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暇人ぶぅのブログ一覧

2013年06月24日 イイね!

ベストライディングの探求・神は死んだ

 ・辻司さんの名著、多分コレで大半の悩みは解決すると思う。さらっと全ての事を網ライしているのに、難しい言葉とかを使っていない。改めて辻さんはすげーなーと思って読み込んでいくつか発見。辻さんのコーナリング論はセルフステアを引き出しましょうという事で、現在のバイクはまだそのトレンドを引っ張っている。これ以前、リアステアの時代の話しもちょっと出ているが、「バンクが深くなりすぎる」「オーバーアクション」「フロントタイヤがグリップしない時代のトレンド」と解析している。で、セルフステアと同じくコーナリングの効率を上げる手段として「タイヤの接地圧を上げる」という点を指摘しているのだが、セルフステアと違って具体的な手法は書いてなかった。まあ、ブレーキやライダーの移動で荷重移動というのは出来るんだけど、両輪に荷重をかけるなんて空力パーツがないバイクだと無理だからね。

 ・が、最近はコレの答えも私の中ではある。セルフステアを強く引き出して初期曲がりを強くするほど接地圧が増える。舵角によるコーナリングだと、旋回の遠心力でもって荷重がさらにかかるという好循環が生まれるので、初期にいかにパッと向きを変えられるかで、後半の旋回Gの高まりも変わってくるわけだ。あとはアクセルコントロールかな。旋回の極初期ではもちろんアクセルオフで、そこから遠心力で接地圧が上がったら、すぐにアクセルを当てて、遠心力を高めなければならない。ま、接地圧=垂直加重=グリップという論法なので、グリップを上げるヒステリシスをかけるって意味合いもあるし、ラジアルタイヤだとスラストの発生って物もあるだろうけど。

 ・もう一つ面白かったのは、2WSっぽい動きについて。舵角がついてバンクすると、実舵角が増大するのは知っていたけど、辻さんが「後輪にも微少ながら同様の動きが出ている」というのは気がつかなかった。でも、確かにバイクがバンクして舵が切れていると、後輪の接地位置は若干だが斜め後方に移動するので、前輪と逆位相の舵を切っている事になる。以前から良く曲がる一部のバイクのインプレが「2WSのようだ」と比喩される事があったが、実際にアライメントがそうなっているのだろう。もちろんフレームの横合成でもってそうなっているバイクもあるだろうけど。この効果は多分「前輪が大きい」「ヘッド位置が低い」「オフセットが大きい」「重量バランスが中心よりで軽い」と出やすいんじゃないかと想像。

 ・夏風邪ひいているっぽい。今、草刈するとしつこいアレルギー鼻炎になやまされるので、それで寝不足も重なり、一体何が原因なのか分からないけどだるい感じ。また、体の具合はおかしくても扇風機を当てていたい感じで、本当にあたって大丈夫なのか不安になるほどだけど、扇風機に当たり続けてさらに体調がおかしい感じ。冬場なら熱があれば暖かくもしようが、夏場に暖かくするなんて地獄だし、冷やせば冷やしたで体調不良だし、どうしろと。とくにここ一月ほど真夏並の暑さだったのが、台風が来てから急に寒くなって、それは大歓迎なんだけど体がもうついていけない感じ。基本的には今が季節通りの感じなんだろうけどさ。

 ・そんな中、午前中はスチューベン園の房作り、キジは卵一つだけ残して移動していた。襲われた様子はないし、卵が一個孵化せず残っているから、どっかに移動したんだろうな。キジのヒナは本当にかわいかったなー、あんな小さいのが大きくなるなんて。保護していたツグミかカワラヒワか分からないヒナは発見場所の近くの畑にリリースした。いちもくさんに逃げていって、ヒーヒー鳴いているので、親鳥が居れば助けるだろうが、動きみているとやっぱり障害があるっぽいな。ただ、人間が飼っても成長させられない(親の教育がないと自然界で生きていけない)ので、これで死んだらそれもまた自然の掟だと思うしかないのだろう。交通事故と猫は自然ではないってだけの話しか。

