どもっ!先ほどまでマックスバリューで・・
「半額品の奪い合い」
をして勝って来た緋色のヴォルペルティンガーなんですが・・いかがお過ごしでしょうか?今日は1240円分購入してきたので、定価に換算すれば2480円・・・実に1240円浮いた事になるんですねぇ・・と・・普通に考えれば文章書かなくても分かるだろうに、このっ・・お馬鹿さん・・てへっ!
さて・・日曜日にデオデオに行ってNikonの次世代エントリーモデルのD3100を触ってきました。Wズームキットで10マソオーバーのエントリーなんて・・誰が買うんだ?って思いつつ弄ってみました。私の知り合いの某氏もD3100ユーザーになったので・・まぁあまり批判は言えない・・と言うものでなくまぁあくまでD40→D90にステップアップしたいち個人の感想を言いたいと思います。
その前に・・Nikonのエントリーモデルをおさらいしておきましょう。まぁエントリーで一番最初はやっぱりD70だと思います。D40と同じ素子で610万画素で・・背面の液晶はD40よりも小さかったような気がする(1.8型)。ただ・・D70は上面に液晶があったと思う。今までのニコンはエントリーモデル苦手と言う感じもしたのかも知れないが・・このD70はもうかなり売れたみたいで・・後継としてD70Sが出たくらいですから・・で・・この廉価版がD50なんですが・・D70・50共に「レンズ内モーター搭載」で・・普通に考えるとミドルエンドって感じのデジタル一眼だったような気がする。
Nikonが真っ当に、「真のエントリー」として開発したのが、後にキャノンの牙城を崩したと言われる「D40」の登場(だと思う。)。1000万画素が出始めた頃に・・「610万画素のエントリーモデルなんて・・」と散々叩かれていたD40も・・裏を返せば、D70以降の画像エンジンのノウハウがつぎ込まれたモデルであり、しかもディスコンになるまでに3マソを切るか?って言われた位レンズキットが安かったので・・たちまち大ヒット商品になった。ちなみに、私はレンズキットが4.8マソの頃購入したけど、610万画素ってこうなのか?って思うほど写した写真には躍動感があり・・デジ一の沼にはまったきっかけとなった。このD40でデジ一を始めた人はとても多いと思うし、幸せだと思う。機能的にはいたってシンプルなのだが・・返ってそれが「基礎を学べる」と言うデジ一としてはいい例になったと思う。
で・・1010万画素になって・・D40X→D60(ゴミ取りが付いた。)→D3000(AFポイントが11箇所になった)と進化してきました。
で・・D3100なんですが・・これが1420万画素のエントリーモデル。今まではニコンの伝統的なCCDだったのだけど・・今回からエントリーがCMOS・・しかもDXフラッグシップのハイエンドであるD300Sですら1230万画素なのに・・いきなり1420万画素ですから・・ニコンも恐ろしい事をしたもんだw
まぁ長くなったけど・・D3100と言うのは・・今までのNikonエントリーの存在を完全に昇華させたモデルであり、そういう面で安くなるのは当面先だけど・・興味があったので触ってきた次第。
触った感じは・・まぁ「D40」を思い出しましたね。このD3100って重量が455g・・・バッテリー含めても・・ちょうど500g前後とかなり軽い。ボディだけで620gのD90と比べるとすこぶる軽いと感じる。D40を持ってしても475gなので・・その軽さがいかに凄いか分かるだろう。(ちなみにD40は当時の最軽量。)
持ってみると・・かなり小さい。下部が丸いので・・手が大きい人にはちょっと窮屈かも知れない。D90は恐れを知らぬスタンダードサイズなんだけど・・D3100の軽さでD90のサイズだと面白い存在になるかも知れないね。ww
起動からのレスポンスはすこぶるいい。まぁD40の頃からも不満は全くなかったが・・覗いてみるとAF11ポイントにやや驚く。エントリーモデルなのにD90と一緒なんてorz・・・
ガイドモードにしてみたが・・ニコンの優しいUIは初心者にとってはいいと思う。(私は要らない・・)ボタンの設定もD40とほぼ一緒。十字ボタンが変わってクリック感が増した。中途半端な押し方は出来ないので・・ここだけでも良い進化だと思った。でも一番驚いたのは・・ダイヤル下にレリーズモードの切り替えレバーが付いたのは素晴らしい!・・今まで背面液晶でポチポチやってきたけど・・これがあるとないとではえらい違う!ww
次にLVやってみた。思えばニコンではD90がデジ一でLV初搭載だったのだけど・・D90よりはるかにレスポンスが良くて驚いた。AFもかなり追従してくれる。D5000までの牛歩戦略は一体なんだったのか?って位進化していた。まぁ・・パナやソニーやオリのやつはもっと速いんだけどw これでLVも動画も使えるレベルまで来たかな~と言う印象。
3Dトラッキングは、動的被写体を追従するモードなんだけど・・横においてあったD300と比べると・・雲泥の差があるほど遅い・・・が・・まぁ使えないほどではないと思った。Fポンとかこれで撮影するのは酷な話だが・・
ダメ出しする所は・・やはり2点。連写が相変わらず3コマなので・・動的被写体とかには辛いと思う。せめてD5000のように3.5コマまでして欲しかった。3.5コマは意外と速く感じる。あとはADL(アクティブDライティング)と言う黒つぶれとかを抑制するモードがあるんだけど・・Autoでは常にON・・だと思ったが・・これ入れるとバッファの容量で背面液晶に撮影画像が表示されるのに若干タイムラグが起きてしまう。でも・・まぁD3000よりはリカバーが速い様だけど・・
しかしながら、そういったエントリーの制約以外で言えば・・なかなかに常套そして進化したモデルだと思う。噂によると・・
高感度特性ではプロ機であるD3とタメはる位の性能があるようで・・・D40は完全に遠くに置き去りにされたなぁ・・と言う印象もあるが・・仮にこのD3100がボディ3マソ代で売られるとしたら、この画質を持ってするならそれは素晴らしいハイコストパフォーマンス機となると思います。上のリンク先を見ると・・まぁ確実に最後のCCDであるD3000は凌駕しますね・・機能的なものは他所のエントリーの方がスペック上上かもしれませんが、写真と言うのはまず先に撮り易さと画質だと思います。それを考えるとこのD3100と言うのは、Nikonの伝統らしく進化したなぁ・・と言わざるを得ませんね。
是非店頭で・・α55とかK-rとかと一緒に触ってみてください。Nikonの優しさと言うか、Nikonのカメラの良さってのが・・分かるかもしれません。連写以外は・・w
あ・・・そうそう、Nikonの既製品持っていると「シャッター音」に注目です。なんかすげぇいい感じしますよww 乾いた音がするんです。これだけでかなり気に入りました!音だけだとD90よりもいいと思う。サイレントモード無くても静かだし・・
Posted at 2010/10/04 21:25:33 | |
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2010年10月 | 日記