暇人ぶぅのブログ一覧

　・仕事は朝一で消毒、背負いでＺ園を終わらせたが、背負いではもう無理なサイズ、量になってるな。生育は順調と言いたいが、さすがに乾燥がきつくなってきた。その後はデラのジベ処理や芽欠きをやったが、かんかん照りで黒いシャツに綿の下着だったので、途中で頭の芯が痛くなった。お手伝いさんと処理速度が同じぐらいまで落ちて熱中症になったのだと気がついた。まだそんな暑い訳じゃないのに情けない。なので夕方まで一応処理を進めたが、５時ぐらいから１時間休んで太陽が沈む前後で潅水。隣りの人が貸してくれた自作ノズルで散水したのだが、これがまた面白い構造や作り方で、さらに潅水が平面で出来るのが良い。ジベは再処理した所など結構伸びているが、ともかく雨がない。記録的小雨で現時点でダントツで雨がなく、予報でも雨がない。それは嬉しい事ではあるんだが・・・水田は相変わらずザル、辛うじて水面が大きく露出する事は避けているが、効いているのかわからんな。

　・明日の予定　消毒薬があるので出来ればＨ園とＪ園消毒してきたい。またデラのジベ処理も必須、Ｆ園も潅水してきたい。再処理もＢ判定だった所をやりたい。あとはＣ園の処理だが、もう巨峰の芽欠きが待てないレベルだし、草刈りたい。

　・裁判員制度が失敗しつつある中、民間調査会社使って原因分析したとか言う法務省の建て前的結果が酷いなぁと。非正規や母子家庭は拒否が多い＝経済停滞が裁判員制度の普及の妨げになっているとか言う分析は、一面では事実だろうが本当にそう思うのかと。他には拘束日数が増えるらしいが、６日ってそんな長いか？私は裁判員として人の量刑を決めるのにそんな不当に長いとは思わない。ま、それに対する給与が充分とは思わないけどね。
　　コメントを見ているとグロ証拠でトラウマとか、仕事とか、表向きな話を真に受けた意見が多かったけれど、私は制度の根幹である「民意や日常感覚を法曹界に反映させる」という奴が大失敗しているのが原因だと思う。私だったらそれを理由に出ない。民間感覚と法律屋のズレの解消が制度の根幹だったはずだが、重大事件で裁判員が量刑を重くする（例えば殺人一人でも残酷で反省もなく再犯性が高いケースで死刑にする）場合でも、上告審で必ずひっくり返されてしまう。別に全部重くするのがいいとは言わないが、「あんな事やってこれ？」ってのがこの国の法曹界では多すぎる。結局検察と裁判所がなあなあで求刑の８掛けでやるんだったら、もう裁判所いらんのじゃないかと。怒れる１２人の男達みたいに裁判員が独自で無罪を証明みたいな事もないし、それを期待されても困る。裁判員に理不尽司法や検察のでっちあげ能力の高さから無力感を植え付けるって目的だったとしたら、いかにも迂遠だ。

　・サクラクエスト７話　結局監督のワガママに付き合って都合のいいロケ地を演じた結果、業界人に無茶が効く街として知名度が上がっただけというオチ。最近、アニオリやアレンジの脚本力の低下が酷いなと思いスタッフ見ていて違和感に気がついたのだが、これ脚本の人おらんわ。原作で初っぱなにクレジットされているアレクサンドロ・Ｓ・Ｄ・セリビダシェ（Alexandre S.D. Celibidache）という人物はいない。というか、劇中のへんな外人さん（サンダルさん）の事だと思われる。つまり、劇中のサンダルさんが見た日本の町興しという劇”外”劇の体裁に見える。監督や演出などのチームでの合作の架空人物なのか匿名作家なのか分からないけれど、私には責任者が不在な風にしか見えない。「責任者は監督だろ」と言われそうだが、昨今のアニメの失敗作や炎上を見ていると、スタッフ人選に関して監督が責められる事もあるけれど、大半は具体的なスタッフ、大半は脚本家に対する批判な気がする。まあ、けもふれのたつき監督のように、監督兼脚本ってケースもあるけれど、炎上作品は「原作はいいのに」「作画はいいのに」「音楽はいいのに」という要素があるため、「いい部分」もある監督に批判が行く事はあまり無い。監督が批判される場合はその作品全体がもうボロボロだったり、同じ事を繰り返してたりする。
　　なんでそんな話をするかと言えば、やっぱりサクラクエストは脚本が面白くない。でもキャラや演出や歌や作画はいい。だから脚本家、いないなら原作者を叩きたいけど、そこに置かれているのは叩かれても痛くないサンドバック、という構図なのだ。そして、このメタ構図をそのまま縮小したのが６，７話の映画でもあった訳。「なんだこの映画」って突っ込みが、そのままサクラクエストに当てはまる。もし脚本が独立してたら、それこそ監督への謀反じゃないのかと思うほどの当てこすりだけど、無論構造的にそうはならない。確かにこのアニメの主題はかなりストーリー的に難しい。下手にサクセスストーリーにすると嘘くさくなるし、アニメとしてバッドエンドは避けたい。だったらそもそもテーマに選ぶなって思うけどね。でも今回は映画監督一人だけに悪役を負わせすぎで、逆に町興しという課題や内省が薄い。確かにめずらしく優等生のしおりと国王の対立というシリアスはあったけれど、原因が晩飯のオカズとかより下らない原因だとどうかと思う。