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暇人ぶぅのブログ一覧

2012年01月29日 イイね!

断熱工事続き

 ・ふかし枠をSPFで造った。案の定取り付けたらねwじwれwたwww(指が勝手にwを挿入してしまった)。いやね、最初はもっと硬い木を製材所から加工してもらって買ってくる予定だった。ところが製材所だと中途半端なサイズは作れねえ(リフォームやってんのに)って事で、仕方ないのでホームセンターで材を探したが、ちょうど良いのが無かったので、2×4材の出番となったのだ。というか2×4材はいろんな工作にちょうど良いサイズなので需要はあるのだろうが、SPFが安すぎて国産材などで作っても競合してしまうので、あまり作ってないのではないかと思ったり。実際、一番近いと思われた材は米ツガでSPFの2倍ぐらい(精度はまずまず)、製材所だと5倍ぐらいの値段を提示された。

 ・私は製材所を非難する気はない。結局川上から常尺で出てくるのを買わなければならないし、それを製材すると歩留まりが悪くなってその分を価格に転嫁しなければならなくなる。本来は製材所が原木から上手く部材をとればいろんなサイズが出ているはずだが、小規模な店でそういうのをためていくと保管する量が莫大になってしまう。すると、それは売れないから製材所でも作らない、という感じだろうと思う。実際、今はそんなにまでして製材しても値段が安いからか、バタ角のまんまチップなり燃料なり荒材として出してしまっているようだし。

 ・またここらへんでは原木が細いので、製材すると節が多くて辺材に死節が出てしまい強度が出ないそうな。そういうのは芯持ちとしてしか使えないので、やっぱりロスが大きい。

 ・ただ私はそもそもの日本の木材の使い方が転換期を迎えているように思う。SPFは部材として弱い方だし精度もお世辞にも良いとはいえない。選んできてコレだから、もっと悪い部材もたくさんある。まあ極端なのは捨ててるだろうが、そもそも2×4建築などは構造設計が細かい部材や精度を要求しないことによって、そもそもの川上の木材生産まで変えてしまった画期的な発想の転換が見られる。逆に言うと木軸設計は現場あわせが必須で狂いが出やすく強度も低く効率が川上から良くない。日本の林業の衰退に木軸建築があると言ったらいいすぎだろうか?ともかく加工していて無垢の木なんか加工するもんじゃねーな、と思った。いや、製材所みたいにプレカットやるなら別だけどね。それだって精度は機械側がやっていることで、材がそういう精度を持っているということでは間違っても無いけど。日本の昔の生活スタイルは断熱とかまったく無かったし、だから家も結露して腐るなんて事はなかった。むしろ通気性を良くせざるを得なかったといえる。日本は夏場が高温多湿だから、2×4のような高気密を換気を考えず造れば腐ってただろう。

 ・じゃあ日本の林業が衰退してもいいのかというとそんなことはなく、考えられる解決策としては、材をすべてWPCとか合板とか後加工の原料にしてしまうことだ。FPRのFの部分としての需要だ。実際合板なんかの需要は伸びているし、歩留まりもいいし、精度も良く出来る。こうすれば枝払いだのまっすぐの木を作るだのにかかる労力を減らせるし、出荷先が大規模工場になるから価格安定性も高まる。ちょうど食糧生産とレストランの間にプレ調理をはさむようなものだ。確かに野菜を仕入れて加工するレストランはなくならないとは思うが、価格や品質の安定性がかなり苦しい。とくに後者に関して農産物を出しているとどうしてもばらつきが避けられない。生食でそうだから、加工後のことを考えると申し訳ない。

 ・それにしても建築とか暖房の話をしていると、数字や見えない場所をまったく分かろうとしない女性一般には腹が立つ。というか90歳を超える祖母にそれを別れというのは酷な話かも知れないが、老人ホームのエアコンが30度設定で暖かいから自宅もそれでいいとか何十回目かの変節をされると、老害という言葉を思いつく。彼らは確かに戦争にも加担して苦しんだし、高度成長も支えたのだけれど、だからってエネルギーを使いたい放題で好き勝手やって税金を湯水のように受け取って延命されていることが許されるとは思えない。そりゃ中には恩恵からはぐれて孤独死するようなかわいそうな例もあるし、うちの祖母は家族がいるから帰宅も考えられている。老人ホームの長期滞在者はある意味家族から捨てられて税金で世話することで、結果的にその家庭の生産力を損なわないようにしている面もあるわけで、受益者が老人世代だけというわけでもない。むしろ年々減少する内需の中で唯一成長しているのが老人と葬儀関係だ(マジで、今近所では葬儀屋がブーム、結婚式場がつぶれて葬儀屋になってる)。そうは言っても、最低限のエネルギー収支とか自分がどんだけ環境負荷をかけているかを考えて欲しくはある。ちょうど、ベルリンが陥落したとき、ロシア軍がドイツの水道の蛇口を「ひねるだけで水が出る魔法の道具で、ドイツの科学力世界一ィィ」と略奪しまくったというのと同じで、その後ろには「水源の森」「取水河川」「浄水設備」「水道」「配水」「下水」までぜーーーんぶがセットになっていることが分からず、「エアコン室内機があれば温風が出てくる」程度の認識だもんな・・・・

