鉄道王「井上 勝」所縁の地を訪ねる…
2月8日付記事の中で、井上勝の伝記小説「『クロカネの道をゆく』(江上剛著 PHP文芸文庫)を取り上げました。この本を通して、日本における「鉄道」の礎を創り上げた井上勝の感動的な生涯を知ることができました(敬称略)。
そこで、井上勝の感動的な生涯を肌で感じたいと思い、井上勝所縁の地を訪れることにしました。
井上勝は天保14年(1843年)に長州藩士井上勝行の三男として、山口県萩城下に生まれています。そこで、萩における井上勝所縁のスポットを調べていくと、二つのことが判りました… その一つは、萩駅舎内にて現在「鉄道開業150周年記念特設展示」が行なわれていること、もう一つは、「鉄道の父 井上勝旧宅跡」があること。
晴天の日を選び、山口県萩を目指すことにしました。音楽を楽しみながらのロングドライブを経て、先ずは「萩駅」に到着。
これまでに萩には数回訪れていますが、萩駅は初めてです。駅前のロータリーの中央には「井上勝」の銅像が迎えてくれます。感激ですね。
駅舎には…
駅舎内には井上勝関連の展示品や萩の歴史に関する資料が多数陳列されています。改めて井上勝の凄さ・偉大さに感じ入ります。
萩駅は長閑な素晴らしい環境にあります…
ここへ来て本当に良かったと思います。
次は「井上勝旧宅跡」を目指します。車で10分程のところの閑静な住宅街にありました。
本で読んだ井上勝の生涯が蘇ってくるようです… 感動的ですね。このように本で得た感動を実行に移す… これが筆者の今の楽しみであり、歓びでもあります。
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折角萩に来たので、近隣にある「松蔭神社」に寄ることにしました。松陰神社には数年ぶりになりましょうか… 幕末から明治にかけて、当時の人々に多大の影響を与えた吉田松陰を思いながら参拝しました。
松下村塾
お参りをしますとスッキリとした気持ちになります。歴史を訪ね、散策することは、今の筆者には大切な時間となります。別の言葉で言えば、生きている歓びを感じるときであるかもしれません。
written by Seikou-Udoku
やっと桜に… 高塔山公園と小倉城
3月22日付の記事では、「成田山不動寺」を訪れましたが、桜を見ることはできなかったこと、その代わり小高い山の中腹にある「成田山不動寺」から見える景色の素晴らしさをシェアしました。
そこで、今回は市内で評判の「桜のスポット」二箇所を25日に訪れました。午前中は、当サイトではお馴染みの「高塔山公園」に行きました。
期待を上回る美しい桜を満喫できました。そうですね、お年寄りのご夫婦が目に付きました。微笑ましい光景と桜とのコラボレーションが良かったですね。
人が混み合うことなくゆっくりと散策も楽しめます。
展望台に行くと、いつもながらの素晴らしさに感激します。ただ、その日は海側が黄砂か靄がかかっており澄み切ってはいませんでしたが、幻想的な雰囲気を楽しめました。
高塔山公園は四季折々の景色を楽しませてくれます。
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午後は、小倉城に行きました。その日は三年ぶりの「桜まつり」の初日ということもあり、混雑を予想していましたが…。多くの野外店が出店しており、大混雑の様相でした。
多くの人が映る写真は撮ることはせず、なるべく人が映らないような形で桜を撮りました。
新しい発見もありました… このスポットは初めて知りました。
人混みを避けながら、桜にフォーカスし、PENTAX K-1のシャッターを押し続けました。
いかがでしたでしょうか…。時間にして40分ぐらいの間、小倉城およびその周辺で過ごし、楽しむことができました。
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映画の世界…
『クーリエ 最高機密の運び屋』(The Courier)
— Netflixで視聴 —
この映画は実話に基づいて2020年に製作されています。キューバ危機での核戦争を回避させるため奔走した男たちの葛藤と決断をスリリングに描いたスパイ・サスペンス映画で、主演はベネディクト・カンバーバッチ。
物語は…「1962年10月、アメリカとソ連の対立は頂点に達し、キューバ危機が勃発。英国人セールスマンのグレヴィル・ウィン(カンバーバッチ)は、スパイの経験など一切ないにも関わらず、CIAとMI6の依頼を受けてモスクワへと飛ぶ。そこで彼は、国に背いたGRU(ソ連軍参謀本部情報総局)の高官ペンコフスキーとの接触を重ね、機密情報を西側へと運び続けるが…」
迫力及び緊迫感もあり、たいへん良かったですね。実際に起ったキューバ危機の裏で、このような壮絶なドラマが起こっていようとは… カンバーバッチが見事に演じきっています。
written by Seikou-Udoku
季節が変わる…
日に日に暖かくなってきています。一方、花粉症に敏感な方には過ごしにくい日が続きそうです。新年になり瞬く間に3月下旬になりました。月日が経つのが本当に早く感じます
さて、今日は筆者の好きなスポットの一つであるこの場所に来ました。岸壁には船舶が停泊し、向こう岸には工場群が見えます。
