2017年02月17日
中国物作り()・溶接ヘタだ(一週間ぶり今年二回目)
・昨日も剪定していたら百舌がやってきたのでソーセージちぎってやってたんだが、私が知ってる百舌と全然違う顔してて面白かった。昨日は春を思わせる暖かさだったのだけれど、普段はモフモフに着ぶくれている百舌が、「ウグイスか!?」ってぐらいほっそりとしていたのだ。って事は百舌のあのマッチョな外見は冬限定だったという事なのか。夏場はさすがに人の回りに寄ってくる訳じゃないので分からんが。ただ、画像検索して分かったのだが、目の横にはっきり黒い筋が入っているのはオスで、メスは薄いし、赤褐色の個体だけじゃなくて灰色から薄緑っぽい個体もいるみたい。
他に百舌の面白い習性、ハヤニエについて。ハヤニエについては2つの説があり、「冬場の餌のストック(の食べ忘れ)」「食べるのが不器用だから、ぶっさしてから食べてる」。私は後者だろうと思っていたのだが、ソーセージを刺して置いてあれば確かにつついて食べているが、積極的に何かに刺してまで食べている場面は無かった。食べやすいって事もあるだろうけれど、すぐに食べたい物で丸呑み出来る場合はその場で食べてるし、大きいのも咥えて噛んでいる内に細かくなって落ちたのを食べている感じだった。そもそも百舌って肉食性で攻撃的(縄張りを主張する)と言われているけれど、実際の肉付きやサイズはそれほど大きい訳でもなく、クチバシもそれほど肉食している訳じゃない。むしろオウムとかの方がよっぽど凶悪そうだ。
次のハヤニエは現場を見たのだが、確かにカエルのミイラを食べていた。なんか思いついたように食べているのだ。百舌に限らず鳥類の視力は恐ろしく良く、反面記憶力はお察しで、ソーセージ投げれば結構遠くからでも的確にその場所に行く反面、二つ以上になるとまず忘れる(投げてやるとまた見つけて食べる)。なので「自分で食べる用のストック」と言うではないが、食糧がある時にはハヤニエして保存しておけば、見つける事自体は造作もないのだろうと思う。あ、というか、ハヤニエでストックを作るから、テリトリーを強く主張するのか。冬場に餌がない時期にどうやって生きているのか不思議だったが、なんか分かった気がする。
・さっそく届いた潅水コントローラーをいじってみたが、バルブがチャチで水圧が低いと全然出てくれない。空気を吹き込んでもダメ。水道水圧かけてやっと動くけど出てくるのはチョロチョロ、全く詐欺もいい所だ。電子回路はとても賢くて分解したらモーター出力が取れたのだけれど、常時通電とかじゃないからソレノイドは駆動出来ないかな。タイマーIC使えばできっけど。
さて、肝心のバルブの問題から。このバルブはパイロットバルブ方式で、パイロットはFA130モーターとギアで制御している。なのでオン状態で電池抜くとそのまま飽きっぱなしになり、どっちがノーマルって事がない。制御電流がいらないから省電力だしいいと思う。で、そのバルブが開くと下流にバイパスされるのでダイヤフラム室の水圧がゼロになって、メイン通路が水圧に負けて開いて水が出るという仕組み。ダイヤフラムには穴があって、そっから水が常に流れ込んでくる訳だけど、ダイヤフラム室は素通りするので無視していいのだろう。ダイヤフラムは常にスプリングで押しつけられているので、水圧>スプリング圧になるとバルブが開く。
で、色々組み合わせた結果、問題はダイヤフラムのストローク不足とスプリング圧過多であろうという所に行き着いた。スプリングを抜くと空気はそこそこ軽く通るし、ダイヤフラムを引っ張ってももちろん空気は動く。というかダイヤフラム引っ張ると抵抗が大きく減るので、やっぱりダイヤフラムが小さすぎるのが問題その1。計算上ストロークは内径13だとその1/4の3㎜は欲しい訳だが、おそらく1㎜あるかないか。実質内径がつまり4㎜とかになってる(空気抵抗がまさにそんな感じ)。さらにスプリングの圧が強すぎる問題だが、抜いたら抜いたで素通りしちゃう。で、色々調べる内にパイロット式にも二種類ある事が分かった。「パイロットバルブ式」と「パイロットキック式」だ。今回は結論としては関係なかったのだが、差圧の有無で作動が異なるタイプがあり、パイロットバルブなどは差圧が下がると使えなくなるんだそうだ。
結局あちこち見たけれど、有効な解決策がスプリングを弱くする事ぐらいしか思いつかず、実際付属のスプリングはやけに硬い感じがしたので、φ4と少しだけ大きいステンスプリング(柔らかい)を同じ長さに切ってみた所、はっきり抵抗が減るのが分かった。でも充分にはほど遠い。