 ・で、天井の断熱材を100ミリグラスウールで足したのだが、ちょっとショッキングなことが2点。
 その1:私が以前グラスウール50ミリを入れていた。いやね、以前もぐったのは覚えていたし、二階の天井裏に入れたのまでは覚えていたのだけれど、1階もかなりの部分に入れていた。確か暑い夏場で熱中症になりながらやっていたので、そのせいもあるのだろうけど、本当に5年前の記憶はすっからだな。
  その2:そのグラスウールがねずみの巣:祖母の家の台所はねずみが出るのは分かっていたが、天井裏が巣になってグラスウールをかじったりフンしたり。どうも室内側の壁を伝って登ってくるらしく、その周辺に穴。普通は床下に巣があると思うのだが、その逆だった。確かに暖かいもんんあ。
  まあグラスウールは安いし手間の方が大変だから100ミリ足して合計200ミリにしました。木造住宅だと限界と思われる厚さです。これ以上は梁が邪魔になるレベルで、次世代基準さえクリアします(A2で200ミリ)。敷き方もクロスさせたので気密面でもかなり改善されているはず。ただ、天井から熱が抜けなくなると、別の場所からのロスが増えるので、単純に「天井の放熱が20%で、それが半分になるから10%省エネ」とはなんないんですけどね、床下何にもないし。

 ・ちなみに、断熱材の区分(ランク)を調べていたら、面白い工務店さんのサイトにいきあたり、そこを読んでいてものすごいショッキングなことを発見した。上の2つなんか目じゃないぐらい。それは次世代省エネ基準の家が新築で21年度で26%、22年度で39%だったということ。私は住宅を現金でバンバン買えるような世帯なんかそうは無いと思っていたので、住宅金融公庫のお世話になるのが普通だと思っていたし、そうなると公庫のフラット35の基準で家を作るのが当たり前だと思っていた。その背景が次世代省エネ基準の導入である(一応もっと低い規格でも金利が高い融資は受けられる)。つまり、私はてっきり今の新築物件は基本的に全て次世代省エネ基準をクリアしているものだと思っていたのだが、そうじゃなかったということだ。あ、もちろんだが、基準オーバーの物件が多かったという話では残念ながらない。Ⅱ地域にⅠ地域の物件を建ててもおそらくコストはそれほど増えずメリットは増え、公庫もちゃんと通ると思うけど。

 ・なんだ、次世代省エネ基準って絵に描いた餅かよ!と思ったら、そのサイトでは別の談話として、「断熱設計の義務化が出来ないのは、中小の工務店の技術レベルが低すぎるから」という大臣談話を紹介していた。私ももうその通りだと思うのだけれど、国のトップが言っちゃおしまいだろうなぁー、とも思う。ぶっちゃけ住宅金融公庫を使ってゆるーい情勢変化を狙っているのは、工務店のためであって、施主(建て主)や住人も、当然地球環境なんか考えちゃいないということだったのだ。個人的にはそんな低レベルな工務店なんか全部つぶしたほうが日本全体にとってメリットがあると思うけどな。

 ・ちなみに、床下断熱がない部屋だと、室温が4度で床下温度が3度だった。ほんと温度差ゼロだ。たたみの部屋だと床下はつながっているので3度として気温10度。今回やった部屋だと、もっとはるかに高いのだが、いかんせん日照もあるので、あんまり分からない。ただ、寒い家で作業していたらあかぎれがはじまった。
Posted at 2012/01/29 21:29:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2012年01月26日 イイね!