ここに来ると、どういう訳かホッとするんですね。特に、読みかけの本を一時中断し、気持ちの切り換えにはもってこいのスポットといえます。
遠くには皿倉山(展望台)や若戸大橋が見えます。
好きな音楽を聴きながら車を走らせる… 筆者にとっては最高の時間になります。その日は ”MISIA” … バラードの気分だったんですね。
ハーマン・カードンのスピーカーから ”MISIA” の透き通るような歌声が流れてきます… ドライブが楽しくなります。
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PENTAX K-1
今年の1月から使い始めたフルサイズのPENTAX K-1… 三ヶ月間使ってみての感想などを述べようと思います。
ファインダーを覗いたときの広々とした視界が魅力的でしょうか…。それと機能的に配置されている操作ダイアル / ボタン、耳に優しいシャッターサウンド等々。とにかく筆者の感性にはピッタリといったところでしょうか。
カメラ自体の重さはそれなりですが…。先ずは気持ちから切り換えています。「一眼レフの特徴を生かした写真を撮るのだから…」というようなマインドを持つようにしています。慣れてくると重さはそんなには気にはならないようになってきます。なんといっても被写体にファインダーを向けたときの感覚がたまりません。
レンズ保護フィルターは常時装着しています。さらに、ND(Neutral Density)フィルターも常に携行しています。発色に影響を与えることなく、光量を減らすのがNDフィルターですので、必要に応じて使っています。
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本の世界…
『梅と水仙』植松三十里著 PHP研究所
日本初の女子留学を果たした一人で、女子英学塾(現 津田塾大学)の創設者の『津田梅子』の歴史小説を感動をもって読みました(以下敬称略)。
明治4年に岩倉使節団に随行して渡米したのはこの五人… 上田梯子(14歳)、吉松亮子(14歳)、山川捨松(11歳)、永井繁子(8歳)、津田梅子(6歳)。津田梅子は最年少の6歳だったことに驚きます。計画は10年の留学であり、10年の留学を成し遂げたのは、津田梅子、山川捨松(帰国後「大山巌」と結婚)、永井繁子の三人。
この小説では、津田梅子とその父である津田仙の生涯も合わせて描かれています。特に、伊藤博文、岩倉具視、黒田清隆、大山巌、福沢諭吉、西郷従道、森有礼等々の明治の元勲たちが登場し、津田梅子とその父との交流を通して多くの逸話などが出てきます。
津田梅子は10年の留学を終えてからさらに、明治22年に二度目の米国留学を果たします(プリンマー大学に留学)。明治の時代にあって、これだけのことを成し遂げた津田梅子には「畏敬の念」という言葉しか見つかりません。また、日本における女子教育の先駆者という言葉は、津田梅子にあると言っても過言ではないでしょう。
本小説は、津田塾大学の創設者 津田梅子とその父 津田仙の波瀾の生涯を描いた感動作品です。良い本に出会ったという歓びと、歴史を学ぶ素晴らしさをこの本は教えてくれたように思います。
奇しくも、2024年から発行される新五千円札の肖像には『津田梅子』が登場します。改めて歴史の尊さを知ることになるでしょう。
written by Seikou-Udoku
桜の名所へ…
毎年、桜の名所で有名な『成田山不動寺』(遠賀郡岡垣町)を訪れ、美しい桜を皆さんにシェアしています。
今年も桜を見ようと、3月19日に成田山不動寺を訪れました。が、事前に調べることなく車を走らせた結果、未だ桜は咲いてはいませんでした…。
折角お寺を訪れましたのでお参りをしました。
成田山不動寺の場所は山の中腹に位置しているので、玄海国定公園の名勝三里松原と響灘の織りなす絶景が見られます。
眼前にあるこれらの風景は爽やかで気持ちが最高になります。さらに、桜満開になった光景を想像しますと楽しさが倍になります。
望遠鏡で絶景を見ようと子供たちがはしゃいでいる姿は微笑ましいですね。
この道は桜が咲き誇る時期になると、また一味違った景色になります。
緑多きこの景色…
咲き誇った桜は見ることはできませんでしたが、満足感が得られる訪問となりました。
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史上最年少の『六冠王』誕生…
上記訪問と同じ日(3/19)に、将棋『棋王戦』が行なわれていました。朝9時から始まり夜に決着… 藤井聡太竜王が渡辺現棋王に勝利し、史上最年少の『六冠王』誕生です。二転三転の将棋でしたが、勝利の女神は藤井挑戦者に微笑みました。参考までに、六冠とは「竜王/王位/叡王/王将/棋聖/棋王」(順不同)となります。
残りの二冠タイトルは「名人」「王座」ですが、すでに名人戦の挑戦者には決まっており、「王座」は挑戦者決定トーナメントを勝ち抜かないといけません。何れにしても、将棋ファン及び将棋界においては、大いに盛り上がることでしょう。
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『潜水艦映画』の傑作…
潜水艦が描かれている映画で、特に印象に残っている映画を取り上げようと思います(洋画に限ります)。
『クリムゾン・タイド』(Crimson Tide)
