2020年11月02日
・ハードな一日だった。なんかわからんまま夜中ほぼぶっつづけで作業して出荷しに行ったら休み。今年はずっと変則休日なかったのに、ここにきて変則だった。片道30分ので休みだと自分のうかつさにめげる。そして、今日は加工原料の出荷もあってその道を2往復する事に。当然加工原料の荷造りもあり、直売所にも出荷したりと収穫分が全部はけたのはいいけど疲れて、夕方に収穫する元気がなかった。まあ収穫しても朝荷造りできる元気ないし、予定量はあるからいいんだけど。
・猫トイレを新しく買った。うちはユニチャーム一つ、海外のローリングタイプ一つ、花王の一つで、どの子がどれという事はなかった。ただ、ローリングタイプは固まる砂で、砂がおちて後片付けが面倒なので、基本的にはトイレをしない遊び部屋に念のためにおいてある程度。で、今回はユニチャームを増やして花王は引退させた。理由は花王のはカバーが固定されないので猫が毎度蹴飛ばして外して、砂というかペレットを飛び散らせてしまうからだ。これは掃除のために外しやすく固定されてないからだが、ユニチャームは固定式で掃除にはカバー半分が跳ね上がる構造になっているので外されてない。砂式なら深いバスケット形がいいんだろうが、うちはシステムタイプで、システムトイレでバスケット式は見たことがない。あとユニチャームは安かったのが大きい。セットで1500円で、これは導入後の消耗品売り上げを期待しているんだろうが、ありがたい話だ。
もっとも、管理を楽にするにはシステムトイレで自動分別というのが望ましい。ローリングタイプはいいかと思われたが、自動じゃないと砂が固まってしまうので分離が困難になってくるのがネックだし、あの砂はやっぱりあまり使い勝手が良くない。
にしても猫は先住のがどんどん野生が強くなって困る。スプレーはもちろん、あちこち遊びで壊す。新人猫もモカはロボット掃除機が好きすぎて充電中でもちょっかいだして充電中断させたり掃除の邪魔をする。あとはスポンジ類食い荒らし。先住猫は風呂場蓋も壊すし断熱材もダメにしてしまうし、そうやって隔離ルームを住みづらくしておいて隔離されるとぶーたれるという自業自得である。まるで地球を汚染しまくって首をしめてる人類みたいだ。家が片付かないのは一つは猫共のこういう行いがある。高い所のものは軒並み落とされた。
・ジャム試作、とりあえず副原料の特性と加工特性をしらべるために、そっちから処理してみた。フードプロセッサーだと薄い短冊切りみたいな感じになるが、ピューレほどぼんやりはしない。煮込んでもほどほど食感は残りいい感じだが、混ぜたときにどうなるかは今後の課題。この中生品種は香りがほどほどなのでケンカしない。ダイスカットもこの原料は割りと楽に出来るので、包丁で作っても少量ならさほど苦ではない。しかし、あれだけ切っても鍋一杯?ってぐらい少ないし、それを煮込むと500mlビン1本!?ってぐらい目方が減る。
主原料はフードプロセッサーをためしにかけてみたが、最悪。そして、某加工所の製品の謎のカットがわかった、あいつらフードプロセッサーみたいな処理してるわ。食感悪いはずだ。汁もかなり出てしまっている。という事でチマチマカット、考えたんだが、これのカットは筒で四つ割にして出口でスライスでダイスみたいな機材を考えたほうが良さそう。繊細なのでダイサーだと多分フードプロセッサーみたいになる。
主原料では加熱方法とさらなる副原料というか色止めをテスト、熱湯処理からのシロップ漬けでは味抜けるか心配だったが、短時間の加熱では大丈夫そう。まあシロップ加熱しとけば大丈夫かも知れないが、今度そっちは長い加熱になるからな。色止めは短時間加熱でもさっと落ちるものが、煮込んでも割りと色を保っているので成功。そして味も最初にインパクトがあり後が主原料で続くといういい感じに。明らかに目立つので、隠し味にはならないが、こういうブレンドとしては魅力的だと思う。今後の方向としては、副原料のカットや汁だけの使用のテスト(副原料そのものを加熱するとなぜか色が結構落ちる)と、上でテストした副原料とのブレンド比率。色止めが結構いいので、これだけの製品でもいいかもと思ってしまうが。そして、ロットそろったら香辛料テストだな、前回良かったのをさらに詰めてみる。
もう一つの原料は全く別系統の味付けを考えているのだが、それにはどう調味料を溶かすのかが課題。特に低温時に分離しそうだが、純原料だとどうなのか。また、この原料であれば他の調理方法はやってみたいので、そのテスト。砂糖で飴も試作してみたが、飴の消費量が多すぎてNG。価格的には多分出来るし、綺麗な感じにもなるし、作るのは全然難しくない屋台のリンゴ飴やイチゴ飴みたいな物なんだが、結構分厚くくっついてしまう。ウィスキーボンボンみたいに薄くなってればいいんだが、あれの作り方調べたらびっくりするほど面倒だった。
・加工所はまた色々な話があったが、割りと失敗への予防線が強かった。分かるけど、もうしょうがないよ、ロットや価格面でジャムは無理だし。逆に一次加工とか他のメニューもやってることが分かったが、いかんせんキャパが全然無い。遊んでいる訳ではないのは分かるが、施設がフル回転してるのかは分からない。色々手広くやってるので、施設としてあっても人手が足りないとかもありそう。ジュースもやれるそうなので、ためしに直売所で同じ品種のを買ってきたから後でテスト。予想だが、だだ甘いだけじゃないかなぁ、酸味がある品種混ぜるとかやれば良さそうだけど。上がりは来週後半ぐらいになりそう。
一つ言われてなるほどなぁと思ったのは、ジャムは家庭で手作りしているのの方が美味しいのだそうだ。理由は、少量で火の通りがいいので加熱時間が短いのだそうだ。そうやって手鍋でちょっと作ると美味しいのに、大量生産になると加熱が長くなり、温度を均一にするためかき混ぜるので素材が煮崩れてしまうので、同じ味が再現できなくなるそうだ。なるほど、小ロット生産は元から味は有利なのね。そう考えると大手のジャムってよく出来てるわ。
・最近、寒くなって猫が近くで寝るようになって分かったが、モカは良い波長を出す猫だわ。猫は固有の波長を周囲に放射していて、猫レーダー持ちにはすぐ分かるのはみんな知ってると思う。この波長は近距離だと人間にも作用する。そして、人間の深層にいる猫とその波長と共鳴する。上手く共鳴する波長同士だと睡眠時に良い夢を見たり深く眠れたりするし、逆に打ち消しあう波長だと悪夢を見たり眠りが浅くなったりする。この波長は当該猫と人間との関係とは一切関係がなく、また意識がある間にも影響はほとんど見られないのだが、「懐いてかわいい猫なのに一緒に寝ると悪い夢を見る」などという事がある。逆の「懐いてない猫と一緒に寝ていい夢を見る」というパターンは、そのような猫が寝室で大人しく寝ていてくれることがないので検証が難しい。
でもって、モカはものすごい夢見がいい猫だった。最初、やけに寝覚めがいい夢みたなーって感じが続いて、睡眠不足なのにどうしてだろうと思ったら、枕元や首元にモカがくっついて寝ていることが続いたのだ。「暖かいからじゃないか」と思うかも知れないが、それなら夏場や春先にいい夢見ているかって話だし。まあ、現実問題、猫が暖かいのはほんとありがたい。
Posted at 2020/11/02 18:26:43 | |
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