2017年06月14日
パープルジベ処理終了・ホタルイ大発生
・仕事、朝からパープル園のジベ、お手伝いさんはデラの房作り。C園も出来たがA園のパープルとか完全に止まっていて、ピオーネと並んでしまった。なんだこれ?低温に敏感なのかな。昼以降は巨峰園だったが、結局全部終わらなかった。まあ普通1日1反ぐらいで見込むので頑張ったと思うけど、頑張りきれなかった感もある。ぶっちゃけ休みが多かった。
・水田で雑草がニョッキニョキでて、ヒエクリンも効かないので水田担当の指導員に電話したら、ちょうど地元に来ていて(この人は地区を跨いで指導していて所属は別地区)すぐに見てもらえた。結果、「これはホタルイですね、少しクログワイもあります」だそうだ。ホタルイならヒエクリンが効かないのも分かる。またフォローアップは効果が1月ぐらいしてやっと出るため、生育停止して黒斑が広がっていれば効いてる、そうじゃなければ効いてないみたいな長い目での判断が求められるみたい。一応来年の対応としてはヒエクリンの前に後期除草剤でフォローアップより速効性の物を入れる事になるんじゃないかと思う。
さて、水田の強害雑草はともかくヒエしか頭になかったので、ホタルイって放置してもええんちゃうの?って思ったが、この発生量だと養分競合が起こるし、結実して来年以降も出るので好ましくはないのだそうだ。また藻も今年多い原因について、水温を上げていた。水温20度前後が増えるらしく、漏水しないで水温を30度ぐらいまで上げられる水田だとすぐに消えるらしいが、うちのような水田はかけながしている為水温が低くて出てしまう。他に稲が茶けている件についても、今年の低温でその傾向があるとの事。ともかくうちの水田は色々と駄目な水田な訳ですよ。藻が増えると日光を遮られて水温上がらないとか相乗効果で悪いらしいし。
他に近所で見たアイガモ農法について伺った所、農協出荷でアイガモ農法の人がいないため品質等については分からないし、鳥獣害で1日で全滅とかザラらしいが、「ともかく水田は綺麗(草がない)ですよ」と言う話だった。最悪アイガモが生育してくれなくても、除草効果があるまで飼えるならいい、という考えもなりたつ。実際、薬剤の価格を考えるとアイガモの雛が何十羽買えると思ってるんだ!って世界だからね(うちのアピログロウ・ヒエクリン・モゲドン・フォローアップでほぼ1万円ぐらいかかってる)。
最後に水田脇でまた蛇を見た。狭い畦の上なので居座られたら嫌だとは思ったが、それ以上に最近蛇を見ないので生きていて安心した。色がかなり黒かったのでヤマカガシだとは思うが、単一色なのでシマヘビの色が濃い個体かも知れない。毎度尻尾しか見ないので臆病な個体なのかな、いい事だ。
・明日、巨峰のジベ処理を終わらせる。ポンプとホース持っていって潅水がてらやってもいいかも。昼間はH園の誘引房づくりジベ処理、お手伝いさんにデラの房作りをすすめてもらう。40㎜程度で接続出来る大型のスプリンクラーがあると5分程度回しっぱなしに出来て便利なんだけどな。
・ネットをさまよっていても、どこか満たされない感じがしている。昔の破綻したSNSとかあんなに楽しかったのにな、今のフェイスブックとかツイッターにそういうのがあるのだろうか?とか思いつつ、何が物足りないのか考えていて分かった。前に進む意志だ。雑多なネットコンテンツで引きつけられる物はノウハウの羅列でも成功集でも面白いマンガでも、あるいは未来技術ガゼットそのものでさえない。それは前に進む意志そのものだったと気がついた。おそらくここ10年ちょっと日本がどんどん取りこぼしていって消えていった物は、倒れるにしても前に転ぼうという意志だ。
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Posted at
2017/06/14 21:19:56
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