 ・で、最後にデラの消毒をやろうとSSにバッテリーを積むが動かない。ホーンもならないし、一体何が・・・一応ヒューズをチェックすると、飛んでいる。管ヒューズで30Aなんて馬鹿でかいのを積んでいるので探してきたのだが、交換してキーオンで一瞬で溶解。これはなんかおかしい?と思ってシャフトに絡まった草を取ったりしたが、ほんと最悪な体験だった。真っ先に言わなければならないのは、SSで走ると草が絡まるという話しは現代農業に出ていたので、対策をしなかった私が悪いし、不具合があったらすぐに停車すべきだった(出来なかった理由は以前書いたが、再始動に不安があった)。まず草が絡まって絡まって、そりゃもう木のようにガチガチになっていた。あんまりにも固く絡まると自然に分解もしないみたいで、圧縮を繰り返しておよそ元が草とは思えない。ただ、窒素分が多いカラスノエンドウは腐敗して相当臭かった。原因の一つは共立のSSの設計のまずさで、ドラシャがハブより低い位置を走る設計になっている事だ。もう完全に草がない場所前提だったのね。しかし、ここに配線はなかった。
  問題だったのは、もっと高い位置を走っているプライマリーアウトプットシャフトで、なぜかこんな高い場所にも草がぎゅうぎゅうに絡んでいた。てか、背が高いムギ系が絡んでいるので、なおさら始末が悪い。そして、アクセルワイヤーが絡んでいたのもこっち。そして、切れたアウターチューブが絡まっていたのだが、探したらそれがメインハーネスをチューブさら切断していた。最悪や・・・・しかし、これ、オーバーヒート時には平気だったし、走行後冷却ファンは回っていた(エンジンオフで)ので、一体どの段階でどう切れたのかよく分からない。どのみち、このSSは一度リフトアップしてハーネスを繋ぎ直さないといけない・・・チクショウ、なんでこんな事に。オーバーヒートでどうやらLLCも漏れているようで、ラジエターキャップから見たら先日あったLLCが見えない。でもさ、オーバーヒートっても、一瞬だし、ラジエター側から逃げてるんじゃなかったのかよ!
  さらに悪い事は重なる物で、SSが使えないので消毒の手散布を行ったのだが、夕方6時ぐらいに散布をはじめたら、突然の夕立、しかもかなり強くて長く降っている。空は明るいのに、今年こんな強く降るのは初めてな雨だ。消毒はカッパを着ているので濡れるのはいいのだが、消毒液は樹体で一度乾いてはじめて長期間の保護性能が得られる。雨中散布はその雨で流されてオシマイという、非常に無駄が多いやりかただ。ごく希に残効がなくなるからと言って雨中散布で間に合わすケースはあるけれど、今回はレギュラーの防除なので、もう最悪だ。散布しながらずっと
、一つだけ願いが叶うなら神様殺そうと考えていた。聖書でも神様の方が悪魔の数万倍も人間を殺しているし、きっとカントだかヘーゲルだかニーチェだかが神は死んだと言ったとき、その心には喜びが溢れていた事だろうと思う(錯乱)。なんというか、うん、上位存在は都合が悪い時だけ出てくるんだよ、きっと。
  あとはオカラサイレージも雨の中仕込んで帰ったら8時半過ぎでした。サイレージも当時作らないとまずいので、ほんと酷い天気に泣いた。今年は雨乞いもやったそうだけど、あの山に飾ってあるのは多分邪神だ。
Posted at 2013/06/24 22:17:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年06月23日 イイね!

お恥ずかしい話し

 ・先日、弟が帰ってきたので外食しようという事になり、雨が降っていて足がないので、仕方なく親をステラに乗せて行った。送りは私が運転して、一度帰ってもらったんだが、帰宅で迎えに来て貰った時に「あんたがハザード焚いて駐車したから、帰り道でハザードの消し方が分からなくて焚きっぱなしで困った。他の車も追い越しすると思ったのか車間あけて路肩に寄ったりするし」と怒られた。他の車はアンタが危ない人だと思って自己防衛で車間をあけたんですぅ。私もハザードを1秒ちょっと探したけど、インパネにデカデカと三角形のマークついてりゃ分かるだろうと。で、今日は朝仕事帰りに、やっぱり一通の入り口に顔を出している車がハザード焚いていた。工事かなんかでバックで入れて通行止めにしているのかな?とも思ったのだが、結局老人マークつけた痴呆で、ハザード炊きながら私の後ろをちょっと走ってた。もうキチガイと痴呆からは免許取り上げろよ・・・・弟とも話したのだが、よく老人の運転制限の話しをすると、「地方で一番車を必要としているのは老人」って反論が出てくるのだが、老人はタクシーやバスの優遇措置があるんだし、何より今の世代の老人は過剰な年金もらってウハウハなんだから、老人セールス狙って車を売れなくはなるけれど、免許取り上げすべきだろう。