トニー・スコット監督作品(1995年公開の映画)。原子力潜水艦アラバマの艦長ジーン・ハックマンと副長デンゼル・ワシントンが、「核ミサイル」を発射するかどうかで対立するシーンは圧巻です。筆者は公開当時劇場で観て、一気にこの映画の虜になってしまいました。それほど内容の濃い映画でした。これまで5回以上はこの映画を視聴しています。
尚、今回この記事をアップするについて、この映画をブルーレイディスクでふたたび視聴しました。映像の美しさとストーリーの面白さに改めて感激しました。素晴らしい映画は衰えのない輝きを持っているんですね。
『レッド・オクトーバーを追え!』(The Hunt for Red October)
トム・クランシーの同名小説を原作として製作された1990年公開の映画。筆者は原作を読みそして映画を鑑賞しましたが、それぞれの良さがあります。なんと言っても、ソ連原子力潜水艦艦長のショーン・コネリーの存在が光っています。更に、ご存知ジャック・ライアンが登場します(アレック・ボールドウィン)。ストーリーの秀逸さはトム・クランシーの独壇場といったところでしょう。
『K-19』(K-19 : The Widowmaker)
この映画は米ソ冷戦下の1961年7月4日、北海グリーンランド付近で起こった潜水艦の原子炉事故の実話に基づいて製作されています。艦長にはハリソン・フォード、副長にはリーアム・ニーソンが扮しています。原子炉のメルトダウンも考えられた危機的状況に対して立ち向かう艦長・副長、その危機に隣り合わせになっている中、修理に奮闘する搭乗員たちの活躍を描いています。原子力事故の怖ろしさが伝わってくる実話ならではの迫真性があります。この映画も今回ブルーレイディスクで視聴しました。忘れているシーンなどもあり、新鮮な感覚で見ることができました。
『ハンターキラー 潜航せよ』(Hunter Killer)
2019年公開された映画で、当サイトでは本紹介も含めて5回以上は取り上げています。そもそもこの映画公開を知ったときに、先ず原作の同名小説(ドン・キース&ジョージ・ウォレス共著 早川書房)を読み、そして劇場公開初日に鑑賞した経緯があります。劇場の大画面で見るこの映画は迫力満点で、原作のエキスを上手に吸い上げた迫力ある映像に驚きます。ある意味において、映画でみる『ハンターキラー 潜航せよ』は素晴らしい作品に仕上がっています。主演のジェラルド・バトラーが適役なんですね。さらに、以前も書きましたが、特殊部隊「シールズ」の活躍には目を見張るものがあります。
written by Seikou-Udoku
恐竜と動物と花と…
グリーンパーク(北九州市立響灘緑地)の中に、恐竜をテーマとしたエリア(響灘ディノパーク)が昨年オープンしました。行こうと思いながら本日になりました。
このエリアは土及び日曜日だけの営業で、当日は混雑を避けるため開園後の早い時間帯に訪れました。
まずは、広大な面積を誇るグリーンパーク内の景色を見ながら、響灘ディノパークを目指します。いつ来ても気持ちの良い環境なんですね。
入り口に到着です(ここは有料エリア)... ゆっくりと順路をたどります。
恐竜が見えてきました。近づくと恐竜が鳴き声と共に動きます… 良くできているんですね。思わず「面白い…」のひとりごと。
この表情は恐竜そのもの…
途中、撮影スポットも用意されています…
地球史の古代に実際に存在した「恐竜」… 貴重な体験になりました。
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恐竜を見た後は、動物たちを見ながら癒やされてきました。親子連れで賑わっていました。
最後は、美しい花々…
All the photos were taken through the lens of PENTAX K-1.
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本の世界…
『すべてが罠 上下』グレン・ミード著 二見文庫
目下の処、この作家の小説にのめり込んでいます。最初は「雪の狼」、その次に読んだのは「亡国のゲーム」で、いずれも上下二巻の長編小説。両作品ともダイナミックに描かれた国際政治の面白さ満載の傑作(国際諜報冒険小説)でしたが、今回取り上げるのはサスペンス。グレン・ミードはどのジャンルの小説を書いてもシャープな筆致が冴え渡っています。
「嵐の夜、ジェニファーは自宅で母親を惨殺され、弟も一生治らない重傷を負う。彼女も危うくレイプされそうになった。スイスにいたはずの父親もその夜以降行方を絶つ。 2年後、父親の死体がスイスの氷河で氷漬けになって発見されたというニュースが寄せられた。彼女は急遽スイスに飛ぶが、 それはなぜ彼女の家族が殺されたのか、長く隠されていた父の過去の暗い秘密とは何かを暴く旅だった。CIAは密かにニューヨークの警官ライアンに彼女の護衛を依頼する」(本帯より)
この作品も面白かったですね。すでに、これから読もうと思っているゲレン・ミードの複数の作品も購入しています。読みたい本があるということは楽しみがまた一つ増えたということで嬉しいことです。
written by Seikou-Udoku
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