感謝の気持ちを込めて…
—卓球 アジア競技大会 女子シングルス銀メダル—
昨日(10/1)行われた上記大会決勝にて、早田ひな選手(世界ランク9位)が孫穎莎選手(中国 同1位)にゲームカウント1-4で敗れましたが、見事銀メダルを獲得しました。中国出身者以外の日本勢では1966年バンコク大会以来57年ぶりの快挙となりました。
特筆すべきは、準決勝で世界ランク4位の王芸迪選手を破っての価値ある銀メダル。しかも、今年5月の世界選手権で王芸迪選手を破っていますので、中国人選手に連勝したことは果てしなく大きいと思います。
この写真に写っている「澄み切った空」のような清々しい気持ちを込めて、対戦をした選手双方に拍手を送りたいと思います。また、お互いにリスペクトを持ちながら試合をする… こういうアスリートたちに敬意を表したいと思います。
尚、今回は「号外」という位置づけで急遽アップしました。
早田ひな選手シングルス銅メダル獲得
—卓球世界選手権—
5月26日の準々決勝で、早田ひな選手(世界ランキング10位)は同3位の王芸迪選手(中国)と死闘を演じて、第7ゲームを21-19で制し、4-3で勝利しました。これは日本にとっては快挙と言うべき記録なんですね。参考までに、世界選手権でメダル獲得は6年前の平野美宇選手以来となります。ただ、平野選手は銅メダル獲得までに中国選手とは当たっていません。
〖冒頭の左上及び下記写真〗北九州市にある「高塔山公園」では「あじさい」が開花しています。早田選手はここ北九州で4歳から卓球を始めました。今回の世界選手権では、早田選手の日頃の努力が一つ実を結んだように思います。
特筆すべきは、世界選手権において、日本の女子選手が中国選手に勝利しメダルを獲得したのは、1965年深津尚子(金メダル)、山中教子(銅メダル)以来の58年ぶりの快挙となるといいます。これらの記録を見ますと、世界選手権で、早田ひな選手が中国選手を破り、銅メダルを獲得したことはいかに凄いのかが理解できます。
準決勝は同1位の孫穎莎選手(中国)に1-4で敗れたとはいえ、4セット目からの早田ひな選手の攻撃は、今後の中国選手との対戦への明るい材料が見えたように思います。
王芸迪選手(中国)との死闘を演じた後のインタビューでは、いつもながら早田ひな選手の相手選手へのリスペクトを忘れないこころ優しいコメントがとても印象的でした。感動をありがとう…
written by Seikou-Udoku
卓球 — 応援する楽しさ
2024年パリ五輪シングルス代表を選考する初の卓球大会「ライオンカップ・トップ32」(3月5~6日)が行なわれ、男子は張本智和選手、女子は早田ひな選手が優勝しました(以下敬称略)。
この結果により、両選手は世界選手権&アジア選手権の出場資格取得とパリ五輪へ大きな一歩を踏み出しました(50ポイントが付与される)。
女子シングルで優勝した早田ひなにフォーカスしますと… 石川佳純との準々決勝ではフルセットの末、4-3で勝利しました(下記写真)。
準決勝では平野美宇を破った木原美悠と対戦し、4-2で勝利しました。決勝では、同じ日本生命所属の長崎美柚と対戦し、大逆転の勝利(4-3)を飾りました。いずれの試合もライブで観戦しましたが、なんと言っても決勝の試合内容が凄すぎました。0-3になった時点で早田ひなの優勝は遠ざかってしまったのか… と思った次のセットから、4セット奪い返したですから驚きでした。 持ち前の技術力とパワードライブに加えて、メンタルの強さが勝利を呼び寄せたのかもしれません。
一方、準優勝にはなりましたが、長崎美柚の健闘を讃えたいと思います。早田ひなの優勝が決まった瞬間の二人の笑顔に「フェアープレイの精神」&「 スポーツマンシップ」を見た気がしました(下記写真)。そして、試合後の長崎美柚のコメントも良く、彼女の人間性を感じられる思いやりに溢れた内容でした。
筆者が早田ひなを応援している理由は、先ず「華」があるところでしょうか。さらに、試合中の表情がとてもいい、なんと言っても笑顔があるということ。そして、相手選手に敬意をもって接している(少なくとも筆者はそう感じています)ところに人柄の良さを感じます。
応援することは素晴らしいことであるし、希望と夢を感じさせてくれます。応援することの素晴らしさに感謝です。
尚、上記の写真は、冒頭の写真を除いてネット上の写真を使わせていただきましたことを記しておきます。
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小説・映画「 風が強く吹いている」
「青春」を感じさせてくれる語感… 小説と映画がありますが、 筆者はまず小説を読みました(かなり前になります)。 初版は2006年で単行本で読みました(今は文庫版も出版されています)。
爽やかなストーリーで面白かったですね。まさに青春真っ只中の「疾走」青春小説そのものでした。 箱根駅伝がメインテーマになりますが、当時、筆者はまだ箱根駅伝そのものにそんなに関心は高くはありませんでしたが、この小説は箱根駅伝に魅力を感じさせる力がありました。 何しろ読後感がとても爽やかでしたので。
「箱根駅伝を走りたい….. そんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。「駅伝」って何? 走るってどういうことなんだ? 10人の個性あふれるメンバーが、長距離を走ること(=生きること)に夢中で突き進む。自分の限界に挑戦し、ゴールを目指して襷を繋ぐことで、仲間と繋がっていく……風を感じて、走れ! 『速く』ではなく『強く』…」(本帯より
Amazon Prime Videoでこの映画を知っていましたが、なかなか見る機会がありませんでした。 そんなつい最近、原作小説の映画版が見たくなり視聴しました。
2009年に製作・公開されていますが、主演は小出恵介、林遣都。「箱根駅伝へ出場することを夢見る寛政大学4年生の灰二(小出恵介)は、事件を起こして陸上から遠ざかっていた天才ランナーの新入生カケル(林遣都)と出会う。致命的な怪我からランナーになることを諦めかけていただった灰二が、自らが寮長を務める寮にカケルを強引に入居させ、密かに駅伝出場への計画を立て始める…」(映画の解説による)。
映画は時間の制約があるため、原作のエキスをできるだけ凝縮しなければならないという宿命がつきまとってしまいます。従って、筆者の好みから言えば小説の方が深みがあっていいかなと言うのが率直なところ。
いずれにしても、こういう青春小説の爽やかな部分は尊いことなんだと思います。
written by Seikou-Udoku
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