2018年01月18日
体調不良で明日は休む・模型完成
・体調がどうもおかしくて、喉の痛みもぶり返している。このまま無理に新年会に出て風邪を移してはいけないので、全部休む事にして事前準備だけして投げた。鼻水がかなり出てティッシュ箱が空になった。
・日中は休んで夜中に料理。薪ストーブを付けるのだが、暖かいのでちょっと煙突をチェックして清掃してみたが、かなり綺麗な状態だった。タールも一滴も垂れてきてないし、横引き部分も灰を取ったがカラカラのサラサラだった。今年は比較的煙突ダンパーを使っているので煤煙が溜まるのではないかとも思ったが、まず問題なさそう。当然、引きも清掃しても全然変わらなかった。
うちの薪ストーブは室内側からの横引きへの曲げをエビではなくTにしている。こうするとTの蓋を取るだけで清掃が出来るし、もう一つ大きなメリットがある。それは着火時の煙突の引きだ。ストーブ本体は放熱のためにガスを曲げて出しているため、温度が低いうちは排気抵抗に負けて逆流する事が良くある。逆流しないまでも隙間から煙が出るのは良くある事だ。そこで着火で使う油紙を、焚きつけの紙に着火した後にT字から投げ込んでやると、室内側の立ち上がり部分だけ煙突効果で引く。ここで引くと本体の燃焼ガスもすぐに引っ張ってくれるのでスムースに外の煙突まで機能するので、着火で煙い思いをしないでいい。
・Ju87B2、やっと完成いたしました!出来終わって最初の感想は「モーター仕込もうとかしなくて良かった」です。後半ほん細かいパーツのイモ付け祭りで「こんなんどうしろと」状態ですよ奥さん。接着剤塗ると塗装剥げるだろ?じゃあ塗装前に貼る?ご冗談を、絶対折りますしマスキングできっこない。塗ってからタッチアップなんだろうけどなんだかなぁ。まあフラップに取り付けるとか言うへんなパーツなんか、下穴開けようがないからしょうがないんだろうけどさ。またキャノピーの合いは最終的に少しズレた。防弾版が干渉するのが一番の問題だと思われるので、組む時に工夫されたし。ともかく、1度完成させたら触りたくないですね。しかし完成度というか凝縮感は半端無くて、キットの値段とかは全くアテになりませんな。
正直しばらくは組む気力がおきませんが(すっごい難しいキットだった訳ではないのですが)、達成感と出来上がった美しさは感動物です。特に良かったのはキャノピーで、フジミのはやけに透明度が高く輝いており、全体の沈んだトーンの中で精彩を放っています。
最終的なオーバーコートのクリアは最初クリアとセミグロスを半々ぐらいの割合で吹いてみたのですが、ちょっとオモチャっぽさが強い。背面の白い部分はさほど気にならないのですが、下地が暗いとテカテカしちゃう。しかし、単に暗いのが問題な訳ではないらしく、ディープグリーンの方が反射を感じたので、セミグロス4にクリア1ぐらいのをディープグリーン側だけフリーハンドで吹いてみました。あ、イエローも背面と同じで割とクリアを強く仕上げました。部分部分でトーンは違うのですが、見た感じはちょうど良くて、実機のロールアウト直後かそこいらという感じになりました。普段は迷彩だけど太陽を受けるときらりと反射が出るぐらいの感じ。さて、収納をどうしようかが問題、再びアクリルで箱作るの面倒だけど、それが一番ではあるんだよな。
・P51Dのディスプレイの方は土台も乾燥したので塗装、無料の背景写真をDLしてコンビニで2Lサイズにプリント、それと似た感じで色を塗ったのですが、我ながらびっくりするぐらいそっくりな色調になりました。まあ素の絵の具の色がちょうど良かったんですけどね。また凹凸があるとグラデーションも自然にかかるし、横からホワイト吹くと濃淡がい感じで残る。プラモのホワイトは遮蔽力が低いのだが、絵の具だと割とホワイトで修正かけられるのも分かった。プリントはこのままだと落ちるので、背面に押さえを止めてやる事に。機体はアルミ線を白く塗ってぶっさして保持、雲も適当に散らしたが、細かい綿は逆に圧縮出来なくて密度が出ない。多分コアの硬い綿と周囲の柔らかい綿を組み合わせるべきだし、飛行機の近くは流し撮りになるような感じが自然に見える。
・プラのイモ付け難しいな、パーティングラインもセメント系でも盛りきれなかったしと思ってプロの手法を調べたら、瞬間接着剤を流し込んでスーパー液やプライマーを吹いて効果させるのだそうだ。実は昔、このスーパー液を1度見た事があって、どこかに売ってないか探したのだけれど、単品ではなくセットであった。こっちは揮発性だが硬化はしないので、1個ぐらいあってもいいかも。社外品の硬化剤はスプレーになっていて、割と飛び散らせてしまうみたいだし。
この硬化促進剤をなんでプライマーと呼ぶのか不思議だったのだが、使い方を見て分かった。片方にプライマー、もう片方に瞬着を付けた部品を合わせると、瞬間で硬化してついてくれる。本来のプライマーとはちょっと違うが、使い方はプライマーに良く似ている。もちろんスーパー液も同じ事が出来る。
ただ、こうなると一つ疑問が生じる「スーパー液はプラや塗装を痛めないのか?」である。特にスプレーするなんて結構怖い話で、塗装溶けたら意味がない。で、どうやら成分のいくつかは溶剤なので、派手に使ったりこすると溶ける事もあるそうだ。また人によっては溶剤以外の硬化剤を使ってたりして面白かった。重曹やタバコの灰というアルカリ成分だったり、水とエタノールの希釈液だったり。一部の製品の硬化剤は発がん性がある有機溶剤だったりもするので、多用はしたくない。
