2017年09月13日
しみったれた悲しみに・同人と商業の違い
・仕事は朝、ぎりっぎりで出荷、11ケースだっけか。数えるのも嫌だわ。そこから寝ました。そんな疲れている訳ではないはずだけど・・・午後は苗の誘引とかそこらへんの作業をしてからデラの収穫、割れてなければ色が最悪じゃないですかこれ。除草剤まいた所だが、あんまり効いてなかった。苗の所なので安物と普通のをちゃんぽんして使ったのだが、安物って他の奴の性能を下げる働きでもあるのだろうか、どう見てもマイナスになってる。あと、苗も乾いてきて水ある所だけ伸びてた。
・その作業でお隣の人が出てきたので最近忌中が出ている家の話を振ったら「知らなかったの!」と言われる。ん?と思ったら割と悲惨な農作業事故がおきて、加害者も家族という事が起きたらしい。高齢者だったらしいから、運が悪かったという要素もあるんだろうけど、ちょっと無いよねという話も。
・まーたロシア中国が北朝鮮かばってみたりして、未だ冷戦なんだなって思う。冷戦時代はイデオロギー闘争だったけれど、自由経済民主主義に移行しても中国ソ連のやり口は変わらないんだから、やっぱり人民の違いなんだろうなと。もちろんKGBとか紅衛兵上がりが今のトップにいるってのも考えなければいけないんだろうけどさ。
・みんからの車種の形式登録がどうも上手く行かない。確か連絡は来ていて、ちゃんと登録されているから大丈夫だと思ったはずなのに、分類だとU40に入ってない。ひいい、こういう訳分からんバグがあるから嫌だよ、と思ったら後で反映されてた。ラグがあるのか。
・今年のデラはほんとしみったれだ、肥大悪くて着色悪くて少し待ったら過熟っぽくしなびたり腐ったり。根が弱いとか着果負荷が大きいとかも思うけど、この程度でソレ言い出したらもうサツマイモしか出来ないよ。それに隣接大粒種園は割と好調だし。ピオーネも肥大は最低限って感じだけれど、着色はその方が有利なのでいいかなとも思っている。そろそろメリット赤の散布を2度ほどやりたい。
しみったれていると言えば今日市場価格を見たら種無し巨峰がピオーネより単価が高かった。本来はピオーネの方が10%は高い(実際の価値的にはもう少し高くないとおかしいんだけど)のだけれど、逆に2割近く安かった。おそらく品質が余程悪くて価格が下がっているのだろうとの読み。ピオーネは着色が悪い品種なので、今年のような日照がない年はほんと不利だわ。
・うらみここいこいうらみこい(めっさ最低な当て字で読めない人多いので平仮名表記にする、以下うらみこ)が割と好きな絵柄だったのでコミック借りて読んでみたが、一巻はなんとか許せる感じだったのにどうにも話が下手でいらん茶番を挟むのでテンポが悪くてイライラ。多分同人キャリア上がりで編集が引っこ抜いたのだろう、力量が作者のが上で自由にやらせすぎだし、長編に慣れてないアンソロ作者がやりがちなタブーが多すぎる。それをさっぴいてもキャラ設定好きだから読むけど、「絵が上手く話が下手」というパターンがなんと多い事かと嫌になるよ。そして天上天下とか夜桜カルテットとか、商業的にそういうのが割と成功しているのも否定は出来ない。あれかね、仮に絵が下手で話が上手い作品をリメイクで作ったらもっと名作になるのかね?つまり心身二元論的に絵と話を切り離せるとしたら、ワンピを大暮が描いたり、進撃を夜桜の人が書いたり、うしおととらを秋タカ(この作品の作者)が描いたりすれば良くなるのか?微妙な所ではある。やっぱり話と絵は不可分な部分があり、絵が綺麗は話が下手とほぼ直結してしまうんかも知れない。あと設定もこれテンプレすぎませんかねぇ・・・いや、ほんと分かりやすくて好きなんですが、上に挙げた3作品は世界観シャッフルしてもわかんねえよ・・・って感じです。こういうのもどっかにオリジナルが存在するんかなと。
ちょっと考えて見ると「異能集団が治安を担っている」ってのは、神話的にはアリな気がします。古くは円卓の騎士とか、日本だと酒呑童子周辺の神話とか。それが創作として日本で作られると言うと八犬伝とかを想像します。薬師丸ひろ子かわいかったなぁ。で、日本の創作や怪談って割と散文的というか粗筋がどうも滅茶苦茶で、因果は割と大事にするはずなのに脱線しやすい。有名なのは化け猫伝説ですね、鍋島の。あれ、手打ちにされた若い侍の復讐に、母親が猫に血を吸わせて化け猫にする話ですが、何故か途中から化け猫討伐の話になって善悪関係がめっちゃくちゃになります。その時々のディテールに懲りすぎて全体の構図が無いというか、その場しのぎでやってる日本の悪癖だと思います。例えば建築とかも日本ってレイアウトぐらいはやりますが、現物はその場で棟梁が板キレに墨描きして建てちゃう。絵画にしても西洋が構図という物を発明した頃、日本はまだ俯瞰で全部個別視点で並べる洛中洛外図みたいなのを量産している。エジプトの壁画的です。
そう考えると日本の異能ファンタジー物の伝統は今も少年コミックに息づいている気はするんで、欠点まで含めて正統と言われるとそうなんか・・・って気もするんですが、一方で1度遠近法に慣れるとタッチが違う事に拒否反応が出てしまう。
あと、うらみこでも目立ったこの手の作品の問題は唐突にぶっこまれる回想で、それが長いって事でしょうか。因果話が好きなので、どうしても説明的に回想入れたがる。それを軽くするため四コマにしてたりしましたが、読者には不評でしたね。特に今の読者は時系列いじりでトリック使われたりするので、伏線そこで張られる事に否定的じゃないかな。また割り込ませるタイミングが難しい。本編8で回想2ぐらいまでならなんとかって気がするし、実際そのぐらいの比率かも知れないけど、いい所で割り込ませられない分、平常時に唐突にみたいな感じもする。まあこれも多くのマンガで良くある事なんですが。
・自転車のパンク6回目、もう素手で3分もあればタイヤ組めるぜ・・・前回も特に不具合もないのに朝になるとパンクしているというへんな感じのパンクで、水につけても全然わからんのでチューブ破棄する事にしました。今回から米式バルブのシュワルベのにします。良く使った物だと思うけど、ほんとなんだったんだろうな。チューブはちょっと太かったみたいで、シュワルベのはちょうどのサイズなので少し組みやすくなりました。
・明日の予定 デラ収穫出荷、くだもの祭りは巨峰ピオーネ出してないのでちょっと無理かな。苗への潅水、除草剤補助散布、新植に合わせて部分伐採などやりたい。
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Posted at
2017/09/13 19:31:13
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