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暇人ぶぅのブログ一覧

2018年07月28日 イイね!

目揃い会ぶっち

 ・先日の日記の通り、徹夜明けから寝てて目揃い会とか余裕でぶっちですよ、どうせ偉いさんの長話が主だから聞く価値ないんだけど、本当はよくない。後で資料と現物見てきたが、今年のはほんと色悪いな。見本ですら赤い。うちのはまだ緑が残っているので熟度があがる余地が云々言われるが、この時期に下でまだこの色なのもなんだかねぇ、まあ実際余地あるのはいいんだけど。そして鳥害が洒落にならんかんじ、肩ばかり軒並み突かれる。そして、そこの地主に今年はデラ売らないですって言ってるのに注文もらったから(その人が取引していたお客さんがいる)と言われたので、見本持っていって懸案事項である農地転用をする可能性があるなら、現在の契約が切れたら再契約しない話をする。無論、契約自体を切り替えて長期間の契約にするとか、契約中断の保証を設定するって話でもいいんだが、話の途中で人の事情にかこつけて転用をしたいしたいという欲が透けて見える話をするので終わりかなぁ。なんか新植して頑張ってるので本当にばからしいが、伐採も込みだったからなかなかそっちの補償の話はしづらい。でも、新植の許可した本人なので前の物件みたいに痴呆症でどうこうは無い。結局この話を持って来てすぐ死んでしまった世話役が頼りない人間だったという話か・・・移植をかんがえてさっさと話を終わらせた方が良さそうだな、この地域はみんなこんな奴らばっかりだったか。

 ・あとはH園に行って袋掛け、I園はタンクにちゃんと500リットルたまっていてちょっとびっくり。完全に渇水していると思ったのに、一晩でそれだけたまるんなら割と水分は豊富だったのね。またH園もより崖の際にあるので渇水してはおり、玉伸びが悪くて昨年も苦労したのだが、今年中央部分は驚くほど玉伸びが良好だった。おそらく地下水脈まで根が伸びて吸水出来ていると思われる。これ、非常に深い物だと思われているが、ちょっとした土木工事でダメになったりするし、木の根もそこまで伸びづらいので、おそらく表土堆積層の下、岩盤の上あたりなんだろう。
  ところで、上の事から潅水が全面でない場合の吸水や養分吸収も一つの知見が得られる。それは「部分的な吸水でもちゃんと養分を吸う」という事だ、一見するとそれは矛盾していて、なぜ乾燥した地中で根が養分をすえるのかと思うのだが、考えられるとしたらク溶性成分の根の吸収メカニズムだ。植物の根は新根の先端で有機酸を分泌したりしてク溶性(水じゃなく酸に溶ける成分)養分を溶かして吸い込んでいる。消化液を持ち出して取り込んでいるような物なので、おそらく水分がない場所にも根を伸ばして吸収出来るんじゃないかと思う。もちろん水分もあった方がより上手く吸い上げられるとは思うけれど。

 ・日本海軍の雷電はいろんな意味で失敗作だったが、根本においてプロペラ機における空気抵抗の低減という意味で同じ失敗をした国はないのか?あるいは、技術的な意味はなんなのかという話をば。雷電の失敗の意味は大きく2点ある。
一つ目は紡錘型胴体による空気抵抗の低減はあったのかなかったのか?そして、エンジンとプロペラを離す延長軸の設計製造のノウハウである。
  飛行機の胴体は空気抵抗や前方視界不良の原因になるので出来るだけ細い事が望ましい。そこで液冷エンジンを用いて長細くする方法が一つ、もう一つがエンジンを胴体中央部に移動して機首を細くする方法が考えられた。前者は成功例があるので解説不要で、後者は実際は空気抵抗の低減には効果が無かったとされている訳だが、実際にそれらを明文化したエリアルールが登場するのははるか後になってからの事だし、エリアルールも遷音速の話なのでプロペラ機においてどの程度当てはまるのか分からない。つまり、当時の他の国でも速い戦闘機を作ろうと思うと紡錘型の機体を設計してなかったのだろうか?と思う訳だ。だが、欧州の一線級機体は液冷が主でわざわざ紡錘型にした物が思い当たらなかった。だから同じ失敗をした機体も思いつかなかったのだが、割と近いのにベルP39エアコブラというのがあった。この機体はアリソンエンジンを積んでいるので液冷であり元から細いのではあるが、言ってみれば車のFFに相当するトラクター型エンジンに対して、ミッドシップにして重量物をセンターに集めるためエンジンを後退させている。だから紡錘型の機体になっていると言える。そもそも液冷だとペラ後流で冷却する事も考えないで良いので、搭載位置が比較的自由であり、軸の延長も割と自由だ。
  さてP39の最高速度は570km~620kmあたりみたいだ。そしてアリソンは他のアメリカの機体にも積まれているので機体比較しやすいのだが、同じ出力のアリソンを積んだP40ウォホークは560kmどまりなので、やや優速と思われる。またP51A(マスタングのアリソンエンジンタイプ)も600kmちょっとだったとある。とすると、「紡錘型は意味がない」という話は案外眉唾かも知れない。空気抵抗の削減に効果は「あった」かも知れない。
  次は技術的な問題。結局雷電がごたついたのは、このペラとエンジンを繋ぐ延長シャフトを入れる事でおきる振動問題だったのだが、書いたようにP39はちゃんと作っている。日本軍もP39とは戦っているので擄獲や撃墜機もあったろうから技術をモンキーコピーすれば良かったのにね。そして、この技術は実は案外重要なのである。というのは、後にその技術はタンデム双発(串型双発)で必要になったからだ。日本軍は震電という、言ってみればRRのプッシャー機を作ったのだが、実は推進型プロペラはレシプロの限界を超える上で前後にプロペラを持つ、4WD化という形で収束していく。この手の前後プロペラでは実用化された物としてDo335があるが、他にも日本の立川のキ94Ⅰがある。またシャフト延長でプッシャー型にした例だとアメリカにXB42ミックスマスターという色物爆撃機もある。つまり、雷電で苦労したシャフト技術自体は、その後に続く高性能化のためには必要な回り道だったと言える。まあジェットエンジンが実用化されると再び無用になるんだろうけどね。
 
 ・明日 H園袋掛け、防除するかも。書類提出とか片付けとか
Posted at 2018/07/29 00:33:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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