・枝集め動力用レーキを作った。部材は切って置いたので、溶接機でくっつけて、アタッチメント用の穴をあけるだけ。だけなんだけど、そこそこ面倒でした。今回溶接も注意してやったのですが、やっぱり盛るだけになりがちで溶け込みが悪い。ワイヤー送りを遅くして電圧を少しだけ上げてみましたが、あんまり上げるとはぜちゃうし、遅くすると連続しないので、だんだん「ああ、こういう事か」というのが分かって来ました。
まずMIGってワイヤーが細いです。うちのは1㎜と0.8㎜が使えますが、0,8だと書いたように弱いので、薄板向きですね。で、こいつに電流流してもワイヤーだけ赤熱してどんどんトロケて流れていくので、盛れる事は盛れるんですが溶け込まない。つまり上からかけても下に溶け込まないので素穴がすごい出る。これが1㎜とか、1.2㎜(あるんかな?)だと溶接池が出来るんですけどね。また、へんな所に付く問題は結局の所電流の流れやすさにあるようです。溶接池ぐらいまでなってアークがブクブク言ってれば重力方向に池が成長するんですが、ワイヤーだけとろかすと、電流の流れる方に引っ張られてしまいます。特にワイヤーは熱が入ると柔らかくなるので、好きな方に行っちゃう。考えて見ればアーク棒溶接でも棒の太さはかなり重要でしたし、MIGワイヤーだって同じだったんですね。
あとは延長ガード部分に木材をビス止めして、その上にワイヤーネットを張って、畑で使って見るだけです。あと、トロンメルの部材も買ってみた。前からある自転車のホイールも回してみたが「こんな重い物で走ってたのか!」ってぐらいびっくりした。ドラム部とか動力系は粗方仕様は決まってるんだが、問題は投入部分かな。動画で見ても人力の人達ですら投入口が無くて苦労していた。軽い物ならいいんだけど、トロンメルのメリットは人力じゃなくてまわしっぱで、ユンボでどんどん投げ込める事だと思っているのでそれじゃダメだ。
・タツミワインの録画を借りて見ているが、番組構成は素晴らしくブラインドテイスティングが多くて良かったのだが、ゲスト失敗している回で残念無念。なぜ料理番組にこの手の人を呼んでしまうのか・・・まあ職業的な要素もあるんだろうけれど、料理や農業が軽薄な芸能の下に置かれているみたいで気に入らないというか、失礼なレベルでトークもつまらなくて飛ばした。女性共演者がほとんど添え物になってるのも残念、そっちのが全然話面白いじゃんと。とは言え、芸能人でこの人の話を聞きたいってのもいるわけもないから(そもそも芸能人を知らないし)、番組全否定になってしまうか。パーソナリティーにある程度の知識と権限があるだろうから、しょうがないっちゃしょうがないんだろうが。逆にグルメリポーターとかばかりの番組も詰まらないだろうしねぇ。という事で、「この人を呼んでやって欲しいゲスト」。
1:TOKIOのメンバー 芸能界随一の農業知識と実践力、そして嫌味のないクリーンなキャラクターでトークも面白そう。まあスタジオよりロケが向いてて、そうなると番組乗っ取られそうだけどな、ギャラも高そうだし。
2:マスターオブワイン資格者 一度その手の人がどういう視点でワインを楽しみ、アナウンスするのか見て見たい。
3:レストランのシェフ 番組内では料理研究家の方がワインに合う料理を作るというコンセプトでやっておられるが、究極を言うなら「地元食材同士のマリアージュ」が至高なのである。それが本来の食だからだ。例えば今回も滋賀の食材縛りで塩尻のワインを合わせたが、どうせ一つのワイナリーをフューチャーするのなら「塩尻の食材×塩尻のワイン」とか、「北海道のワイン×北海道のグルメ」ってのが王道な訳ですよ。出来れば、有名なホテルのシェフとかに、それぞれのワイナリーに行って現場で食材を求めて頂いて料理にしてマリアージュとかやって欲しい。まあ、こうなるともう完全に別番組でやった方がいい感じもするけれど。またシェフって忙しい職業なので、芸能人みたいに確保して料理の鉄人みたいな事が出来るのか不明。
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Posted at
2017/02/18 00:49:46
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