 ・もう一つ、私の免許更新の案内が来た。今回は優良ドライバーなので免許センターじゃなくて警察署でも出来るのだが、「なんで運転免許は警察の管轄なんだろう?」と思った。だって警察署は本来警察のお仕事をする所で、免許は免許センターがある。その中身が警察としても、おかしくないだろうか?他の免許、例えば調理師免許なり無線免許なり工事関係の免許にしても、許可事項を監督官庁がやるのは分かるが、だったら運転免許は国交省の分野じゃないか?警察は取り締まりをする所で、取り締まりが刑事罰だった頃は分からないでもないが、今は行政罰だろ?それに違反の取り扱いのためだけに警察が関わっているのもおかしい。だったら、警察から免許関係の業務を分離すべきじゃないだろうか?ヘタすればただ組織が分裂して面倒になるだけかも知れないが、警察の利権やノルマの大半が道路交通という社会の狭い分野のさらに一部になっているのは疑問だ(てか、日本は免許制度がザルなのに煩雑)。警察にはもっと実情に照らして危険度が高い違反の取り締まり(つまり刑事罰相当の取り締まりや予防)を積極的に行って貰い、もちろん犯罪関係の対策もしてもらい、事務職である免許関係はもっと行政に任せていいと私は思う。

 ・消毒デラの笠かけ前最終のオンリーワンとレーバス、巨峰の第二回ジベ後のスイッチ・ライメイ・アドマイアCの散布終了。この時期は果実の汚れなども影響するので、かなり薄い薬剤希釈になる。アドマイアなんて100リットルに10g指定だから、1万倍である。普通は1000倍希釈が多い。巨峰園はながく200リットルちょっとで散布してきたが、園の周囲がイマイチなので、そこだけファン使って低速で走るようにして、300リットル標準で回る事にした。それでも指定は1反350リットルなので、1反5畝だと500リットルが標準であるべき。SSは500リットルのが多い。でも、そんな積んだら地面固めるし、薬液無駄にすると思うけど、あんまり「何リットル撒いてる」って話しはSSではしない。手散布だともう一反200リットルぐらいで人間が限界来るけどね。
  私は通常防除でもファンオフで各列走行で、列ごとに対面するように走っている。ファンオンだと1列離れるとほとんど付着がない事が今回も分かった。すごい細かいキリは付着しているのだけれど、一見すると露以下で付着しているのが見えない。当然防除価も低いと思う。ただ、対面走行の問題はターンである。SSは最小回転半径が5mちょっとはあるので、隣接列に直では入れない。だから、それを見越して飛ばして列に入る。仮に4WSで小回り出来たとしても、タイヤで穴を掘るので、普通に走った方がいいそうな。ただ、うちは園内に農機具を置いてあって通行出来ない部分があるのが悩み所。

 ・昼間は草刈り機であちこちの園の草刈。乗用の奴は長時間使うと調子が悪くなるし、2WDは平坦地でしか使えないのを痛感。これに比べると、あんなに使いづらかったハンマーナイフモアが非常に使いやすく感じる不思議。しかし、モアは刈り幅が600㎜か800㎜って所なので、乗用モアの1m一発に比べると往復に時間がかかる。ただ、積み卸しとか考えると、やっぱり乗用のは自走出来る範囲で使いたい所だね。で、ハンマーナイフモアでスチューベン園を刈っていたら、いきなり雌の雉が飛び出してびっくり。これまでもキジが草むらに隠れている事はあったし、飛び出してびっくりもしたが、こんな至近距離で来るなんて初めてだ。しかも逃げない。なんか中途半端に飛び出してウロウロしている。で、周囲を刈り込んでいて再び同じ場所でキジが飛び出して「ここで抱卵している?」と思ったが、なにせモアは不器用なので何があっても分からない。キジの巣を卵ごと刈り払ってしまったかも?と思っていたが、幸い柱の影で産卵していたので無事だった。というか、最初卵が割れていて「あれ?まだ刈ってないのに、どうして割れたんだ?親が割ったのか?」と思ったら、すでに3羽孵化していました。もう、親指サイズの頭のかわいいヒナでした。面白いのは親キジはやっぱり戻って来て抱卵と子育てをしているのですが、本当に動きません。試しに近づいてみたら、顔を近づけて40cmぐらいの距離でにらめっこしても、まばたき一つせず、羽根を軽く広げてぺったんこに座っています。その時はかなりのカモフラージュ率で、実際「あれ、キジどこ行った」と思うほどです(ブドウ園の作業しながら、時々見ているので)。草を刈ってしまったので、この後外敵に襲われないが心配ですので、刈草を周囲に積んでおきましたが、無事大人になれるでしょうか?ある林業ボランティアの会長で林業士(だっけ?)のマスターに話しをしたら、キジが動かないのは有名で、間違えて首を刈るまで動かないって言われるほどだそうです。また、そうなると生存率が低そうですが、雄が周囲で囮となって引きつける行動をしたりするそうです。残念ながらそういう姿は見られなかったので、すでにやられてしまったか、母子家庭なんかも知れません。

