搬出しない細かい枝とかノコカスとかが捨てられるので、それに食入昆虫が入って大発生しやすい。似たようなので、カブトムやコガネムシの大発生も鋸屑の山を積んでると出やすい(こっちはそんな被害はないが、山だとイノシシがそれを狙って来たりする)。トラカミはほんと基部にも平気で入っているので1個見落とせば一年がパァになる。自然に死ぬ事は滅多になく、今日は珍しく溶けてるのを2匹ほど発見したが、普通はそんな甘くない。これが入っている場所は明確なシミがなければ勘で探すんだが、そのカンが一体なんなのか明文化してなかったので、「なんとなく」だったが、今日いくつか考えてみた。
  まず一つは当然シミ、明確でなくても怪しいシミみたいなのは分かる。ただ、メリット塗ってて気がついたんだが、入った場所はシミがなくても「乾燥している」というがある。実は最近はシミを出さないトラカミも多いのだが、皮を見るとなんとなーく乾燥してるんである。結局トラカミは導管に傷付けると樹液で溺れて死んでしまう。なのでブドウに選択的に入るトラカミは樹皮のごく薄い部分を食べて溺れないようにする事に特化している。シミを出さないと言うと怖いが、それだけ深い部分を食べると樹液で溺れて今日みたいにとろけてしまう事になる。ただ、どのみち水が来ないように生活してると、そこはカラカラに乾くので、それを違和感として認識しているのではないかと思う。特に皮が濡れた時に、生きてる皮は親水性でべたっと濡れるのに対し、食われた所は水を弾く気がうする。
  あとは当然だが食入した節の前後である。トラカミは1箇所にはかならず一つしか産卵しない。希に別の個体が産んだのか2匹いた事もあるが、今年は確認していない。しかし、前後には移動して産卵するので、1箇所見つけたらその前後は特に丁寧に探すと見つけられる。あとは好都合なんだが枝の上側から斜め上が多い。産卵する体制や、日光による乾燥などが考えられる。一方で、本当に枯れた場所には入らない。これがほんと不思議だ。競合種がいるのなら分かるが、競合してるのを見た事ない。生きた組織を食べないといけない理由があるんだろうか?
  夕方から降雨で早めに帰宅して接ぎ木やろうとしたら、注文していた商品が届いていなかった。最近アマゾンはほんと嘘つくようになったが、わざわざプライムで翌日来るようにしたのに来ないとか、プライムの意味ないじゃん。ほんとガッカリだよ。

 ・最近はYouTubeで車の洗車動画を見るのが楽しい。主に外人が「一番汚い車を洗うぜ!HAHAHA」みたいなノリでやってる奴、外装より内装の清掃に手間をかけている。日本だと車内をあそこまで汚く使う人は滅多にいないと思うのだが、海外だと衛生観念が違うのかもな。部屋にしても土足で入るので、日本人の部屋の衛生スペースはベッドの上だけという人も多いし。逆にそれだけ汚れているので清掃ですっきりするのが見ていて気持ちいい。良く出てくるのはリンサーとかの掃除機、スチームクリーナー、電動ドライバーにつけるブラシアタッチメントらへん。リンサーで吸い取れるので洗剤を吹き付けて洗ってしまうスタイル。外装だと最近私も買ったスノーフォームスプレイヤーと高圧洗浄機が定番。ただ、高圧洗浄機で簡単に綺麗になる車を見ると「これ撮影用にわざと汚したんだろうな」と思ってしまう。あとは日本車が割と多い気がする、YouTubeがそういうフィルターを内部でかけているだけかも知れないが、塗装品質も高いんじゃないかな。見てると洗車したくなるけど、サンバーいくら磨いてもああはならんし、傷の補修だよね難しいの。あとは、根本的に青空駐車をしている限り、劣化は避けられないと思う。海外はガレージが普通でうらやましいわ。