寒い・

 ・今年は比較的暖かかったのだけれど、さすがに大寒ともなると寒さがしみる。自宅も寝室などある棟は古いので、気密がかなり下がっていて、すきま風を感じるし。

 ・山羊について、雑誌などでも紹介されたりしたので調べたら、ヌビアンの交配種は沖縄の山羊改良協会の牧場でも作られていた。熱帯でザーネン系は難しいのだろうけど、だったら純粋のヌビアンでも良いのではないかと思ったり。私はヌビアンの顔がどうも苦手なんだが。ただ、この山羊の協会もHP見ると活動してなかったり消滅していたりと(HPが)、結局山羊を組織的・長期的に面倒見ていくのは難しいのかなぁと思わざるを得ない。

 ・この協会が出来たのは、長野牧場が山羊の配布をやめたからだと思っていた。以前長野牧場ではシバヤギと日本ザーネンの山羊を販売していたと思ったのだが、一昨年か昨年か、シバの改良はやめてザーネンも一般にはおろさくなったと思った。民間の力を使おうと思ったのだろうし、価格競争的な問題もある。研究機関がそのまま販売までするのは普通はおかしいし。

 ・しかし山羊の場合、組織的に飼育している所はごくわずかな牧場で、協会を見ても配布予定数を見る限り母数が50どころが20もいないような規模がほとんどである。まあ、長野牧場もそれほど多くはないだろうけど。つまり民間に委託してみても、そもそも経済的に利益が出る家畜でもないし、大規模化も行われていないので、何のメリットも無かったと読める。山羊の主な産物は乳だと思うが、生乳での流通は衛生条件や脂肪成分量などがあって、ほぼ無理だ。加工のチーズが残っているぐりだが、チーズは輸送性が高いので海外から入れてもかわらないし。

 ・という事で、再び長野牧場が配布をはじめた。おそらく民間牧場でも在庫がだぼついて長野牧場の品種改良などで産まれる子山羊が余ってるのであろう。私はそれでも公的機関がそうやって品種を維持してくれている事は良いことだし、いつか山羊の価値が見直される時が来るとも思うが、集中的な管理を前提とした飼育体系にも無理があるのではないかと思う。

 ・日本に山羊が来てからずっと、山羊ってのは少数を家庭で飼い、組織的な牧場が作られる事は無かったと思う。当時は牛もそうだったので驚くに値しないが、牛はその後どんどん工業製品のようになっていったのに対し、山羊はそこまでの方向性が打ち出せなかった。それが今見直されている背景ではあるが、均質性とか飼育技術に合わせた改良とかがおざなりになってしまっているように感じられる。最大の問題はひつ乳量だろう。
 
 ・牛の場合、スーパーカウと呼ばれる効率が高いので年間2万リッターとかあるが、一応目安は1万リッターあると高効率。体重は650kgぐらいで、一日30リッターぐらい搾れる。一回の出産で300日ぐらい搾れる。さて、山羊の場合ザーネンは体重が雌で60kgぐらい、一日3リッターぐらい出して一回の出産で300日ぐらい、一年600リッター程度で標準的な登録基準をクリアーする(農水省の目標が250日で580kgとか)が、多くはもっとおおく産乳する。しかし牛の場合の1万リッターはかなり無理させて数年で使い捨てにし、運動もさせず畜舎につなぎっぱなしで、配合飼料を与えまくっての話。放牧して自然の牧草をメインで育てた場合は半分の5000リッターを割るそうな。斉藤牧場だと2000リッターと書いてある。山羊の体格だと200リッターになる。まあ、多くても400リッターぐらいが放牧の限界じゃなかろうか?

 ・ところが山羊の品種改良は泌乳量を牛のように求めてしまっていて、餌を減らしても泌乳量が落とせない。逆に体がどんどん痩せ細って行って、昨年はほんと見ている方が痛々しかった。牛などでもこうなるとケトーシスと言って簡単に言えばカロリー不足に陥るそうな。牛の場合、トウモロコシのような高カロリー飼料を与えることでつじつまを合わせているが、本来の牛の食性は穀物を想定していないので、内臓に負担をかけていて、長期間許される飼料ではない、と私は認識している。本来の牛など草食動物は食物繊維を第一胃でルーメンが分解すべきで、そうすることで本来利用方法が無かった作物の葉や茎、あるいは穀物が作れない環境で農業をすることが出来るはずだったのだが。

 ・確かに山羊にも芝山羊のような産乳量が少なく飼料管理もいらないのもいるけれど、体格がいかにも小さくてペットとしてしか意味がない感じだ。ちなみに乳量がすごい少ないザーネンの個体の場合、食べる力に対して出す力が無いので増体が良い。おそらくベストは食べる力が充分にあり泌乳能力が牧草とバランスする400kgちょっとの個体ではないかと思われる。で、これを言うとアレなのだが、このスペックはまさに戦前戦後ちょっとまでの、改良前の日本ザーネンの性能になる。

