・ブドウ園の剪定がほぼ終わりが見え出した。面積は2反ぐらいだけど、実質1反ぐらい(植わってない部分が多いので)。ただ昨年放置された荒廃農園は無駄に大変だったので、慣れれば2日で1反ぐらいかなぁ?まだ枯れ枝回収とか粗皮剥きをしてないので、明日一日はかかるだろうけど。
畑だけではなく、前の道路も畑の飛散する土が雑草の温床になっているので清掃して回収。やっぱり除草剤を使った畑は土壌の侵食もあるし、木も傷んでいるようだ。ライ麦の草生栽培に挑戦したいし、ヘアリーベッチでも使うかな?
ドラム缶の炭焼きの本を借りてきたが、ドラム缶そのものの入手が結構難しいかな。鋼板の厚さに規格があって、上から1.6mm、1.2mm、1.2と1mmのミックス、、1mmmとなっていて、1.6mmのが耐久性から言って良く悪くても1,2mmのがいいそうだが、今は1mmのばかりだそうな。まあ、用途によるのだろうけれど。ところで映画などでドラム缶を弾除けに使ったり、逆に撃って発火させたりしているが可能なんか調べてみた。9パラの貫通力が標準圧延鋼の3.5mmを抜けないそうで、ドラム缶のように斜めになっている素材の場合傾斜でスリップするのでかなりの確率で滑ってしまいそうだ。また缶の表裏を貫通するとなるとさらに大変になる。まあ、1mmぐらいなら逆に簡単に抜きそうだ。
炭を焼きたい理由は枝や皮は病害虫がいるので消毒したいのと、本物の木酸液が得られる点、炭や灰の栄養成分および水溶液の高いアルカリ性である。あと熱源にもなるけど、使い方はあまりないかな?
・研修の制度はもう笑っちゃうぐらいひどい事に。あほらし。県の職員とか農協のデスク職とかほんといらない。直販所も新しく出来たが、地元の物が何も出てない。これじゃAコープの方がマシじゃないか。
・エスプレッソは豆が無くなったのでまた自家焙煎。150gづつブラジルとケニアを焙煎したのだが、カセットコンロのボンベ変えたら火が強すぎてブラジルは完全に炭になりました、本当にありがとうございました。ヒトハゼが遅いなーぐらいに思ってたらフタハゼ目で発火寸前、アルミ箔の蓋取ったら煙で色が見えなかった。ケニアはその反省で丁寧に焙煎してそこそこのハイロースト。これをブレンドしてエスプレッソをいれて恐る恐る飲んでみたのだが・・・意外といける。最初にはケニアの甘くて微妙な酸味の味がして、そこは普通の焙煎コーヒーに近い感じだが、後はブラジルの炭の味がする。
・明日(今日)はトラクター類の納車、剪定など畑作業。そういえば新聞で加工用トマトの作付け面積が確保できないって話をしていたが、卸価格がkg45円で安定しているので「いいだろう」みたいな話をしていて唖然。たしかにここらへんでも露地の加工トマトの栽培は時々思いついたようにやるヒトがいるぐらいで安定してないが、そんな安いとは!ある資料だとジュース用トマトの一反の収量は8t、粗収入が36万円程度。これから生産費を引くと所得は20万程度になるらしく、とてもじゃないが生活が安定とはならない気がする。また収穫時期が一定期間に集中し真夏なので人件費がかさむか体力的に大変だ。
また農家のお母さんから聞いたのだが、市場に持ち込んでも最近は小さい農家の規模だと見向きもされず軽トラいっぱいのネギが2000円だったとか。大手は帳簿だけで市場を通過するので物は入荷もしないんだそうな。
Posted at 2010/03/20 00:55:43 | |
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