2008年03月19日
・これまたご批判が出ること必須の危険な運転ですんで、あくまでネタとして読んでください。アンチエゴ運転。
えー、アイドルと言うのは無駄にエンジンを回している「怠惰」からアイドルと言われます。あのときの燃費は事実上無限大に悪い計算になります。ですが、もう一つ計算上非常に効率が悪いアイドル状態があります。それがエンブレ時で、惰性走行でエネルギーが大量にあるのに、エンジンを空回しする事だけにエネルギーが投入されています。こう書くと「エンブレ時には燃料カットされてるじゃないか」と言われそうですが、最近ちょくちょく惰性走行をやってみて感じるのは「自動車の惰性走行の距離はかなり長い」です。平坦な直線だと赤信号になったら軽くアクセル開けてからニュートラルにしてエンジン切れば50kmの初速で200mぐらい走らせても終速40kmは余裕だったりします。これがトップギアのアクセルオフだと100mも走らないでしょう。つまり100m以上走れるエネルギーを捨ててるんですね。これを見ると、いくら転がり抵抗が少ないエコタイヤ履いてもエンジンが無駄にブレーキ掛けてれば無駄なんじゃないかと思ってしまいます。あ、ちなみに、MTでないと意味ないですし、惰性時にNに入れるだけだとアイドルにガソリン食うので、微妙に収支は悪化します。単なるアクセルオフと、Nのアイドルとで、どちらの燃費が悪いのは不明。
当たり前ですが、エンジン切るとマスターバックもEPSも再加速も出来なくなるので、法的にも禁止です。ま、アルトは前2点は無くても平気、エンジン再始動はメインキーオンで待機してるんで出来る程度ですが、例えばアイドルストップ機構が入った自動車なら、こういう操作しても再始動はオートなので、全然問題ない気もします。
色々とこの事から省燃費システムのアイデアも出てきますが、取り敢えず惰性運転可能な距離については驚きでした。エコランなんかこうやってエンジンをON・OFFさせて走っているそうですが、条件さえ許せば普通の自動車でも同じな気がします(平坦で安全な直線道路がどんだけあるんだと言われそうですが)。
Posted at 2008/03/19 23:16:52 | |
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