 ・アンドロイドのロック画面の時計表示があまりに見づらく、アラームが堂々と書かれていてぱっと見で間違えるため修正しようとしたが出来ない。もうスマホの基礎設計したグーグルも無能集団だわ、こんな事すら出来ないのかと。もう一つほんとグーグルもマイクロソフト化したと感じるのはOSのバージョンアップの失敗。マイクロソフトが嫌いな理由の一つはごり押しUIを毎度変更して、どこに何があるのか混乱するという物(そして、同じ物をあちこちに配置するという強引な解決策に出ている)。アンドロイドの設定方法を検索すると、いろいろ出来そうな方法がヒットするのだが、それがバージョン違いなのかメーカーのデストリビューションの違いなのか、同じメニューが無い(開発メニューみたいな隠しではない)。
  これはねぇ・・・もう大企業は全部腐るって事なんだと思う。グーグルなんて検索エンジンに特化していた頃は気鋭でアンチマイクロソフトで最先端の科学者、エンジニアが自由な雰囲気で色々やってる所だった。しかし、大企業になって過当競争と足の引っ張り合い、マネージメントバカの台頭でコアの精神を失ってからは、逆にAGFAじゃねえGAFAって呼ばれて悪の枢軸扱いである。いや、アマゾンだってアップルだって最初はもっと顧客本位で経営者の情熱を反映したベンチャーだったはずだ。実際、グーグルにしてもコアのグーグルはベンチャーで、その後いろいろ買収して雪だるま式にふくれた今、それはもうベンチャーの最初の部分がグーグルだっただけで中身別物なんだと思う。
  そして創業者は事業を売って新しい事業を立ち上げるスタートアップに特化するか、それを支援するベンチャーキャピタルになるか、それらが時代の先端のトップランナーの生き方であり、同じ名前だからと言って大企業化した所はもうそういう精神とは別の感じなんだと思う。とは言え、ずっとスタートアップし続けるというのはやはり大変なんだろうけどね。考えてみるとマイクロソフトにしろ創業者が大企業になるまで残ってはいたが、実際にビルゲイツが看板でなんかやってたのは多分Win2000以前ぐらいだろうし、アップルにしてもジョブスは追い出された事で逆に大企業病に陥らなかったというか、追い出した奴らが大企業病でアップルをダメにした事が結果的に良かったのではないかと。
 

