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2018年11月20日

まさかのフロートパンク・汚いMr.ビーン様

  ・だああああああ、メイトのお漏らし、フロートのパンクやったああああああ!
うちのメイトはフロートが真鍮半田付けというクラシックカーのような設計です。今日もテストランしているとだんだん調子が悪くなり、見ているとガソリンがオーバーフローのドレンからジャバジャバ出てます。マクレーン警部がいたら火を付けられて炎と追いかけっこ、最後に追いつかれてフィンランディアが流れて円度ロールですよ。こいつ先日もOHして一時止まったのになんだよ・・・と思いつつフロートバルブ周辺を見るが綺麗なもんです。ゴムじゃないので多少は漏れるかも知れないけれど、逆に摩耗もしない。フロート面も普通はいじらないよなぁと思って振ったらタプタプと音がする。試しにエアブローで乾かして振ったら、すぐにガソリンまみれになりました。中からガスが出てきます。
  さて、パンクしたフロート、私ははじめてなんですが、思っていたようなガソリンダボダボではなく、もっと繊細な漏れ方でした。しかし実被害は故障という点では一緒です。再始動がぐずるのもラインのガスが全部落ちてるからでしょう。で、故障箇所が分かれば半田でふさげますし、タイムリーに100W半田も届いています。しかし故障箇所が分かりません。おそらくサイドの半田い広い割れが生じていると思われ、修理は困難そうです。仮ふさげても他がいつパンクするか分からないので注文したら、なんと一個3000円もしました。なんたる暴虐・・・私はヤマハさんなら樹脂フロートに品番統一して500円ぐらいで出てくれると思っていたのですが、旧式はそのまま放置って感じですかい。もう面倒なので注文しましたが、3000円あればラーメン4回は食えるのに。あとはカブのクラッチボールリテーナーセットも注文、これも205円が460円だったかな?まあ2倍以上に値上がりしてました。今後名機の方のカブのパーツも値上がりしていくと思われます。

 ・昼間、出物の運搬車を引き上げ、とても綺麗な状態で動きそうだが、聞いたこともないメーカーの物だった。有名じゃないメーカーの機材を何故買うのか私は不思議だ。余程安いなら別だが、メンテや購入を考えると特殊な構造でない物を一般的じゃないメーカーから買う必要はないんじゃないかと。実際私もそれで苦労した事があるが、純正なら1000円もしないような物がワンオフで5000円とかする。まあ、タイヤサイズや積載量はやや特殊ではあったのだが・・・

 ・あとは予約していたワイナリーの見学に行ってきました。知り合いがやっているのですが、直接経営体制などは聞いてなかったのですが、すっごいすっごい豪華でびっくりしました。私はてっきり若い知り合いの知り合いだから若い人が個人で立ち上げる蓮見ファームとかそんなのを想像していたのですが、むしろ大手や歴史ある蔵本が引き抜きで新ブランドを立ち上げた感じですね。某映画の話を振ったら、その中の最初の方に出てきていた人物がモデルだそうです。つまりウスケのボーイズじゃない側で、名前ももじってあって分かりました。あの映画、ほんと内輪ネタ多すぎじゃない(笑)?
  この人が独立して老舗蔵本が後継者がいなくて身売りして別資本の経営体制になって本格部門の責任者になって、知り合いは栽培責任者としてやっているそうで3年目みたいです。品種は今の所メルロー一本、まだ醸造ははじまっていませんがボルドースタイルになりそうとの事。てっきり小さい規模だと思ったら、すでに14反も圃場はあるみたい。ただ、メルローだけだとリスクもあるため、出来れば色が濃い品種、やったことない品種もテストしたいとの事。たしかにイタリア系は比較的高冷地展開もしているため、色もありつつ酸味もあるワインが作られているので今後有望でしょう。他にもいろいろ教えてもらえました。さらに驚きは某醸造家が来年から参加するとの事で、それは期待していた事だけに大きな驚きでした。
  ちょっと気になる点としては消毒がかなり大変という事で、風通しがいい分ドリフトが気になるとの事。また14反で7000リットルは一反で500リットル計算にもなる。それはさすがに多すぎるのではないだろうか?生食でもそんな散布はしない。まあ聞き違いかも知れないが。機材で足りないのがあるみたいで、多少は融通できるかも知れない。とあるワイナリーも紹介されたのだが、そこのファーストビンテージの試飲会を教えてもらえた。しかし、じゃあすぐにそこに委託するのかと言われるとなんとも。ここほどの経験者ではないし、立地も遠いし、向こうの仕込み量が少ないのの足しになるかどうかという程度だからなぁ・・・それでも人脈のため、新興の所の技術を見るために行くにはいいかも知れない。正直、ここのランクはおそらく松竹梅で2万1万4000円ぐらいのクラスなので、気軽にお願いって訳にはいかんし。あとは知人がグレーコというイタリア品種を進めてくれた。ギリシャ由来の古代品種だそうだが、残念ながらワインショップになかったのでシチリアのグリッロという品種のワインを購入。ところがこれが想像以上にレベルが高くて大満足だった。リースリングの鋭い酸こそ無いが、香りも甘みも良く似ている。嫌みがなくて万能な感じだが、食事と合わせるとちゃんと酸が出てきて楽しめる。あとは醸造責任者さんの仕事であったであろう桔梗ヶ原メルローを買おうとしたが、こっちは在庫すら無かった。相当な人気なんだろうな。実のところ、同ワイナリーの日本ワインコンクール金賞常連クラスは私にはインクにしか思えないのだが、一つには北信高山らへんのメルローはやや陰気になりやすく、そこがインキ・・・インク・・・ってダジャレだが、本機でそういう傾向がある。塩尻は穏和で陽気なメルローなので、あれを濃くしたらどうなるかは楽しみだ。