 ・そして、巣立ちの時期は重なる物で、今度は車道を走っていたら、対向車線のど真ん中に何かのヒナがいるのを発見。まだ生きているようですが、轢かれるのは時間の問題で、なんか怪我でもしているのか動こうともしません。しょうがないので保護すると、動けませんが、怪我はしてなさそうなヒナです。で、適当な場所に放せば良かったんですが、水田に囲まれた車道で、どこから来たのか分からず、拉致してきました。今考えると、川の方から来たのかも。というのは、最初スズメだと思ったので、周囲に家など無くて、相当な迷子状態だと思ったのですが、調べてみてもスズメでは無さそう。飛翔は出来ませんが、飛び降りる程度は出来て、結構逃げるので巣立ちする前後だろうとは思いますが、その時のスズメとは色とかが微妙に違って、サイズも一回り小さく、嘴は黒く胸も茶色です(スズメは黄色い嘴で胸が白い)。私が知っている中だとモズに一番近いのですが、モズほど嘴の奥が広くなく、メジロのような細さです。また鳴き声は現時点でもさえずるような感じで、モズっぽくない。カワラヒワやツグミのような縞模様もなく、お手上げである。
  ただ、一つ、餌をやっていて気がついたのだが、この鳥は恐らく自然界では生きられない個体だ。右目がいびつで、ちゃんと開かないのだ。鳥がどうやって平衡感覚を得ているか分からないが、さすがに片目だと苦しいだろう。まあ、仮に親の元に戻せたとしても自然界では長命ではないだろうし、手元に置いておいても成長させるのは難しいだろうな、となんか無責任な感じだが、そう思わざるを得ない。そもそも、自然界での鳥の生存率なんかかなり低いので(カラスとかは抜かす)、あそこで死んでいたと思って諦めてもらうしかないかな。
Posted at 2013/06/23 21:51:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年06月22日 イイね!

巨峰第二回ジベ処理・フェイスブックと情弱

 ・巨峰の第二回ジベ処理を行った。一回目が半日ちょっとで終わったので余裕かと思ったが、二回目はジベ液の余剰分をはじき飛ばす作業があったりしたので、一日仕事になってしまった。房は今年は大きく作りすぎたのも多いし、粒が割合残ったので、摘粒がここから大変だ。あと草刈り機で伸びたヨモギなどを刈り倒した。弟が久々に帰って来て見物していった。

 ・明日はデラ・巨峰の消毒、スチューベンの園の草刈と誘引(もうダメかもなー)、もう一つのデラ園も出来れば消毒したい。この消毒から10日で笠かけを終えてボルドーを打ちたいのだが、そうすると30日までに終えたい。他との絡みで厳しいし、今年は学生の体験教室とかもあるはずだったが、このスケジューリングだと役に立たないな。