 ・ただ、古い世代のザーネンは根本的な遺伝病やウィルスのキャリアーである事が多く、ウィルスフリー化などまっとうな管理をしたら性能が上がってしまった面も否めない。ブドウなどもそうだが、ウィルスフリー技術によってそれまでと管理や製品が大きく変わってしまうことはよくある。山羊の場合も、ウィルスなども含めた環境的生体で生態が組みあがっていたので、リミッターが飛んでしまったのかも知れない。

 ・ところで山羊を飼っていると、個体数が多いことが管理上の問題になることがある。ホルスタインの1/10の体ということは、管理個体数は10倍になるということで、移動などが10倍大変になる。また小型化すればベルクマンの法則の逆で寒冷な環境での生存は不利になる。実際若い山羊はちょっと寒さが厳しいみたい(子山羊は雌山羊の小屋に入れているので寒くないみたいだ。雄は雌と混ぜられないし、雄同士だとケンカするのでやっぱり混ぜられない)。そもそも牧草地だと山羊は1反で4頭程度の維持能力があり、仮に夏場はブドウで牧草の生育が無いとしても、本来ならもう少しの頭数が必要なのだが、一方で5頭でも管理はかなり面倒になってきている。これが1頭になれば作業はかなり楽になると思うのだが・・・あとヤギの主産物である乳というのは結構消費が厄介。仮に2ヶ月は子山羊に与えたとしても、残りの200リッターを生で消費しきるのはつらいし、搾る手間も大きい。それが1頭ならまだしも2頭、3頭となると・・・それで商品が作れるわけでもないしねぇ

 ・日産のエクストレイルのCMで使われていた「The Clash」の「I fought the Law」の歌詞を見てびっくりした。いやー、曲調の間抜けさと日産のCMなんかに使われていたので、どうせくだらない事歌っているんだろうなと思っていたら、かなりロックしていた。むしろブルースかな?メッセージが明確だが、カラリとしている。日本だとこういう歌は「昭和枯れすすき」になってしまうから自殺が多く、アメリカだとロックになるので犯罪が多いのかなと思ったり。ボニー&クライドも支持できないけど・・・

 ・三菱がミニキャブミーブを発売してくださった、万歳!いや、これ、スゴイ事なのよ、マジで。以前ゼロスポーツが郵政省につぶされたのに関係していたサンバーとハイゼットではない軽ハコが最初に量産EVになった(厳密にはハイゼットにEVはあったようだが)のは興味深い。スズキは蚊帳の外だなwともかく、値段はかなり現実的な数字であり、アイミーブがベースがいささか色物だったのに対して、現実路線でのEVでの参戦になったのは喜ばしいし、実用性もありそうだ。

 ・なんだけど、一つだけ気になるのはミニキャブミーブのCM、ありゃなんだ?何を言いたいのか、何を見せたいのか、ほんとまったく持って意味不明なのだ。通常のミニキャブも三菱はCMを作っているそうで、あるいはそっち見ていると何か分かるのかも知れないが、ここらへんではOAされてない。あるいは俳優や女優が有名だったり、なんかの映画やドラマの伏線があって、それを知っていると面白いのかも知れないが、私はそこらへん疎い。逆に言うとそのぐらい無理な解釈を持ち出さないと単体CMとして何をやりたいのかさっぱりなのだ。それとも三菱はEVは赤字であんまり売りたくないのか?

 ・軽トラの新規開発などロードマップはここんとこおかしくて、サンバー脱落、アクティーも凍結、ハイゼットとキャリーという二強はどうもやる気がなくて、三菱だけがやけにがんばるという不思議な市場になっていた。ぶっちゃけ地方都市での軽トラというのは、代替が無い絶対的な需要がある存在であり、これほど手堅い商売はないと思われるのだが、いかんせん夢がある乗り物とは言いがたく、最低限の性能があればコスト勝負になっておいしい市場ではなかったし、販売チャンネルが特殊でお客不在でJAとかに売るような感じだったと思うが・・・次に望むのはミニキャブトラックのEV化だが、ミニキャブミーブのバッテリー搭載位置の関係で簡単にコンバートできるか不明。またEVで4WDはまだ造られておらず、軽トラで造ると重量バランスは多少改善するとは言え、やっぱり実用性に難が出てきてしまいそうだ。
Posted at 2012/01/26 22:27:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2012年01月25日 イイね!