 ・ラジオ放送を聞いて作業していたが、今はちょうど普通の放送でも子供電話相談室をやっていて、車の中で聞いてから降りて聞くとなると、スマホの通信料を使いたくないので普通のラジオを使う事ったら、不便すぎ。受信環境がいい所ならいいけど、ちょうど電波の影になる所とかあるし。以前PLLのも買ったが、中国製のはやっぱりすぐ壊れてしまった。USB充電は不便だ。FMならワンチップ化されて小さいのがあるが、NHKはワイドFM化してる所もあるけど、ここらはしていない。将来的にはAMは廃止らしいけど。PLL受信でブルートゥースの物を買っても音質までスマホのモデルになる訳じゃないし、コストを考えると受信料程度はたいした事じゃなくなる。ただ、NHKのらじるらじるは結構頻繁に落ちる事があって、そこが不便。前聞いてた所を履歴みたいに残してくれると、トラブルで落ちた時に探しやすいのだが、子供相談とか1時間区切りで4本とかあがってると、何時からの物を聞いたのか忘れるし、最近はスペシャルウィークで同じ相談内容タイトルのが並ぶから、日付以外分からない。
  ラジオ子供相談は基本的には回答者の広くて深い知識に感心したり、子供の質問をそうひろげるかーって思うのだが、同時に質問の斜め上の回答も目立つ。恐らく分かりすぎていて、深く先を分かっているために言ってしまうのだろうけど、子供が聞きたいのはもっと浅い所なのでおいてけぼりって事もある。私の方が詳しくて、「それは違うのでは」って事もある。チーズと牛乳の関係を、何故かヨーグルトの説明にしてしまってたり。
  ラジオ仕事学の進めはこれ困るのはタイトルの並べ方で、基本、番組のプレイリストは先入れ先出しなんだが、こいつは先入れ後出しという困った並べ方になっている。永遠にアーカイブされるならそれが正しいのだが(タイトルが放送順に並ぶので)、ポッドキャスティングは放送期限があるので古いタイトルから先に聞かないと流れてしまうのに、それがどこにあるのか分かりづらい。というか、「全然新しい放送やってないな」と思ったら、後ろの方に追加されたりする。内容の方はなかなか面白い。最近はバイオベンチャーのチトセという会社の話だが、夢があっていいし、一方でビジネスとして成り立たせる厳しさも教えてくれる。またゲーム理論で対人関係シミュレートの実験も興味深かった。
  ゲーム理論というのは有名なのは二人の(おそらく)無実で無関係の人間が捕まり、それを取り調べ官が「黙秘なら2年、相手の有罪を証言したら1年、逆に相手から有罪だと証言されたら10年の収監になる」と言われて、どれを選ぶのがいいのかとか言う奴。これでどの選択肢を選ぶべきかという例なんだが、一応答えは黙秘の2年になる。確か条件として、色々あったと思うんだが、相手の有罪を証言すると報復で相手も有罪だと言うのでお互い10年の収監になってしまうから、みたいな事があったのだと思う。ただ、取調官がそういう設定にしたから成り立つ話であって、リアルワールドでお互いがそういう理性的な選択をするか分からないし、そういう設定とは限らないし、一種の思考ゲームではある。
  で、ラジオでは対人の「裏切る、裏切らない」をテーマにプログラムを募集して得点を競った大会の話が出ていた。これは「裏切ればボーナスが出る」「裏切らなければお互い普通の成果」「信じていて裏切られればマイナス」という条件でプログラムを組み、そのプログラム同士で得点を競わせたそうだ。プログラムにはいろんな物があり、例えば「常に裏切りを働く」もあれば「常に信用する」もあれば、裏切られれば裏切り、信用されれば信用するもあり、あるいは完全ランダムもありと、いろんな人から募集された物を使ったそうだ。その結果だが、一番得点が高かったのは「最初は信用し、もし裏切られたらその後は全部信用しない、そうでなければ信用しつづける」というプログラムだったそうだ。ちょっと信用とか裏切りというと感情要素が大きくなるが、言ってみればこれはポーカーゲームのアルゴリズムみたいなもんだと思えばいいが、そのアルゴリズムの落ち着いた所が割と納得出来る所だったという感じだ。たしか何回か大会を開いて、その最強プログラムには「裏切った相手も希に信用する」というランダム要素を足したとはあるが、基本はそういうルールだそうだ。多分だが、この大会は総当たりで合計点で争ってるとは思う(そうでないと常に裏切るプログラムは最初は信用するプログラムに必ず勝つから)。でも、これもまあルールの設定次第のゼロサムゲームな所はある。
  実は昨年買ってからちゃんと読めてない本をやっと手に取っているのだが、こっちはリアルワールドのビジネス書なので、ゲーム理論とはまた別の理論が出てきている。先入観を持たせないため、誰かは種明かしされないまま、とある政治家の活動を書いてあったのだが、その政治家の資質はGIVERと分類される他者利益を優先させるタイプで、悪い政治家を追い落とすために自らはライバルに道を譲ったり、あんまり個別の利益を優先しないため人生の相当の時間は負け続けていた。が、最終的にその正直さや愚直さを評価した周辺が持ち上げてくれて、とある要職に就けた訳だが、まあ誰かは書かないでおこう。これだけ見ると、「信用するプログラム」が実は強いんでは?って事も考えられる。多分だが、この本のタイトルからするとそういう事なんだと思う。特にリアルワールドだと信用情報は周辺に伝播するので「裏切るプログラム」なんか入れても全く勝てなくなるし、逆にシナジー効果というのがあるので、信用プログラム同士が手を組むと報酬はルール以上になるからだ。
  一方で私はこうも思った。正しいと思った事をやる強さが重要であって、信用するか裏切るかはあまり重要ではないのではないか?と。というのは、実例のその政治家は弁護士でもあったが、明かな犯罪者の弁護など気乗りしない事は自ら降りてしまったり、まあゲーム理論の「裏切る裏切らない」で言うなら「裏切る」チョイスも結構してる。つまり、自分の中にある善悪判断に忠実である事が行動基準であって、それがたまたま世の中に合ったから政治家として大成したけれど、多分そうならない人も沢山いる。でも、それに納得出来るんならほっとけやとも思うのだ。その善悪判断が他者利益優先か、自分利益優先か、そのバランス型かは自覚すべきだろうが、たとえ自分利益優先でもそれが良い事なら別にそうすればいい。なぜなら、利用されるだけの他者利益優先というのは美徳でもなんでもないからだ。という内容がこの後出てくるとは思う。
  何が言いたいかと言うと、ゲーム理論はそもそも「得点が高い」のを順位付けしているけど、恐らくそれは金銭的評価程度にしか使えない。逆に他者利益と自己利益にしても、それが矛盾するとも限らない。思考実験は分かりやすくするため極端化するけど、リアルワールドだとそうもいかんよねーとね。  