 ・フェイスブックは私は使っていないし、他に使っている人が居たら不快な内容だろうから、それでもいいという人だけごらん下さい。私の認識が間違っているかも知れないし(使ってないので)、でも、間違っていても別に指摘はいりませんけど。フェイスブックの特徴的な部分は実名登録という事だと認識している。あるいはニュースを見ると住所や電話番号のような個人情報も載せてある場合もあるようだけど、それが600万人分漏洩したってな話しが出ていた。情報社会はどこでもセキュリティーホールがあるというのが当たり前の認識で、実名なんか書いたら必ず盗まれる物、という認識が私にはあるので、なんでネットでわざわざ実名をさらすSNSを使うのか意味が分からなかった。別に犯罪者じゃなくても実名なんてネットで個人情報を集める人達に見せたくはない。
  先日も米国諜報機関が様々なサイトや通話情報など個人のプライバシーに関わる情報を盗んで蓄積していた事が表に出て問題になっている。なんか諜報部員を起訴するだの、亡命するだの言っていたと思うけど、これってすごい話しじゃないか?大スキャンダルで、もうCIA長官やNIAのトップの首が飛ぶ問題だと思うのだけれど、どうなっているのだろうか(こういう情報収集が無いとは私も思ってなかったけどさ)。で、フェイスブックである。よく犯罪者や犯罪被害者が出ると以前はミクシーのページ、今はフェイスブックなんかの書き込みがメディアで報じられるようだが、任意のSNSを釣りにして国が情報収集のツールとして使おうという考えがあるのではないだろうか?そうでなければ、こんなアホなSNSがいきなり巨大になった理由が分からないし、いろんな所が不自然な連携を取っているのも理解出来ない。さらにフェイスブックの株価なんか、あれ上場前にすごい上がっておいて下落したんだっけか?陰謀説ばっかりに荷担するのもなんだけど、かつてのエシュロンとかそんなのを連想するよね。
  日本も国民にIP割り当てとかふざけた話しをしていた事もあったし、マイナンバー法案も通れば、当然マイホームページもありがたい第三者機関が作ってクダサルそうで、そうなると情報はダダモレになって、ビッグブラザーが監視するようになるんだろうね。そして個人情報が漏れても誰も責任取らず、マイホームページの活用として、いらん公共サービスというか負担を増やすに違いないのだ。これを止める事は、もう自民党・公明・民主とその分派あたりに政権取らせておいたら無理だし、霞ヶ関がある限りそういうあくどい企みは消えないだろうなー、と思う。オウム真理教の無差別テロは許される事ではないが、彼らが「国会議事堂」でも「皇居」でも「桜田門」でもなく、永田町駅を狙ったのは、卓見だったと思うよ。いや、別にテロをやったことがという意味じゃなくて、国の支配中枢がどこかという認識においてね。例えば2.26は首相官邸だろ?もちろん、ああいう場所はハードターゲットでテロの目標としてはふさわしくないんだけど。

 ・私が総理大臣になったら、という、バンプのマニュフェストの替え歌らしい動画を見たが、あのフォーマットでもっと真面目なマニフェストってのを皆がもっと言えばいいとも思う。明日あたり余裕があったら列挙してみっか。




Posted at 2013/06/22 21:54:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年06月20日 イイね!

炭が自然に帰らない訳

 ・ニコニコのニュースで割と人気になっているが、少し疑問なエントリー、「炭が自然にかえらない訳」について、馬鹿発見機は使ってないのでこっちでチラ裏してみる。あそこの解説だと「炭は元素まで分解されているからそれ以上分解されない、よって残る」という説明だったが、それはかなり簡略化したある側面だけの見方であり、実際はそうではないのではないか?と思う。まず元素まで分解しているから云々はあんまりまともに取り合う話しではないと思うが、じゃあ割と低い分子レベルまで分解されている窒素とかが分解されないかと言うとそんな事はない。例として石(ケイ素)が出ていたが、石ってそんなケイ素ケイ素しているのばっかりでもないだろう。それに、例えば鉄なんかは人工的に純度が高められた物だが、自然界ではちゃんと錆びて腐る。そりゃ鉄を捨てていかれたら、相対的に分解はしづらいけど。いわゆる、自然に分子が分解しやすい尺度はイオン化のしやすさとか紫外線での崩壊性などの要素で、炭素は電子軌道最外殻(LとかKとかPとか)がオクテットで電子的に安定した結合を取るので自然分解はしづらい、というのが正しい。たとえばここが大きくかけているアルカリ金属なんか元素でありゃー、すぐに派手な反応を引き起こしてイオン化して安定しようとする。

 ・で、多くの物質は自然界では安定した状態になって存在していると考えられる。炭はまあ人工物ではあるんだけど、書いたように安定した状態になっている。それらの物質が人間の視点で見て分解されたり消えたりしたように見えるのは、かなりの部分が生態系、つまり微生物などの活動により取り込まれて消化され別の物に変わる反応のせいである。例えば夏草は300坪で軽く2トンとか4トンという単位になるが、冬には綺麗さっぱり消えている。水分が8割としても400キロから800キロの窒素・炭素・ケイ素などの化合物が消えているのは、それらが微生物の分解過程で気化したり水溶性になって浸透したりしているためだ。実際、畑での有機物の損耗は毎年500kgぐらいと見積もられており、温度があがると微生物の活動が活発になり激しくなる。コンポストを思い浮かべてもらえれば手っ取り早い。