床板貼った

 ・床板というか捨て張りの合板の方だけど貼った。簡単だろうと思っていたけれど、かなりタイトに製作したので落とし込みが大変な場所もあったり。家の床って精度が出てないのな、まあ許せるレベルだけど。もっと困ったのは根太の高さで、微妙に違うので床が波打っている。これも歩いてやっと分かるレベルだけれど、日本の家屋が断熱加工に向いてないのを感じる。よくアメリカは二酸化炭素削減協定に参加しないのでけしからんという話しになるが、家の省エネって意味だとかなり進んでいて、K値とかQ値とかだと日本の次世代省エネ基準並なのがすでに出来ていた、と書いてあった。それとは別に日本は建築関係だけ値段がおかしーけど。床の方はフローリング材をボンドで固定すれば多分分からなくなるだろう。

 ・外の破裂した水道管(給湯管)を調べたら、へんな事が分かった。給湯管が送りと戻りで出来ていた。調べたら、温水のタイムラグをなくすために給湯配管で温水循環をさせていた物もあったそうな。この短い距離でそれはいらんだろう、と思ったのだが、ボイラの水抜きをしたら膨大な量の水が出てきて驚いた。本体が4リッターほどの容量だが20リッター以上抜けていたと思う。水道管に入っていたのだろうか?
  そもそもボイラーへの給水を断ちたいのだが、不凍栓は壊れてるし立ち上がりのドレが給水管なのか分からない。あるいは銅管が水道管なのか?

 ・また給湯関係の保温もやりなおしで、とりあえず残ってるのにサーモ付きヒーター制御を取り付けたら、断線警告が。ほんと、あちこちガタが来ている。
Posted at 2012/01/25 00:28:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2012年01月24日 イイね!

断った

 ・水道業者はあまりにぼったくりだし、頼んでない作業は見積もる(コンクリ撤去して掘るとか)のに、頼んである作業は見積もってない(配管を殺す)など、根本的に信用ならねぇので、家を使わないという事にして断る事にした。日本人はクレームは出さないで切り捨てるのみだ。という事で自分でやる所はやらないといけない。まあ、地中で塩ビ管の所は以前やったことあるので平気だと思う。難しいとしたらボイラーの給湯管だろうか。これもねじ切りマシンがないと駄目だろうと思っていたらHVLP鋼管もネジ切ったのやら金具類が売られているのが分かったので、すごいシビアにやらなければ関係なさそう。

 ・さて、コンクリ部分に埋まった配管なんだが、コンクリを割れば取れない事はないし、とりあえずは立ち上がり部分を切ってキャップ止めしておけば漏水はなくなる。ただ、キャップ止めの場合、途中の配管は水が入って生きているので、中で腐って給水側に混じる事が懸念される。これはどのみち本管分岐で殺さないといけないので、全部をコンクリに埋めてしまったら私にはどうしようもない。最悪、立て水栓にしてそこからも取水出来るようにして生かしておく方法もあるのだが、そうすると凍結に関して対策が必要という悪循環が(外に水栓があれば便利ではある)。

 ・床は一応はがし終わった。幅木の固定がおかしくて取れないという問題があったが、幅木の固定のセオリーってどうなってんだろう?スタイロフォームのパタパタなりZ金具は見つからなかった。店員も「業者に品番が分かれば聞くけど」「うちはまだ取り扱いがなくて・・・」「高気密住宅かなんかですか?」など様々。まあ、既製品の床に詰める断熱材もいくつか売っているので、それで満足出来る人はいいのだろうが、あれにはいくつか問題がある。発泡ポリエチレン(スタイロとか)だと圧縮しづらいので切れ込みを多く入れてあり断熱性が怪しい。中にはブロックみたいになっている物まである。多少の変形を狙って粗く発泡させているのは、今度強度がかなり不安。それに25㎜より厚い物がない。落下防止が無いので床でずり落ちて壁体内結露の原因にならないかも心配(っても床は蒸気が上がらないからか、あまり聞いた事はない)。という事で普通のスタイロを正確に切れるように治具を作ってみた。コンパネで薄い箱を作り、そいつにスタイロを落としてカッターで切ると狙った厚さになる物(になるはず)だ。
  面白い事を発見したのだが、1820の常寸の板を切ると洋間の根太間隔300(約)に45㎜の根太を引いた実寸法である260(おおよそ)㎜が7枚取れる。つまり合理的に板取りが可能だ。一方和室は455-45=410となり、残念ながら端数が出る。つまり、洋室の根太間隔なら自分でカットしてもいいけど、和室床だったらカットはしない方が良い、という事になる。既製品を使った方が良いだろう。
  さて、気密もおろそかにしてはいけないのだが、床部分に関しては合板を貼るので問題にはならない。和室の野地板は旧式の畳を使うのであると、吸湿性の関係で通気性の問題があるのでタイベックとか使わないといけない。また、細かい部分の隙間はどうしても出てくるので、それを埋めるために発泡ウレタンのスプレーを買ってきたので、これで埋めてやる予定。落下防止もこれである程度はいけるはず。

