2012年07月16日
・巨峰にボルドー液かけたら、俺、旅に出ようと思うんだ・・・(訳:仕事が一段落したら研修に行きたいな)という事で、そろそろ本当に終わりが見えてきました。今日はデラにボルドーうったので、粒抜きはまだやらなくてはいけませんが、もう終わりっちゃ終わりです。巨峰も新梢の管理は大体終わったので、あとは袋かけてボルドー打てば収穫までやる事ありません。まあ雑草を刈ったり、放置している畑の管理とかはありますけど。農協の研修も20日にあるのですが、まだ巨峰の袋掛けが終わらないでしょうから参加しませんでした。でも余裕がありそうなら出たいですね。今回はナガノパープルの優良圃場の見学だそうです・・・ええ、なんか色々考えるような内容ですね。ナガノパープルというのは皮ごと食べられる巨峰のような品種です。特別美味い!と言う感じではないのですが、3倍体なのでかならず種無しであり、長野県でのみ生産出来る(多分商業生産)登録品種であり、珍しい黒系の皮ごと品種で、病気や障害にもある程度耐性がある点は評価出来ます。実はうちの地区は別の高級品種を重点栽培していて、ポスト巨峰という意味で競合するんですよ。しかし、その品種はおいしい事はおいしいのですが、あまりに神経質すぎてハウスじゃないと栽培出来ない事が分かり、栽培参加者が逃げ出している「沈む船」状態です。まあ、ハウスで潅水施設がある所は作り続けるでしょうが、そんな品種を重点栽培指定していいもんかと。ロットが出なければいずれ廃れるでしょうし。ブドウの場合、収穫直前に全部駄目になる事があり、赤字幅がハンパ無いんです。一方ナガノパープルは栽培が拡大傾向にあり、市場に受け入れられる余地は大きいんですよね。
・話し戻して見学したい所
その1:カーブドッチ 新潟のワイナリーで、シャトーが観光施設にもなっている所。とても綺麗な感じなので、是非寄ってみたいです。食事もレストラン併設であるみたい。
その2:サンクゼール 長野県のワイナリーとか農産物生産施設。これの方がカーブドッチより古株で、興味があります。サテライトショップも近所にあり、コンセプトはカーブドッチを先取りしていた感じです。
その3:アトリエ・ド・フロマージュ 長野県のチーズ専門店。ここはシェーブル(山羊のチーズ)も作っているそうなので、是非食べてみたいし、出来ればアドバイスが欲しい。
その4:家畜改良センター長野牧場 山羊の牧場だと多分本州一でしょう、公的機関なので品種改良などが主なお仕事です。多分ですが、アトリエ・ド・フロマージュの山羊乳の原料はここから取ってるんじゃないかな?なにせ供給量や品質管理体勢が取れる牧場はそんな無いので。
うーん、カーブドッチを別の機会にすれば、残りは全部一日で回れそうな感じがするなぁ。
Posted at 2012/07/16 23:02:04 | |
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