 ・じゃあ炭が残るのはどうなのか?実は炭は生分解性が低い。炭素は有機体生物の構成要素の一つだから必須なのだが、生物の構成割合から言うと炭素と窒素の割合は決まっており、現状窒素の方がはるかに少ないので、炭素がガリガリと消耗する状態にはない。多分だが、炭素を細かくして、高濃度の窒素と混ぜれば、結構分解してくれると思います。もっとも、温度が上がりすぎるかも知れないけど。それに植物は炭素は二酸化炭素を糖なりデンプンにして吸収しており、動物はそれを受け取っているので、炭をバリバリ食べるって事はしないから、直接吸収分は少ないと考えられる。これは最初に挙げたイオン化傾向の違いとも多分関係していて、安定結合状態の炭素を微生物が分解するのは割に合わないのではないかと思う。ただ、炭素は親水性で毒性も低く、炭のように多孔質になっていればなおさら微生物の住み処として適しているので、炭が無菌状態という事ではない。

 ・焼き畑はどうなの?というつぶやきもあったのだが、焼き畑は炭ではなく灰レベルまで分解してしまっている。灰にするとカリウムや微量元素は多く、表土が酸性に傾きやすい高緯度地帯の酸度補正になるし肥料にもなる。ただ窒素分は少ない。これに合うのは芋類なので、キャッサバとかが作られていると理解している。ただ、数年使うと地力が消耗するので、例えば30年周期で3年使って10ブロック回ってくる、みたいな使い方をすれば、持続可能だと言える。これが10年で回っちゃって荒廃しているのが問題で、高緯度地帯は降雨が多くて表土が流亡しやすく、そうすると森林再生も行われず悪循環になる。最近深刻なのはインドネシアで、あの国唐突に破綻すると思うな、人口多いし。次ぎブラジルか。

 ・炭の処理としては、まあ捨てるのが悪いかと言うと微妙なんだけど、美観上だめならば持って帰る事になるだろうか。私はわざわざ炭にして撒いているぐらいなのでもったいないなーと思うんだけれど、灰になるまで燃やすのも良い手だろうし、燃えるゴミとして出してもいい。注意すべきは炭はかなり内部に火だねを持ち続けるので、大きい塊を紙類なんかと一緒にしてトランクに入れといたら車炎上とかになりかねないので、金属の容器に密閉して運搬するとか粉砕するとか注意すべきだろうか。

 ・ そんだけ強い炭素なら、車のボディーとしての寿命は半永久的かと言うと、炭素繊維は多分そうだけどバインダー樹脂の寿命がせいぜい30年ぐらい、まあ実際は安全マージン削りつつ50年ぐらいでダメになるのではないだろうか?面白い事に、軽量化を重視しているバイクではカーボンフレームというのはまだ登場していない。自転車や車ではあるし、カウルでも実用化されているのだが、何故だろうか?軽金属でも充分軽いからか、接合部分が難しいからか、強度設計や靱性に難があるからか。ホイールではカーボンはありますけどね。

 ・バイク、全然乗れてない。今日は講習会で青年部の一人がGL400に乗ってきて、こんなバイクがまだ実用になっている事に日本製品のすばらしさを見た気がする。GLってヘッドが多少斜めになってクロスフローしてるのな、合理的だわ。バイクに乗ってない理由だが、多忙もそうだが、少しでも不具合があれば乗りたくないというのがある。今はリアブレーキとキャブセッティングね。昔はバイクは乗れば乗るほど上手くなると思っていた。練習量が大事だと。しかし最近はバイクに関しては質より量だと思っている。質とはつまり良い状態のバイクに乗るという最低限の事である。ま、これでバイク乗りがまた一人見つかったので、青年部でツーリングでも出来たらいいと計画してみる。ビーナスライン→清里→山梨でワイナリーや観光農園巡りをして日帰りなんてどうだろう?思いつくだけでTZR250,GL400,ゼファー750,NS250R,スーパーセブンとVT250F(私)ぐらいは集まるし、他にも青年部以外のライダーがいるかも知れない。カブで来られると困るけど。

 ・例えばレーサーの人達なんか、すごい上手いけれど、単純に乗っている時間ならベテランライダーの方が長いだろう。それは乗り方や若さ、トレーニング意識の違いなどがあり、要は質が高いキャリアが速さに結びついているのである(もちろん、素質の高い人が残っているってのもあるだろうけど)。まあ、良い状態でも上手くならないバイクってのもあるとは思うけど、その逆はまず無い。