 ・あと、床下換気だが、冬場は寒すぎるので通気をしない事にした。今の家(ってもベタ基礎が多いから、布基の今の家の場合)用の建具だと、床下はガラリになっていて冬場は閉められる構造の金具があるが、ここは当然開けっ放し。しかも適当に作ったらしく、場所場所で穴のサイズが違う。ここはスタイロの20㎜を切ってガムテープで表面を巻いて差し込んで気密を取ってみた。厳密には隙間がまだかなりあるのだけれど、ほぼ1㎡のスタイロ板を全部使ってしまったから、どれだけ床下に穴があるのか分かる。これだけで体感温度が上がったんだから・・・

 ・廊下は天然唐松のフローリングで破壊して剥がす訳にもいかないし、下から断熱材を入れてもフローリング自体が冷たく感じられ、全館暖房って訳にもいかないので、とりあえず表面をコルクタイルで敷く事にした。試しに自宅で入れてみたが、クッションフロアにコルクが貼ってあるタイプで、非常に快適、冬場で素足でもとりあえず歩ける。夏場は外す事も可能なので、とりあえずコレで行く。

 ・外構回りは後回しに出来るのだが、一応使う予定の自然舗装材を買ってきた。もちろん袋で買うと高くつくので、実際の施工では自前でミックスする予定。

 ・あと祖母の外出用のセニアカーが欲しい。というか個人的に興味があると言った方がいいし、祖母がどの程度外出に興味を示すかによるのだけれど(笑)。今の感じだと自分で歩いての外出距離は100mでも限界に近いだろうし、スーパーに買い物に行く程度は自分で出来た方が良いだろうし。

 ・仕事では音楽でユーミンのラブウォーズとかそこらへんのを掛けている。紅白では酷い歌声で心配したんだけれど、よく聞くとそもそもユーミンの音楽ってかなり強い補正というか調整が入っているのが古いアルバムほど感じられる。それにしても、もう自分の音楽のセンスというか感動する物がこのぐらいの時期で止まっているのを痛感する。アニバーサリーとか昔はちょっといい曲程度の認識だったのだけれど、今こんな曲が出たら何百万枚のヒットになるだろうか?きっとそれぞれの時代にいい曲があり、それを後から良い時代だったと人は思うのだろう。歌手がまだ生きている内にそれに気がつけて良かった。それにしても、この曲、大江千里の臭いがすごいするんだけど・・・ま、順序としては大江千里が松任谷の影響を受けたと言うべきだが。

 ・今期アニメの大本命、偽物語スタート。考えて見ればアクエリオンとか前宣伝とか無かったのに比べ、偽物語はかなり前から話題になっていたし。相変わらずエロいのに主人公のキャラが良いので笑って見てられる。クオリティーも高い。逆にどんどん駄目になっていってるのがピンドラ。ますます意味不明になって、つかこうへい的なオーバーな演技になっている。この台本になっているのはオウムの地下鉄サリン事件なのだけれど、遺族や被害者に対していささか不謹慎すぎやしないだろうか?未消化のままネタとして使っているようで不快ですらある。また一方でオウムの国家転覆計画のようなテロの温床である社会への不満や不公平感、行き詰まり感は95年よりも高まっている。
  テロというのは恐怖でもって社会に何らかの要求を通そうとする考え方である。だからサリン事件をテロと呼ぶのは正しくないように私には思われる。まず社会的な要求が出されていた訳ではないし、目的が国家転覆なり核戦争(ウィキによるとそうらしい)だとするなら、それはテロではなくクーデターである。両者はクロスオーバーする部分もあるが、日本で一貫してありうるのは無差別テロではなくクーデターの方だ。サリン事件はその前段階の突発的な行動であり、それだけ取り出してテロと言うのはミスリーディング。ところがピンドラはクーデター的なテロを無差別なテロに無理矢理結びつけてしまっているように感じる。なにしろ社会悪が子供ブロイラー程度しか出てこないのだからしょうがない。構図が弱い、あるいは明かでなく視聴者の想像で進んでいく演劇そのものと言えるだろう。
  劇場版のように連続して見るのなら別だけれど、放送で細切れで見ていくとあまりに散文的というかテンションが持続しない事にいらだちを覚える。というか回想をこんな沢山はさむ事もその傾向を強めている。モブが記号なのも、一種の不気味さとしては分かるが、偽物語的な画面の綺麗さではないよね。ペンギンのコミックリリーフの過剰さもそうだし、物事をまとめるベクトルではなく散らかしてる。この手の作品で良作というのに出会った事がないので、判断に困る訳だが、日常系ギャグとしてなら成り立つ気はする。だったらシビアでナイーブな事件を下敷きにしないで、普通に病弱設定だが不死身の妹がぶっとぶ話しでいいじゃないか。

