2017年06月28日
二回目ジベ処理終了・猫逃げる・梅雨も逃げる
・朝、猫が狂ったように鳴き叫ぶので目が覚めた。真夜中に足に噛みつかれたりするので風呂場に閉じ込めて置いたのだが、寝室まで聞こえるほどで迷惑。せっけんか何かでも食べたのではないかと心配してあけたら、普通にしてた。飯をあげて二度寝したら、窓あけてたの忘れてて逃げられた。
その後、朝は乗用モアでA園、E園、I園の草刈り、高さ調整だが、3でほぼ地際、4だと割と早く切れるが再生早い程度なのを確認、2以下はまあ使わないだろうな。
午後はジベ処理をE巨峰園とH巨峰園で行った。H園は水がまったく無いため、枝が哀れな事になっていて、1m程度の枝に沢山ぶら下がっている。主枝園長枝も節間がすごい短くて生長してない。またシャイン園でまた苗が突然死していた。害虫を警戒したのだが、抜いてバラバラに切り刻んでみても虫は発見出来ず、むしろ根っこが全く無く抜けたので、ネキリムシあたりが地中にいるのか、モンパなどが出ているか(実際節が白くなっていた)。予備苗を別の場所に移植するしかないが、下等苗は割引分以上に成績が悪くしょげる。生存率ですでに上等苗より悪く、さらにこの先も悪いかも知れない。今回のも折ってみたら台木との接ぎ木部分とおぼしき部分からポッキリ折れた(それが不調の原因かは不明)。おそらく不良品はかなりの割合でこの手の癒合不良があり、それは生長しても埋まらず内部空洞の原因になるのではないかと思う。つまり下等苗を育てても上等苗にはならないのではないか?という事である。そんな不良品売るなよと私は言いたいが、痛い勉強料になったと思おう。こんなの売る種苗店は良心がない。
水田は上の田の漏水で下の田は満水というのが続いている。オタマジャクシは割と生き残ったようで、元気よく泳ぎ回っている。変体過程が面白くて、まず足が生えてだんだん流線型になり、いつのまにかカエルになっている。あとは明日の体験学習に備えて買いだし。ブルーシートやお菓子やステープルなどなど。
・明日の予定、中学生が来るので笠掛を3時ぐらいまでやってもらう。実はまだオンリーワンうってないんだけど、しょうがないね。生長が遅く雨が降らないんだから。本当はH園の潅水や除草剤散布、移植をやりたいが、帰って来られない恐れが高いので、朝はA園の房作りとC園の潅水かな。夕方からはA園の房作りの残り。A園の大粒種ももう少し潅水して伸ばしてもいいかも。脚立やシートを持っていくのを忘れない。
・明日以降だが、天気予報が30分で変わってたりするので、潅水をやらないとまずいと思うし、7月に入ってから晴れの予報なので、梅雨が上がりかねない。一番まずいのはH園だが、元からさほど儲かる品種や量ではない。むしろZ園とかの方が重要で、今の所地下水脈かなんかで平気だけどすぐに潅水したい。除草剤も加工園やD園で使いたいし、E園もビーバーで際を刈りたい。また今年もヤエムグラが大量に伸びてきているので、農機具を一時的にでも大きく移動させて草を退治したい。
ところで大粒種の潅水基準だが、高橋らの研究で1期、2期ともpF1.8~2.2,ベレーゾンすぎて水回りした頃にやっと2.2~2.4という数字になると言う情報が得られた。2期はおおよそ開花40日ぐらいなので、7月の半ばぐらいまでジャブジャブでいいという事になる。実際ジベの時に湛水するって人もいる訳だが、それは事実な訳だ(1.8は自由水がヒタヒタになるぐらいの飽和状態なので、どんだけやってもそれ以上にはならない)。
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Posted at
2017/06/28 20:57:48
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