・アリイの鍾馗の袋をあけてみたら、押しピンの跡ががっつりついていてびっくりした。特に一番目立つ主翼上面に何カ所も出ていると呆れるを通り越して怒りすら湧いてくる。筋堀、リベット打ちをやれと・・・こういうの二流だけど、金型メンテ問題だけじゃなくて根本的になんかもう駄目なんじゃないかここ。プラの熔解温度が駄目とかさ。またキャノピーの曇りも酷いので修正必須。
鍾馗は電菜仕様にするとしていくつか資料を見ているが、風子とは共通っぽいキャノピー前後の防眩塗装も電菜の鍾馗の方が太い(塗り分け線がちょっと違う)。またカウルフラップの一部の塗装が良く分からん塗り分けになってたりする。しかも漫画本編でもそこらへんは微妙に揺れがあるので、どれが正しいというより、どの表現を信じるかに近い。私は防眩塗装が太い方が差別化出来ていいと思うので(というか、風子のは実機パタンと同じなので捻りが欲しいので)、そっちを採りたい。ただ、その場合、キャノピー部分でどちらもはみ出してない事をどう解決するかが問題になる。単純に「太い」のではなく、より頭でっかちに見えるように、先端ほどストライプを太くしているようなのだ。ここらへんは実際汲んでみてマスキングして出来るかどうか判断だな。他は赤いストライプだが、モノクロ場面で見てもカラーで見ても日の丸の赤の方が鮮やかで、このストライプは若干朱色っぽい。てか、どうして赤なんだろう?俵屋宗達の絵だと雷神は白色で、袴に赤が見られるが、それは風神も同じなのに?と思ったら、本来は雷神は赤色という物なんだそうだし風神は青色なんだそうだ。宗達はバランスを考えて独自の調色をしていたみたい。また雷神は菅原道真と結びつけられて天神様に扱われている事もあるが、日本書紀だと黄泉の国で腐敗していたイザナミの体から8柱の雷神が産まれているそうで、イザナミ由来かつ黄泉の国由来のおっかない神様である。道真公も天神になって朝廷の逆臣達を呪い殺しており、復讐や怒りの神の模様。もっと重大な理由は「実機の2型乙にこのカラーリングの機体がある」というだけなんだろうけどね。
ちなみに風神の機体はキャノピーのあき方が乗員部分だけスライドしているが、実機や雷神同様キャノピーの後ろ側全部がスライドする形みたい。これは1型も同様なので、まあオリジナルのキャノピーなんだろうね。そもそも、鍾馗の1型は40機しか作られておらず、開発中にエンジン強化型の2型がはじまっているため、写真で1型だとはっきり断言出来る物が見つからなかったから分からんが。
・追加18冬アニ寸評
(デスマから始まる異世界狂騒曲) しょっぱなから「ガラケー次郎」のコメ連発に笑う。制作者は「ハーレム俺ツエエ異世界転生物」だと思っていて、視聴者は「勘違いコメディー」だと思っているのがいい。だから不自然な順応とか、ブラック企業もどうでも良くなる。ただ、MMORPGをやった事がないので、ああいうパラメーター振りするのか?とちょっと分からない感じが。チート(初心者救済策)という仕込みが最初だけなので、ここからネタ続くのかな。キルログラッシュがピークになりそうな予感。あと曲があまりに安っぽくてどうなんかと。
最近の低予算アニメで真っ先に削られていると感じるのはフォントと曲だ。営業がいる声優は割と削られてないと思うが、楽曲やフォントはそういうの無いからな。また作曲出来る才能がそこまで多くないからか、需要を満たしてない気がする。特にOPは歌唱力が酷く、それを配慮して音がペラッペラで、よくまあこんな宅録のデモテープ放送すんなと思ったらWUGの残党だった。ヤマカン被害者の会だから許されてるのか?
あと、ラノベ特有の長ったらしいタイトル、昔は略称や短縮形がそれなりに愛着を持たれていたが、最近はそれとてネタ切れだしワードが限定シャッフル状態なので、愛称がデスマとかになっていたんですが、それで通じないでしょ。
(りゅうおうのおしごと) ボードゲーム系はルールが分からないのに楽しめるのかが難しい所だが、演出が良くてそれなりに楽しめた。
(りゅうおうのおしごと)ちゃんと楽しめた、予想通りのファンタジー脳内もあったけど、根本の所で弟子のキャラで変わる主人公が見られて良かった。クオリティーはかなり高い
(刀剣巫女) 一話がかなり主人公ぶっとびまくりで脳筋戦闘民族なんかと思ったら、さっそくどういう事なのか分かる。これも高品質なアニメという感じがあちこちにあるし、キャラデザがいい。作画で面白かったのは、近距離だと手描きなんだけど、遠景でCGを使っている。車なんかもCGだったり手描きだったりして、基本近い所や見せる物は手描き、背景はCGという使い分けだ。普通はどちらかに一本化すると思うし、今はフルデジタルでも手描き並の表現は可能だろう。でも敢えて手描きを残しているのか、まだ手描きのが楽なのか。
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Posted at
2018/01/20 02:20:41
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