 ・一方化けたのが未来日記とアイマス。アイマスは個別回でエピソードをちまちま回収していたのだが、最後で鬱展開から絆という形で「アイドルマスター」そのものの賛歌を作ってしまったのには脱帽。敢えて言えば、なんでこれだけの脚本があるのにアイマス2とか酷い商売をやったのかと。961プロがゲーム部門には入っているんじゃないかと。
  未来日記はほとんど終わりにきてOPとED変更、案外2期やるのかなぁ。8thだかで孫日記で登場人物が増やせるし、もっとユノの愛の深さが出てくるのかと。未来日記はシチュエーションはやっぱりフィクションなのだけれど、ストーリーラインがはっきりしているし、キャラクターが良くも悪くも立っている(つうか立ちすぎ)で、ピンドラみたいにだんだん嫌いになってくる冗長さが無い。あまり好きになれなかったヘタレ主人公であるユッキーもここんとこ成長の兆しがあるので、案外無難に主人公が主体性を持ってユノを救う立場になれば少年アニメとしてそこそこ良くなりそうな気がする。、
Posted at 2012/01/24 00:33:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2012年01月20日 イイね!

幸せと不幸せ

 ・今日は畳店に畳の発注をしに行ったのだが、親父を連れて行ったらなまじっか知り合いだっただけに、強く藁の畳を勧められた。私も藁の畳の踏み心地の良さを否定する気はない。スタイロ畳の耐久性が若干劣るのもメーカー試験で知っている。伝統技能に生きる店がスタイロ畳をやりたくない気持ちも機械を見ればよく分かる。
  しかし、一方で、断熱性能を考えるとスタイロ畳は現状ベストな選択肢で、そりゃ野地板剥がして床下に別途断熱材を入れるなら別だけれど、畳を薄くしてスタイロを野地板の上に置くとか、もっと薄い断熱材(つうか、包装用クッション)を敷くと暖かいとか言う意見には、トータルで家を考える事をしてこない建材屋の底の浅さを感じずにはいられない。前者は結局スタイロ畳の1バリエーションに過ぎないし、5㎜で断熱になるなんて真空断熱でもやんなきゃ無理だ。畳が割れるなんて考える必要はないし、畳針であく穴がそんなヒートブリッジ(つうか穴か)になる訳でもない。
  次世代省エネ基準で見るとうちの地域は一応Ⅲだけど、実質Ⅱの地域なので(というか区分があいまいなのだ。旧○○市の旧がどこまでさかのぼるかによる)、床下断熱でも1Bで135㎜、Ⅲの地域でも90㎜を要求している。これ、非常に大きな問題があって、従来木軸工法だと根太の太さは45㎜ぐらいなので、Z工法でスタイロを支えようとすると大引まで切らないと入らない、というヘンな事になる。実質「基礎断熱」にするしかクリア出来ないんじゃないかな?でも、クリアしているであろう家でもそんな工事している所はわずかだが・・・
  私が言いたいのは、畳の厚さ6cmのうち、5㎜が畳表に取られると、あと5㎜のクッションを抜かして40㎜の断熱材を入れるCタイプのスタイロ畳ですら不十分だという事だ。まあ、全面リフォームが出来ない以上、床だけ厚さを増しても不十分なのは分かるけど。許される最大厚さである45㎜を他の場所に入れて熱的に弱い部分を作らない事が、リフォームでせめてやれる限界だろうと思う。しかし、この種の基礎原則は、実感としてとても分かりづらいので、厚い藁畳を見ると暖かそうと思っちゃんだろうな・・・

 ・同様なのがペアガラスでも問題になる。インプラスという内窓も見積もりを出してもらっているが、内側は単板でもいいだろうとガラス屋は言う。でもペアガラスと単板では断熱性能は雲泥の差になる。仮想的には従来のサッシと内窓でペアガラスになっている訳だけれど、私はどうもそこが納得出来ないというか数字のトリックがあるような印象を受ける。
  ペアガラスの熱貫流率はほとんどガラスの枚数と距離で自動的に出てくる感じで、要はガラスそのものの特性はかわってない。私はずっとペアガラスは真空なんだろう(でなければ断熱性能なんてないだろう)と思っていたので、その低い性能とただの2重サッシである点にがっかりした。そんな程度の断熱の考えであれば、内窓の部分に障子とか閉めてある事でも効果があるように思われるし、実際あるんだろうけど、他の断熱基準から考えると大甘と言わざるを得ない。