 ・コメディアンの志村けんさんが新型コロナで人工心肺に繋がれてかろうじて生きているというニュースが入ってきた。詳しい人の話を総合すると、まさにいきなり重篤化する新型コロナならではであり、持病がある喫煙者の男性で重くなりやすく、人工心肺は負担が大きいため長期間の使用は無理だけどコロナの治療法がないのでただの延命処理という感じだ。人工心肺ってあるならなんとかなるかと思ったら、あれって凝固防止剤や抗体反応を抑える薬を使う関係でICUで数時間(心肺手術とか)から長くても数日なんだそうな。以前、娘さんの心臓の病気のためにエンジニアが人工心臓を作った話をやっていて、「心臓なんてポンプなんだからそれほど難しいのか?」と不遜にも思ってしまっていたが、耐久性以外にも赤血球を壊さない仕組みとか抗体反応とか凝固させないとか、色々な問題あるのね。まして埋め込みだもんな。

 ・明日 雨か雪の予報なので、接ぎ木片付け、出来ればワイナリー巡りしたい所
Posted at 2020/03/28 21:27:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年03月27日 イイね!

芽傷処理・若手が残らない組織

 ・仕事、なんか真夜中に猫におこされてとある農機具を探したのだが、それが出てこないまま片付けに終われて朝。調子狂ったまま作業。D園で芽傷処理とメリット塗り、G園とA園も同じ仕事をした。こっちはもう粗方終わってると思ったら、案外誘引の見落としや剪定不足が見つかる。近所の人の伐採木の処分も請け負う、まあ玉切りして燃やすだけ。灌水の跡はなかなか消えておらず、そこそこ効果があったのか水上げしていた。雨の予報だったが、ごく軽かったので問題なし。ニワトリ小屋もあちこち壊れていたので修理。また卵がない、こいつら新しい隠し場所を見つけたな。

 ・昼間に組織の嫌味な幹部がいきなり来て、なんかほざいてった。こいつは使いっ走りだが捨て台詞だけ五月蠅いし、ほんとハズレだらけだ。思ったんだけど、もう組織の一部じゃなくて全部辞めた方がいいんじゃないかなと思ったり。メリットはほぼ何も受けてないし、デメリットだけあるし、多分やめたらさらにいじわるはされるだろうけど残っててそうならない保障もないし。そうそう、前の若い担当者が辞職してて笑った、判断はやい。残ってるのがますますコネとゴマすりか、他にいけないからしがみついてる系かだけで、ますます残ってる意味ないわなと。とりあえず資産移動と引き落とし口座変更からやっとくか。

 ・ソーラーパルサー(灌水システムの一つ)を考えていたら、最近のはソーラーパルサーEというのに切り替わっている事が分かった。最初、ソーラーパルサーEはエコノミー版という認識だったが、調べていて違うという事が分かった。Eは多分エレクトリックのEだ。溜めておくシステムの考え方が違う。
  ソーラーパルサーはポンプで揚水して、フラッシュバルブで給水するという仕組み、揚水ポンプとメインタンクへの給水にソーラーの電力を使う。一方、ソーラーパルサーEは揚水ポンプは使わず直で送水ポンプを回している。何が違うかと言うと、電力の貯蔵、利用方法だ。ソーラーパルサーは常時ソーラーでポンプを回して、それが一定の貯水量になったら放水している。ソーラーパルサーEはその貯水に相当する部分をバッテリーに蓄えて、強いポンプを短時間回して利用している。
  それぞれにメリットデメリットはある。まずソーラーパルサーは高い位置に貯水タンク塔を建てなければならず、そのコストと場所が制約される。貯水タンクの高さがそのまま水圧になり供給圧を上げようと思えばかなり上げられるが、バルブ制御に別の装置が必要な事もある。一方ソーラーパルサーEは装置は簡単になるがポンプを強力な物にしないといけないしバッテリーへの負担がそこそこある。まあ一番の原因は高価なソーラーパネルが価格破壊が進んでポンプが動かせるようになったというのが一番大きいと思う。

 ・明日はH園剪定などをしっかりやりたい。
Posted at 2020/03/27 23:06:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年03月26日 イイね!