 ・今日はデラ二度目処理を終了させた。枝とかひでえ有様だけど、とりあえずジベついてれば後でなんとでもなるさッ!大粒種講習会で今後の管理も聞いたが、やっぱりベテランの園でも新梢の棚下線はあまり持たせられない・・・というか持たせてない。1スパンに7房とかで、これじゃ後々芽座が足りなくなる(基本12)気もすんだけど、うちみたいに15以上持たせると新梢の重さでひっくり返る(転ぶ)から、少ない方がいいのは確か。でも、どうせ減るとか考えると最初は15ぐらい欲しくなるんだよね。管理としては、大粒種のジベ二回目が7~10日後という事で、うちは12日にやっているのですでにOKと言えばOK。週間天気予報だと23日が晴れるから、そこらへんを目安にと言われたが、引っ張りすぎると肥大は良いがブルームが落ちるのだそうだ。ただ、荒摘粒をしてないので、明日明後日荒摘粒でもいいかなー、消毒もそれだと10日もつはずだし。このジベの二回目の適期だが、デラでもそうだが、房と相談出来るようになってきた。以前は日にちを機械的に追いかけていたのだが、園によって生育が違うので、引きつけた方がいい場合、そうでない場合がある。もちろん揃ってないという問題もあるけど、一回目のジベ処理である程度は揃ってきているはず。目安は粒の横サイズが9㎜だそうだ。あとは消毒との兼ね合いだな。この時期が一番消毒が頻繁で大変だ。デラも二回目ジベはかなり引きつけており、24日~29日に一回目やったから、今年の間隔は22~27日である。それでも調子がよい園の20日目よりはるかに小さい房に処理している。もう一つ、今年まだ作るなら覚えておくべき点だが、デラが病気になる原因は房の皮の傷であり、その原因は虫だろうと思っていたが、今年のように誘引してないと棚線とこすれて痛んでいるのも目立つ。まあ棚上である以上ゼロには出来ないのだが、やっぱりデラは難しいわ。
Posted at 2013/06/20 21:54:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2013年06月19日 イイね!

「成原業平異聞」

 ・えー、また微妙な話題を。今、日本は流入外来民族と軋轢関係にあって、よくニュースになっている。その是非は論ずるべくもないが、時々嫌韓だったら自分の祖父が在日だったなんて笑えないような話しも聞く。で、久々にエッセイ集を読んでいたら面白い物を見つけた。成原業平は六歌仙の一人で、皇孫にもあたり、
 「世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし」
 「ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くゝるとは」
なんて教科書や百人一首に出てくる、非常に日本的と言える人物である。しかし、この人、母方も父方も祖父祖母に百済の血が入っている。百済は当時滅亡したので、貴族階級が亡命してきて、それが皇室の血に入っているのだそうだ。面白いのは、その百済は当時から「のんべえで色欲魔」と言われていて、業平もその毛が多分にあった。それが一面では「恋多き男」「異人の風貌のイケメン」みたいな捉えられ方をしていたわけだ。もちろん、その血は薄まっても多くの日本人に受け継がれており、文化的、遺伝的に大和民族(後述するが、定義が難しい幻想みたいなモンだが)は混血状態にあると思われる。
  フランス革命の後、王侯支配的なイデオロギーから民衆の契約的国家観に移行して、我々は国家に一つの難しい命題を持ち込んだように思われる。民族国家という考え方だ。一つの人種的・文化的バックグラウンドを共有する物達が集団を作り、国家となすべきだという、まあ自然というかそもそもの自然発生的な国家はそうだろうというアレだ。現実に貴族支配や主に資本主義と共産主義というイデオロギー対立のゆらぎなどから、民族国家は今世紀どんどん増えた。最近でも南スーダンや東チモール独立がおきているし、流浪の民になっているがパレスチナも国連加盟だったかする動きがあったはず。もちろん、追い出した側のイスラエル・ユダヤ人はシオニスト運動で世界中から集まった民族自決主義の結果であるし、それにより国内のユダヤ人を追い出したかった各国も民族国家を支持したのだろうと思う。まー、帰る国があるのに居座る奴らもいるけどな、どこでも。
  しかし、民族の定義は難しいと述べた。血縁的に見ればかなり閉鎖的な民族もあればそうでない民族もあるだろうけど、大抵はある程度の混血関係にある。そもそも大元は一つってのが科学的な物の見方であり、どの時点を以てそれを分離した民族と見なすべきかである。それに文化的に区切るやり方もあって、よく言語もその大きな指標になるが、じゃあオランダとベルギーが一つの国家なのかとは言わない。つまり、細分化するベクトルと、ユーロのように統一するベクトルがせめぎあっていて、ある程度の人口規模なり地形的制約でテキトーに決まっているのが国家なり民族なのである。
  日本も例外ではなく、おそらく長く日本列島に暮らしていたのはアイヌ系の北方民族であり、渡来人の弥生人といろんな点で融和して現在の形になってきているのだろうと思う。てか、思っていてウィキったら、今の学説は縄文人から琉球人・和人・アイヌ人が分かれていて、アイヌ人には独特の遺伝子が後から入っている事が確認されているのだそうだ。ま、それでも弥生人の流入もまた事実だ。
  話しが脱線したが、要は民族の定義が難しくなり、国家を細分化しすぎるのも出来ないので、国家内部に分裂ベクトルを抱えるようになってきているし、一方でそういう外来の物を喜んで受け入れて混血化する人達もいるよって事だ。そうすると、これまでの民主国家が、国民の権限を委譲されて統治していたのを、逆に「これこれこういう人が国民ですよ」という形で選別していくのもやむないのかも知れない。ぶっちゃけると、怠惰でヤクザな倭人(個体)より、まっとうな帰化人(個体)の方が日本人である、という分類がね。もちろん、その人の全てを隣人やもっと大きな単位の人が知るのは不可能なので、今後も大雑把な民族的把握は続くだろうし、やっぱり民族的性向ってのはかなり残ると思うけど。ま、この考えだと、結局ローマ的な大規模化とのせめぎ合いが今度出てくるだろうな・・・事、国家に関して言えば、ちゃんとした制度で運用されるなら、コスモポリスになればなるほど大きな戦争は起きづらく感じるけれど。今回のシリアのような事になっても、超国家が内政として処理すりゃいいんだし。