 ・畳屋はそれでも注文を受ければスタイロでもやりそうで、地元でも良かったのだが、水道業者が地元バレしてしまい、見積もりを出させたら下見にきただけで12000円も要求してきたりで最悪だ。近所だからこういう事やられるとほんと困る。水道関係は規模が大きいし、公共事業に噛んでて職人も抱えているので経済的に厳しいと酷い事やるだろうとは思っていたが、案の定酷いもんだった。どう断ろうか思案中。こんな所に発注するなら12000円程度勉強代で安いモノだが、険悪になってもいかんしなぁ。大規模リフォーム店に任せた事にしようか・・・それにしても、何も知らないと、こんなぼったくりな見積もり(せいぜい2万円ぐらいの材料費が16万円に化けてる)でも払ってしまうのだろうか?

 ・そういえば住宅エコポイントとか各種補助事業を見ると、全部業者経由が対応になっている。確かに公平性とか事業の確かさとかの要素もあるけれど、お役所が工務店やメーカーに仕事を発生させて儲けさせ、DIY能力がない人にも多少補助しようというのが見えてくる。DIYで出来る人は元々対象外な訳だが、補助額と業者の阿漕な儲け方を見ると、とてもまともな補助になるとは思えないし、DIYでやる者としては税金取られて不公平に思われる。結局政府が大きくなって何も良くなってない例だよね。市の補助金もあまりに複雑怪奇で、部署が違うと同じ補助対象でもお互い知らなかったりする縦割そのものだ。

 ・ほんと、今回のリフォームを通じて、日本という国がジクジクと腐っていくのを感じた。地方が貧しく、またさもしい人材ばかりになり、中央や大手がそれを使ってさらに資本を蓄えるようになり、職人はキャバクラやパチンコやグリーで浪費している。Always3丁目の夕日をやっていたので見たが、こういう問題は別に今だからという事でもないし、食べる物に困るような貧困になくむしろ飽食で医療も格差とかいいながら祖母はサイボーグになっても延命して、多くの医療保障を受けてサポートも受けられる。不幸せなんて言ったら罰があたるだろう、やっぱりこういう良い側面を作った日本人もいたのだ。でも、金があればとりあえずなんでも良い、利益を出す事が成功という雰囲気を肌で感じると、祖母らの寿命が尽きる頃にその放漫のツケがいつか回ってくるようなのを感じる。それはまさに現在進行形なんじゃないか。

 ・グチはそのぐらいにして廊下のリフォームから。ここは掃き出し窓の内側の縁側というかそんな場所なのだが、床板が結露水でふやけて紫外線で劣化して突き板も浮いた場所だった。多くのリフォームではこういう床を剥がすのに苦労しているようだが、やってみて苦笑してしまった。こういう平面相手には丸ノコが良いのだが、ネット記事だと丸ノコで根太を切らないように苦労している話しが多い。が、丸ノコには切り込み深さの調整がついているので、12㎜に調整すれば「どこからどう切っても」フロア材は切れる。根太に1㎜切り込んでも何の問題もなかろう。あと丸ノコはチップなので、フロア釘程度は一緒に切ってしまえる(良くはないだろうが、なにせ隠れているので)。
  結果だが、ここは303㎜間隔で下地無し12㎜合板フロアという思った通りの構造だった。ただ、困った事に、前の大工がフロア材を固定するビスを幅木に相当するサッシと敷居の下で打ってあるので、幅木を外す訳にもいかずかなり面倒な事に。敷居を外すのが正解なんだろうけど、サッシなんか外せるなら内窓なんかで苦労せんわ(笑)。日本の木軸家屋はサッシを作り付けにしてから外壁をやるので、サッシの交換が出来ないという問題があるな。ここはスタイロ入れて合板貼って無垢フロアにする予定。

 ・あと、勝手口ドアがアルミの板なので、アンティークドアの会社に行ってドアを見てきた。ただサイズが74cm×180cmとかなり狭く、重量が20kg~と重いので、そのようなサイズのドアがあるかどうか。ただ、軽いドアにするとステンドグラスが入ってない訳で、アンティークでやる価値が無くなる。重いと既製品の今のサッシの蝶番が心配。いっそドアを自作して新品ステンドでも入れた方が楽じゃないかと思ったり。フラッシュドアでもいいしなぁ、断熱材入るから。インテリアドアも設計上熱空間の内側の敷居として必要なので、しっかり作り直す必要があります。ぶっちゃけプリント板が好みでないので、張り替えしてやりたい所です。
Posted at 2012/01/20 23:09:44 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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