灌水色々・雄ニワトリと恋の駆け引き

 ・今日もほとんど灌水関係で終わった。まず12Vポンプ、アタッチメントを作り50㎜接続出来るようにしてB園で送水してみたが、全力で毎分14リットルぐらい。2本に分けると6リットルぐらいになり、これはほとんど自然水圧の送水量と同じだ。ここで、これにより直で送る意味は全く無い事が分かった。ただ揚程が3m程度は確認出来ているので、フラッシュバルブで使うならある程度は。音はとても静かで最初動いてないのかと思ったほど。また一本で使うなら、ある程度は水が飛ぶ。ここのロビンのポンプも清掃してガス入れてプラグ清掃してエンジン始動、タフでいいが燃料が落ちるのが問題。
  次、A園では1時間ほど送水して放置、あちこち破れているので新品を1本入れたが、そいつが基部でちょっと水が多く出ている穴がある。送水量は片方が40リットル、もう片方が20リットルという感じ。タンクへの水を止められるキャップも製作。その後、奥のパープルへ送水出来るように穴があって使い勝手が悪くなったホースを切り縮めて設置、そこへの送水にサニーホースを適度に分割して接続パイプ作って送水出来るように。ここも40リットルと20リットルぐらい送水出来た。あとはD園でも貯水タンクを清掃してから送水、綺麗に通水させて50リットルと20リットルぐらいは流れるが、50リットルのラインは先での水が細い。多分だが、25㎜ホースで圧力がどんどん落ちるので、送水は50リットル/分が限界じゃないかと思う。少ない方が安定している。手前なら幅4mに飛んでても、先端だと3mぐらいになってる。こっちは本当は50リットル2本ぐらいの予定だったが、1本がまた裂けていて割と短くなってしまっていた。50リットルのラインもちょっと先端が届いてない感があるので、新品をそっちまで届くようにして使うか。圧を上げるとパイプが抜けやすく、接着してしまう訳にもいかず、色々悩む。また幅4mの散水はちょっと幅が物足りない。5mぐらいは欲しい所。シーズンになると、ホースは邪魔になるのも気になる。

 ・耕耘機の交換パーツも注文、毎度ながらなんかしらミスがあったりやりとりがあるが、まあ無事出そうなのは良かった。オイルシールは高いねぇ・・・

 ・あとはD園で芽傷処理と誘引、台木の苗どうするかなぁ。もう大きすぎて成木の邪魔になってる。まだ先端に水が行ってないので、メリットと癒合剤塗布しないと。

 ・ニワトリは小屋掃除、あちこち壊れるし、ニワトリは移動させたら小屋と認識しづらくて、戻ってくれなかったり。暗くなったから、誘導してなんとか入れたけど。あと、後藤の雌は前から気が強くて雄がアピールしても逃げ回るくせに名古屋種の交尾を邪魔してたりしたので、無理矢理交尾体制取らせてたら、雄がツカツカツカっと寄ってきていきなり噛み付いた。いくら雄のニワトリが強いと言っても人間からはいつも逃げ回ってヒーヒー言ってるだけの弱虫だったのに、雌を取られると思ったらトサカに来たのだろうか。後で見てたら、今日はやっと後藤と交尾しているのも見られたので、なんか上手く行ったみたい。
  名古屋種の隠し卵は近所の人と話をして半分ほどもらってもらい、ほうれん草をかわりにもらった。これで卵スープだな。雛は元気に餌を食べて大きくなっている。まだ次の雛は孵化しない。おかしいなぁ、そんな間隔あいてないはずなのに。発生自体は最終フェイズになっているのは分かってる。

 ・サンバーはウォッシャーが切れたので補充、もう水で割って大丈夫だ。ノズルの方向がイマイチだったので、清掃したり細かくいじったり。それでも全部均一には吹いてくれない。

 ・買い出しでポンプのマフラーの増設カプラーも買ってきた。これでもう少し静かになってくれ。

 ・明日 H園剪定とI園トラカミ芽傷処理、D園メリット青、除草剤あちこち。
Posted at 2020/03/26 19:16:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「[整備] #その他 脱穀機のエンジンオイル交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/217764/car/636308/6573958/note.aspx
何シテル?   10/04 00:00
 希に車の話しもしますが、ほとんどただの日記帳です
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