 ・雨で白バイの動画なんかを見ているのだが、いつのまにかTL125は退役してXR230にオフはなってるのな。で、XR230でダート(不整地走行)は分かる。そういうバイクだし、トライアルっぽいTLよりはあってるだろう。しかしトライアルはどうかと思ったら、XR230であんなトライアル走行出来るんだね、びっくりしました。正直XR230とかそこらへんのは、乗ってみてもぴりっとした所がなくて、ビジバイのように座っているだけだと思っていたので、上手い人達が乗ればあんな事も出来るのかとびっくりです。調べてもXRはむしろ小さく作ったのでオフ性能は低いという評判なので、セローとかの方がトライアル性能は高いらしく、ますますそこらへんのオフ車が欲しくなりました・・・ってYZがあるけど。そういえばXR、タイヤも普通だよな、どうなってんだろ?ヘッドライトは抜いてあるようだけど。普通に考えたら素直にセローとかシェルパあたりを採用しておけよと言いたいのですが、警視庁は伝統的にホンダ好きだから、ホンダの中だとFTRは違うしCRFはちょっとコンペ向きすぎるとなったのかな?XR230がもう廃盤なのはどうかと思うけど。TL125だって、警察以外で乗っている人、見たいことないけど、実は隠れた名車だったんじゃないかな?
  面白い物で、自衛隊は川崎重工と関係が深いからか、偵察バイクもKDX(かKLXか)を見ます。消防はSL230も見ますが、消火車両としてはセローですね。スズキはあんまり公的組織分野にはくい込んでない印象です。そもそも国内向けのスズキに公道走れるオフ車が一台もないって知ってました?私も検索してびびった。スクランブラー系で無理すればグラストラッカーやバンバンは走れない事はないだろうけど・・・
 
 ・あと、本屋に行ったら89年最新バイク名鑑があったので買った。10年ぐらい前に買ってすり切れるほど読んだのだが、バラバラになって紛失してしまったのだ。まさか10年後にさらにいい状態のが手に入るなんて僥倖。見てみると、ほんといい時代だったよね、国産バイクで222車種もあり、最新はNSR(MC18)がある一方、GPz400FとかV45マグナとかセイバーとか古典モデルもある(人気はねーが)。VT系はVTZとスパーダが併売されていて、VTZが43→40にデチューンされた頃だ。巻頭ではゼロヨンと最高速のテストデーターまであり、250ccも最高速をやっている。89年発売の本だが、多分マシンは88のも混じっているんじゃないかな?γが210km近い最高速と12秒5のタイムで最速なんだが、多分コレ試乗スペシャルじゃないか。
Posted at 2013/06/19 23:18:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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