 ・移動はサンバーでしたが、大きくしたタイヤのおかげでギア比がロングになりクルーズが楽。乗り心地も良くなったしグリップもするし、すべてが良くなっていると思う。ちょっとだけ悪くなったとしたらブレーキ性能、タイヤグリップ限界は高いのでロックするまで踏めるだろうから問題ないが、過渡的にはタイヤ直径に対してのブレーキ径が小さくなってレシオ的な物が下がったかも知れない。
懸念した直径の大型化によるイナーシャ増大の加速抵抗は、そこまで急激に増やしたり減らしたりする乗り方してないので気にならない。理論上はストローク方向でもジャイロ効果増大でマイナスなはずだが。


 ・犯罪者を叩いて喜んでいる場合ではないのだが、やっぱり車関係の一番のニュースはカルロス・ゴーン日産CEOの巨額脱税と横領、特別背任に触れないといけないだろうと思う。日産の大西社長の会見を拝見していたが、普段ならああいうのは怒り半分、メシウマ半分なんだが、今回は不快感だけが残った。車作りそのものじゃなくて企業経営の部分だから知識がさらに少なくなるのだが、多分ここらへんがこの胃の痛みの原因なんだろうなぁという部分を羅列してみたい。
  まず最大の問題は以前から言われていた乗っ取り社長の高額報酬問題である。日本は経営者が一般労働者に比べて破格の給与をもらう事には慎重な文化があったが(実態として別の形でもらっていたかも知れないが。たとえば株式保有しての配当とか)、ゴーン以降成り上がり者が高額配当をもらう事は能力に応じた報酬として正当化されつつあった。私個人として、その手の成り上がり者は給与をぶんどる事だけに長けた経営者というより詐欺師、良く言って偶像程度に思っていたので「やっぱりか」「いくら金をもらっても人は満足しないのだな」「その金を正当な報酬として労働者に配分していれば世の中どうなっていただろう」と考えてしまう。特に日産のように経営破綻してルノーに買われたスネに傷がある組織だと、切り売りされてると分かっていても不正を断罪出来なかったのだろうなと思う。あとはこの手の経営者を時代の成功者として見習うべきかのように宣伝してきたメディアだよな、まあアレもごますり記事をあげるといいことがあったんだろうけど。ゴーン失脚で逆にゴーンが文化事業として紹介してきたアッパーソサイエティーの面々も面目丸つぶれである。
  次は大西社長の態度である。彼の立場も良く分かる、片方では犯罪者がトップにいた脱税企業の取締役として社会に対してお詫びすべき立場であり、もう片方では不正トップに損害を与えられた被害者企業として検察社会と一緒にゴーンを糾弾訴追していく側の立場でもある。被害者であり加害者な訳だ。しかし会見を見ていると節々に被害者面してゴーンに全部おっかぶせようという魂胆が透けて見えた。わざと被害全容、訴追する側の内容を伏せ、犯罪事実の一部を公表する事で初動印象操作をしているかのようだ。大西氏だって取締役の中に居てゴーンの不正を見抜けてなかった大きな失態があるし、会社や社会からはこいつらも不正か不正体質の一味ぐらいに思われているのを感じてないんだろうな。もっと言えば最終的には日産ユーザーの払った金のいくばくかは無能経営者と脱税のためにねこばばされていたってのに。そしてサプライヤーなどは今後さらに下がるであろう日産の販売でダメージを受けるって言うのに。
  またクーデターを否定したが再建は急務であるが、それが見えない。順番として「内部告発」「内部調査」「内部監査や取締役会での問責罷免、訴追」「脱税容疑で逮捕」だったらまだ良かった。内部浄化作用があり、その指導者が次のCEOになるとかなんとかあったからだ。ところが、今回は先に国家権力を利用して牢獄に追いやっていて、内部のガバナンスが骨抜きになっているか内部闘争になりそうな雰囲気がある。ゴーンが居なければ日産はまだマシな物が出せたという雰囲気でもない。
  最後の不安は「言うて金持ち政治家の不正は全く処罰されない問題」である。庶民の小さな申告漏れは大きく叩いている国税庁が内部調査がなければCEOの巨額脱税を放置していたのは、これもう確信犯だったと思うし、未だこれに対する厳罰が想像出来ない。追徴課税だけで許されていいのか、重大性から刑事罰の実刑を考えるのか、あるいはフランス政府との間で水面下で交渉があるのか。私は政府機関のここんとこの判断のことごとくが忖度の塊に思えるので、ゴーンが厳罰に処されても「どうせ外人だから見せしめだろう」と思うだろうし、そうでなければ「やっぱり。脱税流用のいくばくかはそういう所に流れてたんだろうな」と思うだけだが。
  あとかわいそうなのは三菱従業員かな、日産もだけど。拾われた国が再び滅亡する流民みたいで哀れだ。

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Posted at 2018/11/20 20:05:06

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